無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

スキンタグ切除からの完治

2018/5/30 術後13日目

術後2回目の受診日

前回はまさかの傷口ぐりぐりで心に深い傷を負いました

それくらい痛かった…

さすがに2週間近く経つと傷もだいぶ塞がってきて、トイレも辛くなくなりました

この日は水曜日。翌日は休診日なので人が多いかと思いましたが

受付をすると「30分くらいです」と言われたので、待合室でそのまま待つことに

が、結局名前を呼ばれたのは19:20頃

結局1時間以上待ったじゃないの!!騙されました

治ってきたとはいえまだ体液は出て来る状態

マグミットだって怖くて手放せません

先生が診察してすぐ「すごくキレイに治ってるじゃない」

確かに毎日鏡を見ながら薬を塗っていますが

縫い目なんてどこにも見当たらないし堤防もなくなりました

ただ12時の方向に大きなふくらみを残してはいます…イボ予備軍?

お尻を前から拭く人はここが切れたり、イボができやすいみたいです

ちなみに私は2~3時の方向にイボがよくできるのですが

これは右利きの宿命なんだとか。左利きの人は逆に(前から拭く場合)

9~10時の付近が切れやすくイボになりやすいそうです。

やっぱり日常生活の積み重ねでここまで来てるんですね

「じゃ、傷口もだいぶ治ってるしこれで終わりにしましょうか?」

と言われたけど、まだナプキンに色々汚れがつく状態

う~んと思っていたら先生が「じゃあ来月また診せてください。

それで良ければ終わり(卒業)ということにしましょう」

と、完全に治ってからその後の経過も含めて卒業は保留になりました

次回の検診時には不妊治療どこまで進んでるんだろう…

外側の傷は全く見えないし痛くもないのに、なぜまだ体液が出続けるのか尋ねると

「外の傷はすぐ治るんだけどどうしても粘膜部分は少し時間がかかる」んだそう

確かに、中のほうからまだ出血がある感じです

でも痛みはほぼないし、切除当日には治る気がしなかったのに

ここまで回復して健康に感謝です

ちなみにこの前日から軽い日用ナプキンも卒業して

パンティーライナー2枚生活に変えたところだったのですが

早くも翌日5/31には通常のパンティーライナー1枚仕様に変えました。

今まで外側にも軟膏を塗布していましたが

切除してからきっちり2週間が経過した6/2からは

外に塗布するのもやめて、中に注入するだけの方法に変更しました

外の傷に塗る意味がなくなったのもありますが

外に塗り続けると、パンティーライナー1枚じゃカバーできない汚れが…

下着が油で汚れてしまうからです。

マグミットもしばらく飲み続けていましたが

6/4からは飲むのをやめました。トイレトレーニング再開です

あれだけスキンタグ予備軍のイボが生えてきた!と絶望だったあの謎のイボも

今のところは息を潜めています

便通が悪化して脱肛するような出来事になれば、再度顔をのぞかせると思います

まるで悪魔。結局傍目にはわからないけど、お尻に時限爆弾を抱えてる気分です

とにかく普通の生活(トイレ含む)を送れるようになったのが本当に嬉しい

 

痛みがある程度治まり、ロキソニンを飲まなくてもよくなるまで1週間

外の傷が塞がりナプキンから解放されるまでにもう1週間(術後2週間)

そして傷口が完全に塞がり、

トイレの後ペーパーで拭けるようになるまでさらに1週間(術後3週間)

完治まで合計3週間かかりました。長かった…特に最初の1週間は地獄だった

アホみたいな所要日数ですが、今後スキンタグ切除を検討している方の参考になれば幸いです

私はもしかすると痛みに弱いのかもしれないので、普通の人だったらもっと回復が早いかも?

でも先生には傷口が治るのが少し早いかもと言われました(本当か?)

それでも3週間みておけば大丈夫だと思います

是非参考になさってください

…これは不妊治療ブログなのか、痔主ブログなのかわからなくなってきました(笑)

 

さあ、いよいよ次の移植に向けて始動です!

スキンタグ切ったところでまたイボが生えてくるんだから切るだけムダじゃないか!!!

5/26 術後9日目

腰は昨日よりはマシな感じ

横になっても最初の頃のような痺れも起こらないし

痛くて眠れないこともなくなったので、この日もゴロゴロ過ごしました

でも!腰の筋力低下が恐いのでこの日から腹筋を開始

腹筋と言ってもガチガチのトレーニングみたいなものではなく

ヒザを立てて、上半身を少し持ち上げる程度のものです

この方法は以前すべり症と診断された時に整形外科のリハビリで教えてもらって

腹筋をバキバキに鍛えることが目的ではなく、

骨を支えるための日常的な筋力アップが目的なので

背中が丸くても、ちょっとしか上がらなくても

上体を起こすこと自体に効果があるんだそうです

お年寄りもやってる運動でしたし

お尻もやっと落ち着いてきた今こそ回復の時!

その後は必ずうつ伏せになって背筋もセットで行います

なんとなく背筋のほうが大事な感じがしたので

腹筋は適当でも背筋だけは念入りにやってしまいました

心なしか腰の痛みが少し改善したような気が。

腰まわしストレッチも相変わらず続けています

 

で。お尻ですが…

この前の日からうっすら思っていたのですが、またイボが生えてきた予感…

薬を塗る時に鏡を見ながら塗布するのですが

12時の方向にぷっくりとふくらんだヤツ(見張りイボ?)と

1~2時の間くらいに前回も見たような梅干しのタネみたいなイボが

実は術後すぐもなんとなく出て来たかな?と思っていたのですが

マグミットのおかげでいきまないトイレ生活を送っていたせいか

小さいままでした。成長はしていませんでした

が、病院で先生に傷口グリグリをされてから頑張って私も傷口を少し揉んでいます

それまでは肛門には絶対に触らない日々を送っていました

どうやら私は長い痔主生活のせいで、トイレの後とか

なんとなく残便感があったり下時とかにお尻をキューっと締めるクセがあるようで

多分それ以上脱肛しないように、とか出て来たイボを筋力で中に戻そうとして、とか

お尻付近が気持ち悪いのですぼめてなんとかしようと思っての行動で

それが毎回トイレ後のクセになっていたようです

前回のスキンタグ切除後にすぐイボが生えてきたのもこのせいかな?(自己診断)と思い

今回は何があってもお尻には力を入れず

トイレ後も押し込む作業など一切しませんでした

そもそもマグミット効果で脱肛の心配もなかったので押し込みは不要でしたが。

傷口が気になって何度も洗ったりすることもなかったし(前回はよくやった)

鏡で見ながら薬を塗る時に傷口周辺を指で触って

痛さや回復具合を確かめたりも一切しませんでした

前回とは傷の度合いが違い、治療の方法も違うので

本当のところはよくわかりませんが、

指で揉む作業をするまでは新しいイボなんて生えてきてませんでした

ところがマッサージ(あえてこう言う)し出した途端に別の場所から新たなイボが出現

もうこれを鏡で見た時には怒りの頂点です

また生えた!!!!!!!!

もう何回切っても全く同じ!スキンタグなんて切るだけムダ!!!

もう怒りが収まらない。あの痛み何だったの?

今までの一週間傷口に苦しみ続けて、まさかの弊害腰痛まで勃発して

あの痛みの日々返して欲しい!!!

寝る以外にすることがないのでずーーーーーっとイライラしていました

ほんとスキンタグなんて切っても意味ない!!

 

5/27 術後10日目

この日から夜用ナプキンをやめて軽い日用に変えました

ナプキンのせいでお尻のところがかぶれてきて…

さすがに生理とは出る場所が違うのでいつものかぶれとは違いました

が、それでもムレるし痒くなる。紙ナプキンは本当にツライ

かといってナプキンをやめるにはまだ早い。まだまだ体液と血は出続けています

でも傷口が大体塞がるまでに1週間。

これさえ乗り越えれば後は痛みも緩和するし、回復の一途です

前回は切除後すぐランニングを開始することができたけど

走るにはまだお尻が心配で、再開するにはまだまだ時間がかかりそう

この1週間、動きを最小限に生きてきたせいで体重がドッと増えました

最初は痛くて食欲がなかったのですが、ロキソニンを手に入れてからは無敵(痛かったけど)

むしろ「食べ物から回復パワーをもらうんだ!」くらいに思っていました

体も重い。筋力も落ちる。そりゃ腰に一気に負担がかかるはずです

ああ…早く走りたい。体が重すぎる

ちなみに次回のセンターの診察は6/1の予定ですが

この調子だと傷口は完全に塞がっていないかもしれない?

ここまで大きい傷は初めてなので不安です

センター受診日にまだ傷口グズグズだったらけっこうキツイかも

ニオイがすごいんです。夏の痔治療はオススメしません

私、術後1週間職場であまり動かないようにしていたけど

近くにいた人はなんとなくクサイと思っていたはずです

消臭スプレーをスカートの中に振り撒いたり(無臭)

制汗スプレーを下半身になんとなくシューシューしたりしましたが

大した効果はなかったと思われます。周囲の人ゴメンナサイ

ちなみに夫からは術後すぐ「生臭い」とか「死体のニオイがする」とか

色々言われていました。。。そんなニオイです

生理のニオイとは違う、何か別の死臭のようなニオイ

あー早くこの地獄から解放されたい。

そして次回移植日までにはどうにか痩せなきゃ…

間に合う気がしない

お尻から糸

2018/5/25 術後6日目

腰は相変わらず痛いものの、昨日の比じゃない

起きてすぐ痛み止めを飲み、これから始まる痛みに備えました。

腰はぼんやり痛い感じ。

ブロックを打っているので全体的にはカバーできているようですが

どことは言えないけどあの辺が痛い

背中が痒いけどどこが痒いのかわからない状態に似ています

時間があればトイレに立ち、人がいないところで腰を回すストレッチをし

ちょっと腰が痛いかな?と思ったら休憩室で前屈をしてやり過ごしました。

お尻については、前日病院から戻ってきたときに気付いたのですが

軟膏は朝晩の1日2回使ったほうが治りが早いことを思い出し

この日から朝の軟膏注入作業が始まりました。

そしてこの辺りからお尻が少し大丈夫な感じになってきて

歩けばもちろん引き攣るし、傷は相変わらず痛いけど

トイレの後30分も動けない、ということはなくなりました

この頃からようやく毎日のリズムが出来上がってきて

18時に帰宅、サプリと一緒にマグミットを飲む

19時過ぎに夜ご飯を食べる

20時過ぎにトイレタイム到来!というスタイルが固定してきました。

傷口に触れるのが恐く、前回の経験から

気になって触れば触るほど余計なイボが生えることは勉強していたので

トイレの後は絶対に拭けません

ウォシュレットで洗い流してから水分を拭き取る、と言う具合で処理を終え

最後にお風呂でキレイに洗うという流れで落ち着いていました

が、トイレ後にも洗い物があったりとやることがいっぱい

少しでもトイレタイムがずれ込むと後々の作業がズレてしまうので

とうとうこの日は勇気を振り絞って(痛いから)

トイレ後5分くらい四つん這いスタイルで耐えてから動いてみました

すると、痛みは相変わらず残るものの

動けないほどではないことがわかったので、その後の時間が大分短縮されました。

自分が痛みに慣れたのか、それとも傷口が僅かながら塞がってきたのか

多分両方だと思いますが。回復を実感してちょっと喜びました

やっぱり全ては時間薬なんですね~しみじみ

 

5/26 術後7日目

ブロック注射の効果が薄れてきたようです

左足を上げると少し痛くなってきました。朝から絶望感

とにかく腹筋に力を入れて歩くことで少し痛みが緩和されるのと

前日からヒマを見ては行っている腹筋を意識して腰をまわすストレッチ

これを重点的に行ってなんとか回復を試みました

…が、午後に向けてどんどん痛くなってくる腰

動けないほどではありませんが、夕方まで痛ければ

明日出社前にまた注射を打ってもらおう。。。

夕方になってもどんどん痛くなってきたので、

早めに予約をしようと病院に電話してみたら

「木曜午後は休診」と虚しく響くアナウンス

え!どうしよう…また前回同様、明日出社して朝イチで電話するしかないのか?

とりあえずこの日は何もできないので腰は自分の筋肉に頼るしかありません

歩くのもだんだん痛くなってきて、直立で立っているのが一番辛かったです

痺れまでは訪れていないので、まだ回復の兆しはあるかな?

ちなみにお尻はまだまだ痛く、1日3回のロキソニンは継続中

でも術後すぐほどの痛みではありません

傷口から体液と血液が終始滲んでいる状態なので

切除後は毎日夜用ナプキンをつけて生活しています

その体液&血液の出ている量も少なくなってきたと感じたのがこの頃です

ちょっと汚い話ですが、職場で普通にトイレに行って(小)

拭く時、一緒にお尻の谷間の延長戦上にあるラインも拭くのですが

(体液&血液が後ろまで流れているので。匂うし。。。)

その時やっぱり気になるので傷口付近まで拭いてしまいます

この日はけっこう近くまで拭いた気がしたので

傷口が開いてないか、恐る恐るティッシュを確認したら

青紫色の糸がティッシュについていました!

血がついちゃったかな?と思っていたら思いっきり紫の固形がついていたので

一瞬ギョッとしましたが、どうやらこれが傷口を縫った際用いた糸のようでした

こんな色なんだ…というか、糸本当に溶けてるんだ!

相変わらず痛いけど、ちゃんと治ってるんだな~と実感

早くお尻の痛みから解消されたい。。。

 

5/27 術後8日目

スキンタグ切除をしてからこの日でちょうど一週間が経過しました。

術後は早く時間が経たないか、どうしたら傷口が早く治るのか

そればっかりを考えていましたが

途中で勃発した腰痛により意識が散ったこともあり、

ようやくこの日を迎えた感じでした。

腰痛自体は昨日より少し回復した程度

ブロック注射の病院は土日・祝日は休診のため

この日回復しなければ地獄の週末を迎えることになるのですが

どうにか腰まわしストレッチとか腹筋意識生活で悪化は免れています

お昼までずっとその状態を保てていたので、週末様子を見ることにしました。

お尻もなんとか普通の歩き方に近い動きができるようになり

あとは、傷口に余計な負担をかけないよう過ごすだけです。

ちなみにこの日のトイレでも昨日と同じように紫色の糸が出て来て

これで完全に糸がなくなったようです

夫に「トイレで糸が出てビックリした。これは傷口が塞がった証拠だよね!」と言うと

傷口を縫うのに用いられる糸は体温・体液で溶けるようになっているので

傷口が閉じようが開こうが糸は溶けてなくなるんだそうです

でも、体液が出る=新しい組織ができている。ので

通常の人であれば糸が溶ける頃には傷口も塞がってくる。というのが実情だそう

塞がっていることには間違いはない。

そう考えればお尻の痛みも少しは軽くなったような気がします

私の傷は確実に塞がっている。長い激痛生活もそろそろ終わりかな?

スキンタグ切除後肛門近辺にできた堤防

ブロック注射が終わって病院を出たのが17時前

ついでなので、この時間を利用して術後の受診に行くことにしました

本当は翌日の水曜日が良かったけど

仕事終わりであの病院へ行こうとすると

受付が18時までのため、かなり早歩きor小走りじゃないと間に合いません

今はお尻に問題を抱える身なので

翌日に持ち越すよりは、時間に余裕のあるこの日がベストでした

受付に行くと1時間ほど待ちます、とのこと

やっぱり少し早い時間帯だと待ち時間も若干短い

少し外に出て時間をつぶすことにしましたが、

如何せんブロック注射したとはいえ微妙な痛みは残り

それを増すお尻の痛みはまだあるし

あまりウロウロできませんでした

と、そうこうするうちになんだか胃?お腹がすごく痛くなってきて

キリキリと差し込むような痛み。お腹を下すような痛みではなく

ただただお腹が内部からギリギリギリギリー!と痛くなってきました

便秘が続いた時の痛みに似ているような…?

最近はずっとマグミットを飲んでいるので便秘とは無関係のはず

脂汗まで出て来て、本当に体をくの字に曲げるような体制で歩くしかありません

これはヤバイ。何の痛み?もしやブロック注射の後遺症?

ネットで調べてみたけど該当するような症状は見当たらず

これはヤバイ。お尻のためにロキソニン持ってきとけばよかった…

仕方ない、まだお尻も痛いしロキソニンを新たに処方してもらおう

 

病院について5分くらいですぐ私の番になり

診察室に入ると先生が開口一番「どう?もうあまり痛くないでしょ?」

いや、めちゃくちゃ痛いですけど!

ここ2日は腰の痛みが上回っていたので息を潜めていたけど

腰が少し緩和された今、食い込む糸と塞がらない傷跡がずっと痛いです

「いえ、全然…」と答えてすぐさま診察台へ

どうせ術後の経過観察なのですぐ終わるだろうと思っていたら

先生が案の定「うんうん、すごいキレイになってるじゃない」と一言

毎晩薬を塗る時に鏡で確認していますが

肛門のすぐ横に大きな堤防ができてしまったこと、その堤防がとても固くて

今後この堤防と生活を共にしなければならないんだとしか思ってなかったので

傷口がキレイがどうかなんて素人にはサッパリわかりません

とりあえず無言で診察に耐え、

後は傷口を何らかの薬塗ったりして終わるんだろうと思ったその矢先

肛門麻酔に匹敵する痛みが尻を襲う!!!!!!

「いった!!!いたたたた!痛い痛い!!!」

あまりの痛みに叫び声が上がりました

なに、何してるの?痛い痛いと叫ぶ私なんてお構いなしに

先生が傷口をぐじぐじ指で開いてる?ゴシゴシしてる?のがわかります

傷口を指で何かしてるんです。痛い以外ありえない状況

ゴシゴシが終わった後再度別の部分をもっと強くゴシゴシしだして

「ギャー!!」と本気で叫んでしまいました。痛すぎる。拷問

しばらくゴシゴシしてから先生が「ふんふん、そんならこのくらいでやめとくね」

ほんの10秒くらいだったかと思いますがこちらは汗びっしょり

今、何が起きたの?傷口に塩でも塗ったの?と呆然

「ごめんね、こうやってほぐしておかないと皮膚が引き攣れちゃうからね

皮が引っ張ったまま固まってしまうから、これやらなきゃいけないんです」

縫った傷口を指でほぐして(?)いたそうです

それ…先に言って。せめて心の準備をさせて

心の準備したところであの痛みは訪れるけれども

今想い出しただけでもあの痛みはゾッとします。

そ、そうね。縫った所がそのまま固まったら

今皮が引っ張られて痛い状態がずっと続くもんね。理論ではわかるけど

もっと他にやり方ないの?こんな原始的な方法しかないの?

最後に痛み止めを入れてくれたらしく、肛門をぐぐーっと押して終了

肛門の傷口を攻撃された衝撃で体が硬直して動けない私に

看護師さんが「だ、大丈夫ですか?起き上がれます?」

といつものような会話が始まりました

ブロック注射の時も思ったけど、私が特別痛みに弱いの?

みんなは同じ様な施術されても叫んだりしないの?

もう痛みで泣きそうです

「どんどん回復してきてるから、後は来週のどこかでまた見せてください」

と先生に言われ、ふと気になったことが

「あのー傷口のところってもしかして縫ってるんですか?」

「縫ってるっていうか、傷口少し大きかったから神経を〇〇××…」

後半何て言ってるかよく聞き取れなかった

つまりは前回のスキンタグ切除よりもカットした部分が大きく

傷口が大きいので、早く回復するように縫いました、的なことを言ってました

「自然に溶ける糸使ってますから抜糸の必要はないですよ

今現在もどんどん溶けてきてますから。切ったとこもすぐくっつくからね」

え、もう糸溶けて来てるの??はやっ

ちなみに軟膏は中に注入するだけじゃなく、

やっぱ外の縫った部分にも塗布したほうが良いのか確認すると

「塗ったほうが良いよ。そのほうが治りも早いし痛みも違う」との回答

とりあえずまだまだお尻は痛いのでロキソニンを再度処方してもらって終了

帰り道で気づいたんですが、ブロック注射後の腹痛はどこかへ飛んで行ってました

お尻の衝撃がすごすぎて腹痛なんて消えてしまったようです

ショック療法とは凄まじい。。。

とりあえず少しずつお尻も緩和してきつつあるので

(それでも1日3回はロキソニンに頼らないと生活できません)

痛み止めを使いながら、腰に無理のない範囲で歩き方を改善しなきゃ…

私のように痔のせいで腰痛が悪化した人って他にいないんでしょうか?

検索しても出てこないんですよね

ヘルニアから痔がどうのこうの、はあるみたいなんですけど

ブロック注射がいつまで保てるかわかりませんが、

せめて今週いっぱいは平穏に過ぎて行って欲しいものです

 

お風呂上りに薬を塗る時、鏡で見てみましたがやっぱり回復具合はよくわからない

でも先生が言う通り縫った所がコチコチに固いのは自分でも心配だったので

今は縫い上げてるから皮膚が固いけど

溶ける糸を使っていて、尚且つ今は溶けて行っている最中なら

今この段階で固い部分をほぐすように自分でもしないと引き攣り肛門になってしまう?

将来的にトイレに障害が及ぶのは避けたいので、

意を決して自分でもほぐし作業にチャレンジしてみました

が!!!!

やっぱりめちゃくちゃ痛い!!!!!!!

初めてスキンタグ切除した時の初トイレくらい傷口を揉むのは勇気がいりました

痛いのわかってて揉み解すのは怖すぎる!

なんとなく指で左右にグリグリして「ギャー!!」と言いながら薬を塗布

これを毎日すれば堤防は消え去るかな?

人生初ブロック注射

5/24 AM5:00 激痛で目覚める

腰が尋常じゃないほどの痛み。今まで経験したことがない腰痛でした

もう全く横になることが不可能で、足を伸ばして壁に背中を当てて座っていましたが

その体勢もものすごくキツイ

左足(すべり症は左側の骨が折れています)が痺れるような感覚もしてきました

もう怖くなって、足が動かなくなるんじゃないか?とかアレコレ考え

しばらく前屈してじっとしていましたが、

この方法で昨日は回復したはずの腰が戻らない!

何か動く度にとにかく痛い。

お尻だって痛いのに腰が痺れを伴う痛み

これって大丈夫なの?今日仕事休むべき?

とにかく6:00頃まであれこれ体勢を試してみましたが、どれもダメ

病院を調べまくりましたが、どこも突然行ったところで無理そう

緊急の場合は来てください、とあるものの「予約優先」なので

一体何時間待つかわからない…

とりあえず仕事に行く準備をして、歩けないほどだったら諦めよう

着替える時にも左足を上げると激痛

靴下も履けない。ストッキングも履けない。ズボンも履けない

左足を上げるという行為ができなくなっていました

どうにか足を引きずりながら出社して、8:50頃病院へ電話。

すると診察前でしたがつながりました

腰痛がひどくて、とにかく診て欲しいと告げると

15:30なら空いているという話だったので即予約

この病院は整形外科ではなく救急的な病院で

とにかくブロック注射をしてもらおう、という魂胆で探し出しました

尻が治らない限りは何もできない

つまり、整形外科に行って電気当てたり牽引したりする治療じゃ間に合わない

お尻が回復しない限り腰痛も治らないことはわかっていたので

噂に聞いたブロック注射で乗り越えようと思いました

ギリギリまで仕事をしてヒーヒー言いながら病院へ

お昼だというのに電車が混んでいて、一駅分立つのも辛かった

直立するとどうやら腰が反る状態になるようで

ただ立つだけなのに腰が痛くてたまらない

実は会社を出て来る前ヘルニアの達人(手術するしか回復法がないと言われたらしい)

に話を聞いたところ

「ブロック注射の効果は人による。自分は2時間しか持たなかった」

と恐ろしい出来事を聞いたので、不安でいっぱい

上司の奥さんもすべり症からヘルニアになり去年手術をしたそうで

手術したもののやっぱり痺れは今も残っている、とか

私の症状を話すと「それはヘルニアで間違いない」とみんなから言われたので恐怖の塊

とうとう私も父と同じ道を辿ってしまった。

予備軍から本格ヘルニアに昇格してしまった…

 

病院についたのが15:30ちょうど

それから受付をし、病院で「当院の方針」という動画を視聴させられました

おかげで診察が実際に始まったのは16:00前

HPを見て分かっていたのですが、ここの病院の先生はものすごく若くて

40代前半か、下手すると私と同じくらいか年下かも?

ブロック注射とは経験がモノを言うまさに技術力の注射のようなので

若い先生でも大丈夫なんだろうか?とか不安もありました

症状について説明する際、そもそも腰痛勃発の原因が

痔の治療であることを話したところ

「はー…あ、そうですか…なるほど…」と微妙な反応

え、痔の痛みから腰痛に発展する人って多い気がするのにそんな反応なの?

ていうかそんな微妙な反応、隠さず話したこっちが恥ずかしいんですけど!

今から考えると先生はただのお医者さんなワケですから

すべり症という症状と歩き方とか色々痛みの部分を考えてただけかと思います

けど、あんな反応されたら「え、言い損?」と思ってしまう。。。

一旦診察台に横になって足を持ち上げる検査が始まり

腰を反ると痛い割には足をどこまで直立で上げても痛くありません

ふんふん言いながら先生がもう一度椅子まで戻ると

痛みの原因とか色々説明があった後、ロキソニン等で様子を見ながら

筋力をつけて自然回復する方法か

ブロック注射で痛みをホールドする方法がありますが、どうしますか?と

こちらはそもそも注射をしてもらいに来たので

「打ってください」と即答

私は知識があまりなかったのですが

ブロック注射とは、昔はすごく痛いものの代名詞だったそうです

でも先生が何度も言っていたのは

「ブロック注射を打つ前に神経の近くに麻酔を打ちます

この麻酔が少し痛いんですが、これのおかげでブロック注射自体は痛くありません

この麻酔の針も髪の毛ほど細い、現在の医療器具では一番細い針を使います

採血の針よりもかなり細いので、あまり痛くないですよ」

ということでした。もしかして昔は神経に直接打っていたのか?

そりゃ痛いはずだわ…

ブロック注射は必ずレントゲンで位置を確認しながら打たなければいけないらしく

特殊な機械の上にうつぶせになって行います

この台に上がるのが…痛かった

足を上げるのが激痛なので、一段一段すごく痛いし

うつ伏せで横になると腰が反ってものすごく痛い!

台の上に上がる前にズボンを少し下げるよう言われ、

ボタンをはずして少しだけ腰のあたりまで下げて横になりました。

ここから先はうつ伏せになっているので、どんな機械で透視してるのか全く不明

先生が麻酔を打つ前に、腰の部分をあちこち押しながら痛いか確認します

なんかうつぶせになっていたら痛みが麻痺してきたのか

一体どこが痛いのかわからなくなってきました

「ここは?」痛いです。「この辺は?」痛い…と思います。という具合に

不思議なことに折れてる部分が痛いはずなのに、

どんどん背中のほうまで痛くなってきて

これは筋肉が張っているせいで痛いのか、それとも神経で痛いのか

それがわからなくなってきていました

足の痺れがあると告げた時も「前のほう?後ろ側?太ももまで?足先まで?」

と聞かれたけど、歩いてる時に激痛が走るので座ったり診察台の上ではわからない

痛む場所をよく把握しておかなければ、診察台の上で恥をかくことになるんですね

背中のほうが痛いです、と言ったらこの辺?と上の部分を押してくれたのですが

「…う~ん、正直今は痛いというより押してもらったら気持ちいいくらい

これって凝ってるだけなんですかね?」とアホな質問を

先生が透視を始めると「ここの部分ですね」とすべり症の箇所を一発で見破り

ここに注射していきますね、と麻酔の準備が始まります

先生があまりにも簡単にすべり症の部分を発見したので

レントゲンの機能がついた専門の眼鏡をつけてるんだと思いました

「とうしめがね」みたいだな!とうとうドラえもんの世界に追いついた!

(本当のとうしめがねは壁を突き破って中が見える虫メガネ型なので違います笑)

とか思っていたんですが、レントゲンを上部に設置してる特殊な機械のせいでした

腰の部分にレントゲンの光が当たるのですごくポカポカしてきました

手術の時と同じように、患部だけが空いている専用のシートを上からかけられ

「ちょっと準備しますので待っていてくださいね」

と私の頭のほうで看護師さんと準備を始めます

この先生、無言になったら患者さんが恐がると思っているのか

ずっと喋り続けていました。同じことを繰り返し

「今から麻酔をしますからね。注射は痛くないですよ

ただこの麻酔がやっぱり痛いと皆さん仰います。でも一瞬で終わりますからね」

募る不安…まさか肛門への麻酔ほどの威力はないだろうと思っていたので

あれに比べたらどんな痛みもへのかっぱです

なかなか先生が訪れないのでつい顔を上げてみると、何本かの麻酔を準備していました

あれ…1回じゃないんだ麻酔。まあそうか、神経付近に打つんだから何回か打つよね

準備が終わり「じゃあ麻酔打っていきますね」で開始

最初の2回ほどは針を刺す痛みだけだったのですが

3回目くらいの麻酔で「次は少し深く打ちますね。ちょっと痛いかもしれません」

え…痛いの?やっぱり痛いの?

と思っていたら針がチクッと刺さる感触。

ずっと奥のほうに入る感覚がした途端「痛!!いたたっ!」と漏れる声

「ごめんなさいねー」と先生。3秒くらいかな?それでも痛かった

が、肛門への麻酔に比べれば(以下同文)

神経の一番近く、深いところに射した麻酔なのでやっぱり痛かったみたいです

でも、これ以降は全く痛みを感じませんでした

痔の治療のおかげで痛かったらすぐ声を出す習慣がついたよう(笑)

「じゃあ次はブロック注射打っていきますね

ちょっと中からガチっと固まる感触がありますが、心配しなくて大丈夫ですよ」

という先生の言葉通り、ブロック注射の液(?)が入ってくると同時に

腰の骨に不思議な感覚が…

何と表現すれば良いのか?体の内部から背骨をガシッと掴まれる感じ

はは~これが神経近辺に薬を行き渡らせているということか…

台の上に乗ってからブロック注射が終わるまで8分くらいでした

注射が終わって手術用のシートをはがしてもらったら

看護師さんが「あら、すごく汗びっしょり。そんなに痛かった?」と聞いてきました

いや、この汗は緊張もあったかもしれないけど、治療中のライトのせいだと思うんですけど…

この後注射が効いてくるまで動かずに横になっている必要があります、

と最初に説明がありましたが

果たしてどうやってベッドまで移動するのかしら?と思っていたら

看護師さんがストレッチャーをガラガラ持ってきて

「じゃあそのまま左側に転がるように移ってください。

上に機械ありますから立ち上がらずに転がってきてくださいね」

え?転がる?

私は回転に対してパニックになる持病があるので、え!!と思いましたが

先生と看護師さんが「COME!!」という感じで待ち構えているのでそんなこと言えず

目をつぶって左側に転がりこみました

仰向けになった状態で目を開けると

「じゃあこれからベッドに移動しますねー」とガラガラ運ばれる…

ストレッチャーで運ばれるということ自体初めてだったのですが

私のように回転恐怖症がある人は、意識を失っている状態じゃないと怖いかも

自分で動く場合は必ず回転しないように相殺しながら日々動けますが

ストレッチャーの上では運ぶ人の意のまま…

足元を中心に頭の部分だけ大きく向きをかえられたり

その逆で頭を中心に足の向きをかえられたり(今回はこっちでした)

自分で意識を保っていなければパニックが起こっていたかもしれません

尻と腰の痛み(この時点では徐々に薬が効いているのでそれほどないけど)

のおかげでなんとか正気を保てました

ベッド近くまで運ばれた時には「じゃあこのまま右側に転がってください」

と、再び転がれ指令が!!!

この時のことは全て緊急時のもので忘れよう、と目をつぶってもう一度転がり

なんとかベッドへ移動

左側にブロック注射をしたので左を下にしたまま

横向きで10分ほど横になるよう言われました

10分ほどすればその後は仰向けでもうつ伏せでも

自分のラクな体勢で横になって大丈夫だそうです

果たしてこのブロック注射がどれだけの効果を発揮するのか

せめて3日くらいは持ってほしい…

しばらくすると別の患者さんがブロック注射を受け始める音が聞こえてきました

受付にいた時に見えた20代くらいの女性のようでした

この方は首に注射を打ちに来たようでしたが

麻酔の時「少しチクッとしますよー」と言われたのに何の声も発していませんでした

ええ?あの麻酔に声一つ出さず?

終わった後先生が「大丈夫でした?そんなに痛くなかったと思いますが」と言ったら

「ハイ、大丈夫です」と涼しい声が。

マジ?痛くないの?あれ、首だからか?

え、もしかして私って痛みに弱いの?痛みに弱すぎるの?

謎です…同じように腰にブロック打つ人がいれば参考になったのに

 

10分くらい経ったかな?と思い仰向けになってみたら

今朝まで痛すぎてちっとも仰向けになれなかったのに

少しの痛みしかしませんでした。念のため足を立てていましたけど

すごい!これがブロック注射の効果なのか!と感動しました

でもちょっと痛みはある…完全に痛みを除去することはできないのね

前日は痛さで全く眠れなかったのでウトウトしていたら30分経過したようで

「いかがですか?」と看護師さんが確認

麻酔を打っているので気分が悪くなったりする人もいるらしく

ゆっくり起き上がってください、と言われベッドの上に座る体勢に

あ、座っても大丈夫だ。腰を反ってみたらどうだろ?ともぞもぞ動いていたら先生登場

「ちょっと立ち上がってみましょうか。痛みどうですか?」

あ、すごい!痛くない!いやちょっとは痛いけど、昨日今日の比じゃない

「すごい。痛くないです!」「よかったですね」と先生

今日は念のためシャワーだけにすること、通常の生活を送って大丈夫なこと

等説明があり、筋力をつけるしかすべり症の効果的な方法はないと再度言われました

結局今日の痛みは何だったのか?を確認すると

「痛いと仰っていた部分がすべり症の折れている部分だったので

その近辺に注射をしました。

痛さの部分をチェックしている時、背中の上のほうが痛いと言っていたのは

神経は脳に伝わるようにできているので、

実際の幹部とは別に痛みが脳に近い上へ上へと出て来るんです

なので痛みの一番下がやっぱりすべり症の部分だったの、ここが原因だと思います」

とのこと。ちなみにヘルニアではなく坐骨神経痛と呼ばれる痛みだそうです

折れた箇所の筋力が弱くなったことで支点を失った骨が神経部分にズレ

そこの神経が炎症を起こして痛みを勃発していたとのこと

痛いというのは神経の炎症のことなので、

炎症を一時的に鎮めてしまうことで突発的に起きた痛みを抑えることができるんだとか

なんかカラクリを詳しく説明してくれたので、ナルホド~と思いました

ちなみに効果については個人差があり、1度打っただけで再来院不要な人もいれば

翌日には再度ブロックを打ちに来る人もいるそうです

原因はすべり症であることが明白なので、とにかく筋力をつけてください。と

サポーターは持っていますか?と聞かれたので、

以前整形外科でもらったものがあると話しました。

でも今回はサポーターをしたほうが痛みが増したので使えないとも申告

「すべり症の改善に必要なのは背筋の強化なので

背筋を鍛えるためには実は歩くことが一番効果的なんです。

なので歩く時には自分の筋肉を使って鍛えるようにして

座ったり、動かない時にサポーターを使ったりするなど

上手に使い分けてください」と言ってもらいました

今後の生活で何が必要かをもう一度先生がしゃべりだした時

「軽い運動と、日常生活での筋力アップと、あとは(クスッ)体重を落とすことです」

え!先生今笑った?名言されなかったけど、今私デブって言われた?

衝撃でした(笑)

ちなみに軽い運動は今日からしても良いのか確認するために

帰り間際看護師さんに「運動って今日はしないほうが良いんですか?」

と聞いたら、引っ込んだはずの先生が再度出て来て

「日常生活なら今日は大丈夫ですけど激しい運動はやめてください

いきなり今日から腹筋背筋頑張ってやってもすぐに筋力つくわけじゃないですからね。

ははは」

と言われてしまいました

さすがにお尻が痛くて今日明日は何もできないけど

走っても良いか聞こうと思っただけなのに…

お薬手帳を受付に渡していたのでこの日はロキソニン等の薬は出ず

「また痛くなったら来てくださいね」で終了しました

支払いは3,500円ほど。さほど高くない

痺れるまではいかないけど、若干の痛みを残しながら本日は終了

どのくらいまでこの痛み止めは効くんだろうか?

今日からちゃんと夜ぐっすり眠れるかな?と

腰の痛みが緩和されたことで少し晴れやかな気持ちになりました

しかし麻酔は痛かった…

ブロック注射はあくまで治療の過程で用いられる方法で

これで様子を見てもダメな人は手術、という工程になるそうです

私はヘルニアではないので、ブロック注射に頼る感覚がどのくらいか

という状態になりそうです。

突発的にお尻をかばって痛くなった腰なので

できれば今回1度きりであって欲しい

とりあえず世に言うブロック注射はめでたく経験済みとなりました

痔治療の弊害・腰痛勃発

2018/5/19 スキンタグ術後2日目

この日はとにかくお尻に圧をかけないよう

本当に1日中横になって過ごしていました。

前回スキンタグ切除後新たなイボが出て来てしまったのは

トイレや日常生活で圧がかかった結果かもしれない!

と、いうのとお尻が痛すぎて何もしたくなかったから

起きるのは洗濯と食事の時だけ

とにかく縫っている糸がひきつって痛いようで

傷口ももちろん痛いけど

薬を飲んでも30分~1時間後にやっと効果がでて

3~4時間もすれば薄れていくという痛すぎる生活

痛み止めなしでは生きていけない。痛い止めも効かない時間がある

拷問のようでした。起き上がろうとしてもお尻が痛い

寝ても痛い。寝返りを打っても痛い

いいことなんか一つもない!!

夕食後(20時頃)にマグミットを飲み、今日のトイレは上手くいくか心配…

結局この日は0時過ぎにトイレタイム

相変わらず下すような感じのトイレでした

自分の力では出さずにゴロゴロっときて出たので、圧はかかってないはず

やっぱりトイレ後はお尻が痛すぎて10分四つん這いで待機

20分は痛みが去るまで何もできない。コレいつまで続くの?

とにかく縫っている糸がひきつって痛いようで

傷口ももちろん痛いけど

薬を飲んでも30分~1時間後にやっと効果がでて

3~4時間もすれば薄れていくという痛すぎる生活

痛み止めなしでは生きていけない。痛い止めも効かない時間がある

拷問のようでした。起き上がろうとしてもお尻が痛い

寝ても痛い。寝返りを打っても痛い

いいことなんか一つもない!!

 

5/20 術後3日目・日曜日

できれば横になっていたかったのですが

あまりのお尻の痛さに、翌日から仕事ができるのか

果たして社会生活をマトモに送ることができるのか?

それがとても心配になりました。

こんな状態でいきなり明日出社して、

お尻が痛すぎて仕事に行けないという事態は避けねば…

ということで社会生活を営めるよう、この日から慣らしに入ります

動きは最小限にするものの、歩く・座るという行動をするために

どれだけお尻に負担がかかるのか。どれだけの痛みを伴うのか

1日かけてその回避方法を含め探ることに

この日は車に乗って少し遠めの図書館へ

本を探す時にしゃがんだり(1回やったら痛かったのでアウト)

ちょっと背伸びしたり(セーフ)

本を抱えても大丈夫か、歩いたらどれくらいの負担がかかるのか

を実際に経験してみました

歩く時はやっぱり太ももの皮が動くのでお尻付近の皮も動くし

股が動くのでお尻だって体重移動に伴って動きます

つまり、皮が引っ張られ尻に食い込む縫い糸

めちゃくちゃ痛い。こんなんで明日歩けるんだろうか?

結局、どうにかお尻に負担をかけないよう変な歩き方に

もうこの歩き方でしばらく過ごすしかない…

この日もトイレはマグミットのおかげで難なくクリア

トイレ後はやっぱり20分くらい動けず

寝る時になって少し異変が。腰が痛くて仰向けに寝れない!

変な歩き方したせいかな?あー痛い。お尻も痛い

で、結局横向きになったり(動くたびにお尻が痛い)

腰が痛くないポジションを探して眠るのにかなりの時間を費やしました

腰が反ったら痛い気がする…もう足を抱えて丸くなって眠るしか方法がない

いててて、いてててと言いながら眠りについた夜でした

 

5/23 術後4日目・出勤日

最寄り駅まで歩いてどれだけ時間がかかるかわからなかったのと

腰が痛くて全然眠れなかったので、いつもより30分ほど早く準備開始

駅までの道はお尻を庇いながらひょこひょこ歩いていましたが

ひょこひょこ歩けば歩くほど腰が痛い…

どうするべき?でもここで腰の痛みをカバーしながら歩くと

またお尻に圧がかかって何かイボ的なものが出て来る予感が…

そう考えるとお尻を第一に考えるしか方法はなく

腰なんてどっかの拍子で何かの噛んでしまってる部分が戻るだろう、

と軽く考えていました

結局職場でもめちゃくちゃ痛くて、一番ラクな体制は前屈という不思議な現象に

椅子に座っていても腰を伸ばすと痛いので自然と猫背な姿勢に

それでも痛い時は休憩室までひょこひょこ歩いていって

椅子に腰かけた状態でペターっと前屈(太ももに胸をつける状態)したら

その後少し回復する。という行動を繰り返していました

お尻のために痛み止めを飲んでいましたが、腰にも効くのかしら?

この日もマグミットのおかげでトイレ自体は問題なく

いつもの様に四つん這いで痛みに耐えていましたが、四つん這いで腰を反らすと激痛

お尻と腰のダブルで痛みに耐えなければいけない苦しい時間でした

お風呂上りに軟膏を塗っていたら、縫った場所が明らかに固くなっていることがわかります

スキンタグを切ったはずの場所に余計な皮膚はなくなったけど

あきらかに堤防のような皮膚のカベができている…

これってまさかこのまま残らないよね?

私、とうとう肛門付近に堤防を作ってしまったのが治療の終着点ではないよね?

ちなみに縫っている部分から四六時中体液と血液が漏れるので

術後ずっと夜用ナプキンをつける生活を送っています

それでも眠る時は体液混じりの血液(ニオイがけっこうする)が漏れるのが恐いので

術前看護師さんがやってくれたようにお尻の谷間にペーパーを挟んで寝ています

これ、結構役立ちます。寝る時だけじゃなくて日中もやっていました

あまり奥に押し込みすぎると傷口にあたり、そのまま固まるので要注意ですが

谷間にティッシュ、画期的解決策です

 

腰痛に関してですが、実は私はもともと腰椎分離すべり症で

すべり症と診断された方ならご存知かと思うのですが

背骨の横に出ている象の耳(?)みたいな骨がパキッと折れている状態です

7年ほど前に腰痛がひどすぎて駆け込んだ整形外科で診断されました

幼少期に激しいスポーツをしていた人などによくある現象らしく

私は特別スポーツの経験はないのですが、成長の過程で折れることもあるそうです

折れた時は痛みを伴わないので気付かず

私のように大人になって腰痛を勃発して初めて気付く現象らしいです

ちなみに私の父もすべり症で、すべり症からヘルニアへ発展しました

すべり症はその後の病気の初期段階になり得るため

ヘルニア予備軍とも言われています

その時に「この骨はくっつくことはないので筋肉で支えるしかない」と言われ

要は腹筋と背筋で支えるしかない部分なのですが

どうやら最近のお尻事情のせいで背筋がすこぶる弱まった様子です

確かに術後2日目は横になっていたので筋肉は殆ど使っていません

恐らく肛門をかばうあまり、この短期間で筋力がガタっと落ちたようです

念のため当時支給(処方?)されたコルセットをつけてみましたが

コルセットで固めたほうが痛みが増す、というどうしようもない状態に

術後の診察で必ず1週間以内に受診すること、と病院では言われていたので

できれば次回お尻の病院に行くのは水曜日

お尻がこんな状態で早歩きできないので、

午後早退しようかなと思っていました。なので、腰の病院も水曜がいい!

とりあえず水曜まで腰が持ってくれればいいな、くらいに考えていました。

帰宅したらとにかくお尻のことを考えて横になりたかったのに

腰がいたすぎて横になれない!

なんだか段々神経を噛んだような状態になってきて

これ大丈夫なんだろうか?とものすごく心配に

結局夜も仰向け・横向き・うつ伏せ、どの体勢でも眠ることができず

右を下にして横向き、足を抱えて寝れば痛みが少ない。ことを発見して就寝

まさかお尻ではなく腰痛で眠れなくなるなんて思ってもいませんでした

筋肉ってすぐ落ちるんだな…

遂に2度目のスキンタグ切除

2018/5/15 生理開始

前回の生理からかなり時間がかかった…

前回から計算すると39日です。大丈夫か?

こうなるとまた排卵日も20日後頃になりそう

とりあえず次回のセンター予約(移植前検診)を16日後の6/1に設定

絶対この段階ではまだ排卵のけっこう前だと思うけど

排卵されちゃったら移植できないし、とりあえず。

と、ここで決心しました

残ったスキンタグ切ってしまおう!と

センター受診までは2週間ほど

前回スキンタグから回復する(通常のトイレが可能になる)までに

費やした日数はおよそ2週間。だったはず

次の移植がうまくいって着床すれば、あと1年は治療できなくなる

移植までにはお尻を普通の状態に戻しておきたい!!となると

やっぱり今しかない!!!!!

 

 

 

 

と、いうことで5/18 遂に2回目のスキンタグ切除へ

前回の自分のブログを読み返し、

術後のトイレが流血&号泣の連続だったことを思い出しました。

そして肛門への麻酔の痛みを思い出して早速お尻がキューっとなりました。

でも、いつまでもこの皮膚をぶら下げて生活するわけにもいかない

今後座薬を使い出したらまた新たなイボが出て来るだろうし

ホルモン剤だって結局お腹を攻撃するし

今のうちにできることはやっておかねば!

その後のトイレが悪夢のようなものだったことは強烈に覚えてるので

トイレライフが私生活に影響を及ぼさないよう、金曜に切除することに

(トイレライフだって私生活のはずだけども)

午後は仕事をお休みし前回と同様に15:10頃病院へ到着

やはり2人の方が病院の外で列を作って待っていました。

15:30を過ぎた辺りで徐々に人も多くなってきて、

15:50の段階で20人くらい待っていました。本当に予約制を強く望みます

ちなみにこの日は生理4日目

治療中お尻じゃなくて前から血が流れるのが心配だったので

前日までタンポンを入れていこうかどうか悩んだのですが

お尻の麻酔に何か影響があるのではないか?とか

あれこれ考えて、結局いつもの布ナプキンで行くことに

4日目ともなれば量も少なくなってきていたので、結果これでOKでした。

 

16:00前になってようやく午後診がスタートしましたが少し待たされ

結局私が診察室に入ったのは16:15頃

中に入ると先生が「皮取ってしまいましょうって話してた件ね。

あれ、今日取りますか?よし、取っちゃいましょう。すぐ終わるからね」

と会話もそこそこに診察台へ

まずズボンをすべて脱いでカゴに入れておくよう言われ

その次に下着をヒザ下まで下ろして診察台へ上がりました。

なんてったって私は切除ですから。ちょっとした手術ですから

血が出て来るわけですね。ガーゼの準備してる時も

「けっこう思ったよりも血が垂れてきてお洋服汚す可能性があるので」と

上に来ているシャツも胸の下までかなり上げられました

体は左を下にした横向きの状態でいつも診察を受けますが

その左下にもたくさんのガーゼとシート

股にも暑めのガーゼを当てられ挟んで待つよう言われました

これだけ準備すれば他はもうないだろうと思っていたら、最後に

「血が流れてくることがあるので、ここにもガーゼ当てておきますね」と

お尻の谷間の終着点辺りに大きなガーゼをググッと挟み込まれました。

へーそこにもガーゼ入れるんだ。そういえばCMとかでも

お尻の谷間を伝ってモレるという表現があるし

 

そうか、谷間さえ気をつければいいんだ。まさかの発見

これから生理時には谷間にティッシュ挟んで堤防を作って寝よう

そしてガーゼの数が増えるほどに私の緊張も増していきます。

いつ来るんだろう…先生が来たらもう最後

ドキドキして変な汗が徐々に出てきました。

待つこと2分くらい。先生が「じゃあちょっと見ますね」と診察

スキンタグをつまみ(?)「コレね、コレ取ってしまうからね」は、はい…

「ここにもあるな。これも取る?どうする?」

え、他のとこも取るの?蘇る恐怖の記憶

確か前回2か所切って、トイレの度にどっちの傷口も開いて激痛だった覚えが

う~ん…と即答できずにいると、先生のほうから

「この大きい方だけにしとこうか。痛くなっても困るしな」

ふ…ふぁい、それでお願いしまふ。。。

じゃあ準備するから、と先生が少し離れて、看護師さんが

「これから麻酔しますね~」と説明。きた、麻酔

ドキドキドキドキ…「ちょっと痛いよ~」

 

ブッスーーーーーーーーー!!!!!

 

い…痛い痛い痛い!!!!!!

やっぱり肛門への麻酔は一番痛い!!

あまりの痛みに身体が動いてしまいます。動くのはダメとわかっていても!

もう声だってすごい出てしまうし「いた!痛い!!いたたたっ!!!!!!」

看護師さんが私の腕のところをポンポンして「もう少しですからね」とか言うけど

そんなポンポンとか意味ないくらい激痛!!

これが何か所も続くのでもう、それだけで1年分の痛み使い果たしてる感じ

次の場所への麻酔も「っっっ!!いだだだだだーーーーーーーーー!!!!!!」

多分待合室まで私の声響き渡ってたと思います。

そんなのどうでもいい。肛門への針がどれだけ痛いかを

待合室に座っている皆もむしろ知っておいたほうが良い!

恥なんてどうでもいい。とにかく痛い。痛さ以外何もない!!

もう2回の麻酔で息も絶え絶え…

が、まだ最後にもう1回大きな痛みが訪れました。痛いとしか叫べない…

「これでもう麻酔効いてるはずだから。後はもう痛くないからね」と先生

ここは痛い?とどっかをつつかれた?引っ張られた?若しくは刺されたのかも

と言われたけど「だ、ダイジョブです…」

「ふんふん、ここはもう効いてるね。じゃあここは?」

本当は少し痛い感覚がありましたが、これから麻酔が効くんだろうと思い

「だ、大丈夫と思います」と返事

先生が「じゃあ切っていきますからね」と何か作業を始めた途端、

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

今まで経験したことのない痛みに襲われました

これは声が出ず「っっっっーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

と息を吸い込む音だけの痛さでした。声すら出せない

その音を聞いて少し慌てる先生と看護師さん

看護師さんがガシッと私の肩を掴んで「ごめんなさいねー痛かったですねー」と

いま…今何が起きたの?

今私の尻に走った衝撃は何なの?あまりの痛みに失神しそうでした

どうやらその部分は麻酔が効いてなかった所のようで

そこに先生がメスを当てたよう。。。

今想像しただけでも痛みが蘇って貧血になりそうです

「ごめんなさいねー。ここも(麻酔)しとこうか」しとこうか、じゃなくて

しないと死んじゃうから!!!!!!

そして再度訪れる激痛

「い…痛い!!いたたたたたっっっーーーーーーーー!!!!!!」

と泣きそうな声で口から漏れたら、看護師さんが冷静に

「これは麻酔ですよ」と

麻酔だろうがメスだろうが、痛いものは痛いんじゃい!!!!

と言い返したかったけど痛みに神経全部持ってかれててそれどころじゃない

こちらはもう虫の息です。ぜーはーなってます

そして再度「これは痛い?」の確認の後ようやく切除開始

痛みは麻酔で感じないけど、何か切られてるのはわかりました

多分切除するべき皮の部分をヒモか何かで縛っていて

そこの部分が引っ張られる感覚と、引っ張るものがなくなる感覚がありました

早く終わることだけを願う長い長い時間

先生は無言で着々と作業を進めます。

気づいたらお尻の辺りが再度引っ張られてる感覚がありました

すると、また走る激痛

「いたたたたっ!!!!!」メスほどじゃないけどすごい痛い!!!!

まだ痛いの?一体何やってるの?

もういい加減麻酔は効いてるはずでしょうが!!

「ここも痛いか、〇〇△△…」とか何かしゃべる先生の声が聞こえたけど

一向に痛みが去らないことで疲労困憊

結局この後もう一度肛門に麻酔を突き立てられて激痛に悶えました。

看護師さんは「最後ですからねー」みたいなこと言ってたと思います

当たり前だ。最後じゃなかったら困る。というか何でまだ痛いんだ!!!!!

痛すぎる。前回はこんなにまだ拷問じゃなかった…ハズ

最後にお尻の中に何かをググッと押し込んで

「ハイ、終わりましたよー途中痛いことしてごめんなさいね」と先生

私の顔のほうまでまわってきて「これが今回切除した部分ね」と

やっぱり今回も見せてくれました。

前回よりも大きかったこともあり、さすがに今回はホルモンには見えなかった

確実に皮でした。けっこう大きかったな。3~4センチはあったのでは?

お尻の辺りがじんじんしていて意識が保てなかったけど

とりあえず「うわぁ~…デカイ…」とだけ返事

これで邪魔なものなくなったから、ラクになりますからね。と先生

先生は手術用の手袋のまま見せてくれたので手も血まみれ

トレイも血まみれ、取れた皮も血まみれ

さすがに貧血まではいかないけど、オエーッとなる衝撃の物体でした。

看護師さんが「大丈夫ですか?ゆっくりで良いので起き上がってください」

と声をかけ、一連の治療が終了

「出血止まるまで30分から1時間くらい横になってもらいますね

お尻にちょっと厚めにガーゼ当ててます。

これを下着につけてください。なるべくお尻のほうにつけて下さいね」

と夜用ナプキンを渡してくれました。

ゆっくり起き上がった時、私があまりにも呆然としていたのか

「大丈夫ですか?気分悪くなったり、吐き気はありませんか?」と聞かれ

衝撃で呆けていただけだったので、大丈夫です。と起き上がり

ナプキンつけなきゃと座ったところで布ナプキンをつけていることを思い出し

「今生理中でナプキンつけてるんですけど、どうしたら良いですか?」

「今お渡ししたものにつけ替えても良いですし、

上からつけてもらっても良いですよ」

後ろのほうにナプキンずらすと前の部分がカバーできそうにないな…

「つけ替えたナプキンこちらでお預かりしましょうか?」

いや、布ナプキンだから捨てられない!布ナプキン持ち帰り袋持ってきてないし!

結局上から重ねてセットすることに。

装着が終わったところで「タオルを腰に巻いて、靴だけ履いて隣へどうぞ

ズボンをそのまま荷物と一緒に手に持ってきてください」

靴を履こうと体の向きを変えると、自分の服が汗でびしょびしょなのに気づきました

これは冷や汗。だと思う

人間恐怖に直面すると異常なまでに水分を排出する…

しかもこの段階で既にお尻にズキズキ痛みがありました。

麻酔本当に効いてるの?

ロボットみたいな動きでガクガク歩いていって、

カーテンで仕切られたベッドの奥のほうへ案内されました

 

「荷物そちらに置いて、ラクな格好で横になってください

横向きでも仰向けでも一番ラクな体制で結構ですよ

もし気分が悪くなったり痛みが強くなったりしたらボタンで呼んでくださいね」

と看護師さんが退出

腰に巻いていたタオルを剥いでカゴ置き、とりあえず仰向けに

でも真直ぐになるとお尻に負荷がかかりそうな気がして

足だけ立てた状態で横になりました

痛い…痛い…なぜ今も痛い?前回はだんだん痛みが引いてきたんだっけ?

あれこれ考えてスマホで検索。そういえば20分後くらいまでは余裕だった気が

時計を見ると16:30。切除にかかった時間は8分ほどでした

横になっているとどんどん押し寄せるビリビリとした痛み

ビリビリと裂けるような痛みと言うべきか。前回の3倍は確実に痛い

今日の麻酔は大きく失敗。いや、前回よりも大きいので全て3倍?(何が?)

スマホを操作しながらもお尻の痛みがどんどん増してきて、

再び大量の汗が出てきました。

なんでこんなに痛い?どうして麻酔が効かない?

というか、確実に時間が経つほど麻酔が切れてくるのがわかります

30分頃を過ぎた辺りではもうお尻が限界でなすすべもなく

スマホを見る余裕も、暑いかもと思って結ぼうと用意したシュシュも

全て投げ出してただただ横向きになって痛みに耐えるだけです

途中で治療を終えた男性(中年)の方が隣のベッドに入るのがわかりました。

どういう治療をしたのかは不明ですが、痛みは全くないようで

「これは根治術(?)という方法ですか?」とのんびり看護師さんに尋ねていました

既に私は虫の息で汗をダラダラ流しながら耐えている時間でした

なぜ一体どんな治療をしたらあんなに穏やかな声色に?

横になって休むということは、出血を伴う治療のはずなのに

なぜ痛みに苦しむのは私だけなのか?

色々考えましたが、頭に浮かぶのはただ「痛い!!」の文字だけ

体を丸めて痛みに耐えていたら看護師さんが来て

「お加減どうですか?痛い?」

とっても小さい声で「いたい…痛いです…」

頭も動くか動かないかの小さくコクコクして頷きます

「痛いですよね。これから麻酔が切れてくるので痛くなってくる頃です

出血の具合確認しますねー。あ、もうほぼ止まってますね」と一言

え、もう止まったの?待って待って、止まってしまったら帰されてしまう

今この一番痛い時間帯に病院から追い出されてしまう!!

「すぐ先生来ますからね。先生に診てもらって問題なければお帰りになれますよ」

やだやだ!今まさに痛みのピークを迎えようというこの時に

休める場所から追い出さないで!

看護師さんに背を向ける形で横になっていたのですが

看護師さんを振り向く体力すらないほど痛みが襲っていました

おかげで私の表情は見えず、言葉で返すしかないのですが

その声も小さくて看護師さんにスルーされてしまいました

何て言ったか覚えてないけど痛いから〇〇みたいなことを口にした記憶が

他の方の治療の合間に先生も確認に来るので、

それから5分後くらいに先生がようやく到着

「どれどれ?うんうん、キレイなもんじゃない。

もう血も止まってるから帰れますよ

じゃあ今日はこれで終わりね。痛いことしてごめんなさいね」

といつものセリフで退出しようとする先生

なんとか力を振り絞って、絶対聞いておかないといけないことを!!

「家に帰ってトイレがすごく痛いんです

痛すぎて自分の力で出すことができないので、

何か自分の力以外で出す方法を使っても良いですか?」

「マグミットあったでしょ?あれで柔らかくなるから」

「それでも痛いんです!もう痛いのが恐くて自分の力で出せないんです!」

と訴える私

すると私の言葉を遮るように「浣腸とかは絶対ダメだからね!」

がーん…実は浣腸を使おうと思ってました

自分の力で出せないなら薬に頼るしかない。それも強烈な外からの力で

やっぱりダメか…

「でもすごく痛いんです!トイレが恐いんです!」

「マグミット飲めば柔らかくなるから。マグミット飲んで?出るから!」

そこまで強く言われてしまうと…もう何も言えず

この押し問答がバカバカしく思えて思わず笑いが出てきました

すると先生もフフフと笑いながら

「出ないんです!とあなたもハッキリ言えればラクなのにね

とにかく薬を飲めば出るから、薬飲んで頑張ってみよう」

どうやらこの病院には「出ないものは出ないんだ!」と開き直る人が多いみたい(笑)

先生が笑いながら退出し、不毛な問答に看護師も笑っていました

「痛いですよね。トイレも痛いですけど頑張ってくださいね

今からが一番痛い時ですけど、さっき止血剤と一緒に痛み止め入れてますから

もうすぐそれが効いて来ますから、ラクになりますからね。

今はもうしっかり出血は止まっていますが、

これから立って歩くことで圧がかかるので再度出血すると思います。

でも今みたいに横になっていればすぐ止まりますので」と説明

その言葉を信じられないほどビリビリ度合はマックスです。

こんな状態で痛いから動きたくないんだ!と駄々をこねるわけにもいかず

お支払いを、と促されて追い出されてしまう私

ゆっくり起き上がり、ナプキンの位置を調整してズボンを履き

お尻に意識を集中させてるので相変わらずロボットみたいな動きで受付へ

治療(手術)をした人は看護師さんから札を渡され

会計の時に一緒に受付に出すよう言われています(多分手術した人専用の札)

無表情のまま受付で会計しようとすると「お名前お願いします」と

名乗ったはずなのに、驚くほど声が小さかったようで再び聞かれました

もうお尻にしか神経を集中したくないのに!

札出してるんだから察してよ!!

治療費は4,300円くらいでした。その後薬局へ

私の前に治療(さほど痛みを伴わない)をした男性を発見

彼は椅子に腰掛けず立った状態で待っていました。

私もできれば立っていたかったのですが

もう力が入らず。崩れるように椅子に座り込みました

座った衝撃で少し痛みがあったものの、麻酔ほどではない

大量の軟膏と痛み止め(ロキソニン)を処方されて終了

お薬代は1,000円くらい

この病院から我が家まで続く路線の電車に乗るためには、

最寄り駅まで13分くらい歩きます

違う路線で乗換をすれば病院から1分くらいの所に駅があるのですが

この乗換ができるか心配だったので(階段の上り下りがけっこうある)

平坦な道をまっすぐ進む13分コースで帰宅することに

途中ガラスに反射した自分の姿が見えましたが

頭がボッサボサでやや猫背、膝を曲げられない歩き方という

思いきり不審者の姿でした。でも尻が痛いから人の目なんてどうでもいい

歩きながらただただ思うのは「痛い!どうしてこんなに痛いんだ!」だけ

いつもの3倍くらいの時間をかけて、ゆっくりゆっくり歩いて行きました。

と、10分くらい経過した辺りで痛みが徐々に薄れていき

駅まで3分の2までの距離を来た頃にはほぼ痛みがなくなっていました。

人間とは恐ろしいもので、痛みがなくなると気が大きくなり

何も達成していないのに大きな達成感に見舞われ

自分でも不思議なのですが、途中でデパートに立ち寄り口紅を買ってしまいました

何故なのか、今でも謎です(笑)

なぜついさっきまで尻の痛みに呻いていた人間が

数分後カウンターでBAさんと会話しながら

挙句の果てに全く目的としていなかった口紅を買ってしまったのか

直近で一番の謎です

その後痛みは薄まったものの歩く度にガーゼを止めているテープが攣ってしまうのと

お尻にそれなりに走る痛みが恐いのでカクカク歩きながら帰宅

お尻から出血してるかどうかなんて自分にはわかりませんが

「立つことで圧がかかる」という言葉が恐くて、

帰宅してからはずっと横になっていました。

途中でトイレに行くのも恐怖でたまらない

できればずっとガーゼを当てたままにしておきたかったのですが

ガーゼしたままではトイレができないので仕方なく外します。

鮮血ではないけど何かと混ざって薄いピンクの血が全体にババーッとありました

生理の血は見慣れてるのに、お尻からの血はやっぱり別物なのか

その血を見ただけでふーっと溜め息が出てしまうほどです

前回はオシッコが傷口にしみて痛かったので、

前のめりの体勢で戦いを挑んでみると、なんと今回は痛みを感じませんでした。

あれ、傷は大きいはずなのに?ちょっとだけ拍子抜け

でも本番は小ではなく大です。本当の戦いを前に喜ぶ気にもなれず

帰宅して30分も経たないうちに、再度襲ってくるビリビリとした痛み

前回は術後こんなに痛みを感じなかったように思うので

やっぱりメス入れて広範囲切ってるから痛みが大きいのかもしれません。

こういう外の傷にもロキソニンって効くんだろうか?と思いながら服用

痛み止めってすぐ効果が出るわけじゃないので早めに飲んだ方が良いのに

どうしても学習できず、痛くなってから飲むので痛みに耐える時間が長くなります。

効果が表れるまでに30分、完全に効くまで1時間くらいかかります。

薬の袋にある注意書きを読むと「必ず5、6時間空けること!」

と大文字で書いてありました。

痛み止めの効果もまだ訪れず、お尻が裂けるような痛みを抱えた状態で

 

とにかく圧をかけないよう。その後はずっとベッドで横になっていました

圧がかかると結局またスキンタグ予備軍ができてしまう!という経験があるので

新たなスキンタグを作りたくない一心で安静にしておくことを決めました

この日は湯船はダメだけどシャワーはOK

前回のことがあるので、もしマグミットを飲んですぐ出るようであれば

切除当日にトイレに行こうと決めていました。

結局この日はご飯も食べずに眠ってしまって

トイレのために食べなきゃ!と食事をしたのが22:00頃

その前にマグミットを飲みましたがしばらく変化はなく

ベッドでゴロゴロしていたらまた眠ってしまいました

1:00頃に目が覚めて、お風呂に入ろうかどうしようか考えていたら

突然訪れる腹痛。これはトイレ?マグミット効果?

お尻がすごく心配だったけど、とにかくトイレへ直行

マグミットを2錠飲みましたが、下痢に近い柔らかさの便でした

お腹が痛かったので自分の力では出していません。術後のトイレとしては理想形

痛いんじゃないかと心配でしたが、かなり柔らかかったせいか全く痛くありませんでした

これには本当に嬉しかったです。やっぱり怖がらずトイレは毎日行くべき!

拭けないのでウォシュレットを使いたかったのですが、

前回のように傷口直撃で悶えるのも怖い

とりあえず水の勢いを最弱にしてお尻の片面に当て

ペーパーをそれで濡らしてお尻をトントンする方法に

途中までそうやっていましたが拭けているのか全く不明

結局ウォシュレットで優しく洗い流しました。ちょっと痛かった

が、トイレ後はもっと痛かった!

傷口がどうなってるのかわからないのですが、あまりの痛みにお尻を閉じられない

自分の部屋で下着もつけず、お尻丸出しのまま四つん這いで痛みに耐えるしかありません

10分はそのままの姿勢で動けませんでした。痛みが去るのをただ待つのみ

その後20分はビリビリ、ジンジンする痛みのおかげで動けず

これからトイレの度にこんなに回復に時間がかかるの?と心配

とにかくお尻にはあまり触らずそのままシャワーを浴びてこの日は終了

お尻付近は泡立てた手でかるく撫でる程度にして

水気を拭く時もキッチンペーパーでトントン外側を抑えるようにして終了

とにかくお尻に負担をかけたくない。それだけ

さすがに薬は塗らないといけなかったので鏡を見ながら注入

と、外の部分に薬を塗っていて気付いたのですが

どうやら今回は傷口が大きいので縫っているようでした

薬を塗るたびに指に当たる固い糸。鏡で見てもよくわからなかったけど

縫っているおかげでトイレの時に傷口が開かず、無事戦いを終えることができたようです。

と、ふと思い出される治療終了回の激痛

もう終わる頃だろうと安心していたのに、最後の最後で再び訪れる肛門への激痛

あれってもしかして、縫う時に刺した針のところが麻酔効いてなかったのでは…

想像したらゾッとなりました。

先生!ちょっと困るよ!ちゃんとやってくれよ!

相変わらずお尻はずっと痛い。痛み止めを飲んでも痛い

痛み止めが微かに効いている間に眠るしかなく(外傷にも効きました!)

おかげで翌日の土曜日もずっと横になっていました。

以前何かの映画で痔の手術をした人はずっとうつ伏せで生活をしているのを見て

もしや自分もうつ伏せで過ごさねばならないのでは?と心配

今回の手術では縫っているおかげでトイレの痛みはないけど

縫っているせいで糸?か皮膚が引っ張られてそれがとても痛い…

食い込む感じ?傷口も痛いのに、さらにその周辺を引っ張られる痛み

前回みたいに傷口が開いた状態だったら、トイレの痛みだけなのに

縫っているので今回は糸の関係でずっと痛い

どっちが良いんだろう?

傷口が塞がってくるまで1週間ほど

1週間は長い。この調子だったら月曜から仕事行けないかも?