無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

不妊治療で初めて相談できた日

2017/2/24 夫婦で泌尿器科に行ってきました。

先生からは現状の説明後、

今後の方針について話し合いがありました。

先日の夫からの報告で

手術ミスという言葉がかなり深く残っていたのですが

先生からはもちろんミスという文言は一切出ず。

精液検査を行っても出ないという現状で、

何が考えられるかを説明してもらいました。

もともと数が少なく、改善を見越して静脈瘤手術をしたのに

全く改善が見られなかったこと

改めて精液検査をしてみても、

やはり死んでいるものさえ見つからなかったこと

これを総括すると、

作られた精子が通る道(精管)に何か問題があるのではないか

何らかの影響で手術の際に傷が入ってしまったのか

若しくは炎症によって精管が狭まれてしまった場合でも、

精子は出なくなるそうです。

精管というのはとても細い管で、

少しの狭まりでも出なくなってしまうのだとか

ヘルニアの手術なんかでは

稀に精管を傷つけてしまうことがあるそうです。

しかし、静脈瘤手術では滅多にないのだとか。

あるにはあるけど、まず考えられない

というようなことを言っていました。

この辺に関してはわかりません。

本当に滅多にないことなのか、それとも何件かはあるけど

泌尿器科業界(?)としては問題にしたくないのでそういう風に言うのか

それはもう専門家のみぞ知るところです。

 

もう一つ、精巣の上のほうにある精子を作る部分が細菌に感染して炎症した場合でも

精管が通らなくなってしまうそうです。

まず考えられるのがクラミジア等の性病ですが

「ご主人の名誉のためにも断言しますが、性病はありません」

とハッキリ言っていたのが面白かったです。

もちろん検査で異常ナシだったので

性病持ってないことも知ってますし、

疑ってもいないので大丈夫なんですが、

やっぱり性病で炎症を起こして精子が出ない

というパターンは結構あるそうです。

そう考えると、検査結果を告げないといけないお医者さんて

なかなか大変だなと。

心中お察しします、という感じになりました(笑)

その次に幼少期の病気(高熱)など

これは大きな病歴がないので除外できます。

そして結核大腸菌などからも

精巣が炎症してしまうこともあるそうです。

結核はかかったことがないんですが、

何らかの原因で炎症を起こしている場合もあり

この可能性もまず考えられるので、次回の検査までに

一つずつ考えられる原因を潰していきましょう、

という先生の言葉にホッとしました。

今さら炎症が原因とは思えないのが本心ですが

やはりタマを切るとなると納得した上で挑みたいので

とにかく「タマを切れ!」というよりは

現実的なアプローチだなと思いました。

多分その不信感を夫が懇々と訴えていたんでしょうね。

他にもリンパが滞っていたりすると精管が詰まる原因になるそうです。

また、たとえ精管が詰まっていたとしても

通常の人であれば左右双方で精子が作られるため、発見されないことも多く

もともと数の少ない人だと精管に問題があればすぐ出なくなるので

それで少ない人で見つかりやすいという結果になるそうです。

とにかく次の検査までには

今の状態よりも良い状態で検査を行いたいので

一週間(だったと思います)抗生物質を服用し、ビタミン剤も服用し

万全な状態で精液検査を行い、その上でまた方針を決めましょうと。

 

診察室に入って、夫の状態について軽く説明があった後

私の方針はどうなのか?と確認がありました。

現在不妊治療を受けているセンターの院長と

泌尿器科の先生は旧知の中らしく

センターの状況などもよくご存知だったので、

色々な説明が省けて簡単でした。

年齢的なこともあり、卵子の劣化を恐れているので

できれば今のうちにストックをたくさん作っておきたいこと

前回の採卵では胚凍結に進んだものが1個だけだったこと

採卵までの過程(その後も)がかなりしんどかったので

少しでも年齢が若いうちに採卵を終えてしまいたいこと

などを先生に説明しました。

さすが不妊治療で受診される方が多いらしく

採卵の痛みや辛さも先生はよくわかっていたので

卵は一つでも無駄にできない、ということを強調して言っていました。

そうなんです。あんなに痛い・パニックで死にそうな目にあったのに

結局1つだけしか実らなかったことがかなり私には堪えていました。

それでも1つできたので御の字なんですが…

そこで先生に「グレードはどのくらいですか?」と聞かれ驚きました。

胚にもグレードがあるので、センターに直接確認してみたほうが良いと

知らなかった!グレードなんてあるのね。

ただ単に5日目まで順調に進んだので凍結しました、

という事しか知らなかったのですが

実は凍結の際そこまで教えてくれる病院もかなりあるのだとか

そう考えると、グレードの高さは期待できないなと覚悟しました。

電話して聞いてみなきゃ…

そして、

「ストックをできるだけ多く作っておきたいという奥さんの意見は

非常に理に適ってる」

と繰り返し言われました。

まあそれしか考えてないので他の選択肢はないんですけど

改めて先生に肯定されると「これでいいんだ」と自信が持てました。

あの一つを早く移植したほうが良いのではと色々悩みましたが

やっぱりストックをたくさん作っておきたいのが希望なんですよね。

採卵までに夫の精子が取れるのを待たなきゃいけない、とか

そういったことを考えながら予定を組むのはけっこう心理的負担が大きいし

あまり言うとストレスになってさらに精子が出なくなる可能性もあるし

何より夫の傷が深くなるのも困りますし

やっぱりタマを直接切って精子採取するのが最短の道なのかな…

 

もちろんタマを切ることになったとしても

精子が取れた、それで終わり。では意味がない

一つずつ健康状態をチェックして、

その上で自信を持って送り出せる精子のみを凍結(受精用)に使う

ただ数を取るんじゃなく、質をきちんと厳選することが重要だと

先生が繰り返し言っていたのが印象的でした。

そうか…ここまで精子が発見できない私達には

とにかく精子が取れれば万々歳で、

その中からうまくいってくれれば。くらいに思っていたのですが

そりゃそうですよね。

直接採取するならできたてのもの(?)が選別できるんですから

なのでチェックしながらの採取だと60分ほどかかるそうです。

採取しては顕微鏡でチェック、という作業が必要になるので。

命を授かるってつくづく大変。。。

 

色々な可能性と、その対策、結果によっての今後の方針

それをしっかり説明してもらえてよかったです。

あとは、手術をしたのに精子の採取状態が改善されなかったことについて

先生がしつこいくらい「ショックが大きかったと思いますが」

と繰り返していたのですが

正直、私はミスか?という夫の言葉も聞いていたし

今後はタマを切るしかないんだろうなと覚悟していたので

そこまで改善しなかったことにはショックはなかったです。

やっぱり当初その結果を聞かされた時の夫のショックが大きかったようで

言葉を失くすくらいのショック、という事を言っていたので

夫はかなり先生の言葉に衝撃を受けたみたいですね。

ミスだと言い張ってましたしね。。。

先生も最大限配慮して、私や夫を気遣う言葉が多かったです。

夫はまだそのショックを引きずっていると思いますが

私としてはケロリとしています。

実際タマを切るのは夫なので負担が大きいけど

直接採取すれば良質な精子が取れるかも!!

採卵もあと2回、若しくは1回で終わるかも!と

明るいことばかりを考えています。お気楽すぎ?

 

先生が精管の状態について説明した際リンパという言葉が出て来たので

何か質問ありますか?と聞かれた際

「リンパの流れが原因なら、

足の付け根をぐりぐりマッサージすれば改善する可能性があるのでは?」

と聞いたところ、先生が答えにくそうに

そのリンパとは違って…と説明していたのが笑えました。

夫が「もっと内部のリンパだから、リンパマッサージとはわけが違うよ!」

と恥ずかしそうに言っていたところで、先生が朗らかに笑い

あれ、リンパなのに違うんだーと思いました。

足の付け根のリンパなんかは下半身・主に足に対して効果があるので

残念ながら精管なんかとは違う箇所なんですよ、と説明があり

なんだかすごーくすごーく恥ずかしくなりました

結局みんなで大爆笑(笑)

薬を一定期間服用後、次回の精液検査の予約をして終了。

この日のお会計は確か2,000円くらい?だったと思います。

私が到着するまでに確か夫が精液検査してたと思うんですが

それはいつ支払ったのか?1万くらいすると前回聞いていたので

前回支払ってたのかな?謎です

とにかくここにきてすごく気分が晴れました。

今まで誰にも相談できず、専門機関でも相談に乗ってくれなかったので

ネットなんかの情報に頼るしかなかったのですが

初めて相談できたのがこの泌尿器科でした。

それもあって、すごく今後の治療が明るく思えてきました。

夫は手術するかもしれないので、彼の心情は不明ですけど…(笑)

 

 

余談ですが、こちらの泌尿器科ではEDの治療も行っているそうで

若い人から中年男性まで、幅広い方が受診されていました。

街中にあるし、多くの病院(クリニック)がテナントとして入っているビルなので

受診しやすいという点もあるんでしょうね。

ちなみに私のお尻の病院もこちらと同じビルでした…

またここに来ることになるとは。。。

 

さて、次回までに夫にはガンガン薬を飲んで備えてもらいましょう。

耐性ができてしまうので抗生物質をあまり飲まないでと、

先日薬剤師会から通達が出されるとかニュースで見た気がしますけど

炎症のため、ここは頑張って飲んでもらいます。

ちなみに私は抗生物質飲むとモノによってはお腹を壊すので、できれば飲みたくない派です。

手術ミス?

ちょっと気持ちの整理ができず、しばらく控えていました。

我々夫婦の不妊治療、少しずつ別の方向へ進んでおります。

 

 

2017/2/21 夫が前回の検査結果を聞きに病院を受診

右のタマに逆流が認められるため、やはりこちらにも静脈瘤アリとの結果

そして、精子は検査しても発見できませんでした。

静脈瘤の手術を受けたのに症状が改善されていないという結果に

夫はかなりのショックを受けたようでした。

泌尿器科の医師が言うには、

静脈瘤手術の際精管を傷つけた可能性も考えられるとのこと

それって…手術ミス?

手術したのに悪化したとかある?

難しい手術とは聞いていましたが、この先生の見解に私も衝撃を受けました。

医師ははっきりとミスとは言わなかったものの

状況から考えて、精管を傷つけた可能性もなくはないと言っていたそうです。

(手術したのは以前通っていた泌尿器科なので、今回の病院とは違うところです)

術前契約書みたいなのにはそんな文言はなかった覚えがあるのですが

HPにはしっかり記載あったそうです。

なので医療ミスとは言えない…?

どういうことなのかよくわかりませんでした。

とにかくこういった可能性があるものの、

訴訟に進んだり原因を解明することに労力を使うのは現実的ではないと

キッパリ医師に言われたそうです

それよりも、子供を授かるための道を選択するほうが賢明だと

 

夫は泣いていました。

無駄な手術だったこと

原因はわからないものの泌尿器科をその後何度も受診していたのだから、

その可能性も考えられたこと

それを医師が説明しなかったことが悔しいと言っていました。

既に静脈瘤の手術を終えて1年半経過しています。

仮に精管に傷がついていた場合、もっと早く処置していれば

精路復元の方法もあったのではないか

しかしこれだけ時間が経ってしまった今、癒着が進んでいるため不可能だろうと

静脈瘤の手術をした場合80%の確率で改善が見られます。

もしかすると、夫の場合は残り20%に該当していたのかもしれません。

でもどちらにしても、術後の経過が良くないのであれば

その可能性を説明する義務もあったと思うんです。

そんな説明がないままとにかく「タマを切れ」と言い続けたそこの医師

夫の不信感はMAXでした

精管の可能性も考えられたのでやたらとタマ切りを勧めてきたのだろうと

夫は悔しくてたまらないみたいです。

実際傷跡も痛いようですし、ただただかわいそうで仕方ない。

その涙の理由が、手術に対してということではなく

私(妻)へ普通の幸せを与えられない。ごめん、と繰り返し泣いていました。

やるせなかったです。

 

唯一の救いは新しい病院の先生が、こちらの気持ちを最大限考慮してくれて

とにかく新しいステップへ進むために色々手を尽くしてくださったことです。

夫はその結果を聞いた時、ショックで言葉を失っていたようです。

(これは後日2人で病院に行き、今後の治療方針を相談している時にわかったことです)

とにかく、今後の治療方針を決めるに当たり

奥様と一緒に受診して欲しい、夫婦双方の考えをきちんと確認しておきたい、と

次回は夫と2人で病院へ行くことになりました。

 

こうなった以上、恐らく私達夫婦には

精子を睾丸から直接採取する方法しか残されていないのだと思います。

夫には再度手術を受けてもらうことになりますが

とにかくすべての可能性を試したいという夫婦の意見は一致していましたので

次回方針を決め、またスケジュールが組まれていくことになりそうです。

 

思ってもみなかった結果だったので、悲しいというよりは呆然という状態です。

静脈瘤手術の結果こうなっていることから、右のタマの手術は不要となりました。

それよりも最短で最善の方法をというのが先生のアドバイスです。

確かにこの状態でさらに30万かけて手術するのは意味がないですしね。

実際睾丸から精子を直接採取する手術はかなり高額のようです。

いくら補助が15万出ると言っても…

つくづく無精子症が難病と認定されないか、考える日々です

 

 

 

※ブログを始める際に決めたことですが

不妊治療に関して横文字は使わないようにしています。

実際不妊治療の過程で医師から横文字の説明をされたことはないですし

不妊治療に進もうと思った人にとって横文字は混乱するだけだと思ったからです。

実際私が不妊治療について調べていた際、横文字だらけで

その意味を調べる手間がかかり辟易した覚えがあります

現在治療進行中で勉強中の人だったらわかると思うのですが、

あくまで将来的に悩んでいる方の一例になればと始めたブログですので

ネットでよく見かける横文字の治療法は今後も使用しません。

実際皆さん病院で横文字の説明されてるのかな?

混乱するだけだと思うんだけど…

なので私は今後も「タマ切り」とか「睾丸から直接採取」とかの表現が多くなりそうです。

唯一OHSSについては書きましたが、病院からはこの言葉で説明はありませんでした。

血液濃度が~という説明だったので。

まわりくどくてスミマセン…

不妊治療補助 男性不妊の治療費

不妊治療が一般的となった現在、様々な補助が整備されています。

しかし、不妊の原因は男女半々です。

にも関わらず、男性不妊に対しての補助はまだまだ改善の余地ありと思います。

人工授精そのものに対しては国の取り決めでどこの地域でも一定額の補助金が出されることが決まっています。

しかし、人工授精(顕微授精)に進むまでにはあらゆる検査をしてきた人が大半だと思うんですよね。

実際、我が家は静脈瘤手術を受けましたが改善が見られませんでした。

男性不妊の中で静脈瘤がある人はけっこういるそうです。

もちろん手術したからといって改善するわけではありませんが

この手術を受けることで自然妊娠できた人もいるわけです。

病院によっては静脈瘤手術をしたところで改善の確率などの話をされて

そのまま静脈瘤は放置して人工授精に進む人も多くいます。

静脈瘤の手術は費用が高いんですよね…

不妊治療補助を謳うのであれば、静脈瘤に対しても何かしらの補助が欲しいなあと思います。

結局手術せずに顕微授精に進んだ人だって、夫のように精液改善が見られず、

泌尿器科再受診を勧められるケースは少なくないはずですから

 

もし再度手術を受けることになれば、検査等諸々含めて更に30万ほどかかります。

夫は「左は30万かけて装備したから、あと30万で完全体になる」

と笑って言ってました(笑)

以前も書きましたが、私たちの住む地域では

不妊治療に対して初回は1人15万円補助が出ます。

つまり夫婦で別々に申請すれば30万の補助が出ることになり、

これで1回の顕微授精ぶんが補える(には少し足りないけど)ことになります。

3回まで申請でき、2回目以降はガクッと補助金は下がります。

(平成28年度より補助金に関する規定が変更になったそうです。

主な変更点としては年齢制限が設けられています。

詳細は厚生労働省HPをご確認ください。)

また、精巣から直接精子を採取する場合にも別途1回につき15万円まで助成されるそうです。

この方法は最終的な「タマを切る」という方法です。

タマを切るのは1度しかできないため本当に最終的な方法であり、2回目以降はありません。

つまり、政府が予定しているのはあくまで精子が自然に採取でき、

通常の顕微授精へ進むパターンのみなんですよね。

(タマ切りに進まれた方は別として)

つまり女性側の原因のみを前提として作られているというか…

本治療へ進む前に、

あらゆる治療が必要となる男性サイドにももっと配慮してもらいたいです。

男性不妊が難病と指定されない限り無理なんでしょうか?

まさか両方のタンクを装備することになるとは考えていなかったので、

補助についてどうしても考えざるを得なくなってしまいました。。。

 

 

ちなみに精子の状態についてですが

夫が「精液採取する時は気持ち良さが関連してると思う」と言っていました。

今まで数回の精液検査を行って、統計を取ってみたらそうだった。と

要は「気持ち良い射精」ができた場合は精子の存在が認められ

「気持ち良さは別として事務的に射精した場合」はゼロという結果だったらしく

精子ってとてもデリケートなんだと力説していました。

実際調べてみると、そう謳っているサイトにも出会ったりして、

男性側の意見はなんとなくわかったような気がします。

でも、精子って作られてから精管を通って、実際に排出されるまで1週間~10日くらいですか?

それに気持ち良さって関係あるの?と思ってしまいます(笑)

今回夫が訴えたかったのは

「センターで採精しようとしたら利用者がいっぱいで待たされた。

前の人が出て来たので清掃するんだろうと待っていたら、

何の掃除もしないまますぐ自分が使うことになった。(夫は若干潔癖症)

ラインナップも雑誌の付録みたいなのばかりで萎える」

ということでした。うむ…それはかわいそうだ。

まあ気持ち良さは別として、やっぱりストレスは精子に大きく影響するみたいなので

リラックスして射精できたほうが良質な精子が採取できる。

というのはあながち間違いではないのかも。

精子の量が通常である男性は別として。

夫のように少ない人には1回の射精が大事なんだと思います。

ラインナップのひどさは初回から言っていて、

あまりにひどかったので(趣味が熟女や巨乳等偏っているらしいです笑)

次回からはお気に入りを持って行こうかなと言ってました。

一度動画サイトを閲覧しようとしたら、採静室はWi-Fiが届かず断念したそうです。

見るものによって精子の状態が変わるかは定かではありませんが

とりあえずデリケートなことに変わりはないようです。

かと言っていつもと違う場所でリラックスして!というのは無理でしょうし

これは心を鍛えてもらうしかないですね

 

 

ちょっと話は逸れますが、

昨年末ベルギーの衝撃的なニュースを目にしました。

不妊治療経験されている方なら心配になった方いらっしゃると思うのですが

不妊治療(顕微授精)で生まれた男性の精子を検査すると、

6割で精子の数が少なく運動率も悪かったという結果が出ました。

この男性達がさらに顕微授精が必要か、

という点までは調査できていないという一言も添えられていましたが

えっ!と私も注視したニュースの一つです。未だにこんなに覚えているのですから。

…それでもやっぱり子供ができる可能性があるのならば、

そんなことお構いなしに不妊治療進めたいんですよね。

この結果を見たからと言ってやめようとは思わないし。

ただ、気になったのは確かです。今後どうなることやら

泌尿器科変更・再検査へ

2017.2.16 夫が新しい泌尿器科を受診しました。

近隣の大都市にある病院に行こうかと悩んだものの、結局同じ地域にある病院を選んだそうです。

ここは以前受診した泌尿器科よりも値段設定がややお高めらしく

今回は血液・エコーなどの検査を行って、支払い金額8000円ちょい

次は精液検査をしますが、なんとそちらは1万円越えだそうです。

簡単な精液検査ではなく、徹底的に色々調べるんだそうです。

 

今回の検査でわかったこと(主にエコー)

左のタマには異常がみられないこと

右のタマのに逆流が見られること

でした。

夫はもともと左の血管が太いらしく、見た目としても(私も気になったので目視したことがある)

左のほうが大きい感じがしました。

前回の手術の結果大きくなっているのであれば、また同じところに静脈瘤ができたのでは…

と心配していたのですが

先生が内診した結果、左には術後の経過も良好で再発は見られないとのことでした。

で、問題の右ですが…

エコーで逆流が見られるということは、大半静脈瘤の可能性があるそうです。

まだ血液検査も精液検査もしていないので詳細は不明ですが…

とりあえず、再手術を考慮したほうがよさそうです。

また25万円近くかかります。

右はどの程度なんだろう。

遺伝的なものかどうかはわからないそうです。血液検査とかでわかるのかな?

夫は、以前通っていた泌尿器科がとにかくひどかったことを改めて知ったようで

今度の先生は(高いお金払ってるし)すごく丁寧に触診もしてくれたと。

タマを触る時やっぱり痛いみたいなんですよね

「痛いですよね~ちょっとだけごめんなさい」と

そういった言葉一つが大事なんだと力説していました。

 

さてさて、右にも静脈瘤があるとなれば手術→3ヶ月後に精液検査

という過程が再び訪れるわけで

そうなると、次の採卵なんて遠い遠い未来になるわけです。

こうなってくると早35歳を迎えてしまった私には時間がありません。

結局、次回の精液検査の結果次第では先に胚移植に進もうと決めました。

実際手術が必要なのかもわからないし

手術したからといって、100%改善するわけではないし(前回で経験済み)

 

まだまだ移植は先の話だと考えていた私は俄かに焦っております。

妊娠までに少しでも体重を減らしておこうとおもっていたのですが…

前回採卵からこっち、成長するばかりで減退が見られません。

冬っていっぱい着こむせいで体型気にしなくなりますよね(夏でも変わらない気がするけど)

でも移植前に無理なダイエットしちゃうと着床率に影響が出るんじゃないかと心配だし

ああーこんなことなら地道に健康的に痩せる努力をしておけばよかった。

とりあえず今日から始めます。せめて5キロくらい落とさないと大変だろうな…

デブは妊婦さんにとってよくなかったですよね?

着床率がどうかわかりませんが、友人から滾々と言われたのは

「デブは妊娠中毒症になりやすいから、今のうちに痩せろ!」ということでした

そんな友人も好きなだけ食べてデブのまま妊娠してましたけど(笑)

そろそろ私も夫を見習って、体に悪いものを排除する生活に突入するべきのようです

病院を変えるという選択

1/9 夫が精子凍結へ

1月の生理周期に合わせて次回の採卵に進みたかったので

できればもっと早く凍結に行ってもらいたかったんですが…

午前中しか凍結には応じてくれないので、新年早々お休みを取得

出勤前に顔を合わせた際「今日は体調がよくない。難しいかも」とは言っていたものの

お昼、夫からのメールを確認するとタイトルに「ごめんなさい」とあり、

やっぱりダメだったか~と思いました。

別に夫が悪いわけではないのに「ごめんなさい」と私に謝らなければならない彼の心中を思うと

なんともやるせない気持ちになりました。

メールの内容としては

「順調に精子が検出されないので、これ以上は無理だから泌尿器科を受診するように言われた」

泌尿器科に行ったら、とりあえず凍結胚を移植するように言われた」

「エコーをとってみたけど、異常は見られなかった(静脈瘤はなかった)」

ということでした。

精子凍結に行ったのであれば話をするのは培養士さんなのですが、

あちらのセンターにいる培養士さんからそんなキツめの言葉を聞いたことはないため

「これ以上は無理」なんて言い方するかなぁ?しかも妻ではなく当事者に?と疑問

でもさすがに落ち込んでいるであろう夫に詳しく聞けなかったので

培養士さんに言われたの?とだけ返信

すると、「センターからは安定して出ないので泌尿器科での治療を勧められた」

泌尿器科では、凍結胚があるならなぜ戻さない?

手術して異常ないんだから、あとはタマを切るしかない!」という内容でした。

 

帰宅してから詳細を話し合い(この日は最後の痔の治療日だったので、短時間でテキパキと)

夫の話を総括すると、泌尿器科への不信感いっぱいなようでした。

以前凍結が失敗に終わった時、培養士さんは「出ない人でも定期的にチャレンジすれば

何かの拍子にポロッと見つかる場合があるので、根気よく通ってください」

という趣旨の説明を受けたんですが。確かにその時に再治療の話もしていたかも

でも、前向きなアドバイスをもらったはずでした。

あんまり細かく聞くと夫の機嫌が悪くなってくるので

少しずつ質問した結果得られた結果が以上です。

機嫌が悪くなる、というか「精子が出ないことを責められる」というようにスネてしまうので…

部屋に閉じこもって心を閉ざしてしまうためあまり深く聞けないのが困ります。

今後の方針のためにはもっと色々相談したいんですけど

一応夫なりに泌尿器科再受診を勧められたからには、病院を変えようかと

なんとか前向きに考えてくれるようです。私があれこれ質問しちゃうし。。。

泌尿器科は静脈瘤の手術を受けた病院です。

そこの病院は静脈瘤の手術では近辺で一番有名なようなんですが

実際手術をしたのは大学病院の先生で、

泌尿器科の医師に対して夫は最初から不信感を持っていたようです。

最初に受診した時からそれは言ってたんですけどね。

医者っていう人種があまり好きではないみたいです。偉そうにしてる人多いですからね

(一応妻の父も医者なんですけど…夫は父のこと怖いみたいです笑)

夫が「精子凍結に行ったが、精子が確認できなかったので泌尿器科での治療を勧められた」

旨医師に伝えると、医師は手術結果を持ち出して

「静脈瘤の手術は成功してるんだから、これ以上出ないのはあなた自身の問題」的なことを言い

「以前凍結できて、さらに胚も現在凍結できてるのであればこれ以上何が必要ですか?

その胚を戻せばいいでしょう」という言い方をしたそうです。

(私は実際に聞いていないので、夫が誇張している可能性もあります)

さらに「こちらの治療はこれ以上できないので、凍結すべき精子が見つからないのであれば

あとは直接タマを切るしかない。これが最終手段だ」と言ったそうな

タマを切る…確かにそれは最終手段ですが

本当に本当の最終手段であって、この段階の我々に言うのは早すぎませんか?

不妊治療を始めるに当たって私たち夫婦が色々調べた結果、

精子が出ないからと言ってすぐタマを切れ!という医者はヤブ医者である」という格言に行き着きました。

この結果から、やっぱあの医者ヤブ医者じゃね?とほぼ確信したというか(笑)

結局、次の泌尿器科での受診・治療までは次回採卵もお預けとなりました。

 

今回のことで夫とも話したんですが、

治療について専門家に相談できないのがなかなかツライです。

実際泌尿器科やセンターで医師や培養士さんとも話しているのですが、

いかんせんこの土地柄なのか、それとも結果重視なのか

どこに行っても相談できるような医師はいません。

センターを受診しても担当医がついているわけではなく、

その日空いている医師に診てもらうスタイルなので

必要事項はカルテで引き継ぎされているでしょうが、

数をさばかないといけないこともあるのか

なかなか医師に話を聞いてもらえません。

なんなら医師より培養士さんのほうが若干よく話を聞いてくれるかな?

という傾向にありますが

培養士さんはあくまで受精に携わるお仕事なので、

具体的なアドバイスができるわけではなく

なんだか悶々としています。

今回夫が精子凍結に向かうにあたり、事前予約制だったのでセンターに連絡をすると

移植じゃないんですか?凍結するんですか?また凍結?

というような質問攻めにあったそうです。

今回は移植を見送り、再度採卵に進みたいんですと何回か説明して

「そうですか…」と腑に落ちない感じで精子凍結の予約完了

 

凍結失敗からはや1ヶ月が経とうとしていますが、

夫は未だ泌尿器科を受診する様子がありません。

できれば2月の生理周期に合わせて予定を組んでいきたいんですけど!

先週くらいから「どうするの?」と聞いているんですが「まだ調べてない」と呑気な返事

あまり急かしても負担になると思いつつ、既に私は35歳。秒読み態勢に入っています。

1月の生理はいつもより少し量が少なく、

不摂生が祟って閉経に向かっているのでは?と別の心配も出てきました。

(上記未確認です。ていうか怖くて調べられない!)

こんな状態が続くなら流産の確立も高くなることですし、

移植に進んでしまうか?と焦ってきました。

あ~早く泌尿器科行ってくれないかなぁ…

一緒に受診しようか?とも誘ってるんですけどね!

最後のイボ退治

2017年、志も新たに我々夫婦は移植を見送り、

2度目の採卵(胚凍結)を目指すことになりました。

そのためには…!

 

1/11 3つ目のイボ退治

今週は年明け+成人の日で連休があったため、

当たり障りのない日にちを選んでみました。

股間に謎のイボをつけたまま年越しをし、

早くこんな生活からオサラバしたいと嘆いた年末

年末から外に出ているイボ(とその周辺)が痒くなってきて、なかなか辛かったです。

やっと最後の一つを始末できる…!!

いつもみたいにギリギリ18時に病院へ駆け込み、すぐさま外出の申告

ざっと見たところいつも以上に人がいたので2時間コースだろうなと思いました。

周辺で時間をつぶそうかと思ったものの、

この日は夫が休みを取っていたことを思い出し

即帰宅して先にご飯を食べました。

ダラダラ待って治療が終わって帰宅すると絶対21時過ぎてるので

毎回病院に行った日は寝るまでの時間が短くてかなり苦痛でした。

先にご飯食べてもまだ有り余る時間!(のはず)

結局19:30頃念のため病院に電話すると「あと9人待ってます」とのこと

あと9人も待ってたら1時間以上は絶対かかる!

まだまだかかりますね~と20時過ぎ頃自宅を出発しようかと考えていたら

「申し訳ないですが、あと30分ほどで戻ってきて頂きたいんです」えー…

仕方ないので10分くらいして夫に送ってもらいました。

それでも結局20:30まで待たされました。2時間どころじゃない。2時間半待ち

やっぱり私の読みは当たっていた…

この日も私が最後の患者でした。

もうここの医師とは会話をする気が失せていたので、特に聞くこともなくすぐ治療へ

 

実は初詣で引いたおみくじの病の欄に「治る。医師を選べ」と記載あり

これは間違いなく…別の医師にかかれという暗示では。

年末実家で父に痔の治療について話すと

「ゴム輪をかけて2日もしないで外れるのはヤブだ」と断言してました(父の専門外ですけど)

姉からも「予約を取らない病院はロクなもんじゃない」

等言われていたので、考えてはいたんですが…

とにかく中のイボは全てそこで取ってしまおうと決めたので、引き続きその病院を選びました。

医師を選べ。この文字が脳裏に焼き付いて離れない。。。

 

いつも通り、中のイボを特殊な器具でひっぱる時の痛みは言葉にできない。

ほんの一瞬。わずか1.5秒くらいだと思うんですけど

声が出ない「!!!!」という声が響き渡ります(のように感じる)

「これを取ったら、最後外に出てるイボを取って終了です。

外のイボはいつでも良いよ。あなたが気になった時に来てくれたらいいから

その場合は午前中なら10時まで、午後は17時までに入ってね」と

ふと疑問。外のを取るって…またゴムをかけるんですか?

「いや、これは切ります。でも当日帰れます。

その日はお風呂ダメだけどシャワーはOKだから

次の日からお風呂も問題なく入れますからね」

やっぱ切るのか~

ということは、これを取るまでここに通わないと…

半休か全休取らないとダメだなこりゃ

でもさ、この外のイボって内痔の治療の過程でできたものだよね?

私自慢じゃないけど、外痔できたことないんだけど!!

そうやって考えると、なんで内痔だけだったのにこんな手術まで進まないといけなくなったのか

なんだか腑に落ちない気分満載でした。

次に新たな痔が発見されたら絶対別の病院に行こう。

 

翌日は休診日のためこの日はトイレを我慢

相変わらず引っ張られるようなピリピリした痛みと、

ゴムをかけているせいかうっ血?した状態で肛門付近が圧迫されて

トイレ行きたくてたまらなかったけど

過去2回で経験済みなので、翌日までトイレ持ち越し。

翌日は朝からずっとトイレに行きたくてたまらなかった。

でも後で何かが出てきたら処理できないし!仕事こんなことで休みたくないし!

会社でまた悶えるのイヤだし!

なので帰宅するまで我慢に我慢を重ねていました。

ふと、こんなに我慢すると外痔ができてしまうのでは?とも心配しましたが

その後の処理がとにかく心配だったので、そろりそろりと帰宅しました。

やっとトイレに行くと、いつものように「まだ出そう」な感じが続き

色々な痛みに耐えてトイレチェックをすると、既にはめたはずのゴムが取れていました

「2日でゴムが取れるなんてヤブだ!」という父の言葉がこだまする…

 

これ、本当に中のイボ取れてるの?

この方法は再発率70%と根治できないことで有名だそうで

こんな思いをしてるのに、イボも取れず別の場所にまたできた。なんて目も当てられない

この1ヶ月半本当にイボに振り回されてきた。

次の採卵でまた何か疼いたら許さない!!と不妊治療への決意をさらに固めたのでした。

ああ~外に出てるイボいつ取ろう。相変わらず痒いし


※文中の父の言葉に根拠はありません。

なぜなら専門外だし、想像で言ってる可能性もあるので(笑)

やまいだれに…

※けっこう書き方がグロイです。苦手な方は飛ばしてください。

 

 

 

 

お尻に事件が起きています。

じんわりと出血が止まらず、病院に行ったその日から今まで痛くなかったのに痛くなってきました。

ニオイがとにかくキツイ。

ずっとナプキンをつけているのですが、血の匂いとなんだか生臭い匂いがします。

私は今まで生理の血って、しばらく体内に溜まっていたものだから臭いんだと思っていました。

しかし、イボの出血からも同じ匂いがする…

血って鮮血以外は臭いんだということが立証されました。

まあ血以外にも体液が出てるせいなんでしょうけど。

少しずつ大きくなってるし、なんか白いものが浮いてきています。

これは俗にいう膿だと思うんですけど…

こんなになったらもう切ってもらったほうが良いのでは?

なんかネットを見ると「温めると逆効果」とかあるし

(温めるとニオイが一層増すのでカイロ作戦はここで断念)

戻らなくなったイボは早めの治療が必要とかあるし

(先生は痛くなければ出しといてもいいと言った。でも今現在痛みがある!)

日々怖い想像しかできなくなり、結局ゴム施術から一週間後に再度病院を訪れました。

 

さすが年末。ものすごい人です

火曜日だったのに今回もたっぷり2時間半待たされました。

疲れ果てて居眠りしていました。けっこう寝てる人多かったです。

胃の状態について確認して、お尻について確認して。痛いしクサイですと申告。

今日診て良ければ3つ目のイボにゴムかけちゃいましょう!と

内診開始。もう激痛に次ぐ激痛。この内診が痛すぎる

だって入り口に梅干しの種を一回り大きくしたイボが鎮座しているから。

いつもよりすんごく痛かったです。相変わらず説明がないから何が痛いんだか不明だし。

言葉を失くして激痛に耐えていると

「(入り口のイボ)これは最後に取ってしまうから今はできません。

ああ~これだな。これはまだかな…よし、来年だな」

えええ!!これだけ待って、こんな痛い思いして処置できず?

先生そりゃないよ。。。

どうやら2つ目のイボがまだ思ったように小さくなってないみたいで。

どういったカラクリかわかりませんが、これがある程度まで小さくならないと次に進めないんだそうです。

悪化しちゃうのかな?血管はつながってますしね。

で、前回同様外に出てるイボを無理くり押し込まれて終了。

このイボを押し戻す瞬間が何よりも痛かった。

押し戻されながら、

痔って「やまいだれ」にコトブキって書くけど、ちっともコトブキじゃない!!!!!!!!!

と激痛の中同じことを繰り返し思っていました。

妊婦さんがなるからか?出産というオメデタイ事にできるものだからか?

とかこの短時間に色々考えて意識を逸らそうと努力していました。

おかげでコトブキが憎い!!!!

(でも後でよく考えてみたら「やまいだれ」に寺でした。無知を曝してしまった笑)

相変わらず先生は「どんどん小さくなってますよ。外のもすぐに小さくなりますから」で終了

毎回私が激痛に小さく叫ぶので、看護師さんが処置が終わって少し待ってくれるようになりました。

動けずじっとしていると「落ち着かれました?」と聞かれるようになったのです。

「入れる時先生が痛み止めも一緒に入れてますので、だんだん痛み緩和されると思いますのでね」と説明してくれたり

もしや私って痛みに弱いのかしら?とか思ってしまいました。

そんなはずはない…生理痛だってなるべく薬飲まないようにしてるし(違う?)

 

こうなってくると、もうお尻に負担をかけたくないのでトイレに行きたくなくなります。

この日からマグミットを飲むのが2日に1回になりました。

だってトイレの度に中の痔が出て来て、それがすごく痛くて悶え苦しむので…

年越しはこの生臭いイボと一緒に過ごすことが決まったので、もうお先真っ暗です。

あと2週間も共存しないといけないのなら、負担をかけないようにするしかない。

男性にはピンと来ないと思いますが、私は普段も生理の時は布ナプキンを使っています。

単純に紙ナプキンだと皮膚がかぶれて大変なことになるから。

布ナプキンに変えてからだいぶ生理がラクになりました。

布ナプキンにする際専門店で購入したんですが、お店の人には「フカフカの子宮目指しましょうね」と言われました。

別にフカフカを目指していたわけではなく、かぶれからの脱却を目指していたのですが

布ナプキンには手間がかかるぶんやっぱり体には良いようです。

 

今回イボに使うに当たって紙ナプキンはもう買ってなかったので、

だいぶ昔のやつを引っ張り出して使っています。

寝ているとお尻をつたって血が(少量ですが)漏れてくるので、夜用ナプキン必須です。

でもそんなに夜用は常備してない。

布ナプキンを使おうかな、とも思ったんですが

生理の時よりも明らかに体液が多いはずなので、布ナプキンの汚れが落ちにくくなります。

どうしても布ナプキンを痔には使えませんでした。

そうすると今度はお尻がかぶれてくるんですね。

まさかお尻までかぶれるとは思ってなかったので、これはピンチ!と焦りました。

生理だったらどんなに長くても一週間くらいで終わるから、かぶれも徐々に良くなるけど

これは年明けまでずっと付き合わないといけない。

3週間くらいナプキン生活なわけです。

かぶれてくると下着が当たるだけでも痛くなる。非常にマズイ

 

※以下グロイ表現が続きます。要注意

 

膿がたまっているのでは?と思っていた箇所から穴があいて?そこから血が出て来るのが見えるようになりました。

破れた!血が出た!死んでしまうかも!

もう痛くてたまりません…

完全に傷なわけですから、中に注入する軟膏も容器が当たってすごく痛い。

こんなんで良くなるのか?

そういえば〇ラギノールのCMで「外の痔には優しく塗って中の痔にはチュッと注入」

みたいな説明をしているのを思い出しました。

そうだ。外に出てるのには薬を塗れば治るかも!

5日ほど塗って。中にも注入してみましたが傷が塞がる様子はなく

薬を塗る時と入れる時、ただただ変わらず痛い日々

これって本当に治るの?いつ小さくなるの?

泣きそうになりながら毎日薬を塗っていました。

相変わらず血が出続けるので、4日目くらいにシビレを切らして

イボの周りにティッシュを当てて(自然とお尻で挟む感じになる)ナプキンなしで寝るようにしました。

するとお尻に違和感はあるものの、血が出てるところだけをティッシュで覆っているのでナプキンいらず。

なんとかかぶれから解放されました。

出血は相変わらず。痛みも変わらず。

 

12/24 この日はチキンとケーキを食べたことで油がまわって気分が悪くなり

お風呂にも入れずベッドで死んでいました。

夜中に目が覚めて明石家サンタを見た後、そのままウトウト寝てしまい

おかげでお風呂にも入れず、洗ってないので薬も塗れないまま、イボには触れないままでした。

翌日お風呂に入る際そっとイボを触ってみると…イボが小さくなってる??

え!なんで?

少し硬かったイボがフニャフニャになってました。

これは…

もしや、毎日触っていたのがイボを悪化させていた?(2日ほどトイレには行ってない)

薬を塗ってさらに触っていたので延々大きさも変わらなかった?

ちなみにこの日お風呂で入念に洗い、薬を丹念に塗ったらまた悪化しました。

共存が決定したからには、自分で方法を編み出すしかありません。

トイレには定期的に行かないといけないので、それ以外でイボに触れるのはやめました。

今までは正直、トイレに行く度に清潔にしたほうが良いんだろうと思い

大だけではなく小の時にもウォシュレット的なもので洗っていました。

これも刺激になっていたようです。

ナプキンもやめていつも通りパンティーライナーだけの毎日

ただイボをティッシュで挟む(時々傷口に当たってとても痛痒くなるけど)

薬も注入のみ

これで年越し乗り切ろうと思います。

だってまた病院行ったって3時間近く待った挙句処置は3分。しかも痛い

もう次のゴムの時まで何も触られたくない…

 

 

ちなみに本筋の不妊治療ですが、

夫がサプリを飲み切ってから再度挑戦したいと言っていたので来年以降に持ち越しとなりました。

まず凍結に行ってみて、凍結できれば採卵に進もう。と

おかげでイボ治療に専念できるってもんです。

来年は胃カメラもしないといけないし。

あー早くチャッチャと終わらせてしまいたい!