無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

凍結の可否・結果

採卵翌日…つづき

採卵による負担か、はたまたホルモンの影響か

単に気温の変化のせいか。風邪がとても悪化しました。

おかげで翌日出社した時には鼻水ズルズルで微熱

みんなから「悪化したね!お姉さんのお産の手伝い大変だったね」

と言われ、すっかり休みの理由(ウソ)を忘れていて「?」となりました。

無事生まれました~と既に一週間前に生まれている子の誕生報告を。。。

週末までちっとも治らず悪化するばかりで、再度耳鼻科を受診

薬の種類を変えてもらいました。

もし5日目に胚が凍結できなければ移植の可能性アリと言われ

今の段階で薬を飲んでも良いのか?と心配でしたが

何より風邪がツラすぎるのと、妊娠初期でもダメな薬は少ない

と言われていたことを信じてばんばん薬を飲みました。

でも、もし急遽移植が決定したら休まないといけないので

(若しくは早退)完治は目指さず、という微妙な体調を目指して(笑)

色々注意事項が多かったこともあり、今回はけっこう結果が心配で

無事胚が成長すること、万が一凍結できなくても

移植まで持ちこたえてくれることを祈る日々です

 

2017/10/16 採卵5日目 凍結の可否

朝8:50頃センターより受電

「やはり6個については生体反応は見られませんでした。

でも1個については無事5日目まで育ったのでこのまま凍結に進みます」

やったー!よかった…これで今日の移植はなくなった!

あとは凍結液に耐えてくれることを祈ろう。ガンバレ胚さま

万が一凍結の際細胞に変化があればお昼までに連絡があるそうです。

「以上でこちらからの連絡は全てになります。

何かあればお昼までにまた連絡をしますが、

特に何もない場合はお伝えする連絡事項はありません

何か今の時点でご不明点ありますか?」

ふとグレードのことを思い出し質問

「恐らく5BB(ビービー)か、5B/(ビー・スラッシュ)かと思います(字違うかも)

5という数字は育てた日数、

つまり凍結までに経過した日数ですので関係ありません

実際のグレードは数字以降のアルファベットです

グレードは A、B、Cと3段階あります」

ちなみにBBとB/ではBBのほうが上だそうですB/になると少し下がるみたい

前回の胚は5BBで前回のはちょうど真ん中ぐらいだったそうです。

要は中の上か中の下か、という程度でしょうか

Aの胚はないのね…ちょっと残念

あとは次回診察時に同意書持参の上凍結代金を支払ってください。で終了

お昼を過ぎても連絡はなかったので、なんとか無事凍結成功したようです。

夫に凍結できたみたい、と報告

すると「よかった。今日は祝杯?」と返事がきて笑いました

まだまだやっとスタートラインに立つ切符を手に入れただけなのに

でも「1個だけか~残念」とか返されるよりこの返事のほうが有難い。

ちょっと今回の出来を無駄に過信していたせいで衝撃が大きかったですが

前回の結果を踏まえれば1個でも十分なんですよね。

普段は(自称)ポジティブなくせに、「しか」と考えてしまって反省

1個「も」と捉えれば確かに気分は上がってきます。

結局この日は祝杯と言いながらチェーン店での食事でしたが

「1つの胚に24万ずつかけるなんて、無事妊娠・出産できれば

とてつもないコストのかかった子だよね!」と冗談で笑い

その前に君は手術で70万くらいかけてるからもっとだね!と笑い

こういうことが笑って言える夫で良かったな、と思いました。

というか多分この人はもう出すだけの人なので

何も心配ないから心の負荷をどっかに捨てて来たんでしょう(笑)

凍結精子もあるし「後はよろしく!俺の仕事は終わった」という感じでした。

しかし、本当にこれで順調に育てばあとは私の体調(相性?)次第

実は夫の負荷は私にバトンタッチされた?

とりあえず、もっとストックが欲しいところでしたが

移植まで完了しないと補助金がおりないため、一度移植することにします。

実際2回の採卵と、夫の2度の手術と、お尻の治療と(←大した額ではない)

あれこれかかって我々のお金のストックも淋しくなってきました。

とりあえず1度移植して、ダメだったらまた採卵してみよう。と

どうやら凍結胚で妊娠できる確率は30%くらいらしいので

あまり過度な期待はせずに挑もうと思います。

それでも着床しなかったらかなりガッカリするんだろうな…

ちなみに凍結についてすごく不安になることを言われたのは

あくまで私の想像ですが、想定されるリスク説明義務があるんでしょう。

金融機関に勤める身としては、その説明義務痛いほどわかります。

若しくは万が一の状態が起きて、この1年の間にトラブルになったとか?

リスクについて説明し、それを理解した上で商品を買う

それを聞くお客さんの不安な気持ちがよーくわかりました。

どうなるかわからないのに「理解いただけました?」とか聞かれたら

そりゃ不安になるわな。じゃあやめる、となりますわな。

さすがに凍結は「やめる」なんて絶対言わないけど。

グレードを聞く限りでは、多分そういうことではないかと推測しました。

 

とりあえず、次の診察までに風邪しっかり治そう

次の検診は10/20。その状態次第でお尻の病院に再度行くことにしました。

移植までに最後の(本当に最後の)イボを取ってしまいたい!

前回のスキンタグの結果からして、イボの後スキンタグという工程は

どう考えても無理そうなので。それならばせめてイボだけでも。。。

お腹の張りについては、前回に比べればほぼないんですが、

生理痛のような腹痛がずっと続いています。

下腹部がずーっとズシンと思いような、チクチク痛むような

生理が始まる前にも同じような痛みがあるので

どうか診察までには生理始まらないでくれーと日々祈っていました。

生理始まってしまったら採卵後の卵巣の具合とか多分よくわからないだろうし

でもこの痛みはもう明日にでも生理が来るんではないか?と、とても不安

今回の受精結果

採卵翌日

お腹の張りけっこうキツい。。。

でも、やっぱり去年ほどではありません。

なんとなく生理痛みたいなものもあり、今回生理早いかも?と思うほど

このお腹の張りは、便秘の時のガスが溜まった感じに似ていますが

もちろん卵巣が腫れているのでガスを出したところで改善しません。

わかっていても、何度もトイレに行ってチャレンジしてしまう

便秘持ちの悲しい習性です。

今回は注射の時に若干トイレのスケジュールが狂いましたが

それでも2日に1回は必ず出ていました。

青汁サンキュー!!

実は2日で出ないともう不安になります。痔が恐くて

そして腹痛と共に胃痛が始まりました。やっぱり採卵後の胃痛はセットみたい

朝ごはんを食べる前からずっと痛くて、食べた後はもっと痛い

市販の胃薬を飲もうと思ったら、持っているのは消化剤ばかり

さすがに朝食後こんなに痛くなると思ってなかったので

会社には持って行っていませんでした。

あまりの胃痛に食欲もなく…食べたけど。空腹でも痛いんです

空腹だとすごく痛くて、食後は激痛といった表現がピッタリかも

少しパンを食べて、休憩室で横になっていました。

横になると少し回復するものの。やっぱり座って仕事を始めると元通り

なんとかトイレに立ったりで時間をやり過ごし(座りっぱなしが一番痛い)

15時過ぎにセンターへ電話

今回はいくつ受精卵できてるだろうか…

 

「今回は8個採卵したうち1個が未成熟だったので、

受精へまわしたのは7個でした。(←説明済みでも再度確認が必要みたい)

顕微授精を行った結果、今の段階で生体反応が見られたのは1個でした」

えっ…1個?改善してると思ってたのに?

あまりにもガッカリして「ええ…また1個ですか…」と声に出てしまいました。

培養士さんもこの結果報告をするのは辛いと思います

もちろん1個も受精できなかった方だっているはずですから

すごく申し訳なさそうに(培養士さんが悪いわけじゃない)

「そうですね…今のところハッキリ確認できているのは1個です

あと6個はいま現在反応はありませんが、

今後もしかすると時間の経過と共に反応が見られる場合もあります。

でも、今の段階で反応がないということは、確率は低いと思います」

う~む…なるほど。ここでお決まりの質問

今の状態でわかる範囲で結構ですが、精子卵子どちらの問題でしょうか?

「受精してしまったものに関しては正直どちらというのはわかりません

できなかったものに関しても、明確な原因がどちらにあるかはわかりません」

との回答でした。去年は精子の可能性が高いと明言されてましたけど。

それだけ去年の精子は運動率とか悪かったりしたのかな?

こうなってくると、いよいよ卵子の質が落ちているのではと焦ります。

「この後胚を育てていって、5日目まで順調に育っていけば凍結になります

ただもし順調に育たなかった場合は凍結できないと判断され、

凍結せず直接移植になる可能性もあります。

凍結不可であれば5日目昼までにお電話します。なければ成功です」

!!初めて知る事実!!

それだけ今回の胚は前回に比べて育ちが危ういんだろうか?

…すごく怖い言葉を聞いた気がします。

もし何かあって(←何があるの!?)移植する場合は5日目になること

つまり、10/16(月)にセンターから連絡があり

凍結成功か否かで結果が決まるそうです。

また、5日目まで順調に育ったとしても凍結液に浸した際細胞が壊れて

凍結できなかった、という可能性があるそうです。

なんだか前回より注意点が多い気がします。弱い胚なのかな?

5日目には前回と違い、センターから直接連絡をもらえるそうです

時間が9:30~10:00の間と指定されたため、その時間は難しいと告げると

朝の8:45~9:00までの間に連絡をもらえることに。言ってみるもんだ

体調についても確認があり、お腹の張りは去年ほどじゃないけど

それなりに張っていること、胃痛があることを伝えました。

どうしても痛い場合は診察に来てくださいという説明の後

採卵後の検診の予約について確認あり。

注意点一覧には「採卵1週間後に診察に来てください」とありましたが

採卵日は水曜。つまり夜診(17:00~)がない日

なので10/19にしようと思っていたのですが

10/20に採卵した時の医師の名前を発見!この先生がすごく良かったので

一週間より少し過ぎるけど10/20に予約しました。

一週間後は都合が悪かったので10/20にしました、と告げると

「次回生理までに必ず診察必要なので来てくださいね

今回の診察は採卵後の経過を診るために必要です(恐らくOHSS確認のため)

もし診察までに生理が来てしまったら、その場合は仕方ないので

生理開始後3日目に受診してください」と説明がありました。

前回の計算でいけば採卵後10日目にしか生理こなかったので

多分今回も大丈夫なはず…多分…

それよりも凍結できずに移植という可能性にビビりました。

もし移植となれば10/16に休まないといけない!

確か移植日は午前中移植して午後からは仕事OKという説明あったと思うけど

移植しなきゃいけないほどの胚であれば、気分的に動ける状態ではない…

仮に凍結可能と判断されて凍結にまわされても

液に浸した状態で細胞に変化があって凍結できなければ、

即移植の可能性はあるのか質問すると

「一旦凍結液に浸して変化があった場合、その胚は失敗となるので移植不可」

との回答。凍結する時ってやっぱりダメージあるんですね。。。

とりあえず聞きたいことは大体確認したし、

あとはすくすく順調に5日目まで育ってくれるのを願うばかりです。

しかし今回も1個…なかなか希望通りにはいかないな~

どうか5日目まで無事に育ってください!

もし5日目に移植となっても、移植までには到底痩せられない!

せめて移植までには痩せたかった。あとお尻も最後のやつ治したい

あれこれやっておかなきゃいけないことが増える…

2度目の採卵 後半戦~麻酔の後遺症

横向きのまま倒れ込んでいたので、体の向きを少し変えようと頭を上げると

やっぱり麻酔の影響か、ぐら~っとなり、まだダメだな。と

お尻はこの段階では前回ほど痛くなかったのでもう大丈夫でした

目をつぶりながら体制をちょっとずつ変えていって、仰向けに

そのまま看護師さんが行ったり来たりする足音や

採卵前の人の名前を呼んだり、採卵後のお疲れ様を何度か聞いたりして

そのうちウトウトしだしました

が、やっぱり寝不足だったのか途中でイビキが何度か聞こえ(笑)

自分のイビキでハッと目が覚めるというサイクルを繰り返していました

ああ~ここは簡易ベッドだからイビキかいたらすぐわかるよ~

こういう時は例え上の壁が筒抜けだろうと、

やっぱり扉がある個室がよかったよ~

…ウトウト…

グゴーッ !!!はっ!

これをしばらく繰り返し、熟睡したいと思いながらも

羞恥心が勝りあまり眠れず

どのくらい時間が経ったか覚えてませんが、1時間くらい?

「じゃあガーゼ取りに行きましょうね」と再び採卵室へ

点滴台を押しながら中に入ると採卵してくれた先生が

その時分かったのですが、今回採卵してくれたのは

採卵前検診で急遽ヘルプで交代してくれた医師でした

この先生はとても感じが良かったので、この先生だ!よかったと安心

「麻酔の感じはどうですか?もう大丈夫?

少し多めに麻酔入れましたのでまだ少しフラフラするかもしれません

あと今回ね、やっぱり卵巣が少し腫れてるので

移植はせずに凍結にまわすことになると思います。

じゃあ検診しますので、台のほうへどうぞ」と説明

多分この時の私頭ボサボサで死神みたいだったと思います

(点滴台しっかりつかんでたし。死神のカマみたいな)

もう一度さっきと同じ工程を繰り返し、下半身丸出しで横たわり

じゃあガーゼ取りますね~の声と共に再びお尻に走る激痛!!!

覚悟はしていたものの…やっぱり痛いーーーーーーーーーーー

「っっっっいっっっっーーーーーーーーー!!!!」と声が出て

また看護師さんに肩をさすってもらっていました。

ビロビロビローと出る感覚がわかるんですが

もちろん長いので、先生の一回じゃ出ないわけです。

これが3回続きました。つまりギャー!を3回

3回目はさすがに少しだったのでそんなでもなかったけど

このガーゼの止血…改善して欲しい。お尻へのダメージ半端ない

「うん、血もそんなに出てないし、腹水もあるけど少しだから

じゃあ後は点滴終わるまで安静にね」と終了

ガーゼやっぱり痛かったけど、この痛さを自力で抜くなんて怖くて無理

先生に抜いてもらって良かった

去年は痛さのあまりガーゼ抜く手に力が入らず、

トイレでだいぶ悶え苦しみました。。。

再び診察台の手を持つ所まで看護師さんに誘導してもらいましたが

さすがに今回は覚醒していたのでフラフラもせず

看護師さんに「大丈夫?」と確認されましたがスタスタ歩いて戻りました。

控室に戻って、一旦腰を降ろしたところで再び看護師さん登場

「フラつきどうですか?」もう大丈夫です。だいぶマシになりました。

「じゃあおトイレ行きましょうか」とトイレへ…

ガーゼ先生にとってもらったのに?と不思議でしたが

点滴で水分が入ってるのでトイレで出さないといけないらしく

そんなにトイレ行きたくもないけどなーと思いながらも行ってきました。

ガーゼの心配もないのでトイレだってラクラク

念のため出血を確認しましたが、一滴もついていませんでした。

もしかすると生理終わりかけ?のようなうっすらはあったかもしれないけど

白熱灯だったせいか、血とは認識できませんでした。

控室に戻ってまた座ったところで別の看護師さんが点滴の確認でやって来て

「先生がもう一本しておいたほうが良いだろうということですので

もう1個点滴しておきますね。トイレ行かれました?」ハイ

「ナプキンもしました?」あ、まだ下着つけてないです…

「じゃあ先にナプキンつけましょうか。

まだもう少し点滴あるし、またあとで来ますね」と去って行く看護師さん

トイレ行った時血は見えなかったけど

タンポンの時と同じで、出血部分が降りてくるまで時間差あるからな~

と一人で納得。さっさとナプキンの準備して再びベッドへ

こうやって看護師さんに言われるまでノーパンだってこと忘れてた

ものすごく眠くてウトウトしてたらさっきの看護師さんが再登場

「あとちょっとだから早くしますね」と点滴のポタポタを急速に変更して

終わったところで新しい点滴を補充

この1本であと何時間くらいあるんだろう…と再び夢の世界へ

今回は吐き気止めのおかげか、全く気持ち悪くならなかったので良かった

前回は後半30分くらい地獄だったから。

携帯を手元に置いてなかったので詳しい時間はわかりませんが

13時を過ぎても次々に採卵する方が採卵室へ入っていっていました。

やっぱり今日は多いのかなぁ?

前回は1本の点滴ですぐ帰ったからその後の人々はわからなかったけど

いつも午後まで採卵やってるのかな?

できれば睡眠を確保するために私も午後採卵がありがたいな~

ウトウトするたびにすぐ近くで新しい採卵の方の自己紹介と

終わった方と看護師さんの声と

採卵合間の看護師さんたちがパタパタ行き来する音で、

正直あまり眠れませんでした。

点滴を見ながらもうすぐ終わるかなーという頃に再度看護師さんがやってきて

「ごめんなさいね、この場所人がいっぱい移動するから

うるさくてちっともゆっくりできないでしょ?(その通り!)

気分はもう大丈夫?これが終わったらもう今日はおしまいですからね

後は培養士から説明を受けて、受付でお支払いをお願いします」と説明

点滴が終わって針を抜き、とっても分厚いコットンの塊みたいなのを当てて

「これをギュッと5分くらい抑えててくださいね。

これやらなかったら、明日とかすごい青アザになっちゃいますから」

え!そうなの?とビックリ。必死でぎゅうぎゅう抑えました。

やっと左腕が自由になり、ようやく着替えへ

着替え終わってからも気になってずっと点滴の後を抑えていました。

ベッドを整理して待機していたらカルテを持って看護師さん登場

「じゃあこのカルテを持って外の待合室でお待ちください」

去年は控室で直接培養士さんから説明があったけど

さすがに今回は簡易の控室で声がダダ漏れだから別室だったんでしょうか?

外で待っていると培養士さんがすぐやってきましたが

「こちらの相談室全て埋まってしまっていますので、下へお願いします」と移動

前回採卵前の最後の説明を受けた部屋みたいなところに入り

今回の採卵結果報告を受ける

「今回取れた卵は合計で8個ありました。

そのうち1つは未熟な状態でしたので、残りの7個を顕微授精へまわします

ご主人の精子を遠心分離機にかけたところ、数が確認できましたので

今回は凍結精子を使わず、今日持って来て頂いた精子をそのまま使います」

よかった!やっぱり遠心分離機かければいるんだ!

「…ということは、少なくとも7匹以上はいたということですね?」

「そうですね」やったー!!数は間違いなく改善している…

しかしここで疑問点が

診察の時には左に10個くらい、右に3個くらいと聞いたんですが

左だけからしか取らなかったんですよね?

左の数が8個しかなかったということですか?

「いえ、左右どちらの卵巣からも採卵していますよ」あれ?そうなの?

正確な数を聞くと、左が5個、右が3個だったそうです。

前回の採卵の時はもっと取れたけど、今回は少なかったんですねーと話すと

「前回は取れた数は多かったですが、結局未熟な卵もあり

実際使用したのは8個だったみたいですね」と…あ、そうか

その未熟な卵という意味がよくわからず、

20mmぐらいまで育ってないと未熟なんですか?と質問

前回の採卵前検診で画面に表示されていたのが18mm~だったので

「大体採卵できるのは18mm以上とも言われていますが

エコーで見る限りはそれが表面まで出てきているかはわからないんです」

ん?????

つまり、採卵できる卵というのは

細胞の壁(卵巣)からにょきっとキノコみたいに出てきて

それがある程度育ったものを取っているそうです

エコーでは卵の大きさは確認できるけど

採取できなかった卵というのは、半分以上卵巣の壁の中に埋まっている

(こういった表現が良いのかはわかりませんが、

培養士さんが書いて説明してくれた絵はこんな感じでした)

そして、卵というのは採取してみないとその健康状態が不明のため

実際取れたとしても弱かったり、まだ採取できる段階まで育っていない未成熟

という意味だそうです。

なるほど…普段の排卵はきちんと育った卵が

自然に卵巣から自力で出て行きますけど

排卵されてしまった卵は顕微授精に使えないので

卵巣から直接採取するんですもんね!すごく納得できました。

となると、去年採取された14回の痛み…憎い!

それだけ卵がたくさんできて、育つ力が分散されてしまったということか

と思うようにします。

一体8個という数は多いのか少ないのか、前回が14個だっただけに

とうとう取れる卵子の細胞が減っているのでは、と不安に

「8個だと大体平均的ではないでしょうか。1個だけという方も多いですし」

そうか…1個だけの方ももちろんいるわけですよね

我が家とは違って、男性が原因の不妊ではなく卵ができにくい方もいますし

くだらない質問をしてちょっと反省。

再度、今回顕微授精がうまくいって胚ができた場合は

凍結にまわすこと、を確認した後諸注意があり

今日は感染症予防で抗生剤が出るので、薬局で必ず受け取ること、

受精の結果は翌日14:20頃電話してください、と言われました。

その時間は電話するのが難しい場合は?

午後診が終わる16:00までには必ずお電話ください、とのこと

他に何か気になるところはありますか?と聞かれたので

採卵前の最後の注射がなぜ筋肉注射じゃなかったのか確認

すると、カルテにはきちんと最終注射の項目は「hCG」という欄があるのですが

その下に大きく赤文字で「オビドレル1A 皮下注射」と記入があり

この2つの違いは効果の出る時間なんだそうです

hCGは確かに筋肉注射だけど、これを打つ場合は

必ず夜中の00:00過ぎに来院して打つことがほとんどで

遠方から通っている方にはとっても負担なんだとか

確かに、そんなに遠くない我々でもとっても大変でした。眠気が…

さらに筋肉注射なので肉体的に負担が多いこともあり

最近では打つ時間が(若干)早いオビドレルを打つようにしているのだとか

その人の症状によってどうこう、というわけじゃないみたいです

少なくとも産婦人科の看護師が言っていた

「遺伝子が~」という説明はなかったです

もしかすると詳しく辿れば遺伝子云々なのかもしれませんが

効果の出る時間と言われたほうが納得

これで去年との違いがわかってスッキリ!

すがすがしい気分でお会計へと進みました。

 

しかしカルテを渡してお会計を待っている間、

なんとなく目の周りが暗くなってくる感じ…貧血?

さっきまでは元気いっぱいだったのに一気に気分が悪くなってきました

あれ?さっきは問題なかったのに?カゼのせいか?

もしかして、今朝飲んだセニランのせいか?

思い当たるフシが多すぎる!セニランだったらどうしよう!

気持ち悪くて多分顔色も悪くなっていたと思います

フラフラと受付に行き「さっき採卵終わって今お会計待ちなんですが

なんかいきなり気分が悪くなってきたんですけど…」と申告すると

すぐ看護師さんを呼びに行ってくれました。

もう待合室の椅子に座るのもしんどいくらいの気持ち悪さ

看護師さんに誘導されて、採卵後説明を受けた奥の部屋をさらにスルーし

たこともないベッドの部屋に通されました

スキンダグ手術した時みたいな、保健室みたいな場所です

とりあえず荷物を台の上に全部置いて、なだれ込むようにベッドへ

ここで少し休ませてもらえるのかと思ったら

カルテと点滴を持って再度看護師さんが登場

「麻酔がまだ抜けてないみたいですね。もう少し点滴しておきましょう

少し時間かかるけど、この後時間は大丈夫?」

えー…また点滴するの?時間は問題ないけどまた針さすのかーとグッタリ

今日は左腕にずっと点滴されていたので、右腕をさする看護師さんに

「左からできませんか?」と見てもらいましたが

色々ペシペシやった後で右腕を確認して「右からしましょうね」

トホホ…両腕に点滴の後が

点滴独特の痛みと気持ち悪さに耐え、再度横になるタイム

受付に行った時が確か15:30くらいだったから、

あとどのくらい時間かかるのかな?

でもさっきの場所がすごくうるさくて本当に眠れなかったので

これからの時間は少し寝よう…

さすがに気持ちが悪くてスマホを手にする気力も起きませんでした。

しかし麻酔ってこんなに残るものなの?

一応看護師さんが「ゆっくり入れていきましょうね」と

ポタポタをゆっくりに操作していたので、どのくらいかかるか全く不明

ウトウトしていた頃再び誰かが入ってくる気配

看護師さんの「じゃあそこに横になってね」という声が

どうやら私みたいに控室を出てから気分が悪くなった方がいたようで

その方がカーテンを隔てた隣に横になっているのがわかりました。

二人で気分悪さに耐えながら、多分お隣さんもウトウトしていたみたい

途中何度か看護師さんが来て説明してましたけど、あまり覚えてません

半分くらいまで量が減った時に「じゃあトイレ行きましょうか」と言われ

まだ少しフラフラしていたのでええーとなりましたが

「点滴入れてるからね(さっき上でも同じこと言われた!)

どんどん出しちゃったほうがいいのよ。そうすれば麻酔が排出されるから」

え!そうなの?この点滴は麻酔を排出するためのものだったんだ!

手術経験がない私には初めて知る事実ばかりです

さすがに処置室のトイレではないので少し狭く

点滴台と一緒に入室するのはなかなか大変でした

トイレそんなにしたくない、と思ってても出したほうが良いんだな~

それでガーゼ取った後トイレに行けって言われたのね。

「二日酔いと同じなのよ。お酒は飲む?」いえ、全く

「じゃあご主人に聞いてみたらわかるよ。今は二日酔いみたいな感じなの

麻酔が体に残ってるから、それを排出するために点滴を入れるの

じゃんじゃん点滴を入れて、じゃんじゃん排出する。

それで麻酔が体から出て行くの」へぇ~そうなんだ!

だから帰ってからも水分たっぷりとってね、と説明

しかし、もうしばらくすると看護師さんたちがだんだん焦り始めて

「具合はどう?」とか隣の人にも頻繁に確認に来ていました

とうとう最終的には

「ごめんなさいね、ここ17:30には全部閉めないといけないのよ

ちょっと点滴早くするね」と言いながらポタポタが猛スピードに!

この頃には気分が大分回復していたので、

なんなら点滴途中でやめて欲しかったんですが

この点滴は全部入れなきゃいけないから、とものすごいポタポタの速さ

お隣さんはご主人が付き添いで一緒に来院していたのか

それか採卵後の奥様を迎えに来られたのか、ベッドの所から声がしていました

お隣さんにも同様の説明をして、ご主人が先に薬局へ薬を取りに行くことに

私はだいぶマシだったのですが、お隣さんはまだまだ具合が悪そうでした。

すると看護師さんが私に「今日はご主人迎えに来られますか?」と質問

自転車で来てるのでとは言えず(採卵日は自転車・車で来ないでと注意書き有)

いえ…電車です。と答えると「タクシー呼びましょうか?」

え!じ…自転車あるのに…しかもタクシーなんて勿体ない

ご主人来てくれたら一番良いんだけどね~電話してみたら?としきりに勧められ

スマホを手に取ると17:15頃。こんな時間絶対夫は仕事中だから無理です

と、分かっていてもとりあえずメールを送る…

看護師さんには、仕事中なので無理みたいですね~と報告

超スピードの点滴が終了し、お隣も同じタイミングで終わったようで

、というか既に17:20過ぎていたので強制終了させられたのかも

お隣はご主人がお迎えに来てるから途中で気分悪くなっても大丈夫ですしね

もう私は元気だったんですが、看護師さんが

「具合悪そうだったら薬局でタクシー呼んでもらってね」と再度助言

先に受付でお会計を済ませる。合計25万ほど

ずっと看護師さんが側にいて「今日は夜診がない日だから本当にごめんね」と

何度も謝っていました。夜診があればセンターを開けていられるので

点滴が終わるまでゆっくり寝ることができたそうです。

そんな遅くまでいてもな~…なんだか申し訳なくなって

「ご迷惑おかけしてすみません」と謝ると、

いえいえ、こちらの事情だからと再度謝罪

普段使ったことのないエレベーターまで見送りに来てくれました

お隣のまだ具合が悪そうな奥様はエレベーターわかるんですが

私もう元気ですし、だってここ2階だし

階段で行きますよ、と言ったんだけど「いいのよ、一緒に」と

エレベーターに見知らぬ夫婦と詰め込まれました。

奥さんのほう、かなり具合悪そうだったな~

私より採卵の時間が後のほうだったのかな?

薬局で薬を受け取り、時間を見ると既に17:40!

いつも仕事が終わって帰宅する時間と変わらない時間になってしまいました。

早めに帰ってゆっくり寝ようと思ってたのに~

この後は吐き気もなく気分も悪くならず、全く問題なく帰宅しました。

しかしさすがに採卵日当日。お腹が張りまくってとても痛かった。

今回は採卵前のお腹の張りがあまりなかったので、

採卵後も大丈夫かな?と思っていたけど

やっぱり採卵すると卵巣を刺激するから腫れるのは当たり前で

この痛みいつまで続くのかな?

去年は採卵後10日で生理がきて、結局生理が来るまではずっと痛かった

あの張った痛みはかなりの苦痛だったので。途中早退もしたし

ちょっと不安…ドキドキ

そして今回は受精卵いくつできるかな?

去年より精子の数は多く取れたはずだから、3個くらいできるかな?

 

ちなみに帰宅したら、去年みたいに点滴の後はアザにはなっていませんでしたが

右腕に謎の赤い引っ掻き傷みたいなのができてました

もちろんひっかいてません。点滴を猛スピードで入れたせい?

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2度目の採卵 前半戦~麻酔と安定剤

2017/10/11 いよいよ採卵日当日

少し寝坊できるのに、いつもより早く起きてしまった。

今回の採卵は11:40の予定

食事は4時間前の7:40までに済ませておかないといけないので

夫が早く早く!と急き立てる中無理矢理トーストを押し込み

水分は2時間前の9:40までたっぷり摂るよう指示もあり

飲みました、飲みました。がぶがぶと

その時耳鼻科から処方された風邪薬と安定剤も一緒に服用

薬箱を調べてみたけど看護師さんに聞いたビーゼットシーは既になく

代わりにセニラン5mgがありました。

飲む前にネットで調べてみると「服用後10~15分で効果が表れ

その後20時間程度効果が持続する。依存性あり(麻薬か!)」とあり

エッ!となりましたが、他に安定剤はないから仕方ない。

飲んだ後、相変わらず前日あまり眠れなかったので寝ようと思ったのに

ネット情報通り、10分したらセニランの効果が発揮されてきました。

高熱が出た時のようなフラフラ感

若しくはお酒を飲んだ時、

世界と自分が一枚薄いフィルターで覆われたようなぼんやり感

当時はパニックになりそうな前に飲んでいたので大して気にならなかったのですが

これを飲んだらけっこうぼーっとすることを思い出しました。

効果が強すぎてビーゼットシーに変えてもらったような…甦れ記憶…

これはヤバイのでは?と思いましたが

一方で多少めまいがしてもまぁいいか~。とか

動きが結構スローになるものの、ぬるま湯にぷかぷか浸かって漂うような

ゆっくりとした南国にいるようなまったりした気分になることも確かで

これだったら多少麻酔でめまいがしても問題ないな~と

全ての出来事に対して大らかな人格に変わりました(笑)問題なし?

結局寝過ごしが心配で眠れず、10:10頃家を出発

今回も10:30までにセンターに来るよう指示があったので、ピッタリに到着

 

時間通りに到着した私の控室はなんと「簡易ベッド」でした

今回は採卵の人が多いだろうと想像はしてました。

同じタイミングで採卵前受診の方が多かったからです

でも、時間は(多分)10分ずつ刻んでるし

まさか当日こんなに混むことはないだろうと思っていたのですが…

やっぱり満月にみなさん生理を無事迎えられたのですね

おかげで前回は扉がある部屋だったのに、今回はカーテン仕切りのみでした。

おまけに簡易ベッドは採卵室のすぐ近くなので

採卵後の方と看護師さんが「大丈夫?具合はどう?」という声や

「じゃあこれから採卵に向かいますからね!」という声や

採卵室に入ったであろう方に「お名前フルネームと生年月日仰ってください」

という諸々のやりとりが全て丸聞こえでした

ち…近すぎる

私が入った時には簡易ベッドを使っているのは私だけでしたが、

その後もう1人の方しか簡易ベッドは使っていないようでした。

みなさん順番に空室に入って行かれたのですね。いいな…

もう少し早く来ていれば扉付きの個室だったかもしれないのに

あ、でも去年は11:30採卵予定で採卵室のすぐ近くの個室だったので

もしかすると時間毎にベッドの割り振りされてたのかも?

その辺は謎です

 

とにかく着くなりすぐ入口で精子カップを手渡しし

控室(カーテンだけだけど)の中で術衣?に着替え

去年は眠くて結局本読んだり音楽聞いたりスマホ触ったりもできなかったけど

今年はスマホくらい大丈夫だろうと触る余裕がありました

(本当はダメって書いてありました。電源切ってください、と)

着替えが終わると看護師さんが入って来て点滴の説明

その際、私が事前にお願いしていた採卵時の頭の位置ですが

あれだけ懇願した甲斐があったのか枕(タオルを重ねたもの)なしで

頭部は平行なまま採卵することになりましたので、と言ってもらいました。

本当に嬉しかったです。

何度も何度もありがとうございます!を繰り返しました

頭部の位置さえ確保できれば、後は採卵の痛みだけです。あと、痔痛…

しかし私にしてみれば精神的負担が減っただけで怖い物なしになったので

(若干安定剤の影響もある)

卵どんどん取っちゃってください!と点滴の針の痛みすら許せます。

点滴を固定している間、今回提出した精液について確認

実は泌尿器科の先生から事前に

「手術の結果精巣の中に少なくとも数匹精子がいることは確認できるので

凍結の際は抽出法

(1か所を採取し、いなければ別の場所を採取する方法。←勝手に名付けた

このセンターでは3回採取して精子が見つからなければ凍結不可となる)

ではなく遠心分離機にかけるようセンターに通達しておきます」

と言ってもらっていたこともあり、直近の夫の精子は凍結成功しています。

凍結でその方法が取れるのであれば、

今回のフレッシュさんでも同様にできないか?

なるべく凍結精子は大事にしておきたいので(お金もかかってますし!)

今回も遠心分離機にかけた上で抽出して欲しいとお願いをしました。

即答できず、一旦確認しますと看護師さんは去って行きましたが

すぐ培養士さんがやって来て

「ご主人が通われてる病院からも指示ありましたので、

今回の分も遠心分離機にかけますから安心してください」と回答

よかったー

さてさて、後は採卵の順番を待つのみ…

スマホ触ったりしながら採卵注意事項をぼんやり読んでいました。

採卵方法のイラストが乗っていたのですがそれが見るからに痛そう…

ブスーッとなって、さらにこの針みたいなもんで掻き出す(違う)のか…

そりゃ取る時痛いはずだよ、とぼんやりした頭でも怖くなってきました。

 

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※写真は説明書を盗撮 撮影したもので、

さらに採卵部分だけ拡大しているので見づらいです。

 

しばらくして看護師さんが「おトイレ行きましょうか」と呼びに来て

点滴台を押しながらトイレへ

去年は点滴の針が痛くて刺さった腕を一切使えなかったけど

姉に聞くと「点滴の針は曲がるやつだから腕を曲げても問題ない」らしいので

今回は両手使ってテキパキ完了(それでも少しは痛いです)

控室に戻り、どのくらい待つのかなーと思ったらもう私の番で

2、3分もしないうちに「じゃあ行きましょうか」と採卵室へ

よく覚えていないのですが、去年とは違う場所だった気がします

採卵室2部屋以上あるのかな?じゃないと捌けないですよね

去年は入った瞬間5人くらいの看護師さんと採卵担当の医師がいましたが

今回は看護師さんが2人だけ

術衣を腰までまくりあげて、この位置にお尻持ってきてくださーいと

言われるがまま下半身丸出しで診察台(手術台?)へ

そこでももう一度「頭の部分は下げずにタオルだけ引いてますからね

と説明してもらいました。横になった段階でも

「この状態でどうですか?大丈夫ですか?」と聞いてもらい

本当にありがたかったです。

右腕には血圧計をずっと巻かれ、左の人差し指には心拍を測るものを挟まれました

指の心拍数の音でドキドキするとピッピッが早くなるので

この音に緊張して心拍がさらに早くなりそうで、

しかも血圧だって無駄に上がりそうだったので

深く息を吐いてみたり、と心拍を下げる練習をしていました。

…しかしなかなか採卵の準備が始まらない

去年はあれよあれよと麻酔を打たれ、鬼軍曹にしごかれながら

ギャー!という世界に突入しましたが

やっぱり採卵待ちの妻たちが多いのか、たっぷり5分は待ったのでは?

医師が来る前にもう2人看護師さんが入ってきて

私の頭上で「もういいかな?もう〇〇準備していいのよね?」と言っていました

最初から待機していた看護師さんが一旦外にでて医師に確認したみたいで

「もう入れていいそうです」とお返事

どうやら麻酔の量とタイミングだったみたいです

「これから麻酔入れて行きますからねー大きく深呼吸してくださいねー」

後から分かったのですが、麻酔を少し多めに入れてもらって

完全に効いたころに採卵へ、という手順だったようです

麻酔が…とうとう来る!

点滴に麻酔が入る前に看護師さんが「はい、目を閉じてくださいねー」と言って

あれ?前回は目を閉じてって言われてないけどなぁ?

もしや今回の麻酔は寝ちゃうくらい効くのかしら?なんて思っていると

「はい吸ってー」の合図。

すすすすすーーーーーーーー

「ゆっくり吐いてー」ふぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~

この1回で手足が重くなり、体が一気にだるーくなりました

これが麻酔が効いているということか…

頭を下げていなかったせいもあるのか

今回は全くめまいがしませんでした。

「今の段階で気分悪くないですか?大丈夫ですか?

目は閉じたままにしてくださいね」

その後2回くらい深呼吸の合図があったような…

左と右の方の辺りに看護師さんが2人ついていて

深呼吸の吐くタイミングで軽く肩をポンポンと叩いてくれました。

それから先はぼんやりとしか覚えてないのですが

先生が入ってきて「では中の洗浄しますね。機械が入りますよー」

…うん、ちょっと感覚ある。気持ち悪い

「じゃあこれから卵取って行きますねー」で、多分始まったと思います

多分最初から痛かったと思うものの、最初の数回の記憶がありません

ただラスト3、4回の採卵の時だんだん痛くなってきて

微かに「うぅう…!」となってきました

最後はもう「いぃぃぃ…痛い!」としっかり覚えています

思い出されるあの採卵のイラスト

しかし去年と違うのが、去年の看護師さんは

動く私の肩を上から抑えつけてました(多分)

でも今回は痛い!とか言うと両サイドから看護師さんがそれぞれ

動かないように少し抑えながらも肩や腕をさすってくれていました

痛い!やっぱり痛いーーーー!!!

あと何回?卵両方合わせて13個くらいあるんじゃなかったっけ?

あれ?10個だっけ?あ、左しかとらないんだっけ?

でもさっきまで左だった気がするけど、今の痛みは右な気がするけど!?

と色々考えられるまで覚醒しました。

もう最後のほうはぜーはーなってたと思います。

「じゃあ採卵はこれで終わりですからね、お疲れ様です」

やっと終わった…採卵の痛み、言葉にならない

やっぱり針で吸い取る(?)だけはある…と少しが抜けました

少しして「じゃあガーゼ詰めていきますねー」と先生が話したその瞬間

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

やっぱりお尻のあの痛みきた!!!!!!!!!!!!

あのお尻から内臓の奥まで突き抜けるようなズーンとした痛み

ズーンと言いながらも激痛ですけど

これが採卵よりも痛かったです。今回に於いては

詰める時、ガーゼは包帯のようになっているものを折りたたみながら?

入れるようなんですが

つまり何度もガーゼを詰める感覚が行ったり来たりするんです

と、いう事はもちろんその度にお尻に衝撃が!!!

もう採卵以上に(覚醒してますので)「いたい!!」とハッキリ声が出て

看護師さんがやっぱりその度に腕を何度もさすってくれました。

ありがたい…でも痛いものは痛い…

このタイミングで痛がる人、他にいるんだろうか?

ていうか、イボ取ったはずなのに去年と全く同じレベルの痛み

これは本当にイボが原因なの?

腹筋使いまくったはずのガーゼ挿入後「ハイ、終わりましたよー」と先生の声

「お疲れ様でしたーゆっくり起き上がってくださいね」

と言われたけど、意識朦朧(尻の痛みで)としていて動けず

看護師さんが私の手を持って

「ここに掴む所ありますから、ここ持ちながら起き上がってみましょうか」

まだ目を閉じたままなので手探りで探してなんとか掴み場所確保

「ゆっくりでいいですよーゆっくり起き上がりましょう」

と言われ起き上がりながら目を開けたのですが

ほんの少し頭を上げた瞬間めまいが

あ!目が回る!と怖くなりギュッと目をつぶって「目が回る…」と言うと

「目は閉じたままでいいですよ。ゆっくりで大丈夫ですからね」

先生も「麻酔がまだ効いてるからね、ゆっくり起きてね」と

と肩を支えてもらいながらなんとか起き上がりました。

目を開けた瞬間めまいと思ったのは麻酔のフラつきだったようで

一度まっすぐ起き上がってしまえばめまいは治まった…かな?

2人の看護師さんに支えられながらようやく台から降りて立ち上がりました

両サイドで支えてもらって「目眩まだします?大丈夫?」や

「ゆっくりでいいので少し歩いてみましょうか?」と言ってもらい

歩きだせば固い地面を認識できたので、フラつきも治まってきました。

大丈夫です、なんとか歩けます。と申告し

1人の看護師さんに付き添ってもらいながら控室へ

採卵室から本当に10歩も歩かない距離にベッドがあって今回も助かった

それでも麻酔でフラフラなのでベッドに倒れ込み

お尻も(前回ほどではないにしろ)若干痛かったので少ししか動けなかったら

看護師さん2人がかりでベッドを整えて布団までかけてもらいました

「大丈夫ですか?無事採卵は終わりましたので、

結果は培養士から説明しますね。あとはしばらくこのまま安静にして

点滴が終わる頃もう一度先生に検診してもらいますからね

ガーゼもその時に取りましょうね」と説明があり

そういえば、私が「目が回る…」と看護師さんに支えられてた時先生が

「じゃあガーゼは後でこっちで取りましょう」と看護師さんに言っていたような

「前回ね、吐き気があったっていうことなので、

点滴に吐き気止めも入れてますからね」とも説明あり

もう後は麻酔が覚めるのを待つばかり…

もしかして今回麻酔がこんなに効いてるのは(採卵は変わらず痛いけど)

安定剤を飲んでいたせい?

フラフラが通常の麻酔よりも強いのか?

安定剤を飲んでからずーっとフワフワした感じだけど

実は安定剤とは精神の麻酔のことなのか?

などなど、ぼんやりとした頭で考えたり眠かったり…

 

採卵とカゼ薬

2017/10/10 採卵日前日

見事に風邪をひいてしまいました。。。

夜中じゅう暑かったり寒かったりでしょっちゅう目が覚め

朝方喉の痛みで目が覚めました。

これはヤバイ!と思いましたが、こうなったらもうひいてます

熱を測ったら37.2度で微熱でした。

夫は風邪を引いても根性で治す、というか

熱が出て寝込んだり、会社を休んだりと悪化することがないのに

私はこうなったら必ず悪化するのでどこかで仕事を休んでしまいます。

初期のこの時期であれば、微熱が判明した時点で休むのですが

翌日は採卵でお休みが決定している…休めない…

ロキソニンを飲んで出社したかったけど、飲んでも良いのかわからず

とりあえず葛根湯(もうひいてしまった風邪には効かない)だけ飲んで出勤

マスクをしていたものの声だってガラガラで

会う人みんなに「あら!連休で風邪ひいたね~」と言われる始末

お昼にかけてだんだん風邪の症状も悪化していき、

いよいよ熱も高くなってきた様子

帰宅したら病院(耳鼻科)に行こうと思っていたので

いつも風邪をひいた時に処方される薬をメモしておき

センターに電話をして薬を飲んでも良いか確認すると

「先生に確認して後ほど看護師からお電話します」

10分ほどで折り返し電話があり

「さっき聞いたお薬、どれを飲んでも大丈夫です

まだ採卵の段階ですし、飲んで危険な薬はありません」との回答

一つ喉の炎症を抑える薬として

トラネキサム酸カプセルをいつも処方されるのですが

このお薬は炎症を抑えるとともに出血も抑えると記載あり

採卵日当日ももちろん飲まないといけないので

果たして採卵をする時に出血を止めたりする薬を飲んでも良いものか

そして当日も熱が下がらなければロキソニンを飲んでも良いのか

ロキソニンを飲んだら麻酔の効き具合に影響があるのでは?

等々色々心配になり、その点も質問

しかし「どの薬でも大丈夫」とのこと

ただ、当日どうしても熱が38度近くあったりすると

お母さん(まだお母さんではない…)の体に負担がかかるので

その場合は朝にお電話をください、と

採卵日が延びるの?今期は採卵できないの?と不安になりましたが

今回は採卵が10日目に当たるので(何から数えて?生理から?)

まだ数日延ばすことが可能なんだとか

どうしても10/11にしないと卵が取れないこともないので

早まるのは困るけど、2日くらいの延期は問題ないそうです

かと言って、そんなにお休みはできないので

何が何でも明日採卵してやろうと心に決めました。

お昼から戻った後、事前説明しておいたほうが良いだろうと

上司には「姉の出産の手伝いで」とお休みの申請完了

もう既に生まれているけど「予定日よりも大分早くて」と嘘八百並べました。

 

帰宅後夫に耳鼻科へ連れて行ってもらうと

風邪の症状+アレルギー反応があると言われました。

過去のカルテを見ると、毎年この時期に耳鼻科を受診しており

季節の変わり目なので風邪もあるだろうけど

毎年ぴったり同じ時期なので、

何かしらの花粉のアレルギーを疑ったほうが良いかも、と

なので想定していた薬+漢方薬とアレルギー薬を処方されました。

アレルギーの薬は…さすがに飲まないほうが良いかも

本当は悪化する前に飲んでおきたかったけど

夫が「それで卵に何か変化あったらどうするの?」と言うので

看護師さんに許可された薬だけを服用することに

漢方薬も危ないかもしれないけど、これは夫に隠れてこっそり飲みました

明日の採卵日はズラせない!!

準備万端、翌日に備えて早めに寝ようと思ったのに

(去年は寝不足のせいもあって散々だったので)

せめて直近の経過をブログに残しておかないと

採卵の出来事に紛れて忘れそうだったので、記録として更新

あれこれしていたら結局去年同様2:00頃になってしまいました。

00:00過ぎた辺りで夫から「まだ寝てないの!」と怒られましたが

ブログをやっていることは夫に内緒なので

いきなり部屋に入ってこられて挙動不審になってしまいました

まるでエロ動画閲覧を親に見つかった中学生のよう(笑)

何やってたの?俺に隠れて!と色々言われましたが

採卵が恐いから調べてたんだよーと(経験者のくせに)ごまかし

翌日のナプキンを準備したり、採卵に関しての同意書を記入したり

なかなかすんなりとは眠れず…

寝なきゃ去年の地獄再来!と思うほど眠れず

微熱も続いていたのでなかなか寝付けなかったです。

風邪が悪化したのはホルモンの影響でしょうか?

夫はそう言っていますが、

私は最近寒すぎたり暑くなったりが続いたせいだと思っています

あとはやっぱり何かの花粉かな?

 

ちなみに数日前から便秘が続いていて、

お尻にズーンというあの痛みがありました。

去年採卵時に詰められたガーゼで人工的に起きたあの痛みです。

やっぱり便秘が続くとこの痛みは起こるんだな~と

35年目にしてようやくカラクリがわかりましたが

採卵の時のガーゼが痛いからわざわざイボ取ったのに

今あるのは小さいイボのはずなのに、何故まだ痛いのか?

この痛みの原因が本当に謎です。なんで?

まだガーゼを詰める前なのにこの痛みが起こるということは

翌日の採卵も絶対に激痛のはず…これも恐怖

私の数か月にわたるお尻治療は何だったんだーーーーーーーー!!!!!!

お腹も少し張っていましたが

これが卵のせいなのか便秘のせいなのか相変わらず不明

でも前回の採卵時よりも張りが強くないので

これが2回目の余裕?とも思いました。

胸は3日前くらいからすごく張ってとても痛いのは変わらないけど

明日風邪の具合どうかな?

微熱くらいでもロキソニン飲んだほうが良いかな?

心配事は尽きません

 

採卵に向けての切実なお願いごと

2017/10/8 注射7日目

実は10/3に姉が出産しまして(第三子)

父が孫に会いにこちらまで来ていました。

私と姉一家の家は一応同じ関西圏で遠くはないので

よく行き来をしています。

姉は上の二人を海外で出産しているので、

それぞれの両親にとっては初めて生まれたての孫を見ることになります。

連休だし丁度いいや、という感覚で父はやってきたようですが

ここ最近の気温の変化でシッカリ風邪を引いていました。

しかも姉の家は新生児がいるので泊まるのは無理

風邪じゃなくても上の二人がうるさいので泊まりたくなかったみたい

で、結局我が家に泊まることになりました。

風邪を引いていて体調がよくないこともあり、

翌日昼頃にはさっさと新幹線に乗って九州へと帰りました。

その父を送るついでに注射へ…

産婦人科に注射に行く人は限られているのでとっても早く終了

産婦人科にいる看護師さんのほうが注射が上手?

この日の注射は前ほど痛くはなかったです

やっと注射が終わったー!皮下注射よサヨウナラ

帰り際「明日が採卵前の診察ですね。14時の予約ですので遅れないように」

と念押しがありました。

父が私の部屋に寝ていたので、私は夫の部屋で仕方なく寝ましたが

(我が家はそれぞれに個室があり、自分の部屋で寝るシステムです)

夫の部屋で寝ると必ず腰が痛くなるし

夫のイビキ攻撃にとことんやられて寝不足になります

特にこんな季節の変わり目には風邪ひきそうなので

できればあの部屋に行きたくなかった…

といって夫と父を一緒に寝かせるわけにはいかないし

結局、なんだか体がダルくて、睡眠が全く足りてないと実感

それじゃなくても土曜日は当日予約が気になって熟睡できなかったのに

(元を正せばカラオケオールのせい)

11:00頃注射が終わったので早めのランチに行こうかーと話していたんですが

あまりにも体がしんどいので帰宅して寝ることにしました

実は夫も身体がダルいと言っていたので

どうやら父からもらったみたいです

私の体調は寝不足だろうから、ぐっすり眠れば治ると思ってました。

この日はお腹の張りが結構気になりました。

もちろん前回ほどひどくはないものの、うーん…張ってる。くらい

便秘のせい?

もしかしたら、卵が育って卵巣が腫れてるから押されて便秘になるのかな?

 

2017/10/9 採卵前の最後の診察

この日は朝からいきなりオリモノの量が増えました。

前回はどうだったかな?

そういえば10/7診察の時、隣で内診受けてた人が

「ここ最近オリモノが異常に増えました」と申告していました

彼女が言っていたのはコレかも…

と、いうことは採卵のタイミングがみんなほぼ一緒みたいです

 

来院してみると14:00予約で3人目と聞いていたのに

14:00頃来院したら、既に待合室がいっぱいでした。

今日は祝日だから予約診だけじゃないの??

こんなに予約診がいっぱいいるの??

待合室の椅子は結構豪華な作りなんですが、座り続けると腰がとても痛くて

夫とずっとモゾモゾしていました。

そしてどうやら私も風邪をひいた模様

風邪っぴきの父が寝ていたベッドで一日中寝ていたので

漏れなく風邪菌を吸い込みまくったようです

昨日に増して体が重かった

3番目のはずなのに、実際に診察で呼ばれたのは14:45頃

こんなに待つの??前の2人どんだけ熱心に診察したの?

後からわかったのですが、祝日の特別診察の場合は

(日にもよるけど)医師一人が診察するので時間がかかるようです

それにしたってかかりすぎでしょ

内診で卵のサイズを測ったのを見ると右は18.6㎜~21.2㎜

左は17㎜~22㎜くらいでした

内診しながら先生が独り言のように「よし、じゃあ水曜で決まりだな」

と言っていました

すぐ隣の診察室に呼ばれ、夫と入室

この時採卵時の頭の角度についてお願いしたかったのですが

隣から出て来たのがセンター長だったので訴えるのをやめました

この人に言ってもダメだ…

前回採卵時、麻酔の効き具合によるものか

はたまた寝不足のせいか

頭を傾けたことによって目眩がし、それで小パニック

おかげで呼吸も浅くなり、麻酔もあまり効かず

散々な目に会いました。

この経験を基にパニックの説明をし、

なんとか頭を反らさない方向でお願いしたかったのですが…

夫と目が合い、培養士さんに託すことにしました。

センター長からは「卵は全部で14個くらいですね。

じゃあ採卵は9/11でいいかな?」

…ハイ

「よし、じゃあ後は培養士から詳しく説明あるから。じゃ!」

…ハイ

もうハイしか言ってません。

大体9/11でいいかな?って変更できるんかい?

カルテを受け取って、3Fへ

私達夫婦の他女性が2人、私達と同時にもう一組夫婦が入ってきました。

カルテを渡して待つこと30分ほど

ここでもかなり待たされました

やっと順番がきた!と思ったら3Fの相談室(?)は満席になってしまったので

下フロアでお願いします、と

センター内のかなり奥のほうにある相談室へ通されました。

そこで前回同様採卵時の注意点や当日フレッシュな精子が必要なこと

採卵に向けて本日22:40に産婦人科で最後の注射があること

等説明がありました。

前回の夜中の注射は確か00:00頃だったので、早くなったね。と夫と会話

夫はなかなか夜起きてられない人なので

夜中の注射はかなりこたえるみたいです。

あ、あくまでも注射は私で夫は送迎屋さんです(笑)

また、孵化補助法と胚移植用培養液(ヒアルロン酸)の処方についても説明

前回は孵化補助法だけお願いしていましたが

今回はどうしよう?夫に聞くと「やりたいように決めていいよ」

と丸投げされました

決めかねていると培養士さんが「採卵当日でも良いですよ」と

とりあえず保留にしました

50%しか効果がないなら…という気持ちがありつつも

凍結胚が1つだけという我々には少しの確率でも縋りたいのが事実

そこで採卵時の頭を反らす点について、傾けないで欲しいとお願い

目が回ることに対して小さい頃から恐怖症があり

めまい症を患ってから完全にパニックになることも説明

麻酔+首が傾くことで目眩が起きたと錯覚?し

パニックになるので前回の採卵も暴れて(本当は採卵の痛みで動いただけ)

大変だったことを懇々と説明

しかし培養士さんからは、前回の看護師さん同様

「呼吸を確保するためには必ず首は反らさないといけないんです

もし麻酔で意識を失ってしまった場合、舌根が…」

という説明まで始まり。

とにかくその点がものすごく恐怖なので、

どうしても「わかりました、仕方ないですね」とは答えられず

ずっと渋い顔をしてしまいました。

「一応当日担当する医師や看護師には説明させてもらいます

その上でなるべく頭を下げないようにする等調整しますので

ただ、お約束ができないことだけはご理解ください」との返答

培養士さんも困っているのはわかってる

でも私にとっては採卵の痛みよりもその恐怖のほうが勝る

とりあえず一縷の望みを託して採卵に関する説明は終了

薬がそれぞれに処方されることと、精子用のカップを渡され

その後採血があるのでまた中待合でお待ちください、と

採血…やっぱりあるのか。なんだろ?OHSSの濃度検査かな?

再度10分くらい待って採血へ

健康診断の時も思ったんですが、

採血がどっちの腕から取りやすいか忘れてしまって

とりあえず両腕を出して「どっちが取れますか?」と看護師さんに委ねる

右利きですよね?と確認されとりあえず左腕を…

と思ったら、今日の左腕の血管は調子が悪いらしく

右腕の端っこのほう(端は痛いイメージがある!)になりました

アルコール消毒したところまでは見ましたが

採血用の針は太いと聞いているので、すぐさま顔を背けます

すると看護師さんが笑いながら

「そうですね、しっかり横向いててくださいね」と言っていました

注射…みんなキライですよね?私だけじゃないよね?

でも皮下注射よりはやっぱり痛くない、と心を鎮めるよう努める私

もう終わるかな?と思ったら

「順調に取れてますからね~もう少しですよ~」まだだった…

そして「抜く時ちょっと気持ち悪いです。ごめんなさいね」うぇ~…

きっちり固い綿の塊みたいなものを押しあてられて、

しばらく押さえててね、という言葉でようやく看護師さんに向き直る

採卵について注意点は確認済みですよね?

では今日の夜、最後の注射忘れないようにしてくださいね。と説明

去年もそうだったんですが、最後の注射や採卵までの説明書をもらった時

最後の夜中の注射の欄に

「時間通りに始めます。遅れた場合はこちらから連絡は一切しません」

みたいなことが書いてあって、すこしビビります。

ふと疑問に思い、今のこの血液検査は何のためか質問

ホルモン値を調べるためだそうです

今すぐ値がどう、という意味ではなく

採卵する時や取れた卵子が受精まで進める時など

若しくは採取できた卵子が未熟だったりした場合などに

後から検査をするために取っておく血だそうです。

今現在の濃度ではないのね?

何かあった時に後から検査するため、とキッパリ言われました。

ついでにここで看護師さんに採卵時の頭の向きについて質問

私のパニックについて説明し

もし頭を反らすしか方法がないなら、採卵前に安定剤を服用しても良いのか?

どんなお薬ですか?と聞かれたのでお薬手帳を確認

私が探すよりも先に「ちょっと見せてください」と取られる

「このビーゼットシー糖衣錠ってやつかな?ちょっと先生に確認してみますね

あれ…でもこれ処方が2年前ですけど」

最後にめまい症を発症したのは2年前なので、そうなります

しかし薬は2年も経てば廃棄しないといけないので

2年前だともう使えないですし…と気の毒そうに言われました。

2年前の薬を飲みたいと懇願する自分が恥ずかしくなりました

でも実際お守りみたいにまだ持ってるし、害はないはず(自己判断)

こちらでこういった処方をしてもらうことはできませんか?とも質問

とりあえず先生に聞いてくるので、とお薬手帳を持って去る看護師さん

しばらくして戻ってきたら

「既に先生が帰ってしまって確認できませんでした」

えー!センター長帰るの早っ

「あと、先生がいたとしてもこういったお薬は処方できないそうです」

まあ…安定剤ですからね。メンタルクリニックとかしかないでしょうね」

そして「基本的には妊娠初期なども含めて

赤ちゃんに危険な薬はそんなにないと言われていますので、

服用に問題はないと思います。

お薬自体はいつも受診されてるところで改めて処方してもらって、

もし心配なようであれば明日の午前中にお電話ください」

と終了

まさか今回の採卵だけのために安定剤をもらいに行くのもなぁ…

ちょっと最近ホルモンのせいか

ふと顔を上げた瞬間なんかにフラフラしたり、

少しの動きで「あ、目が回りそう」と感じることがあるので

もしもの時は(2年前のだけど)今ある薬を飲もうと決めました。

薬の処方を受け、結局病院を出たのが16:00頃

既に二人とも疲れ果てていて、静かに帰宅しました。

夜には注射で再度家を出発しないといけないので

私は食事の前に早々にお風呂に入りました。

 

そして22:00頃、少し早いけど家を出発

実際病院に着いたのは22:20頃でした

10分前までには着くように、と指示がありましたが

さすがに早かったか…

私たちの前に1組の夫婦がいて、奥さんのほうがちょうど呼ばれた所でした

彼女たちの次かな?と思ったら、それから7、8分ほどして女性が来院

次は彼女でした。さすがにこんなに早く来ることなかったか

去年は注射を待つ間赤ちゃんの大合唱でしたが

今回は時間的にもみんなスヤスヤ眠っていたみたいでした。

いよいよ私の番!時間ですので中(ナースセンター)へどうぞ~と言われ入室

筋肉注射だ…ドキドキする…

すると看護師さんが「今回打つお薬はオビドレル1Aという皮下注射です」

え!!!!!!皮下注射なの?筋肉注射では???

あのー筋肉注射と聞いていたんですが…

「あれ?そうですか?でもカルテにはきちんと

このオビドレルで指示がありますよ」

…そうなの?ラッキー♪なの?

よくわからないまま肩を出そうとすると

「あ、皮下注射ですからヒジより上のところで大丈夫ですよ」

筋肉注射だと思って下にタンクトップを着て来た私の努力。。。

なーんだ、といつものように腰に手をあてて前にならえのポーズをすると

「あ、手は力を抜いてダラーンとしておいてください

こっちのほうが痛くないですからね。はい、もっともっと力抜いて~」

えー!!!!!!!腰に手を当てるのも違うの?

今までの一週間あの痛さは何だったの?

まさか最後の最後でそんな注射に関するカラクリを知らされるなんて

釈然としない!

なんだか色々去年と違うので、注射が終わった後

(やっぱりそれなりに痛かった)

なんで今回は筋肉注射じゃなかったのか?何が去年と違うのか?

と看護師さんに質問しました。

ここできちんと説明してもらって納得しないと

今後また訪れるであろう採卵時に痛い思いをすることになるし

すると看護師さんは「去年とはね、違うの。今回はこのお薬ってだけ」

??だから、何が違うんですか?卵の数とかですか?

「皮下注射だと打つ時間が筋肉注射よりも早い時間で済むんですよ」

じゃなくて!時間の問題じゃなくて

何で筋肉注射じゃないのか、その違いは何なんでしょうか?

「遺伝子の〇〇が~…」と話かけて

え、遺伝子組み換えとか?それ危ないんじゃ?とか思っていたら

説明すること自体を拒否することに決めたようで

「お薬の内容にもし疑問があるんだったら、

明日にでも電話して聞いてみたらいいと思いますよ?」

と完全に投げられました。

この人は理解していない…

というかセンターの看護師だからよくわからないのか?

先生が処方しただけだから意図もわからないのか?

戦意喪失してもうそれ以上聞くのは諦めました。

まあ痛くなかっただけラッキーということで

夫のところに戻ると「痛かった?早かったね?揉まなくていいの?」

と言われたので笑顔で筋肉じゃなくて皮下注だったよーと報告

「なんだよ!筋肉注射だと思って可哀想だからチョコ買ってあげたのに!」

と文句を言われました

痛い思いをする私に「頑張って」の意味も込めて

大好物のチョコを買ってもらっていたので(笑)

これで採卵までの大仕事は一旦終了

後は夫は抗生物質を飲むことと、当日の採精

私は今日と明日の膣錠と、安定剤を探すことだけ

いよいよ第2回目の採卵が始まるのか~

まだ実感ないなぁ

 

 

※追記

採卵前診察後に培養士さんと話をした時

受精卵をどこまで育てるか?の確認がありました。

以前は問答無用で採卵翌日に受精卵がいくつできたか確認電話をしてください、

5日目に胚盤胞まで育ったものがいくつあるか確認の電話をしてください

と決められたコースだったのに

何日目とか選べるんですか?と逆に質問

顕微授精で生体反応があった胚を2~3日まで育てて移植する方法もあるそうです。

ただ、2、3日まで育てた胚は細胞の数が5日目まで育った数より圧倒的に少なく

2日目の胚の細胞が7、8個で、胚盤胞まで育った胚は100個あるそうです

(数値は例えだったのかもしれません)

その状態で移植して、見事着床してお母さんの子宮で育つ場合もあるけど

せっかく顕微授精するなら胚盤胞まで育てたほうが、ということでした

子宮外で育てた胚よりも子宮に戻したほうが発育する場合もあるらしいんですが

凍結を目的とする場合は、

明らかに5日目までの胚盤胞まで育ったものの方が強いらしい。

凍結というのは凍結する際と解凍(こんな言い方するのかな?)する際と

合計2回胚に負荷をかけることになるので

その時点で壊れてしまう細胞があるそうです

そう考えると、2日目まで成長した胚は8個しかない細胞の1つが壊れたら

残りの細胞は7個だけ

そして、5日目まで育てて胚盤胞までしっかりできた

細胞100個持っている胚は、1個細胞が壊れたところで残り99個は無事なので

そういったリスクから考えても胚盤胞まで育てることが望ましいそうです

この説明、すごく納得できました。

何か気になる方法がありますか?と聞かれたので

以前は知らなかった方法なので、選択肢があるのかと思ったと正直に言いました。

もっともっとじっくり説明を聞かないとわからないことばかりですね

うちの病院はこういう方法なので、こうした手順を踏みます!

と問答無用で言われた前回よりも

きちんと理由を説明された上で凍結にまわされたほうが納得できる。

当時疑問を持たなかった私も悪かったのかな

もちろん胚の状態にもよるんでしょうが

2日目のものは凍結に不向きなので、すぐさま移植が望ましいんだとか

採卵でお腹パンパンになった後に移植ってなかなか厳しいかも…

でもネットで調べたら、妊娠すればお腹パンパンの状態が継続するみたいです

逆に、この状態で移植してお腹パンパンがすぐ治まってしまえば

妊娠できなかったということらしい…

それはそれで辛い。ていうかどっちもしんどい

妊娠するって本当に大変

もちろん出産もそれ以上に大変だけど。。。

注射生活

2017/9/27

生理が始まる前にお尻の病院に行っておきたかったのに

仕事中それに思い当たるもお金を持って来てない

我が家では病院代や諸々の費用は夫が管理しているので

夫の許可なく受診できず

メールを送ったものの返事がなく

受付だけして一度帰宅した時にお金をもらおうと思ってたのに

結局帰りも何時になるか不明だったので病院は断念

採卵前に最後のイボ取ってしまっておきたかった…!

 

2017/9/28

この日からまたプレ生理なるものが始まりました。

けど、相変わらず生理痛はなく薄い血のみ

前回看護師さんから「完全に血!ていうのが出た時が生理1日目」

と聞いていたので、今日ではないよな…

しかし翌9/29になっても相変わらず薄い血のまま

これが実はプレ生理ではなく本粋のやつだったらどうしよう…

そうすると点鼻薬は今日から?注射は明日から?

でもでもちっとも血じゃないし…

しっかりした生理が来るまで不安

 

2017/9/30

奈良へ日帰り旅行

採卵前にリフレッシュしようということでウキウキ旅立ちました

本当はこの前日再度お尻の病院に行こうかと思ったのですが

場合によっては激痛になる可能性があったので断念

せっかくの日帰り旅行の思い出がお尻に占領されてしまいます

あちこち歩き倒して疲れ果てて、帰宅してトイレに行ったらようやく血!

生理がきたのがこんなにうれしいなんて!

確認したの時間は19:00頃。これは紛れもなく、本日が1日目!

ということで、明日から点鼻薬・明後日から注射が決定です

点鼻薬は前回のものがまだ使えるはずなので

使用期限だけ確認するように言われていました

使用期限もバッチリ。前回同様11:00で固定して使用することにしました

 

2017/10/2 注射1日目

注射だけなので予約は取らず来院

10分も待たずすぐ呼ばれました。

採卵に向けての注射は2回目だけど

前回から1年経ってるので軽くおさらい

生理3日目で間違いないですか?生理後8、9日に受診してくださいね

みたいなことをさらっと説明され、こちらも去年聞いていたの適当に相槌

それより注射の痛みのほうが心配だったので正直あまり聞いてませんでした

この日の注射はフォリルモンP300

皮下注射ですよーアルコールのアレルギー大丈夫ですか?

とお決まりの言葉も上の空

いつものように180度首を背けて注射スタート

「ハイちょっとチクッとしますよー」刺さっても痛い

「お薬入りまーす。もうちょっと我慢してくださいねー」とても痛い

薬が入る時が一番痛い

で、終わると思ったら、薬がなかなか入らないのか

それとも看護師さんがゆっくりなのか

最後の追い込み(薬の最後の押し込み)が激痛

ギャー!!!早く全部入れてくれー!!!という感じ

思わず顔だって歪みます

ようやく終了。針が抜けた感覚も気持ち悪い

「皮下注射ですのでもまずにこのまま浸透させてくださいね。じゃあまた明日」

で終了

やっぱり痛かった

自分の過去のブログを確認して痛さに臨んだつもりでしたが

少々大げさに書いたのかしら?という文章だったので(自分で)

正直痛みの度合いなんて忘れてたけど、

普通の注射より少し痛いくらいだろう、と経験者のくせに高を括り

結局過去のブログ通りの痛さであったことを再確認しました

この注射が1週間も続くのはやっぱり心が折れそうだ

 

注射2日目

ブログでさらに復習をし、昨日は左腕だったので今日は右を差し出す

すると、昨日と同じくらいの痛さで泣ける(実際は泣いてませんけど)

皮下注をもっと痛くないように誰か工夫して欲しい

点鼻薬についているラベル(前回貼った)は

15日目までしかチェックする欄がなく

これ大丈夫ですか?追加で買ったほうが良いですか?と看護師さんに質問

この点鼻薬は2回の採卵に足りるだけの量が入ってるので

途中で使いすぎたりしなければ大丈夫なんだとか

もしなくなりそうだったら電話ください。と

でも朝晩11:00に使っている私

夜11:00に使おうとしてシュコーッとかなったら

病院誰も出ないし、どうするんだろう…

ちなみにこの日からなんとなくお腹が張ってる感じが?

ちょっと早いような??もしかして便秘?

 

注射3日目

この日は水曜のため夜診はお休み(17:00~)

そのため午前休を取って9:30頃来院

昨日もその前も注射だけだったから早く終わったし

今日も早く終わるだろうと思ったら

やっぱり水曜はみんな午前中頑張って来るみたいで、

結局20分くらい待たされました。

痛みを分けるためにも今日は左腕

やっぱり痛い。けど過去2日に比べたら少しマシかな?

今日から薬がhMG150に変わりました。

変わったから痛くないわけではなく

多分脂肪の部分とか、看護師さんの手際の良さとかマッチしたみたいです

いつも腕に刺す時腰に手を当てて(先頭の)前にならえ

のポーズをします。で、今日は脂肪の部分をだいぶつままれました

つまみやすいんでしょうね(笑)

こうやってつまんだから痛くなかったのか?

午後から仕事へ。

そして13:00頃気付いた重大な事実

点鼻薬を家に忘れてきてしまった!!

慌ててセンターへ電話するも「午前診が終わったところなので先生がいない」

と即答されず

14:00から午後診が始まるので、それから確認して電話をもらうことに

もし1回でも忘れてしまったら排卵されちゃうのかな??

そうすると今頑張って打ってきた注射が全て無駄に?

この注射は結局ホルモン注射なので、かなり高額と聞く…

とまんじりともせず待ち続ける

結局センターからの回答は

「今回はできなくても大丈夫。また夜から使い続けてください」とのこと

ホッとした~

帰宅するのが18:00頃なんですが、帰宅次第使うってことですか?

「いえ、そうすると時間がどんどんズレちゃうので

要は継続して使い続けることが大切なので、

夜からまた使い続ければ大丈夫です」

あー…本当に良かった

ちょっと2回目の採卵だからって気が抜けすぎてる

前回なんて11:00頃になるとソワソワして

多少のズレはあったものの、11:00~11:30までには毎回必ず使ってたのに!

人間慢心とは恐ろしいものです。しみじみ 

 

注射4日目

今日は交代制なので右腕。いつものように顔を背けて挑む

が、針が刺さった感じはするのに全く痛くない!

ヤッター!やっぱり私は右腕が痛くないんだ♪

と思った瞬間走る激痛

まだ薬を入れてなかったみたいです。。。

お薬入れますねーの言葉にエッとなり

その瞬間いだだだだだだだだだ!!!!!!と今までで最高の痛み

まだ入れてないんかい!針刺したら早く入れてよね!!

と看護師さんを恨みました

結構な痛み…

注射後「10/7診察ですけど予約取れました?」と聞かれ

もう一度エッとなりました

予約?診察があるんですか?

「生理開始後8、9日目に診察が必要ですよ。忘れてました?」

あー!!すみません忘れてました。。。

今回本当に注意散漫です。2回目だからって気のゆるみがひどすぎる

今回看護師さんに言われるまで全く気付かず、

それでも注射には来るけど当日指摘されるパターンでした

「本当なら土日のどちらかだけど、日曜はお休みですから土曜になるんです」

と説明され…さすがに土曜はもう予約がいっぱいなので当日枠で待つしかない

当日枠だったら何時になるんだろう?

8:30に直接病院に来て機械で登録するか

9:00に当日枠予約受付ガスタートするのでネットで確認してください。と

ネットの当日枠が埋まってしまった場合は直接お電話ください

という流れです。多分当日枠なんて絶対無理です

ああ…何時になるんだろう。

スケジュール確認を怠った自分が憎い

この日から右のお腹が張ってる感じがありました

チクチクした感じもあったので、今回も右の卵巣が育ってるのかーと実感

 

注射5日目

この日は雨。とても寒い

しかもとてつもない大雨で道路は大渋滞

この日は18:00に歯医者の予約があったので、最終受付19:00に間に合うか心配でした

急いで向かうもセンター近隣の提携駐車場は満車

10分くらい待ってみましたが、誰も出る気配なし

18:55頃になってようやくセンターにヘルプの電話

提携駐車場が他にも2つあり、そちらを案内される

一方通行が多いので、受付の方に道を調べてもらって全部

「次の角を右に行って、その次の角をすぐ右です」

と説明してもらいました(もちろん運転前に終話してます!)

すると案内された駐車場が恐ろしいほどガラガラで

みんなこっちに停めなさいよ!と思うほどでした

さすがに19:00過ぎてると人もまばらになってきて

注射の時に初めて注射している薬の名前を確認できました

1日目と2日目まではフォリルモンP300でしたが

3日目から6日目(明日)まではhMG150を使うそうです

果たしてこの薬がどんな効果があるのかまでは聞いてませんが

打ってる注射の名称が分かっただけでも収穫です

聞けば答えてくれるんだから、もっと早くに聞いておけばよかった

相変わらず痛いけど…

 

注射6日目兼診察日

昨日は唯一の趣味、一人カラオケオールを遂行したので

帰宅したのが朝6:00

センターへの予約は夫にお願いし、ひたすら眠り続けました

が、9:00に夫から起こされ「予約いっぱいだよ」

電話してください…

「もう溢れた予約でいっぱいで、14:30以降の当日枠で順番が21番目だってさ」

21番!!!一体何時になるの?

とりあえず午前中は動かなくても良いことがわかったので

またひたすら眠りの世界へ…

14:00頃起床しネットで予約の順番を確認すると

「あなたの順番は16:00頃です」と…これはまだまだ延びそうです

と、なったところで再び気付く

!!また点鼻薬忘れてる!!

すごくドキドキしながら点鼻薬打ったのが14:10頃

また時間通りできなかった。。。でも前回の理論でいけば大丈夫だよね?

相変わらずの体たらくに自分でもビックリ

これで育った卵が排卵されちゃったら泣くに泣けない

その後ちょくちょく確認するも16:40頃です、17:00頃ですとなり

結局16:30に家を出ることに

待って待って待ち続け、やっと私が呼ばれたのが18:00前

どうやらこの日は連休前ということもあり

たくさんの人で溢れかえっていたみたいです

結局本日の診察担当医師では間に合わず

急遽別の医師が追加で補充

まだまだ捌ききれない当日難民たちをその医師に振り分けていました

希望の先生がいる場合ならいざ知らず

私はもうここの医師に期待をしていないし、

とにかく早く終えて欲しかったので、担当変更に即賛成しました

内診で卵のサイズを測っている画面が見えたのですが

8.9㎜~20.2㎜と表示されていました

右と左片方ずつ測っていましたが、上記数値がどっちの卵までは不明

前回の経験から、大体20㎜前後になったら採卵OKなのかな?と予想

すぐ隣の診察室で結果の報告

「お腹が張った感じとかありますか?」と聞かれハイと答えると

どっち?と確認されたので右と返答

「ふむ…右ね。ちなみに今回は左から取ります

もしかすると、左の卵巣が大きくなって右の卵巣が押されてるから

右側が張ってる感じがするのかもね?」とのこと

へーそうなんだ

ていうか、左右両方から取るんじゃないんだ?

じゃあ無駄に育ってしまった右の卵は…?排卵されてしまうのか?

なんとも勿体ない…

でも両方から取ってしまうと左右どっちも腫れて大変なんだろうなと想像

卵巣は毎月どっちかの卵が排出されると授業で習った記憶があるので

31日周期の私の生理からいっても今回は左の番なのねと納得

ちなみに今回の検診では

左8~10個、右は3個確認できたそうです

この数を言われてもピンとこなかったので

その数というのは一体どうなんですか?少ないんですか?と質問

「多いほうだと思いますよ」よかった~

でも多ければ多いほど腫れも大きくなるので、苦しいけどね。と

(この医師は臨時医師でしたがすごく良かった。次回もこの先生が良い)

でも「あ、でも前回は逆か…前回は右からだったのか」と独り言のように呟いて

えっそれって何か問題が?と心配になりました

結局これについては何も言及されず

この育ち具合からすると、採卵は恐らく10/11になると思います。と

その前にもう一度検診が必要なので10/9に来てください

と言われました。

10/9は祝日だけど…?

どうやらこの日は祝日だけど予約診だけには解放しており

センター自体は空いているとのこと。ふーん

そういえば生理って月の満ち欠けに影響されるという話もあるし

出産が満月に重なるとか言われてますし

(実際私も満月間近に生理でした)

多分みんな採卵のタイミングが同じなんだろうな、と思いました。

このままでいけば採卵は10/11確定で

そうなると(魔の)筋肉注射はその2日前の10/9深夜

夫と私はそのころ膣錠と抗生物質が処方されるはずで…

と色々思い出しました。

とりあえず注射は明日まで!

今回はもうずっと注射痛かったです。前回はそれでも痛くない日があったのに

注射後、腕以外だとどこに刺すんですか?と質問

「お腹に刺す人もいますよ。でも結局どれも痛いんですけどね

お腹に刺す人は自己注射の人が多いです。

私たちが打つ場合にお腹を指定する人はあまりいないですね」

そうか。自己注射は腕に打てないもんね

なんかネットで見たら「自分の通う病院は100%お尻に刺す」

と書いている方がいて、お尻なら痛くないのかしら?と期待したんですが

まああの狭い部屋で看護師さんにプックリとした下っ腹や

ダルンとしたお尻を差し出すのも抵抗ありますけどね

それなら腕でもいいかな(笑)

そして10/8は日曜なので前回同様隣の産婦人科でブスッと受けることになります

日曜注射は本当に注射だけの人なので早く終わるからラクです

でも採卵2日前の筋肉注射…怖いなぁ