無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

良い精子を作るために

夫は、初めて不妊センターを受診した頃から自分の食生活に気を配り始めました。

大好きだったコーヒーは絶ち(カフェインがよくないそうです)

カップ麺もやめ(私は食べてます。。。)

冷凍食品ばかりとはいえ(無添加をチョイス)昼にはお弁当を持参するようになりました。

我が家の食事当番は夫なので、全て自分でやっています。

健康な精子を作るために!とアレコレ調べてやってくれています。

頭が下がります。私なんて不摂生やめられないのに。

センターで販売しているサプリ(高額)まで飲みはじめました。

女性用のサプリもあるんですが、私には買い与えてくれません。

まあ精子重要ですからね!特に我が家の場合。

精子ができるまで3か月かかることは精索静脈瘤の手術の時に勉強済みです。

前回の採卵時にはまだ間に合いませんでしたが、次回採卵する頃には状態が改善しているといいな。

サプリ飲んで健康な精子が増えるならみんな飲みますけどね。

でもこういうことには非協力的な男性が多い中、改めて偉いなと感じました。

もちろんその行動の源には何とも言えない罪悪感があるようです。

夫のせいではないので、あまり苦しんでほしくはないのですが

痛い思いをするのはこちらなので、こちらから言わずともできることを全部やってくれるのは非常に有難いです。

早くこの努力から夫を解放してあげたい…

と言いつつ、移植ではなく2度目の採卵に踏み切りたい私。

男性の精子の状態は精神状態が大きく影響しています。

恐らく今の職場をやめない限り難しいのではないかと思います。

でも前回実家に帰ったせいか、ストレスフリーになった直後採精したものは凍結できたので

リラックスできれば良いのでは。。。

私がいる限りストレスなんでしょうか。

ちなみに夫が飲んでいるのはコエンザイムのなんかいいやつです。

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お値段6,500円?だった気がします。

高いやつなので効きそう…と私も飲みたかったのですが

「これは俺の精子のぶんだから。飲みたかったらDHC飲んで」と言われ却下されました。

私も高齢出産に差し掛かるし、サプリ必要だと思うんですけど。

夫のためにも、次回採精で良い結果出るといいなぁ。

移植か?それとも2度目の採卵か?

正直、迷ってます。

今回の採卵でできた受精卵は1個。

凍結した受精卵は生命力が強いという説明を受けていたものの、

これがダメになったら精神的ショックが大きいと思います。

と同時に、これでうまくいったとしても2度目を考えているのも事実。

将来的にもう一度顕微授精に挑むとなると、同じ痛みを味わうことに。

辛い思いはなるべく早く終わらせて、ストックを今のうちに作っておきたいという気持ちが強いです。

卵子の劣化もあるし、現在通っているセンターでは卵子のみの凍結は認めていないので、

少しでも若いうちに採卵しておきたいのです。

が、妊娠・出産は年齢が若いほうが良いのも事実

年齢を重ねれば重ねるだけリスクは高くなり、流産の危険も増えます。

どうするべきか…

 

私の希望としては、今回の受精卵は凍結したまま移植せず

2回目の採卵に挑みたいです。

しかし費用の問題が…

私達の住んでいる地域では、不妊治療の補助費が初回は30万円まで出ます。

(夫・15万円、妻・15万円で合計30万円)

2回目以降は補助がガクッと下がり、不妊治療の補助費は3回までと決まりがあります。

今回の治療で凍結代や処方された薬なども含めると、35万円ほどかかっています。

次回も同じだけかかると…ゾッとする金額に。

しかも夫はその前に精索静脈瘤の手術をしているので、さらにゾッとなります。

とにかく、その補助金は申請しない限り交付されません。

(精索静脈瘤の手術は不妊治療に該当しないため交付されません。

どうせ上限あるから何に使っても一緒なんですけどね。軽く上限超えますし)

しかも申請しても交付されるまでには少し時間がかかります。

このまま移植して、うまくいってもダメでも次回1から治療をやり直すのが金銭的にもベストなのかもしれません。

でもあの採卵の痛みや体へのダメージを考えると、早く終わらせたい気持ちが募ります。

夫に言うと「交付されない限り治療費の工面は難しい」と言われました。

へそくりを出せばなんとか…とも言っていましたが(笑)

 

とりあえず痔の治療をしつつ、次回(12日目付近)受診した際先生と相談してみたらどうかと夫は言います。

痔の治療はしますが、果たしてあのセンターの医師が相談という項目に対応しているかどうか。

実際、私たちが通うセンターでは担当医というものはついていません。

時間に余裕がある方ならば希望する医師の時間に受診しているかもしれませんが、

基本的に仕事をしながら治療している方が多いので、そうなると空いている医師に診てもらうケースが多いです。

実際私は全て空いている医師に診てもらいました。

おかげでハズレの医師もわかりましたが。。。

つまり、基本的には医師が診断結果を基に治療を決めていくので、

こちらが質問しない限りそのプラン通りに事務的に治療が進むだけです。

特に不満があるわけではないのですが、相談しても乗ってくれるのかどうか。

どちらかと言えば「患者さんの決めた希望に沿って治療します」という手法なので

「相談しながら決めていきましょう」という感じではありません。

しょせん治療なんてこちらが決めるべきことなので、

先生に相談したところで結局決めなきゃいけないのは自分たちなんですけど

わかってるんですけどね。

でもやっぱり治療には不安がつきものなんですよね。。。

よく他の方のブログで「現在の医師と相性が良くないので病院を変えた」という類の言葉が出てくると

えー先生と相談してるんだ!てかできるんだ!と驚いていました。

 

とりあえず、次回話すだけ話してみよう。

お尻の治療に時間がかかればどうせ移植は延びるんだし。

移植!…の前に痔の治療。。。

前回受診時「移植スケジュールを決めるので、生理12日目くらいに来てください」

と言われていましたが、正直このまま移植に進もうとは思っていません。

まず、痔を治してから。。。

そして、胃も心配なので消化器科を受診しようと思っています。

これを色々すると、一体いつ移植可能になるんでしょうか。

年齢もそろそろ35を迎えるし、やらないといけないことが山積みなイメージです。

 

とりあえず移植は置いといて、痔の治療へ…

不妊治療からは少し外れますが、通常妊娠だと痔を抱えたまま出産に挑まなければならないので

そういった意味では自分のタイミングで妊娠(移植)を決められるのはある意味ラッキーかもしれません。

これって不妊治療の数少ないメリットですよね?

 

 

よって、ここから先は痔のお話です。。。

 

 

 

11/15(火)肛門科を受診すると、出口近くの神経が通っている部分は切れ痔があるだけで特に問題はないとのこと。

触診の後カメラみたいなのを入れ、先生があれこれ言っていましたが

こちらからは画像が見えないので(見えたところでグロくて無理かも…)わからないんですが。

診察の後先生と話をした際、内痔にすごく大きいのが3つあると言われました。

絵を描いてもらいましたがとても大きいそうです。

恐らくこれが採卵後ガーゼを入れた際入り口(神経が通っているところ)まで降りて激痛になったんではないかと。

今回受診した病院は「痔を切らない」治療で有名なところで、

HPを見ると注射器みたいなので内痔を吸う治療法が紹介されていました。

てっきり私もこれでチョチョイッと治るのかと思いましたが、どうやら違うようで

この大きな痔にゴムみたいな輪っかをかけて、血管を腐らせて壊死(?)させる方法を取るそうです。

痔のところをしばると血流が止まり、それがポロッと取れるんだそう。

(こんな説明で合ってるか分からないんですが…こんな感じだったと思います)

輪っかをかけて2、3日で便として排出されるそうです!

なんて画期的な方法!

痔が大きすぎで便が細くなっているはずとも言われました。

気付かなかった!!

まず一つやってみて、その後残りもやってしまいましょう、という説明でした。

これで妊娠に向けて一歩進んだ!

まずは治療に向けて内部をキレイにしましょう、とお薬をもらってこの日は終了。

来週でも再来週でもいいですよ、とのこと。

翌週行こうかな、とウキウキ計画中

とりあえずこの3つの大痔を始末してから移植に進もうと思います。

年内には治るかな♪

腹痛、のち生理痛。結局止まらない腹痛

11/9 採卵9日目

腹痛変わらず。いつになったら治まるのか?

前日先生から「あと2、3日がピーク」と言われたせいで、これより痛くなるのか?

と頭の中は腹痛に対する想いでいっぱいです。

動けないほどではないので日々痛みに耐え、生理が来るのをひたすら待つのみです。

 

11/10 採卵10日目

昨日よりはマシになったような…

生理痛のような痛みは相変わらずで、なんだか下腹部が筋肉痛のような気もします。

お腹痛い痛いと、無意識にグッと力を入れていたのか???

胃痛はだいぶマシになってきました。

病院で処方された胃薬を飲んでいるせいかもしれません。

生理が来るまで、生理が来るまで。。。いつ生理来るの?

 

11/11 採卵11日目

正直日記を書くまで忘れていましたが、実はこの日には全く腹痛がなくなっていました。

本当にきれいサッパリ

今考えてみて、あらそういえばと思ったほど腹痛持ちだったことを忘れていた日でした。

この日は金曜だったこともあり、仕事終わりに美容院へ行って美容師さんとたっぷりお話してきました。

不妊治療していることは美容師さんにも言っていないので、

そういえば最近胃が痛くて~という話だけしたような気がします。

その美容師さんのお仕事仲間で30代の男性が同じように胃痛で苦しんでいて、

市販の胃薬を飲んで治ったという話をしていました。

しかしその話には続きがあり、実は胃がんだったとのこと。

最初は薬を飲んで治まるので誰も(特に若いと)検査に行かず

薬が効かなくなった頃はもう手遅れだったとか

そのお仲間がどうなったか結果は聞いていませんが、治療をしていたという話はしていました。

…ちょっとゾッとしました。

とりあえずお尻の治療を先にして、その後消化器科を受診しようと思った瞬間でした。

 

11/12 採卵12日目

夜中に生理が来ました。

採卵後は生理が早いという先生の言葉を思い出し、

計算してみると確かに前回から24日でした。

普通の人なら少し早い、くらいなんでしょうか?

私は30~35日周期なのでだいぶ早く来た気がします。

この日は前回から延び延びなっていた奈良観光の日でした。

通常生理2日目か1日目後半くらいから徐々に生理痛がくるタイプなのですが

今回は早々に1日目前半からかなりキツイ生理痛に見舞われました。

でも奈良には絶対行きたい!!ロキソニンを飲んで観光へ出発しました。

排卵(今回の場合は採卵。つまり卵)が多かったせいか出血が多くて…

初日の量とは思えないほど大量でした。

これが人工的に卵を増やした結果なんでしょうか。

おかげで生理痛もいつもの1.5倍くらい。しんどかった!

採卵後の腹痛が和らいだのも束の間、やはり激痛の生理痛に襲われ

あと3日くらい腹痛が続きそうです。

不妊治療っていっぱい弊害があるんですね。。。

あと何回こんなこと経験するんだろう。

OHSSの恐怖

11/3 採卵3日目

祝日なのでお休みでよかった。ずっと横になっていました。

とにかくお腹が張って痛いのもありますが、この日から胃痛がひどくて。

食べなくても少し痛い、食べると激痛で、さらに右下あたりのお腹が痛くて体を曲げていられない程です。

ご飯を食べると激痛になるので、食べた後は体をまっすぐ(若しくは反らせる形)にした状態でソファで伸びていました。

ネットで調べると、「採卵 胃痛」と結構あったので、採卵の後って胃痛が普通なのかな?

しかし右下腹部が痛いのが気になり、夫に盲腸かもと告げると

「盲腸だったらお前はもう死んでいる」とケンシロウのように言われ、それもそうだと納得

明日仕事できるかなーと思いながら、便秘で内臓が押されてるのかな?とも考えながら就寝

 

11/4 採卵4日目

相変わらずお腹はパンパンで何をしても痛い。とにかく胃がずっと痛い。

あまりの痛さにデスクに常備しているバファリンを飲みました。

が、胃痛には効かないようで。むしろ鎮痛剤って胃に悪かった気がする…というくらい改善なしでした。

この日もちょこちょこ会社のソファで横になり、を繰り返してようやく業務終了。

同僚に胃痛が…と言うと「若いと胃ガンの可能性もあるみたいだし、病院行ったほうがいいんじゃない?」と

会社の人には不妊治療について伝えていないので、明日も痛ければ病院に行こうと思いました。

 

11/5 採卵5日目。お腹が痛くて目が覚めるほどです。しんどい。

お昼前にセンターに行こうと決意。

ふと、便秘の可能性も捨てきれず「爽快乳糖」を飲むことにしました。

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かつて友人が妊娠中これにだいぶ助けられたそうで、要は下剤ではなく乳酸菌飲料なんですね。

なので妊婦さんも授乳中の人でも飲んで害がなく、薬と違って耐性がつきにくいそうです。

友人は授乳卒業した後もコレが手放せない、と定期的に使用しているとのこと。

私は一度使った後激しい腹痛に見舞われ(お腹が痛くなりにくいと聞いたのですが)

確かにスッキリ出ますが、その後再び便秘生活に戻ってしまったので緊急の時以外は使わないようにしていました。

しかし今まさに緊急の時。一週間ほど出てないので、恐らく腸からの圧迫もあるのだろうと考えました。

牛乳に溶かして飲む粉末タイプで、味は色々ありますが私はヨーグルト味を箱買いしています。

状況にもよりますが私はこれを飲んで大体3~4時間ほどでお腹が痛くなります。

その後はスルッと出るのではなく、完全に下痢です。

でもこのお腹の痛みが解消されるならば!と耐えました。

出たらちょっと腹痛がマシになったような。

とりあえずその日は受診するのを控えました。

翌日は日曜日なのでセンターがお休みなのですが、

とりあえず週末は横になればなんとかなるので、この週末で治らないかなーとも期待していました。

張りは少しマシになったような気もしますが、胃痛は変わらず。

夕食の後はやっぱり悶え苦しんでいました。

 

11/6 採卵6日目

なんだか下腹部全体が痛いです。生理痛のような痛み

ずっと胃も痛いし、食事をすると右下(ここは卵巣では?)もとても痛い。

11/8に受診予約がありますが、翌日も動けないほど痛ければ早めに受診しようと誓いました。

 

11/7 採卵7日目

胃痛のピークです。生理痛と胃痛の激しいのが一緒に来た感じ。

胃薬を持っていたので(市販のセルベール)もしかすると胃腸の動きが悪くなっていることから起こる胃痛かと思い、毎食後飲んでいました。

いよいよ同僚に「それ飲んでもダメなら絶対病院だよ!」と言われながら。

それでも採卵翌日ほどの耐えられない痛みではなかったので、なんとか仕事をこなし

ただ座っているとお腹が圧迫されるので、デスクワークには厳しい状況です。

その日は昼食も取らず、休憩室で横になっていました。

セルベールで若干良くなった気もするし、歩けることは歩けるので病院は先延ばしに。

今日の夕食はうどんにしようと思って帰宅。

しかし立っているとお腹がキツイので横になっていました。

するといつの間にか眠っていたようで、ご飯だよーと夫に起こされて初めて目が覚めました。

その日の夕食はあろうことかパスタ。しかもペペロンチーノ…地獄です。

これ大丈夫かな?と言いながら食事

胃痛なのに食欲だけは一人前にあるのが悲しいところです。

おいしく頂きました。が、やはり激痛に見舞われました。

どうせ明日受診日だし…もう仕事帰りでいいや。とセルベールを飲んで就寝

 

11/8 採卵8日目、採卵後初の受診日

この日は受精卵の状態確認でセンターへ電話するよう言われていたので連絡

受精卵1個が無事5日目まで育ち、凍結されたとのこと。

よかったー!!この1個がダメだったら希望は絶たれていました。

以前培養士さんの説明で「凍結できた受精卵は生命力が強い傾向があります。

これは凍結できたので強いということではなく、凍結できるほど強い受精卵だということです」

と言われていたので、移植もうまく行くんではないかと一気にルンルンになりました。

その際体調について再度確認があったため胃痛がひどいことと、卵巣に当たる部分がとても痛いことを告げました。

受診します?と聞かれたたため、今日がもともと受診日なのでと告げて終話。

その後なんとか仕事を終えてセンターへ。

ネットで色々調べると、やはりOHSSの影響で腹水が溜まったりするそうで。

あまりに腫れが酷ければ内診の時に先生がわかるだろう、と説明なしで内診。

今日の先生はあろうことかあのテキパキ女医でした。失敗した

「右の卵巣腫れてますねー。ちょっと腹水もあるかな」との言葉

てっきり何か処置されるのかと思ったら、これが普通ですとの冷たい一言。

こんな痛みが普通だったんだ…みんなこんな痛みに耐えてるの?

しかも「あと2~3日がお腹の痛みピークです。それを過ぎれば治まります」と

そんなに長く続くの?この腹痛10日くらい続くわけ?

やっぱり人工的に卵を育てるって、こんな弊害があるんだ。。。

あまりにも私が痛い痛いと繰り返すと、「念のため血液の濃さを確認しましょうか」と

え…それって。。。

採血です。再度採血。また血を抜かれました。

もう慣れましたけどね(痛みには慣れないけど)。ここに来たら血を抜かれると思っておけばいいんですよね←ヤケクソ

血液検査の結果は15分ほどで出るので、と中待合で再び待機

濃度を調べるって?血の濃度が濃かったらどうなるんだろう?

10分強で早々に呼ばれ、再度診察室へ。

濃度に問題はなかったので、大丈夫です。と

あと2~3日もしたら痛みも治まるし、そのころ生理が始まりますから。と説明

え、もう生理来るの?と思ったら、採卵後は生理が来るのが早いらしく。

通常採卵から10日前後で生理がきて、

私のように卵巣が腫れている場合はその生理を待って、移植する日スケジュールを決めていくそうです。

生理開始12日目くらいに受診してください。スケジュールを決めましょう。と言われました。

早い人だと採卵翌日や翌々日に生理がくる人もいるそうです。すごい

胃がすごく痛くて、食後さらに痛くなって背中を丸めていられないと告げると

「一応胃薬出しておきましょうか。もし心配なら胃の検査しておかれたらどうですか?

いいことですよー妊娠前に身体の検査しておくってことはね」ととってもコワイ作り笑顔で言われました。

さらに「若い方だと胃ガンの心配もありますからね」とサラッと言われてもっと恐怖

先生が言うには食後卵巣あたりが痛くなるのは胃が膨らんで臓器が押され、腫れた卵巣を圧迫するため痛くなるんだろうと。

卵巣・子宮に異常はないのであとは胃の問題じゃないですか?と

ついでに先生に痔が悪化したのでそれを治してから次の段階に進みたい、と言うと

「どこか通ってる病院あります?もしまだなら、隣の産婦人科にも3人ほど先生いますので

受け付けで聞いてみてください」

とすごく怖い作り笑顔でニッコリ営業をされ、この女医に対しての不信感MAXでした。

お尻の治療するなら、名医のところでしたいし!!

結局その日は胃薬だけ処方。

この日胚の凍結代金も一緒に支払わないといけなかったのですが、

凍結の技術料+保管料+ストロー代金

このストローを何本使うかで金額が変わってくるのですが、

我々は1個だけ受精卵になったので合計25,000円ほどでした。

ストローに何個乗るのかわかりませんが、多くできれば2本使う方もいらっしゃるそうで。

そしたらもう1本を次回の移植に、なんてこともできるんでしょうか。

ストックがあるのは羨ましいですね。。。

 

帰宅途中ふと思ったのですが、要はこのお腹の痛みは生理がくれば治まると。

確かに先生にもらった「OHSSとは」という紙にも「月経が来ると治ります」とありました。

卵子が増えるとエストロゲンが大量に分泌され、腫れや腹水がひどくなり

それによって血管内の血液が凝縮されて血栓が起こりやすい状態になるそうです。

だから血液検査をしたんですね…

でも待って。生理がくれば治まるけれども、その次には新たな痛み(生理痛)が起こるということで…

しばらく腹痛には悩まされそうです。

卵巣に異常なしということが分かったので早くお尻の病院行かなきゃ。。。

受精卵はいくつできた?

11/2 採卵日翌日

相変わらずお腹の張りは昨日よりも強くなっていて、仕事中でもとにかく痛い

よく生理前にお腹が張って胸も張って痛くなるんですが

それが3倍くらいの痛みです。

便秘の時にお腹が張って痛い感じにも似ており、でも右下あたりが特に痛い。

便秘の痛みだとガスが出れば若干マシになりますが、それでも改善しない痛み。

(実際この時点で3日お通じがありません。でも便秘症の私にはこれが普通)

そしてなんだか胃も痛くなってきました。

受精卵の確認のためセンターへ電話。

10:50に電話するよう細かい指示があり、なんとか仕事を抜け出して連絡。

「今回卵子を14個採取しましたが、未熟な卵子もあり利用できる卵子は8個でした

精子と顕微授精で受精を試みたところ、結果として1つのみ受精卵が確認できました」

という言葉にすごくショックを受けました。

あれだけ卵を採っておいて受精卵が1つ…ショックすぎてちょっと声が出なかったです。

それよりも、未熟な卵子が6個もあるなんて。じゃあなんで採取したんだと言いたかった。

あの激痛に耐えた時間を返してほしい。

つまりは最後の6回分の激痛は無駄だったのでは?

先生採る時にサイズわかるでしょうよ!と

(採卵の基準がよくわかりません。とりあえず卵巣にある卵は全部取っておかないといけないのでしょうか?)

結果として1個受精卵確認、1個未受精だが反応あり、残る6個は受精反応なしということでした。

ここでどうしても気になったことを聞いてみました。

「受精しなかったということは、卵側に問題があったということでしょうか?」

卵子は採取してみないとその状況が分からないと、今まで何度も説明をされてきました。

血液検査の数値として結果がよくても、実際取り出してみないと弱い卵というのはあるそうです。

そうなってくると不妊の原因は夫だけにあるとも言えず。

しかし「受精したぶんに関してはどちらとも言えないのでハッキリしたことはわかりませんが

今回のケースにおいてはやはり精子に奇形があったり動いていないものが多く見られましたので、

卵が要因というよりは精子の要因のほうが大きいと思います」と培養士さん。

卵の状態に関しては、見る限り弱いということもなかったそうです。

やはり精子か…

ここで無精子症という症状の重さを改めて実感しました。

人の手で選別してもなお健康な精子が数匹しかおらず、生命力も弱いということか…

こちらのセンターでは5日目まで培養を進めていって、

5日目の成長まで届いたところで受精卵凍結という決まりがあるため、1週間後に結果をまた電話で確認するよう指示がありました。

他の方の不妊治療ブログを確認していると、何日目で〇個順調です、と経過を教えてもらうところもあるそうで

そうやって考えると一週間もしないうちにダメになる受精卵もあると思うので、

そういった過程を教えてもらえればこちらの心理的負担も少なくて済むんですけどね。

しかも我々には1つ(と希望の少ないもう1つ)しか受精卵がないわけですし

これがダメだったことを考えると、今までの苦労に対するショックがちょっと大きすぎます。

最後に私の健康状態の確認がありました。

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)の心配があるためです。

とにかくお腹が張って、痛くてたまらないことを申告しました。

 

実は採卵日当日、あまりにもお腹が張って痛すぎたので(本当に歩けないほどでした。お尻もあるけど)

培養士さんに卵子採取数の説明を受けた後、それを訴えると

「じゃあこの後先生に診察してもらいましょう」と内診をしてもらっていました。

その際は別の男性医師だったのですが、右のほうの卵巣はやっぱりちょっと腫れてますねーと言っただけ。

痛くて動けないんです、と訴えましたが冷たく一言

「ま、こんなもんです。2、3日様子を見て痛いようだったらまた来てください」

こんなに痛いのに?みんなこんな痛くないの?と不思議に思いながら、採卵日当日だからかなーと前日は我慢していました

でも今日になっても改善せず、お腹の痛みは増すばかり。

 

培養士さんに申告すると「昨日内診されたんですよね?先生は何と言ってましたか?」

と聞かれたため、言われた通り答えました。

結果、昨日の今日なのでもう少し様子を見て欲しいということと、

どうしても痛ければ土曜日(11/5)に来てください。とのこと

そんなに耐えるの?今もうピークなのに!

仕方ないので少し様子を見ることにしました。

が、痛み止めを飲んでも良いものかわからず。

結局その日は度々休憩室のソファで7、8分横になって仕事に戻る。を繰り返していました。

採卵の度にこのお腹の痛みが続いたら、もう二度と不妊治療に挑めなくなるかも…

と危惧するほどの痛みです。

まあ私はこの痛み以外にお尻の痛みも恐怖だし、麻酔の恐怖もあるんですが。。。

とりあえず11/3は祝日で仕事がお休みということが幸いでした。

今回の採卵日は日程的にラッキーだったのかもしれません。

翌日以降このお腹の痛みはどうなることか…

そして受精卵は無事育ってくれるのか。心配が尽きません

ついに採卵日(後半戦) 激痛!!

トイレからやっとの思いで戻ると間を空けずに

「じゃあ行きましょうか」と呼ばれ、すぐさま採卵室へ

内心ヒイヒイ言いながら点滴の台を押していると

「じゃあ両手で術衣を腰まで上げて台の上に乗ってください」と言われ

え!!針刺さってるのに両手でなんてムリムリ!と

右手で裾をたくし上げる。

すると「両手!両手よ!」とキビキビした看護師さんに言われ恐怖を感じる

無理だって!針刺さった腕曲げれないでしょうよ!

と看護師さんの言葉は無視して根性でたくし上げた。

腰をはこの位置より上に乗ってくださいね、と縦長に丸められたタオルを目印に移動

すると頭が完全に下がっている

この格好でいいの?頭下がってますよ?こんな状態でいいの?と少し下にずれると

「はい、腰は上ですよー頭も上で台から出してください」

頭に血がのぼるのでは…

 

実は私事ですが、回転恐怖症なんです。

ぐるぐる目がまわるとパニックに陥る、ややパニック障害を患っています。

普段の生活ではなんてことないんですが、階段や立体駐車場などは利用できません。

(螺旋を描いて上下するため)

ここ2年ほどで「良性発作性頭位めまい症」を2回患い、このパニックが少しの傾きで出る傾向にあります。

なので頭部の位置を水平に保つことが重要なんですが、この体制では頭ががっつり下がってしまっています。

これは大変ともはやパニック寸前。

なんとかパニックを抑えるよう落ち着こうとドキドキしていると

採卵担当の男性医師が「お薬の影響で卵巣がだいぶ腫れてますので、

今回は採卵のみで、卵子は凍結にまわしますね。いいですね」

と確認にやってきます。よく覚えてませんが、多分上記のようなことを言っていたと思います。

この状態で、そんな説明ほとんど頭に入ってきません。

台に乗る前に言ってくれと思いました。

「じゃあまず膣内洗浄していきまーす。器械入りますからねー」と言われ、覚悟

この器具…そこそこ痛いんですよね。内部に入るんで気持ち悪いし

うう…と思いながら(頭位も気になるし)耐えていました。

すると看護師さんが「じゃあ麻酔入れていきますねー」

部分麻酔と聞いていたので、てっきり膣周辺に注射で麻酔を打つのかと思いきや

思いっきり血管から入れるんですね?初めて知りました。

え…血管からということは…ドキドキが収まらないまま考えていると

「はいじゃあゆっくり深呼吸してくださーい」

落ち着こう、落ち着こうとなんとか大きく息を吸い込んでみます。

すると、吸い込んだとたん麻酔がまわってきて、目が回ってきました。

これは恐怖です。恐怖以外の何物でもありません。

看護師さんの声が遠くなるくらい効いてきたんですが、それと共に襲う激しいめまい

パニックになりそうでした。少しなっていたかもしれません。

目が回ることの恐怖で呼吸が浅くなり、せめて頭の位置を水平にしてくれー!と思うものの

既に声は出ず、ただただ回転の恐怖に耐えるだけ。

呼吸が浅いとパニックが増すことは分かっていたのですが、とにかく怖くて息が吸えないんです。

すると看護師さんが「息は大ーきくゆっくり吸ってくださーい」と追い打ちをかけます

無理です。もうこっちはパニックです。しかも声も出ません。

頭を少し動かそうとすると、動かないでくださいねーと抑えつけられました。

恐怖です。採卵ってば恐怖です。

浅い呼吸を繰り返し、ボロボロの状態で採卵スタート

最初はパニックのほうが勝ってよくわからなかったんですが

だんだん先生が採卵する度に走る激痛…

なにこれ!採卵ってめちゃくちゃ痛い!ちっともチクッとレベルじゃない!!

と叫びたいくらい痛かったです。

9個卵が確認できると言われていたので、あと5回以上はこの痛みが続くわけです。

無理…耐えられない!!3重苦!(めまい・パニック・激痛)

採る度にどんどん痛みが増します。採卵の仕組みがわからないのですが

先生が「ここもあるなー」とか言いながら器具を入れる度に、ある程度覚悟をします

でもその覚悟を上回る激痛!とにかく激痛!激痛という言葉以外ないほどの激痛!

最後のほうは痛すぎて「まだ採るの?」とか思いながら

先生が卵を採っていくたびに少し呻きながら(痛みのあまり)体が動きました。

すると2回目に動いた際看護師さんが私の肩を抑えつけにきます。

拷問です。採卵ってば拷問!!

目眩はするし、パニックで呼吸は浅いし、体の中を何かで削られるような痛みもあるし

わーっと叫びたかったです。発狂しそうでした。

ようやく採卵が終わり、先生が最後の処理をしています。

何か説明していましたが体力を消耗しすぎて覚えてません。

そこで止血のために膣内にガーゼを入れていくんですが

そのガーゼを入れている時にお尻に走る激痛

 

さらに私事ですが、痔主です。

内部の痔の痛みは年に2、3回あるかないかなんですが、

その痛みの際にはどんなポーズでもとにかく痛いほど、座ることも立つことも、体制を変えることもできないほどです

どんな時にこのお尻の激痛が起こるのか統計を取ったことはないのですが…

 

そのお尻の激痛が、今人工的に発生しています。

恐らくガーゼを詰められたことによる、内痔と呼ばれるものが神経の域まで下がったことによる痛みのようで

(上記は後日肛門科を受診した際に説明してもらいました)

一気に4重苦になりました。

ガーゼの処置が終わり、「じゃあ起きてくださーい。お部屋まで戻りますよ」と促される

起きた途端お尻に走る激痛。もう何をしても痛いから台から降りることもできません。

もう無理。これはストレッチャーで私を運んでくれー!とぐったりしていると

「はいはい立ち上がって。歩けますよね?ほらしっかり点滴台持って」

と鬼軍曹のように言われました。

私の控室が一番近いせい?ストレッチャーもあるって言ってたのに!!

何もかも説明と違います。ボロボロで。お尻の痛みとめまいの恐怖のせいで

点滴の痛みや、針が刺さっていることをすっかり忘れていました。

気づけば左手を可能な限り曲げて点滴台を押していました。

歩くだけで激痛が走るお尻。めまいでフラフラの頭、パニックで廃人のようにボロボロな私に対して

着いてくれたのは看護師さん一人。あんたらこっちの身になってみろよと叫びたかったです。

歩ける?歩けるわよね。ほらちゃんと立って。等の冷たい言葉を浴びせられながら(多分)

すごく遠く感じた自分の控室まで戻ってきました。

お尻が痛いのと、麻酔が効いた状態で頭を動かすとさらなるパニックが起きそうだったので

できれば座っていたかったのですが

体力のほうが限界でベッドになだれ込むように横になりました。

それだけで体力的には精一杯。このタイミングで一番の苦痛はお尻でした。

なのでもう1mmも移動できない状態だったのですが

「はい、もう少し奥に行ってー」と鬼軍曹のしごきは止まりません。

もう無理…と少しずつ奥に移動しましたが力尽き、

そこでやっと看護師さんに「大丈夫?」と確認されました。

やっとの思いで言葉に出たのが「めまいが…」の一言

あら気持ち悪い?吐きそう?と矢継ぎ早に聞かれますが、説明する気力もなく

頭を起こした状態に私を座らせて欲しかったのですが

「麻酔がさめるまで横になって安静にしていてくださいね」の無慈悲な一言

あまりにも髪もぐちゃぐちゃな状態で人形のように横たわる私に異常を感じたのか

「まだめまいします?何か持病があるんですか?」と聞かれ

ようやく「回転恐怖症で、めまいが起こるとパニックになるんです」と説明できました。

頭を下げたところから始まって…と言うと

「頭はね、呼吸を確保するために下げておかなきゃいけないのよ」と鬼軍曹

その状態で麻酔が入って、麻酔が効き始めた瞬間にめまいが…

そこまで言ったところで、看護師さんがちょっと待っててね。とティッシュを持ってきてくれました。

気付かなかったのですが、涙を流していました。

パニックのおかげで感情のコントロールができないようです。

少し落ち着いたので自分の症状について説明し、

麻酔が初めてだったのもあるので恐怖でめまいが悪化したのかも。と話しました

安静にね。と看護師さんが去った後、どうにか体制を立て直そうとしてみましたが

お尻の激痛がそれを許しません

声にならない声が何度も出るだけで、まったく姿勢を変えられませんでした。

打ち捨てられた人形のような体制のまま横たわっていると、別の看護師さんが様子を見にやってきました。

また何か持病があるのかと聞かれたためめまい症について説明。

麻酔が~と話すと「麻酔は効き方が人によるからね~

一瞬で眠っちゃう人もいれば、フワフワした感じが続く人もいるし」と言われました。

じゃあ私は麻酔をすると毎回目が回るのか?コワイ…手術とかしたくない…

さすがに話しながらこの体制はよろしくないな、と姿勢を変えようとしましたがやっぱり激痛

看護師さんが去ってから、ようやく覚悟を決めてエイヤッと向きを変えて仰向けになりました。

お尻はもれなく激痛です。もう二度と動きたくないほどの痛みです。

このままゆっくりしていよう…と思ったのも束の間

だんだん気分が悪くなってきました。

と、どんどん吐き気が増してきて、死んじゃうかも!ナニコレ!と新たな恐怖に

再度さっきの看護師さんがやってきて「吐き気とかないですかー?」と聞いてきたので

「すごく気分が悪くてムカムカします」と申告

吐きそうなくらい?吐きます?と言われたけど

お尻が痛いので動けない…「吐きそうな気分の悪さなんですが、吐くのもしんどい感じです」

(吐くのも体力使うし、気分悪い時にはあまり動きたくない。お尻もあるし)

とりあえず、そのまま横になっているしかありませんでした。

どうしても吐きたい時は横のトレイ使ってね、と

本当に気持ちが悪くて気を失いそうでした。失神しちゃえばいっそ楽だったのに

どうやら点滴で入れている薬の副作用で気分悪くなる人がいるみたいです(私)

他の人はとても静かに終わりの時を待っていたのに、

多分こんなに騒いだのは私だけだと思います。

他の控室の静かなこと…採卵の前に聞いた別室女性の弱々しい声も、ここまではなかったと思います。

 

しばらくすると看護師さんがやって来て「気分どうですか?まだ吐き気しますか?」

さっきよりはマシになったので「だいぶラクです」と答え

「じゃあそろそろガーゼ取りに行きましょうか」と運動を強いられました。

お尻がこんな状態で…動けない!でもガーゼ取らないと帰れない!

やっとの思いで立ち上がり、トイレまで

「ガーゼだいぶ長いのが入ってますので、ゆっくり抜いてくださいね

勢いよく抜くとまた出血したり、ショックで〇〇になったりするから」

(何と言っていたか忘れました。なんか怖いこと言ってた記憶があります)

ゆっくりゆっくり点滴台を押しながらトイレへ。

中腰でそろそろガーゼを抜いていくと、途中で激痛が!

たぶん痔が神経のとこまで降りてきてる部分に当たってしまっているんだと思います。

それのせいで痛すぎてガーゼが抜けない!

でもガーゼはだいぶ長いと聞いていたのに、まだハチマキの長さほども抜けていません。

ちょっと引っ張っても痛い!と激痛

あまりの痛みにさすがに声が出ました。痛い!いててて!

でも抜かないことにはこの個室から脱出できないので、

本当に涙を流しながら(ダメって言われたけど)一気に引き抜きました。

と思ったらすんごいガーゼが長くて引っ張っても引っ張っても全部とれません。

どんだけ詰めるんじゃーーーーー!!と引っ張っていくと、ようやく終着点へ

ガーゼには鮮血が着いていました。生理の血とは明らかに違います。

外で待っていた看護師さんに「大丈夫でした?」と聞かれ(多分痛い痛いが聞こえていた様子)

はい、と答えるしかない試合後。

血の状態を聞かれましたが初めてなのでよくわからず。いっぱいついてました、と答えると

ガーゼが真っ赤に染まるくらい?と聞かれ、そんなにはないです。と

ガーゼについてるくらいだったら大丈夫だそうです。

どのくらいか不明ですが、染まらなければオッケーと。

その後ナプキンをして、点滴が終わったら終了ですとも説明がありました。

点滴はまだ少し時間がありそうでしたが、さすがに横になる体力はなく

これから立ち上がり、着替えて帰ることを思えばと座ることを選びました。

正直まだ吐き気があったしぼんやりしていたので横になりたかったのですが

お尻がそれを許しませんでした。。。

 

点滴がようやく終わり、そのころには吐き気も収まり

フラフラもだいぶマシになっていました。

着替えてから培養士さんの説明があるので、そのままお待ちくださいと言われ待っていると

カルテ片手に培養士さん登場。

体調の確認のあと、今回採卵で14個取れたと説明がありました。

そんなにあったの!ていうか、そんな回数痛みに耐えたんだ私…

「先生からも説明あったと思いますが、今回初めてということで卵巣がだいぶ腫れていますので

採卵した卵は凍結にまわして、次回以降移植となります。

あと今回精子を持って来ていただいたんですが、動いている精子はいましたが

数が少なかったので凍結していた精子も使わせて頂きますね」と説明が

凍結しといてよかったーと思った瞬間でした。

だってこれだけ痛い思いしたのに、精子が少なくて…と言われたら泣くに泣けない。

その他諸々説明があり、翌日受精卵の確認のためにお電話ください。と培養士さんとの話は終了

その後階下でお支払い…

受精卵を凍結できた際は+で支払いが生じるため、この日支払ったのは

注射+内診+血液検査等+採卵で、合計26万円強でした。

次回1週間後に内診があるので、その際に受精卵凍結できた分の支払いがあります。と説明がありました。

私はめまいの後遺症と気分の悪さがあったため、センターを後にしたのは15:30頃でした

5時間もいたんだ…

 

正直、不妊治療で一番辛いのは採卵です。

それまでの注射なんて(筋肉注射は痛かったけど)採卵に比べればカワイイもんです。

お腹の張りが限界だったのですが、採卵終わってももちろん当日なので張りは引かず

痛くてずっと横になってました。

帰宅した夫に採卵の苦しみを懇々と説明すると

麻酔が効かなかったら「効きません!」と言えば追加してくれるんだそうです。

知らなかった!でもあの状態で追加したらどうなるんだろう。一定量超えれば眠ってしまうのかな?

そして、麻酔が効かなかったのは事前に申告した体重を過少報告していたせいだと指摘が…

ギクリ

確かに3~4kg少な目に書きました(乙女心)

あとは前日の睡眠不足でめまいが起きたんだろう、と

 ちなみに点滴されていた腕、21時くらいに確認したらこんなことになってました。

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これ見ただけで失神しそうだった。

私が特別内出血しやすいってことはないと思うけど?

そういえば採血の後も、何も左腕で物持ったりしてないのに内出血してたな…


あと数回は経験するであろう採卵。

そのための経験であったと捉える…

には少しハード過ぎました。

とりあえずお腹イタイ。非常にイタイ。そしてお尻もイタイ。

次回ステップに進む前に、まずは痔を治さねば