無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

移植直前の壁・採血なんてキライだバカヤロー

2018/7/17 2回目の移植

この日は連休明けの火曜日

もともと移植は午後からなので、午後お休みをもらっていたのですが

所要で役所に行かなければならない用事ができ、1日お休みすることに

上司にお休みしたいと報告すると「4連休じゃないの(笑)」と言われ

急遽役所に行く用事ができたんです!(これは本当)

午後は病院の予約があるので(これは嘘)中途半端になるので1日休みます、と

私の直属の上司は休みに関しては寛大な人なので

4連休という言葉もただの冗談です。基本休みを却下したりはしません

が、午後の休みの理由が嘘なので心苦しい

こんなことなら最初から「役所に行く用事があるので1日休みください」

と言っておけばよかった…これは本当だからこんな後ろ暗い気持ちにならずに済んだのに

連休明けでしたが、役所の用事は簡単に済んでしまい

やっぱり普通に午後だけの休みでもよかったかなーと思いましたが

今ある凍結胚での移植は最後になるので、気持ちを落ち着けて挑むにはよかったかと

何も移植には影響しませんけど

 

移植予定時間は14:50

14:20までには必ずセンターに来るよう案内があり、少し早めの14:00頃に到着

トイレは2時間あれば大丈夫かな?と思い13:00のトイレをラストに

 

なんとなくオシッコの貯えが心配だったので、サーバーの水をごくごく

すると、14:10頃早速採血に呼ばれました

基本的に私は左腕のほうが採血しやすいのでいつも通り左腕を台の上へ

が、腕を台の上に出した時、血管があまり見えないのが気になりました

あれ?いつもならあるべき場所に青い血管がすぐ見えるのに…

まぁゴムみたいなので縛ったら出るかな?…出るよね?

看護師さんも血管が見えないようで、結局あれこれ触診?した結果

いつもと全く違う場所を示して「ここから採りますね」と

…そんな痛そうな場所から採るのですか?とは言えず…

が、針をブッスリ刺された後に看護師さんの反応がありません

もしや…すごく嫌な予感。なんだか看護師さんから困惑の空気を後頭部に感じます

「…すみません、こちらからは採れませんでしたので反対の腕も見せてもらえますか?」

出たよ!失敗かよ!「えー」と思ったけどえーとは言えず

しぶしぶ右腕も出します。が、右腕こそ血管どこにも見えません

一体この腕のどこから血を取るつもりなのか?

もうこの看護師さんを信頼できなくて、あれこれ血管を探す工程をじっと見ていました

すると明らかに「そこ、取れないんじゃない?」という部分を指差し

「ここで採らせてもらいますね」と言われ、えー!!となりました

でも指で脈打ってるか確認してたし、プロがここって言うなら採れるのかな?

とりあえず拒否権は私にはないので静かに頷き、

アルコール消毒後はいつものように首を反対方向へ反らします

ブッスリと前回よりも痛みを感じました。精神的な痛みもあって余計痛く感じたのかも

が…全くさっきと同じような看護師さんの困惑した空気を再度感じます

ちょっと待って!もしかしてまたなの?針すごく痛いんだけど?

と思っていたら、看護師さん小さく息を吐いて

「ごめんなさい、こちらでも採れませんでした。すみません

2回失敗していますので、担当代わらせて頂きますね」

えええええーーーーーーー!!!おおーーーーーーーーーい!!

2回も腕を刺されて、緊張感もあって一気に疲労が襲います

しばらくしてベテランぽい看護師さんが登場し

「ごめんなさいね、2回とも失敗してしまったので私が交代しますね」

と私の腕を確認。「ちょっと手が冷たいかな?」と言われました

多分それは…腕を台の上に上げていたせい

と、針を刺されたことによる(こちら側の)血が引いたという状況では?

「ちょっと手を下におろしてグッパーグッパーしてもらえますか?」

体が冷たいと血管が出てこないんだそうです

いつもの左腕から採ってもらいたくて必死に左手でグッパーしましたが、左は結局見えず

右腕もやってみましょうか、と言われるがまま同じ動作を。

しかしどちらの腕にも目視では血管を確認できず

私の血管どこいったの?ミッシング血管

結局両腕を熱心に調べた挙句、やっぱり右側のほうを指差し

「今回はここで採らせてもらいますね」と…

正直その場所はけっこう血管の青が薄く見えていて

だいぶ下のほうにある血管なのでは?と思ったのですが

とにかくベテランぽいこの人を信じるしか術はなく

「は…はい」と右腕を差し出します

ちょっと痛いですよ、の言葉の後本日3回目のブッスリ

痛い…痛い…いつもより痛くないか?と思っていたら

「今痛いですか?」…痛いです。「どうしましょう、やめましょうか?」

エ…いや、もう少しなら我慢できます

どうやらやっぱり少し深いところにあるみたいで、そこにまだ到達していないようです

私はてっきりもう採れてるかと思ってたのに!

もう少し、もう少し、と看護師さんが確認しながら針を刺していますが

ある瞬間にビリっと痛みが走り「イタッ!」と小さく声を出したところで

「あ、じゃあやめましょう。抜きますね」とあっさり終了

本当はもう少しなら我慢できたかもしれないけど

終わりが見えないこの針を刺された状態がもう怖かった…

結局3回目も失敗。もう泣きたい

う~ん…と言いながらベテランさんが腕の内側ではなく手首のほうまで調べ出して

いやいや、そんなとこ絶対痛いでしょ!と思っていたら

クルっと手を裏返し、手の甲に出ている血管を確認…

いや、待って!手の甲からの採血とか絶対一番痛いところだから!

経験はないけど噂にはすごく聞いたことがある。ヤメテー!!!

結局看護師さんが私の表情を察知したようで

「今日は移植でしたよね。何時からでしたっけ?」

14:50からです。と、時計を見るともう14:30前でした

「ちょっと温めてみましょうか。温めたら出て来るかも」

と、洗面器にお湯を張ってしばらく両手をつけるように言われました

ちょっと熱かったけど、採血のためなら仕方ない

手を洗面器に沈めて、まるで儀式のようにひたすら暖まるのを待ちました

体が冷えていると血管が出ないって…

「朝食は食べましたか?」「水分は取りましたか?」と確認されましたが

しっかり朝も食べたし水だってさっきも飲んだし

平熱は36.6度くらいなので、低いほうではないのですが…

全然思い当たらな…あっ!!とそこで閃きました

この3連休前くらいから、全国的に猛暑が開始した頃で

軒並み38度以上の日が続いていました

おかげで連休中はずっとクーラーの部屋でゴロゴロしていた私

もしかして…そのせいでは??思い当たるフシはもうそれしかない。。。

普段はクーラーなんてつけないのに!ノド痛くなるし!

でもさすがに夜はつけないと2時間に1回くらい暑さで目覚めるほどで

夜中に起きては断念してクーラーをつけていました

日中はもちろん暑いのでつけっぱなし

くそぅ…クーラーが憎い!でも熱中症になっちゃうし!!

7分くらいお湯に手を浸していたところで看護師さんが再度登場

気づかなかったのですが、お湯が結構熱かったみたいで

私の両手は真っ赤っかになっていました(笑)

それでも血が採れるなら文句はない!!

手をグッパーグッパーして再度腕を出します。が、やっぱり見えない血管

もう私の体どうなってるんだ!血管戻ってこい!!

しばらく入念に血管をチェックしていた看護師さん、

一度右腕のさっき失敗した所で指を止めて「またそこ?」と思っていたら

ふーんと小さく息を吐いて再び手の甲へと…

そこに看護師さんの手が行くだけで恐怖!思わず「いや、そこは…最後の砦で」

とわけのわからない必死の懇願

「ちょっと痛いですしね」と看護師さんが笑ってもう一度腕を調べて

「もう一度ここでやってみて良いですか?」とさっき失敗した

下に沈んだ血管を指差します

もう良いです。手の甲以外ならどこでも…

一度貼っていたテープをはがして再チャレンジ

やっぱりこの場所は奥のほうにあるのかいつもよりだいぶ痛い

看護師さんの緊張した雰囲気…お願いだから血よ溢れて来い!

「…あ、採れた採れた!血が採れてますよ!」

やったー…よかった…血が抜かれて行く瞬間手の先から一気に感覚がなくなってきました

確実に体が冷えている。血を失ったことで右腕はキンキンに死体のようになりました

とりあえず針が抜かれるまでは安心できないので、じっと同じ体勢で耐えます

「終わりましたよー何回も痛くしちゃってごめんなさいね」と何度も謝る看護師さん

左腕の部分(最初の下手看護師さんが差した場所)は少し青くなるかもしれない

とも言われました。左、どんな針の射し方したの?

まさかの採血で4ブスリです

注射が嫌いな私には本当に地獄のような体験でした

これってやっぱり私が悪いのか?クーラーのせいか?猛暑のせいか?

両腕が重病人のようになりました

 

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右腕の白い部分が2回刺されて、結局血を抜かれた箇所です

左腕の部分は既に青くなっていますが

この後DVにあった人のように青黒くなってしまって

夏にはちょっとショッキングな映像でした。完治するまで1週間かかりました

この採血で大体力を使い果たしてしまい、

採血をやっと終えた安堵感からまるで戦は終わったような感覚に…

本番はこの後の移植だってことをすっかり忘れるくらい

 

カルテを持って上階に上がり、移植の待機ルームで待つのですが

この時が唯一自分でカルテを確認できる機会です

階段の隅で前回の診察の卵のサイズとか、念入りにチェック

やっぱりこの大きさじゃないとダメなんだ。

この時はこれくらいだったからまだだったんだ

とか、エコーの写真を見て自分で納得

それとは別に前回の移植の際薬をいつまで飲むのか、とか

電話で質問したことも全部カルテに書き込んであり

それに対するセンター側の回答も全部載っていました。

すごいな。カルテってこんなことまで書くんだ!

ちなみにもっと前、インフルエンザにかかった所も刻銘に記載されていました

蘇る苦い思い出…

 

さすがに2度目の移植なので前回で学んだことがたくさん

当日は一応部屋をあてがわれるので、ズボンでセンターを受診し

説明後スカートに履き替えれば良いということを既に学んでいます

控室へ案内される途中「スカートはお持ちですか?」と確認されたので

やっぱりスカート持参で来てる人、結構いるみたいです

下着も全部脱いでスカートのままベッドに腰掛けて待っていたら

看護師さん?か培養士さんが入ってきて移植の説明

前回同様現在使う予定の胚の写真も見せられました

前回より出ている細胞が小さい気もしましたが、

写真を撮るタイミングのせいみたいです

妊娠判定は2週間後なので今のうちに予約を取っておくよう説明があり

「お時間になったら呼びに来ますね」と培養士さんが退出した後すぐ予約を取りました

さすが2週間後はほぼ誰も取ってないので選び放題です

移植は別に痛いこともないし、麻酔もないし。

スマホを触るでもなくぼーっと待っていたらすぐ順番がきました

処置台の上に上がると、前回とは違う培養士さん?が2人ともう1人男性がいました

その人はずっとモニターをチェックしていて、

実際の移植の作業には加わっていませんでした

先生かな?培養士さんかな?謎です

相変わらず上のライトに自分の姿が映し出されますが

ちょうど股間の辺りにでっかくライトが当たって眩しくて何も見えません

まずエコーで尿が溜まっているか確認

前回の人はすごくぎゅうぎゅう押してた気がしますが、今回の人は普通でした

あ、もしかしたら前回は腹筋で押エコーを押し返したりと攻防戦を繰り広げていたせいかも?

そんなにキンキンに溜まってもいなかったけど、移植の量には十分だったようです

そんなに尿意との戦いもエコーとの戦いもありませんでした

まず中を洗い流しますねーといつものように器具が入り

ジャージャーと水が流されます

この時しまった!と思ったのが下の毛をカットし忘れていたこと

ちょっと毛を掻き分けるのがわかって申し訳なかったです(笑)

病院によっては下の毛を全部剃ってくるよう言われるところもあるそうです

確かに、毛まで一緒に巻き込むと色々面倒ですし邪魔ですもんね

ちょっと細かい話ですが、私は膣近辺の毛は剃っていたんですけど

お風呂上りに、長くて邪魔になりそうなのはちょっとカットしておこうと思ったのに

すっかり忘れていました。培養士さんごめん

しばらくして「これからヒアルロン酸含有液と一緒に戻していきますね」

と胚の移植が始まりました

果たして液と一緒に入れてるのか

液を一旦入れた後で胚を戻しているのか、それはわかりませんでした

全然見えないから。

下のほうでゴソゴソっと作業をしばらくした後培養士さんが離れ

もう少ししてから「これからちゃんと胚が戻ってるか確認しますね」

とすぐエコーの確認へ。一体どの作業が戻した作業だったのか全く分からない

「ちゃんと戻ってますね。位置も大丈夫です。お疲れ様でした」で終了

そして、あの恐怖の筋肉注射…

「これから注射しますので、私(左側にいる)のほうへゴロンと横向きになってください」と言われ

左を下にゴロンとなり、お尻の場所を確認

ここで先ほどの男性がようやく登場

「じゃあ、ここに打ちますね」と言った瞬間ブッスー!!!と一発

ちょっと痛いですよーと言われ、もちろん痛いのはわかっていたので覚悟はしていましたが

この注射を打つ人が早かったのか、いつもの3分の2くらいの長さだったように思います

あの人上手いのか?痛いけど、いつもより短くてよかった…

 

痛いお尻をさすさすしながら「あとはお着替えもトイレも自由にして頂けます」と言われ

培養士さんたちにお礼を言ってすぐトイレへGO!

やっと尿意からの解放です。

トイレが終わった後はしばらく注射した箇所を揉んで控室へ

下着を履いてズボンに履き替えた後すぐ培養士さんが来ました

今回移植した胚の写真をもらいました。

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やっぱり孵化補助法は胚をつついて着床しやすくさせる方法で

今回の写真で言えば左側の泡みたいなのが出てる所

ここから細胞分裂が始まり、前回の培養士さんの言葉を借りるならば

「ぶわぶわと細胞が生えていっている」状態だそうです

注意事項の説明の後

何か確認しておきたいことはありますか?と聞かれたのですが

前回と全く同じなので特に聞くこともないけど…

とりあえず運動はダメですよね、ともう一度確認

ウォーキング程度なら良いですがストレッチやヨガ・ランニングは厳禁

ヨガがダメなのは内部の筋肉を使うから、という点と

ポーズによっては子宮をひねるようなポーズがあるんだそうです

マジで?ヨガなんて一生やらないけど、怖いなヨガ!(ヨガに失礼)

とりあえずお決まりのように食事についても確認

何を食べても大丈夫。お茶も大丈夫。

さすがにアルコールは控えるよう言われましたが、カフェインも特に問題ないそうです

と、いうのもカフェイン等がダメと言われるのは

実際に着床して細胞が赤ちゃんの姿へと育つ過程で不可となる要素なので

着床する前や、着床してすぐだったらカフェインも多少のお酒も

常識の範囲内だったら全く問題ないそうです

さすがに暑いのでクーラーにずっとあたっていても大丈夫か聞くと

「ノースリーブの状態で何時間も寒い場所にいるようなら問題ですが

家で暑さ対策のためにクーラーつけた部屋にいるのは問題ありません

むしろつけてください。熱中症になった方が大変です」との回答

運動を控えるように言うのは、通常の妊娠であれば

子宮が胚をキャッチできるような状態になっているから特に問題はないけど

人工授精の場合は排卵が起きた後人工的に胚を戻す作業になるので

全く胚を育てていない子宮はツルンとしていて滑りやすいんだそうです

つまり、私は今回5日目まで育った胚盤胞を移植していますが

通常であれば精子卵子に到達して胚になって、子宮の中で5日間胚盤胞まで育ちます

子宮はその間胚を5日間育てているので、しっかり流さないよう子宮自体が活動してくれるけど

移植の時は「ある日目覚めたらいきなり子宮の中に胚盤胞まで育った細胞がいた!」

という状態なんだそう

一応ホルモン剤を使って調整はしているけれども。

なので、とても滑りやすいので振動はご法度なんだそうです

へ~前回は知らなかったことを今日はたくさん知れた…

薬についても、移植前に飲んでいた薬・デュファストンと、毎晩使っていた膣錠

プラス感染症予防のために抗生物質が出ると説明がありました。

膣錠には「着床を助ける」と記載があったので

着床を助けるなら移植後も同じ薬が出るのかな?と夫と話していたところでした

同じ薬が出てよかった。着床助けてもらわないとね!

でも少し心配だったのが、移植後すぐアプリケーターを使って薬を入れても大丈夫か?

胚と薬が一緒になっても良いのだろうか?

ただでさえ薬が多すぎるのか、膣錠を入れてからというもの

オリモノがすごく増えました。

いや、膣錠とオリモノが一緒になったものが過多で出て来る感じ

が、培養士さん曰く「薬は入ったとしても膣までです。

胚はさらにその奥の子宮に戻しているので、

同じ場所に混在することはありませんよ」と当然な回答

聞いた途端恥ずかしくなりました。

そうだよね!膣錠って言ってるしね!(笑)

子宮まで錠剤を入れようと思ったら、あの痛い痛い子宮口を通り越さないといけないので

普段の生活で、たかがアプリケーターでそんな中まで入ってしまったら

医療行為になってしまう(?)

よく考えてみればわかるのに、あまりの恥ずかしさに笑うしかない

移植に関する説明はこれで終了。培養士さんにお礼を言って

もう一度カルテを持って今度はお会計待ち

今回の移植にかかった費用は157,000円ほど。前回と同じ…かな?

さすがにこれだけ高額だと財布に入れておくのが恐くて

銀行の封筒に入れています(こっちのほうが危ない?)

その袋を出して紙幣を数えるのがちょっと恥ずかしい…

その後は薬局で2週間分の薬を受け取ります

さすがに2週間分なので薬代は8,500円ほど

夫が調べたところによると、薬代は前回より若干安いそうです

多分坐薬が膣錠に変わったせいかと

 

この日は帰宅すると16:00前

かなり遅くなったけどお昼を軽く食べて、眠かったこともあるのでお昼寝

さすがにこの日も暑いのでクーラーをかけていました

18時頃起きて移植後の過ごし方をネットで確認してみると

やっぱり胚盤胞まで育った胚を移植すると、その後24時間で着床するかが決まるそうです

とりあえず今日だけ安静にしてればいいかな?

でも病院によって「普段通りで可」と言うところとか

「移植後1時間は横になって帰宅させる」という所とか、様々です

でも安静にしてたからって着床するわけでも、

普段通りの生活してたから着床しなかった、というわけでもないというのが本当なところ

こればっかりは胚の生命力にかけるしかありません。

前回着床しなかった時に色々調べたり先生の話を聞いて(自分なりに)納得させたのが

着床しなかったのは自分のせいではなく胚に遺伝的な欠陥がある場合も多い

ということ

健康な胚を自分が着床させてあげられなかった、と考えるのではなく

着床できるだけの力が胚盤胞様になかった、と考えたほうが

気持ちもラクだし理由もつきます。それだけじゃないと怒られそうですが…

とにかく後は泣いても笑っても判定日を待つだけ

我々夫婦の合言葉は「期待しないこと」が定着しています(笑)

しかし、夏の移植ってちょっと不利かな?と思ったのが

どうしてもクーラーのかかる部屋にいないといけない

特に今年は猛暑続きで熱中症の心配があるので、クーラーなしなんて無理!

暑いので体を暖める食べ物ばかり食べていられない

体内から熱くなって熱中症の心配があるので無理!←?

気を使ってハラマキ生活とかできない!

あせもできちゃう!

私はこの年齢なので移植を遅らせるなんて余地はないけど

もし検討できるなら猛暑の移植は避けたほうがよろしいかと…

できればお盆過ぎまで待つとか?

我々は今回ダメだったらまた採卵からスタートなので、もう時間がありません

期待しないこと、と言いながらも小さな希望に望みをかけてしまうのが人間です

移植日決定から当日まで1週間という期間のカラクリ

2018/6/25 やっと生理がきました

前回処方された「血栓ができる恐れのある」薬を飲んでいるにも関わらず、

結局今回の生理も前回から数えて41日目でした

あの薬本当に効果あるの?今回も延期とかないよね?

先生は「生理が来てから10日頃に受診するよう」と言っていましたが

先生によっては「2週間くらいで」という人もいたりして

どうせ私は排卵が遅いので、14日くらいがベストかな?とも思っていたけど

一応薬を処方されて飲んでいた上での今回の生理なので

排卵がもしかしたら早く来るのかも?と心配になり

色々考えた結果、予約を7/6(金)に入れました

7/9に入れてもよかったのですが、そうするとさすがに生理15日目で

排卵されているかもしれないと考えると7/7がギリギリかな?と思い。。。

結局12日目に当たるこの日に予約確定

これで卵が育っていなければいつも通りの排卵サイクルで良いだろうし

薬のおかげで早いのなら翌日とかがベストと言われるかもしれないし

 

7/6 移植前受診日・卵のサイズ確認

実は前日の7/5からオリモノの量が少し増えていて

さすがに薬を飲むと違うな!そうか、あれは排卵を早くさせる薬だったのか

と自分で独り言ちていました

そうですよね、血が溜まるサイクルには個人差があるので

生理開始日まではさすがに薬で操作できないけど

ホルモンを投与して遅らせたりすることができるのはホルモンの作用ですから

排卵の時期を調整できるってことなんですよね?(未確認・自己判断)

これはベストのタイミングでは?とエコーをしてみましたが

卵のサイズは6.7mm

全然ダメじゃん!

先生が言うには内膜の厚みは良い頃かもうちょっと、という具合らしく

恐らく7/9診察でベストな状態だろう、とのこと

「計算でいけば今日もう予定が立つかな?と思ってたんですけど

できればもうちょっと育てたいので7/9決定になると思います」と

その計算で行くと移植日が7/14(土)か7/16(祝・月)になりそうだと言われ

この言葉に本気で喜びました

だって7/14~16は世間でいう3連休!

職場に嘘ついて休まなくて済む!!!

本当にこれには嬉しくて帰宅して小躍りしたほどです

どうやらセンターの方針としては日曜以外はその人のベストな周期に合わせる

という鉄則があるらしく、先生も看護師さんに

「16日できるんだよね?」と確認していましたが、

祝日だけど移植可能だそうです。でかした!(←?)

先生に土曜でもできるんですね?祝日だけど移植できるんですね?

としつこく確認し、とりあえずもう少し卵を育てることで終了

お会計は3000円強くらい

あー嬉しい!もうさすがに職場にどういう嘘をつくか困ってたから

ルンルンした気分でこの日は帰宅

 

7/9 移植前の受診日

もう大きくなってるだろう、と先生も私も思っていたこの日

やっぱり卵が育たない!!エコーみた瞬間先生も私も「う~ん…」と一言

卵のサイズが(多分)20mm前後ないと排卵できないと思うのですが

17.6mmの数字。内膜は8.1mmでした

診察室に移ると先生が

「う~ん、今日行けると思ったんですけど」と頭を抱えていました

結局もう1日だけ延ばして明日まで様子を見ることに

やっぱりせめて18mmはないと移植の日程が確実に組めないらしいです

内膜の厚みは十分だったのに、やはり卵が育たない…

ガッカリしたのと同時に、もっとガッカリしたのが移植日

「こうなると、移植日も延びます」と無慈悲な一言

もし7/10診察してその日に移植日決定となると、移植日は7/17

連休明け…一番休みを取りづらい日じゃないの!

しかし卵が育たないんだから仕方ない

卵に栄養(ホルモン?)を届けられない私が悪いんだ…しくしく

ものすごーくガッカリしていたら先生が

「もちろん移植日は薬を使って延ばすこともできます」と一言

できれば16日にしてもらいたい…不妊治療を隠して仕事をする身のツライ所

この日もお会計3000円強を支払って帰宅

前回帰宅する時の浮かれた気分はどこへやら

どうして卵育たないんだろう?遠い昔にホルモン値を調べたことがあって

その際女性ホルモンの1つである〇〇ホルモンが平均値より低いね

と婦人科の先生に言われたことがあるけど

一体何のホルモンだったか全く覚えていない。それのせいなの?

帰宅して夫に移植日延期の話と卵が全然大きくならないと話して

翌日再受診と言われたけど「たった1日で卵が3ミリも大きくなるわけない」

とグチグチ言っていました

と、同時に夫からは「偏食が原因じゃない?」と痛い一言。グサリ

それよりも怖いのは、前回みたいに卵が全然育ってないうちに

小さくなっていくのでは?ということでした

この17mmがピークで「小さくなりましたね」の診察結果が一番イヤだ

果たしてたった1日でどれだけ卵は育つのか?

 

7/10 3度目の正直。

エコーをみて、先生がサイズを測って私の方がとってもビックリ

卵のサイズが22.8mm、内膜の厚みが9.3mmでした

たった1日で5ミリも大きくなるの??

私の体どうなってんの?(笑)

診察室に入ると、この日はいつものO医師ではなく

その次に好きな女医さんでしたが、先生も

「たった1日でずいぶん大きくなりましたね」と言っていました

これで移植日が決定。先生がカレンダーを見ながら計算している間も

どうせ7/17なんでしょ。あーあ。。。と思っていました

薬は最初ルトラールと記載していたようでしたが

すぐに前回のカルテを確認し「ごめんなさい、ルトラールダメでしたね

違うお薬に変えますね。今回は飲み薬1つと別途中に入れる錠剤が出ます

また飲み始める日は後で培養士から説明しますね」

前回坐薬でとっても苦労したので、坐薬は膣にも入れられると聞いたので

今回お尻ではなく膣に入れるよう処方して欲しいのですがとお願い

すると「あ、あのお薬はもうなくなりました。今回は膣錠です」

マジ?やった!これでオナラの苦労や

パンツを汚し続ける生活から解放される!とほくそ笑みました

その後移植日について先生が

「じゃあ移植は7/16ですね。祝日ですが病院はやっていますので」

まさに両耳元で天使がファンファーレを鳴らした姿が浮かびました

てっきり1週間後にしか移植日は設けられないと思っていたので

16日なんですね?祝日ですね?と先生に確認すると

先生、もう1度薬の日数とカレンダーを数え始め

「あ、ごめんなさい。1日間違ってました。7/17ですね」

両サイドにいた天使が墜落していきました…

カルテに1度「移植7/16」と書いた文字を訂正ハンコ押して再度大きな文字で

「移植7/17」と記入しなおし、この後採血があります、という説明へ…

もうガッカリ。心底ガッカリ。あの両サイドの天使を返して欲しい

その後すぐ培養士さんからの移植の説明があり、

筋肉注射と採血の説明もされました。この説明何度目だろう

移植自体は2回目だというのに、なんだか10回くらいは聞いた気分

(実際は4回?です)

今回も孵化補助法とヒアルロン酸をお願いし

処方された薬は12日から飲むこと、膣錠も12日の夜から使うよう指示がありました

何か確認しておきたいことはありますか?と言われ

正直手順や薬のタイミングなんかは質問するまでもなかったのですが

移植日についてズラすことができるのかをもう一度確認

どうしても16日にしてもらいたいけど、それが可能かどうか?

すると培養士さん「う~ん…できなくはないんですが、この状態だと

17日がやっぱりベストなんです。もちろん調整はできます

でも、自然の周期で言えば着床しやすい日がこの日なので17日で決められてます」

そうか…仕方ない

「早めることはできないけど、遅らせることならできる。ということですか?」

と聞くと、

「この後注射で打つホルモン剤のお薬があるんですが、

それを打った1.5日後に排卵されるんですね。

そして排卵された5日目が移植に最適な日となっているので、どうしても

今日注射を打って…ということを計算すると

17日の午後がベストなタイミングなんです」と説明がありました

知らなかった!あの筋肉注射にはそんな意味があったのね

しかも排卵後5日目が着床しやすいだなんて、今まで誰も教えてくれなかったし!

と、いうことは今日の午前中受診して筋肉注射を打っていれば

ギリギリ16日に間に合ったのでは?とも聞きましたが

その時の卵の大きさや移植の空き状況次第ですが、とも言われました

でも基本的に私の通うセンターは移植は午後と決まっているようで

例えこの日の午前中に受診していても難しかったかもしれません

というか、午前中休んで受診するくらいなら移植を17日にしたほうがラクです(笑)

とりあえず移植日を決めるカラクリがわかってよかった

その後は採血と筋肉注射

依然採血を無駄に2回も刺されたことがあったので、採血針を刺した後の

看護師さんの息遣いで失敗か成功かものすごく敏感になってしまいました

今回の看護師さんは「あれ?」というような小さな言葉を発したので

まさかの採血失敗アゲイン!と思いましたが無事採れたみたいです。一安心

その後は恐怖の筋肉注射

私は採血は左腕の真ん中が一番採りやすいということを前回教えてもらったので

(健康診断だったか、センターでの度重なる採血かは忘れました)

基本血は左、そして筋肉注射は痛すぎるので揉みやすいよう

そして利き腕だと気になっちゃうのでこちらも左腕と決めています

そうすると採血した後すぐの筋肉注射ってちょっと難しい

採血後5分ほど揉まずにギュッと強く抑えてくださいと言われるものの

筋肉注射の時は腕を緊張させずに力を抜かなきゃいけないから

結局採血の止血?はうまくいかないわけです

その後筋肉注射の所はよく揉んで浸透させてと言われるけど

まずは採血の圧迫が先だろう、となるので忙しい

と、アレコレ考えていたらブッスー!とやっぱり痛い筋肉注射

どうしても痛くて顔が「く~…」という感じになります。

あれを真顔で打てる人いないはずです

全てが終わり、帰り支度をしようとしたら看護師さんが

「ホルモン値の値によっては移植日が延期される可能性があるので

2日くらいは携帯の着信気にしておいてくださいね」と一言

え、今までは翌日のお昼までに電話なければ移植確定だったのに?

最近移植の人増えてるのかな?

ホルモン値のせいで延期を経験した私にとってはちょっと怖い通達でした

ドキドキを2日目まで保持しないといけないの?ヤダな…

この日のお会計は注射もあったので10,500円くらい

その後薬局で薬の説明

膣錠について「先生から使い方の説明あったと思いますが」

と言われたけど、方法については全く説明受けていません

てっきり採卵前とかに出された指で入れるタイプの膣錠と同じかと思ったら

タンポンのようなアプリケーターに薬をセットし、

なるべく奥のほうまで薬が届くように。というちょっと特殊な方法でした

実物のアプリケーターなどを持ち出して使い方の説明をされましたが

タンポンみたいに使えば大丈夫かな?と思ったくらい

でもけっこう長さがあるのでどのくらいまで差し込むのか聞いてみると

「かなり奥まで入れたほうが効果があるので、3分の2くらい…

いや、もっとかな?を膣の内部まで入れます。まあ個人差がありますけどね

難しそうに見えますけど、皆さん大体うまいこと使ってるみたいですし

そんな心配されなくても大丈夫ですよ」と

未知の世界ですが、タンポンをもう少し奥まで入れると思えばいいか

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薬代は4,500円くらいでした

ホルモン値次第ではこの15,000円も全てパァになる。ちょっと怖い

 

結局12日までに電話はなかったので、17日の移植で確定しました

7/9受診日に一応心配だったので確認してみたのですが

実は7/7に健康診断を受けて。その時子宮がん検診も受けました

さすがに子宮内部の一部を取って、と言う検査ではなく

多分中を何かで拭うというような検査だと思うのですが

これが移植に影響するのでは?とちょっと心配でした

でも先生には一言「全く問題ありません」と言われ一安心

それのせいで着床しなかった、とかなると後悔してもしきれないし

そして薬についてですが、私の通うセンターは結構薬がちょくちょく変わります

今回処方された膣錠の説明書をよく読んでみると

「子宮内膜に作用して受精卵の着床を助け、妊娠を維持します」と記載があり

これ移植前にする意味があるのか?移植後に必要なのでは?と思ったら

夫から「移植前に内膜の状態を最適にする必要があるんじゃないの?」と言われ納得

1度移植が失敗に終わった人に処方される…

というワケではないと思います。先生自身が「あの薬はなくなりました」と言っていたし

人によって分けているのではなく、病院として扱う薬の方針が変わったんだと思います

今は薬の効果を信じ、あとは無事移植日まで体調を整えるだけです

「子供は?」ハラスメント

そもそも私は何にでも〇〇ハラスメントと名づけることに否定的ですが

これに関しては本当にハラスメントだな、と思ったので記します

 

つい先日は小林麻央さんが亡くなってちょうど1年で

職場でもそのことが話題になりました

とても若かった、という会話の中で

「年下なので(1コ下)ショックでした」という話をしたら

ある社員の女性がものすごくびっくりした顔で「え!いくつだったっけ?」

と聞くので36と答えました

彼女、私のことをまだ20代だと思っていたそうです(笑)

人は不思議なもので同じ環境にずっといると

自分は年を取っているのに、周りの人は初めて会った年齢のままで記憶が止まってしまいます

実際私も40歳だと思っていた人が(初めて会った当時41歳だった)

実は50歳になったと言われて驚いたことがあります

彼女もそんな調子で私の年齢を過去で止めたまま記憶していたようです

と、そこで言われたのが「子供は?」という一言

正直彼女も出産が遅かったので、私は勝手に彼女も不妊治療組だと思っていました

結婚は早かったそうなのですが、出産したのは36歳だったので

だから私が結婚してからしばらく経った今でも、

あえて子供のことを聞かないのだと勝手にありがたがっていましたが

どうやら彼女は仕事が落ち着くまで子供を作らない主義だったようでした

「子供は?」と聞かれた瞬間多分私の顔は驚きながら引き攣っていたと思います

その後「早く生んだほうがいいよ!私も子育て体力持たないもん」

と延々続く子育ての話…

勝手に思い込んでいた私も悪いのですが、やっぱり世間的にはこういう人が8割です

派遣社員のおばさま方も口さがなく会う度に「あんた子供は?早いほうがいいよ」

とズケズケ言ってきます

 

20代後半以降の女性に対して、世間はデリカシーがなさすぎます

特におばさん。

子育てがひと段落した50代以降のデリカシーのなさといったら!!!!

20代半ばには「彼氏はいないの?」←ここまではまだ普通

20代後半から「結婚は?」の嵐

結婚して1年経つか経たない頃になると「子供は?」←今ココ

1人目を出産して2、3年も経つと「2人目は?」

そんなに人の生活に干渉して楽しいの?

そういう人に限って自分の子は適齢期か少し早めに結婚して

早々に孫を2人ほど儲けてたりする

そのデリカシーのない質問の後に続くのは延々自分の孫の話

おかげで私は昼食時に食堂(みんなが食事を持ち寄って食べるスペース)には

一切寄らなくなりました

(その他おばさんは愚痴しか言わない、という点も理由の一つですが…)

もちろんおばさん世代は悪気がないことくらいわかっています。

ただの世間話程度、会話がなくなった時のつなぎぐらいだということも分かっています。

でも、だからこそその言葉がどれだけの人を傷つけているか気づいて欲しい

私はまだ傷つく段階にはいませんが、

いつかこの言葉がノイローゼみたいに感じる時が来るかもしれない

今はそういう言葉を聞くと「デリカシーのないババァだな」(←口が悪い)

と思ってイラっとするくらいです

仕事上どうしても毎日顔を合わせないといけないおばさんAがいますが

その人こそデリカシーという言葉なんて知らないようで

1ヶ月に1回はかならず子供の話をしてきます

姪っ子甥っ子の話を別の人にしていたら「で、あんた自分の子供はいつなの?」

という感じで

その人にそう言われるたびに「うるさいな」という気持ちが先にでて

「そうですね」とだけ答えて話題をガラッと変えます

その人もただの合いの手な感じでその言葉を言っているだけなので

話題を変えられたことにも特に気付かない

そんな程度で発せられる言葉が本当に面倒くさい

「おはよう」と挨拶をするように「子供は?」と口にする人が多すぎる

現在6組に1組のカップルが不妊治療を行っていると言われているのに

それが度々ニュースにもなっているし、著名人だって公にしているのに

何の心配もなく子供を産んで来たおばさん達には身近なこととは思えないのかな?

 

今までずっと思っていたことだったのですが

今回冒頭の会話をきっかけに「はぁ…」となったので書いてみました

彼女は自分が経験したから私にも気を遣ってくれていると勝手に思っていたけど

実は私の年齢を10近くも下に思っていて、

若いから特に言うこともないと思っていただけだと言う事実

不妊治療ってそんなにまだ市民権ないのかしら

子供がいない人に対していちいち気を遣えとは言わないけど

「子供は?」と聞くことがハラスメントに当たることを知って欲しい

当然ながら、男性は絶対にそんなこと聞きません

よっぽどのおじいさん以外(たまに80代くらいの人は聞く)

不妊治療に市民権を、と言うくらいなら

まさに治療中の当人である私が公言するべきことなんでしょうか?

それはちょっと…と思うこと自体が、実は不妊治療の知名度を下げているんでしょうか?

と、そこまで考えると話が大きくなってきてしまうので

とりあえずおばさんはデリカシーを持って欲しいって話です(笑)

卵が育たない

お尻の治療に勤しんでいるその最中

ちゃんとセンターにも行っていました。

 

2018/6/1 生理開始18日目

もともと排卵が遅い方なので、このくらいでちょうど良いのでは?

と計算して予約をしていたのですが

全くオリモノも多くなく、排卵時に時々起こる腹痛もない…

何の前兆もない排卵もあるので特に気にしてはいなかったのですが

生理の周期がとうとう40日になってしまったことから

20日くらい待たないと排卵されないのでは?まだ早いかも?

とちょっと不安ではありました

診察開始。エコーが入ってモニターにその映像が映し出されますが

卵なんてどこにあるの?というくらい黒いマルは見えませんでした

先生がサイズを測っていましたが11mmと表示されています

排卵されるまでのサイズが大体18~20mmくらい(経験上)なので

全然出て来る気配がないな…と思いました

「う~ん、内膜も薄いままだしもう少し先かな?」と診察しながら先生も言っていました

隣の診察室に入り「週明けの6/5にもう一度診てみましょう」ということになり

今回はセンターのほうで予約を取ってもらいました

基本的には32~34くらいの周期で、直近2回は40日くらいでした

ちょっと長い気がするんですけど(これって薬のせいですよね?とは言えず)

と先生にも一応報告

とりあえず次回診てから決めましょう、と

この日は久しぶりの診察だったから?支払いが3000円くらいしました

何もしてないのに?高い!!

 

 

2018/6/5 排卵されてる感が全くないこの日

指定されているのでとりあえず受診はしたけど

お腹も張ってないし、ちょっと卵巣が腫れるような痛み?があるけど

普通の腹痛かもしれません。そもそも卵巣が腫れて痛むと言う感覚が

位置的によくわかってない気がします(笑)

オリモノもまだ増えず

この日はお気に入りのO医師ではなく、もう一人(そこそこ)好きな女医さんでした

センター側がランダムに決めた医師なのでラッキー

エコーの時のモニターを見ると、うっすら黒いマルが見えました

けど小さい…排卵までは遠いかな

サイズを測った数値を見ると9mm

あれ?小さくなってる?

でもエコーでのサイズは卵そのものの大きさではなく

あくまで反射したもので測るので、本当のサイズではないと分かっているけど

前回とは違う卵かな?それにしてもまだ排卵のサイズには達していない

結局この日も「内膜が薄いままで、卵も排卵のサイズではないですね」

と言われました

生理開始から考えてもこの日で22日目。

いつもの周期だったらとっくに排卵されているはずのタイミング

そこで女医さんから「次回も卵が十分なサイズじゃなければ今回は移植を見送り

その次の機会に備えましょう」と言われました。

卵も思うように大きくならないし、内膜が依然として薄いままなので

現状どうすることもできない、ということのようでした

そこで気になっていた質問を一つ「どうしてこんなに排卵されないんでしょう?

最近急激に太ったこととか関係ありますか?」

すると女医さん少し笑って「そういったことももしかすると

原因としてあるかもしれませんね」

マジか!やっぱりデブは生理に影響してるのね!痩せなきゃ…うう

次回とりあえず6/8に再度受診してその時決めることに

またまたセンターで予約をとってもらうことになりました

さすがに次回には大きくなってるんじゃないかな?

この日の支払いは前回とほぼ同じ3000円くらい

前回は月初だったから初診料?取られたかもしれないけど

なぜ今回も同じ値段?全くわからない。点数見ればわかるのかもしれないけど

やっぱり全部自己負担だからか?

 

2018/6/8 いつも選んで予約をするO医師に当たりました

曜日的にこういった配置になるのかも

診察前に先生が「さて、オリモノの量が増えたりとか兆しはありましたか?」

と聞かれましたが…「う~ん…」と答えるに留まり

実は食欲も増進してないし、全く排卵が来る気配がないのは薄々気付いていました

が、排卵痛に似た痛みはあるので、

あと2、3日で来るんじゃなかろうか?と素人ながら思っていました

エコーしてみると、黒いマルが見えました

が、サイズがやっぱり8mm??全然足りない?

そしてお決まりの「内膜が全然厚くないんですよね」の一言

今回は見送りか~と思いながら着替えて隣の診察室へ

そこでO医師に言われたのが「薬を使って排卵を促す」という方法

これがウワサに聞いたピル治療?

しかしピル(かはわからないけど)をずっと飲むのってホルモン剤だし辛くないのかしら?

そこで前回女医さんに「次回の診察時に排卵の兆しがなければ

今回の移植は見送ると言われた」ことを告げました

ここの先生たち、あまり他の先生が書いたカルテをよく読んでいないのか?

O医師も「え、そうですか?」とカルテを前回の所まで遡ってみていました

何かを読んで「ふんふん」とは言っていましたが、再び薬の説明を…

よくよく聞いてみたらわかったのですが

要はO医師の見解としても今期は移植を見送って次回の排卵を待つこと

そのためには今回みたいに自然周期ではなく、薬を使って人工的に生理を起こすこと

自然周期でしてしまうと、また排卵がうまくいかなかったり

内膜の厚みが十分じゃなかったり、と時間を無駄にする可能性があるから

そして今回の移植を見送るのは最初に診た時に比べると

内膜の厚み、卵の大きさ共にどんどん薄く、小さくなっているんだそうです

卵が育たずに小さくなるってどういうこと??

要は内膜は最初11mmあったのに(最初にエコーで見たのは卵のサイズではなく

内膜の厚みのサイズだったようです)

2回目は10mm、今回が9.5mmと薄くなっていること

卵の大きさも最初は9mmだったのに2回目はサイズが変わらず

今日に至っては7mmだったそうです

この状態だと移植しても内膜が薄いので着床しないし

流産の可能性もあるので移植には適していない、ということだそうです

排卵もしないのに小さくなるとか、そんなことあるの?

「とりあえず薬を使って調整していって、

次回は生理がきて10日目くらいにもう一度受診してください」とのこと

今期も見送りか…子宮鏡検査で洗い流したのって、

生理2回も来てリセットされないのかな?

で、先生が薬の説明を始めましたが…書いている文字に見覚えが

「今日から毎日2種類の薬を飲んでもらいます。10日分ね」と言ったところで

先生、そのルトラールって多分私前回合わなかった薬なんですけど

そこで再度過去のカルテを見て「あ、本当ですね。下痢って書いてある」

カルテ…ちゃんと読んでください!!ちょっと不信感

「じゃあ薬を変えましょう。薬は1種類だけになります

もしかするとちょっと体がダルくなるかもしれません。ホルモン剤ですしね」

ダルくなる…ちょっと心配だけど

ルトラールのせいで下痢が続いて痔が悪化したので、下痢は避けたほうが良いだろう

立ち上がって帰ろうとした時、ドアの横に「聞き忘れたことはありませんか?」と張り紙が

立ち上がった格好のまま先生を振り返って

「どうして卵が育たないんですか?」と気になっていたことを質問

「多分今まで採卵や移植に向けてホルモン剤での調整が続いて

卵巣がバカになっちゃってるんだと思います

外からホルモン剤を与えられるから、自分で作らなくていいや。と怠けてる状態

そういった状態は再び薬を使うことでハッと目覚めるというか

覚醒する場合もあるので、今回は薬を使って刺激を与えるんです」

なるほど…やっぱりホルモン剤のせいだったんだ(あとはデブもかな?)

ちなみにこの日の支払いは600円くらい!過去2回との違いがわからない

近くの薬局で薬を処方してもらいました。今回の薬は「プラノバール配合錠」

しかし、その時薬剤師さんから恐ろしい説明が…

今まで渡されたことのないようなカード型(紙で二つ折りされている)の注意書きを渡されて

「このお薬を飲むと血栓ができる可能性があります

もし突然の足の痛みや腫れ、急に息切れしたり胸が痛みくなったり

その他激しい頭痛など、ここに書かれている症状が出た場合は

至急救急外来を受診してください。その時にはこのカードを携帯して

この薬を服用している旨伝えてください」

 

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え!!!!何その恐ろしい説明!

あまりにも驚いてしまって「え、これって血液の薬なんですか?」と一応確認

すると薬剤師さんしれっと「いいえ、ホルモン剤ですよ」

…ですよね???でもなんで血栓ができるの?

「あくまで可能性としてあることですので。もちろん営業時間内でしたら

こちらにお電話いただいても結構ですよ」としか言われず

いや待って待って、そんな血栓ができるような薬を飲まないといけないの?

それなら下痢するルトラールのほうが幾分かマシでは?

腑に落ちないままお薬代も600円くらい支払って帰宅

帰宅してからもちょっと怖かったので姉に相談

すると「すごーく稀に血栓ができる人がいる、っていうだけ

滅多にないみたいだけど、もし足が痛くなったり

胸が痛くなったらこういった処置をしてくださいって

最悪の場合の説明をしただけだよ。説明義務があるんだよ」とのこと

私は金融機関に勤めているので、

世の中には説明義務があるものがたーくさんなのは知っていますが

まさか自分が処方された不妊治療の薬にまでもこんなリスクがあるなんて

滅多にないこと、と思いながらも説明されると不安になる…

お客さんの気持ちがよくわかった瞬間でした

 

とりあえず次回の生理待ち。

プラス、それまでに少しでも痩せる努力を!

お尻がやっとマトモになった頃だったのでジョギングも再開したし

と、思っていたら梅雨に入ってしまいました

今年は梅雨の中休みが多いけど、雨によって走るサイクルが崩れるのが困りものです

食事制限もしつつ頑張ろう!

スキンタグ切除からの完治

2018/5/30 術後13日目

術後2回目の受診日

前回はまさかの傷口ぐりぐりで心に深い傷を負いました

それくらい痛かった…

さすがに2週間近く経つと傷もだいぶ塞がってきて、トイレも辛くなくなりました

この日は水曜日。翌日は休診日なので人が多いかと思いましたが

受付をすると「30分くらいです」と言われたので、待合室でそのまま待つことに

が、結局名前を呼ばれたのは19:20頃

結局1時間以上待ったじゃないの!!騙されました

治ってきたとはいえまだ体液は出て来る状態

マグミットだって怖くて手放せません

先生が診察してすぐ「すごくキレイに治ってるじゃない」

確かに毎日鏡を見ながら薬を塗っていますが

縫い目なんてどこにも見当たらないし堤防もなくなりました

ただ12時の方向に大きなふくらみを残してはいます…イボ予備軍?

お尻を前から拭く人はここが切れたり、イボができやすいみたいです

ちなみに私は2~3時の方向にイボがよくできるのですが

これは右利きの宿命なんだとか。左利きの人は逆に(前から拭く場合)

9~10時の付近が切れやすくイボになりやすいそうです。

やっぱり日常生活の積み重ねでここまで来てるんですね

「じゃ、傷口もだいぶ治ってるしこれで終わりにしましょうか?」

と言われたけど、まだナプキンに色々汚れがつく状態

う~んと思っていたら先生が「じゃあ来月また診せてください。

それで良ければ終わり(卒業)ということにしましょう」

と、完全に治ってからその後の経過も含めて卒業は保留になりました

次回の検診時には不妊治療どこまで進んでるんだろう…

外側の傷は全く見えないし痛くもないのに、なぜまだ体液が出続けるのか尋ねると

「外の傷はすぐ治るんだけどどうしても粘膜部分は少し時間がかかる」んだそう

確かに、中のほうからまだ出血がある感じです

でも痛みはほぼないし、切除当日には治る気がしなかったのに

ここまで回復して健康に感謝です

ちなみにこの前日から軽い日用ナプキンも卒業して

パンティーライナー2枚生活に変えたところだったのですが

早くも翌日5/31には通常のパンティーライナー1枚仕様に変えました。

今まで外側にも軟膏を塗布していましたが

切除してからきっちり2週間が経過した6/2からは

外に塗布するのもやめて、中に注入するだけの方法に変更しました

外の傷に塗る意味がなくなったのもありますが

外に塗り続けると、パンティーライナー1枚じゃカバーできない汚れが…

下着が油で汚れてしまうからです。

マグミットもしばらく飲み続けていましたが

6/4からは飲むのをやめました。トイレトレーニング再開です

あれだけスキンタグ予備軍のイボが生えてきた!と絶望だったあの謎のイボも

今のところは息を潜めています

便通が悪化して脱肛するような出来事になれば、再度顔をのぞかせると思います

まるで悪魔。結局傍目にはわからないけど、お尻に時限爆弾を抱えてる気分です

とにかく普通の生活(トイレ含む)を送れるようになったのが本当に嬉しい

 

痛みがある程度治まり、ロキソニンを飲まなくてもよくなるまで1週間

外の傷が塞がりナプキンから解放されるまでにもう1週間(術後2週間)

そして傷口が完全に塞がり、

トイレの後ペーパーで拭けるようになるまでさらに1週間(術後3週間)

完治まで合計3週間かかりました。長かった…特に最初の1週間は地獄だった

アホみたいな所要日数ですが、今後スキンタグ切除を検討している方の参考になれば幸いです

私はもしかすると痛みに弱いのかもしれないので、普通の人だったらもっと回復が早いかも?

でも先生には傷口が治るのが少し早いかもと言われました(本当か?)

それでも3週間みておけば大丈夫だと思います

是非参考になさってください

…これは不妊治療ブログなのか、痔主ブログなのかわからなくなってきました(笑)

 

さあ、いよいよ次の移植に向けて始動です!

スキンタグ切ったところでまたイボが生えてくるんだから切るだけムダじゃないか!!!

5/26 術後9日目

腰は昨日よりはマシな感じ

横になっても最初の頃のような痺れも起こらないし

痛くて眠れないこともなくなったので、この日もゴロゴロ過ごしました

でも!腰の筋力低下が恐いのでこの日から腹筋を開始

腹筋と言ってもガチガチのトレーニングみたいなものではなく

ヒザを立てて、上半身を少し持ち上げる程度のものです

この方法は以前すべり症と診断された時に整形外科のリハビリで教えてもらって

腹筋をバキバキに鍛えることが目的ではなく、

骨を支えるための日常的な筋力アップが目的なので

背中が丸くても、ちょっとしか上がらなくても

上体を起こすこと自体に効果があるんだそうです

お年寄りもやってる運動でしたし

お尻もやっと落ち着いてきた今こそ回復の時!

その後は必ずうつ伏せになって背筋もセットで行います

なんとなく背筋のほうが大事な感じがしたので

腹筋は適当でも背筋だけは念入りにやってしまいました

心なしか腰の痛みが少し改善したような気が。

腰まわしストレッチも相変わらず続けています

 

で。お尻ですが…

この前の日からうっすら思っていたのですが、またイボが生えてきた予感…

薬を塗る時に鏡を見ながら塗布するのですが

12時の方向にぷっくりとふくらんだヤツ(見張りイボ?)と

1~2時の間くらいに前回も見たような梅干しのタネみたいなイボが

実は術後すぐもなんとなく出て来たかな?と思っていたのですが

マグミットのおかげでいきまないトイレ生活を送っていたせいか

小さいままでした。成長はしていませんでした

が、病院で先生に傷口グリグリをされてから頑張って私も傷口を少し揉んでいます

それまでは肛門には絶対に触らない日々を送っていました

どうやら私は長い痔主生活のせいで、トイレの後とか

なんとなく残便感があったり下時とかにお尻をキューっと締めるクセがあるようで

多分それ以上脱肛しないように、とか出て来たイボを筋力で中に戻そうとして、とか

お尻付近が気持ち悪いのですぼめてなんとかしようと思っての行動で

それが毎回トイレ後のクセになっていたようです

前回のスキンタグ切除後にすぐイボが生えてきたのもこのせいかな?(自己診断)と思い

今回は何があってもお尻には力を入れず

トイレ後も押し込む作業など一切しませんでした

そもそもマグミット効果で脱肛の心配もなかったので押し込みは不要でしたが。

傷口が気になって何度も洗ったりすることもなかったし(前回はよくやった)

鏡で見ながら薬を塗る時に傷口周辺を指で触って

痛さや回復具合を確かめたりも一切しませんでした

前回とは傷の度合いが違い、治療の方法も違うので

本当のところはよくわかりませんが、

指で揉む作業をするまでは新しいイボなんて生えてきてませんでした

ところがマッサージ(あえてこう言う)し出した途端に別の場所から新たなイボが出現

もうこれを鏡で見た時には怒りの頂点です

また生えた!!!!!!!!

もう何回切っても全く同じ!スキンタグなんて切るだけムダ!!!

もう怒りが収まらない。あの痛み何だったの?

今までの一週間傷口に苦しみ続けて、まさかの弊害腰痛まで勃発して

あの痛みの日々返して欲しい!!!

寝る以外にすることがないのでずーーーーーっとイライラしていました

ほんとスキンタグなんて切っても意味ない!!

 

5/27 術後10日目

この日から夜用ナプキンをやめて軽い日用に変えました

ナプキンのせいでお尻のところがかぶれてきて…

さすがに生理とは出る場所が違うのでいつものかぶれとは違いました

が、それでもムレるし痒くなる。紙ナプキンは本当にツライ

かといってナプキンをやめるにはまだ早い。まだまだ体液と血は出続けています

でも傷口が大体塞がるまでに1週間。

これさえ乗り越えれば後は痛みも緩和するし、回復の一途です

前回は切除後すぐランニングを開始することができたけど

走るにはまだお尻が心配で、再開するにはまだまだ時間がかかりそう

この1週間、動きを最小限に生きてきたせいで体重がドッと増えました

最初は痛くて食欲がなかったのですが、ロキソニンを手に入れてからは無敵(痛かったけど)

むしろ「食べ物から回復パワーをもらうんだ!」くらいに思っていました

体も重い。筋力も落ちる。そりゃ腰に一気に負担がかかるはずです

ああ…早く走りたい。体が重すぎる

ちなみに次回のセンターの診察は6/1の予定ですが

この調子だと傷口は完全に塞がっていないかもしれない?

ここまで大きい傷は初めてなので不安です

センター受診日にまだ傷口グズグズだったらけっこうキツイかも

ニオイがすごいんです。夏の痔治療はオススメしません

私、術後1週間職場であまり動かないようにしていたけど

近くにいた人はなんとなくクサイと思っていたはずです

消臭スプレーをスカートの中に振り撒いたり(無臭)

制汗スプレーを下半身になんとなくシューシューしたりしましたが

大した効果はなかったと思われます。周囲の人ゴメンナサイ

ちなみに夫からは術後すぐ「生臭い」とか「死体のニオイがする」とか

色々言われていました。。。そんなニオイです

生理のニオイとは違う、何か別の死臭のようなニオイ

あー早くこの地獄から解放されたい。

そして次回移植日までにはどうにか痩せなきゃ…

間に合う気がしない

お尻から糸

2018/5/25 術後6日目

腰は相変わらず痛いものの、昨日の比じゃない

起きてすぐ痛み止めを飲み、これから始まる痛みに備えました。

腰はぼんやり痛い感じ。

ブロックを打っているので全体的にはカバーできているようですが

どことは言えないけどあの辺が痛い

背中が痒いけどどこが痒いのかわからない状態に似ています

時間があればトイレに立ち、人がいないところで腰を回すストレッチをし

ちょっと腰が痛いかな?と思ったら休憩室で前屈をしてやり過ごしました。

お尻については、前日病院から戻ってきたときに気付いたのですが

軟膏は朝晩の1日2回使ったほうが治りが早いことを思い出し

この日から朝の軟膏注入作業が始まりました。

そしてこの辺りからお尻が少し大丈夫な感じになってきて

歩けばもちろん引き攣るし、傷は相変わらず痛いけど

トイレの後30分も動けない、ということはなくなりました

この頃からようやく毎日のリズムが出来上がってきて

18時に帰宅、サプリと一緒にマグミットを飲む

19時過ぎに夜ご飯を食べる

20時過ぎにトイレタイム到来!というスタイルが固定してきました。

傷口に触れるのが恐く、前回の経験から

気になって触れば触るほど余計なイボが生えることは勉強していたので

トイレの後は絶対に拭けません

ウォシュレットで洗い流してから水分を拭き取る、と言う具合で処理を終え

最後にお風呂でキレイに洗うという流れで落ち着いていました

が、トイレ後にも洗い物があったりとやることがいっぱい

少しでもトイレタイムがずれ込むと後々の作業がズレてしまうので

とうとうこの日は勇気を振り絞って(痛いから)

トイレ後5分くらい四つん這いスタイルで耐えてから動いてみました

すると、痛みは相変わらず残るものの

動けないほどではないことがわかったので、その後の時間が大分短縮されました。

自分が痛みに慣れたのか、それとも傷口が僅かながら塞がってきたのか

多分両方だと思いますが。回復を実感してちょっと喜びました

やっぱり全ては時間薬なんですね~しみじみ

 

5/26 術後7日目

ブロック注射の効果が薄れてきたようです

左足を上げると少し痛くなってきました。朝から絶望感

とにかく腹筋に力を入れて歩くことで少し痛みが緩和されるのと

前日からヒマを見ては行っている腹筋を意識して腰をまわすストレッチ

これを重点的に行ってなんとか回復を試みました

…が、午後に向けてどんどん痛くなってくる腰

動けないほどではありませんが、夕方まで痛ければ

明日出社前にまた注射を打ってもらおう。。。

夕方になってもどんどん痛くなってきたので、

早めに予約をしようと病院に電話してみたら

「木曜午後は休診」と虚しく響くアナウンス

え!どうしよう…また前回同様、明日出社して朝イチで電話するしかないのか?

とりあえずこの日は何もできないので腰は自分の筋肉に頼るしかありません

歩くのもだんだん痛くなってきて、直立で立っているのが一番辛かったです

痺れまでは訪れていないので、まだ回復の兆しはあるかな?

ちなみにお尻はまだまだ痛く、1日3回のロキソニンは継続中

でも術後すぐほどの痛みではありません

傷口から体液と血液が終始滲んでいる状態なので

切除後は毎日夜用ナプキンをつけて生活しています

その体液&血液の出ている量も少なくなってきたと感じたのがこの頃です

ちょっと汚い話ですが、職場で普通にトイレに行って(小)

拭く時、一緒にお尻の谷間の延長戦上にあるラインも拭くのですが

(体液&血液が後ろまで流れているので。匂うし。。。)

その時やっぱり気になるので傷口付近まで拭いてしまいます

この日はけっこう近くまで拭いた気がしたので

傷口が開いてないか、恐る恐るティッシュを確認したら

青紫色の糸がティッシュについていました!

血がついちゃったかな?と思っていたら思いっきり紫の固形がついていたので

一瞬ギョッとしましたが、どうやらこれが傷口を縫った際用いた糸のようでした

こんな色なんだ…というか、糸本当に溶けてるんだ!

相変わらず痛いけど、ちゃんと治ってるんだな~と実感

早くお尻の痛みから解消されたい。。。

 

5/27 術後8日目

スキンタグ切除をしてからこの日でちょうど一週間が経過しました。

術後は早く時間が経たないか、どうしたら傷口が早く治るのか

そればっかりを考えていましたが

途中で勃発した腰痛により意識が散ったこともあり、

ようやくこの日を迎えた感じでした。

腰痛自体は昨日より少し回復した程度

ブロック注射の病院は土日・祝日は休診のため

この日回復しなければ地獄の週末を迎えることになるのですが

どうにか腰まわしストレッチとか腹筋意識生活で悪化は免れています

お昼までずっとその状態を保てていたので、週末様子を見ることにしました。

お尻もなんとか普通の歩き方に近い動きができるようになり

あとは、傷口に余計な負担をかけないよう過ごすだけです。

ちなみにこの日のトイレでも昨日と同じように紫色の糸が出て来て

これで完全に糸がなくなったようです

夫に「トイレで糸が出てビックリした。これは傷口が塞がった証拠だよね!」と言うと

傷口を縫うのに用いられる糸は体温・体液で溶けるようになっているので

傷口が閉じようが開こうが糸は溶けてなくなるんだそうです

でも、体液が出る=新しい組織ができている。ので

通常の人であれば糸が溶ける頃には傷口も塞がってくる。というのが実情だそう

塞がっていることには間違いはない。

そう考えればお尻の痛みも少しは軽くなったような気がします

私の傷は確実に塞がっている。長い激痛生活もそろそろ終わりかな?