無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

ラストイボ -ゴム輪結紮術のプロー

2017/10/23

採卵後初の生理が来ました。と、同時に14日後の病院を予約

するとお尻治したい欲求がまた沸いてきて、急遽最後のイボ退治へ

あの腹痛というか肛門痛は子宮内膜症の可能性が高いとわかったものの

だからと言ってこのまま消化器科通いをやめるつもりはなく

これだけ通ったんだから、徹底的に治してやる!と燃えます

キレイな肛門になって移植を迎えてやるんだ!と

この日は台風が来ていたこともあり、街中が閑散としていました。

出勤の電車内もガラガラでしたが、この余波は病院にまでも

中心街にお尻の病院があるので、恐らく出勤できなかった人々が通院せず

この日の空き具合は通院しだして初!くらいでした

それでも待つと言われたため、とりあえず一旦帰宅。

いつもだったら19:30頃に一度電話するよう言われるのですが

この日は19:00前には連絡ください、と

それでも待合室はそれなりの人だったので、

早くてもどうせ19:30頃だろうと高を括っていたのですが…

私の予想を上回る患者数の少なさだったようで19:00前に病院から電話

「もうあと5人くらいですので今すぐ戻ってきてください」と催促

ちなみに私が最後なので本当に早く戻って来て欲しいそうです。

看護師さん達もみんな早く帰りたいのね…

あと20分はかかると告げて慌てて夫に送ってもらいました。

あの様子だと恐らく10分もしないうちに私の番になるのではと思い

念のため夫を下に待機させて(批難轟々でした)

病院に入ると待合室には2人のみ

しかもそのうち1人はお会計待ちでしたので、あと2人で私の番

ギリギリセーフ…

前の2人はどうやら術後観察だったようで、2人とも2分もせず出て来て

あっという間に私の番でした。この時で19:20頃

 

生理中だったので血がやや心配ではありましたが

前回申告した時には「気にしないでくださいね」

と言われたまま何も処置されなかったので、もう申告せず

下着を脱いで横向きになった所で看護師さんが

「少し腰を浮かせてください。下にガーゼ入ります」と…

パンツ脱いだ時にナプキン見えたのかしら?

一瞬「あれ?イボじゃなくてスキンタグ切る気か?」と焦り

「しまった!イボ取ってくださいって言ってないから、スキンタグになる!

スキンタグへの心の準備全くできてない!痛いのやだ!」と焦りまくり

看護師さんに「え!今日ってイボですよね?皮は次回ですよね?」と確認

そこで先生が入ってきて

「今日はもうこの時間だから皮はまた次回ね。

別に今日取ってしまってもいいけど、その後は

横になっててもらわないといけないから、留守番してもらわなきゃ

僕達はいいんですよ、帰るから。留守番がいれば僕達も助かるしね。

だから一晩ここに泊まってもらうなら皮取りますよ」

と、謎の勧誘が…

イエ、結構です…。どうやら先生、台風のお陰で早く帰れるから嬉しそう

こんな軽口飛び出る人とは思ってなかったので、ついつい笑いもこぼれます

機嫌が良ければ普通の良い先生なんじゃん。と変なところで実感

やっぱりお尻の下に敷かれたガーゼは生理用だったようです。

ナプキン見えてたのね。。。というか、下着脱ぐとこしっかり見てるのね…

 

いつも通りお尻の中を少し広げる機械でグッとした気持ちになり

今後訪れるであろう痛みに備えて診察代を握り締め

先生が内診しながら「じゃあ最後のこれね、ゴムかけますからね」

と言った後ボソッと「あれ、大きいな…」と言ったのを聞き逃さなかった

え?この前は小さいと言っていたのに、大きくなってるの?

不安になる。不安が募る。大きいと…痛いのでは?

ぎゅーっと診察台を握る手に力が入りましたが、今回はあっけなく終了

今までで一番何も感じなかった輪ゴムかけでした。

少し内部に引っ張られる感覚はあるものの、かける瞬間も全く痛くなかったし

エ、これで終わったの?と拍子抜けしてしまいました。

いつも通り先生は処置後「痛くしてごめんね、終わりましたから」

と言ってくれましたが、今回は痛み皆無。

さすがに4回目ともなると、私はゴム輪結紮術のプロです。

初回に痛いの経験してるから、もうどーんと来い。な気分です。

台風だし先生たちも早く帰りたいだろう、とテキパキ着替えて

内診後の隣の部屋でも先生の前に座らず立ったまま話し

「じゃ、これで全部終わりね。あと皮はいつでも良い時来てくれればいいから

もう中のイボは時間経つと小さくなるから来院の必要もありません。

これでもうなーんにもなくなったからね」とお墨付き

一応イボが大きくなったという言葉が心配だったので

「前回診てもらった時より大きくなったんですか?」と聞くと

「まあ少しは大きくなったけど、今までの3つがすごく大きかったから

今回のはその奥に隠れてた最後の1個だから、前のに比べると

全然大きくないよ。小さいもんだよ。だから心配しなくてもこれで終わり」

…多少は大きくなってたんだ。ま、いいか、これで終わりだし。

痛くもなかったし、早く終わったし。私の心も浮足立っていました。

そのままお礼を言って退室しようとした所先生が

「薬はまだあるね?いらないね?」と確認

マグミット錠のことです。まだまだ大量にあります。が、

「あ、軟膏がもうないです!」「OK!出しておきます!」

もう先生の浮足立った様子は私以上でした(笑)。ヘイヘイ!という感じで終了

これで移植を無事迎えられる。

 

今回トイレは処置前に出しておきたかったけど、

意外と早く診察時間が到来したのでトイレに行けずじまい。

今日は我慢するべきか?

確か3時間は輪をかけておかないといけなかったよね?

じゃあ23時頃にトイレ行ってみる?

もう便秘が恐いのでできるだけ出しておきたい…

なんだかお尻は痛くなかったのですが、

治療の前に軟膏?か痛み止め?の薬を入れるようで

それ以降お腹が痛くなってきて…

帰宅途中にはものすごく痛くなっていて、明らかに下す予感

夫には「3時間は我慢するんでしょ?ゴム取れちゃうよ」

と言われたので一回は我慢しようと思ったんですけど…

ついに腹痛がピークになってしまい、「もう無理―!!」とトイレへGO!

何が起きたのかわからないくらいお腹を下しました。

薬のせい?それとも気温の変化でまた風邪ひいた?

お昼何か悪い物でも食べた?あれこれ考えるものの謎です

とりあえずゴムは取れてない…と思います。

前回まではゴムかけた後怖くてトイレに行けず

それがさらに便を固くして、スキンタグの原因を作っていたようです。

ゴムかけた後の肛門は多かれ少なかれ腫れますし…

4回目だからこそわかるカラクリ

トイレは我慢してはいけない!

私は体質なのか、それとも世間一般そうなのか不明ですが

下痢をした後必ず便秘してしまいます。ビオフェルミン飲んでもないのに

なのでこの日の反動で翌日から再び便秘してしまうのでは、とそれも恐怖

翌日はなんとかトイレに行ってみましたがやっぱり出なかった…

これで便秘サイクルに逆戻りしたらどうしよう?

またイボできちゃうのかしら?

この日はお昼ちゃんとマグミット錠を飲もうと思ってたのに

あれこれしてるうちに忘れてしまい、薬を飲んだのは夕食後でした。

でも、やっぱり出ない…どうしよう…

 

翌日。ゴム輪結紮術3日目

この日も便意なし。マグミット錠をお昼に飲んで、心配なので夜も飲んで

ちょっとだけトイレで頑張ってみると少しだけ出ました。

でも、まだまだ余地がある。。。こうやってるうちに便が固くなってしまう!

もう私の心配はいかに便を固くさせないよう生活するかに変わってきています

 

翌日。ゴム輪結紮術4日目。職場で再び腹痛

あれ?またお腹壊した?若しくは便秘のせい?

蘇る以前のゴム輪手術後の肛門の苦しみ…

あの時も職場で脂汗かきながら苦しんだ。もしや今回も?

家に帰るまで我慢したかったけど、耐えられずトイレへ

すると少し苦しんだもののけっこう出ました。良かった…

流す前にチラッと見たらゼリー状の血が一緒に出ていました

と、その近くに黒いゴムが

やったー!ゴムも一緒に取れたー!

ゴムが取れたということはイボも去ったということ

これで私は晴れてイボの呪縛から解き放たれました!

突起物のないキレイな肛門を手に入れた。感無量

そして、この日以来快便生活です。

少しでも出なかったりすると恐怖観念があるので

とにかく少しだけでも良いから出そう、といきまずトイレトレーニング

物心ついてから、生まれて初めて快便生活を送っているかも

1週間も出なかった日々があるなんて信じられない!

もうあの頃には戻りたくない!

青汁効果もあり、今のところ術後以降問題ない日々を送れています

肛門通は痔が原因ではなかったと判明した矢先のことで

あの内臓を突き抜けるような痛みは今後もなくならないと思うと憂鬱ですが

とりあえず人知れず抱えていた痔をクリーンにできた。

無事妊娠して出産すればどうせ痔になってしまうとはいえ

少しの間でもクリーン肛門を手に入れたことを喜びたいと思います。

これでいつでも移植できる!