無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

移植前診察

11/7からオリモノが一気に増え、これは排卵が始まった証拠?

とドキマギしていました。

以前友人が排卵期はオリモノが多くなって血が混じることがある

と話していたのを思い出しました。

そしてこの日から急激に便秘が始まり…

ラストイボ退治から快便生活だったので非常に困る

普段生理と違って排卵日を意識することがなかったので

(不妊治療してる身でありながら無知すぎる?)

排卵の時ってこういう事があるんだーと初めて知りました

35年生きて来てはじめて排卵日の弊害を知る女

と、いうことは既に排卵されているということでは?

排卵されてたら今回移植はできないから、という先生の言葉を思い出す。

まあその時はその時だ。

でも感覚的に、まだ排卵前の体の変化であって排卵は起きてないだろう

と根拠のない安心感がありました

 

2017/11/9 移植前診察

この日もセンターで予約を取っていたにも関わらず

結局18:40まで待たされました。木曜は人が多いのかな?

内診が始まり、画面に映し出される卵さん

よかった。。。まだ排卵されてない。

さすがなかなか排卵されないことに定評がある私

測った数字は20.19と卵のサイズ自体は変化なし

子宮内膜の厚みは9.1mmでした。これは十分な厚みなのか?

先生からは「厚みも十分ですし、移植日は…11/15で良い?」

移植日は採卵と違って麻酔を使わないので、

仕事を休んだりと言う弊害はありません。

でもその日に合わせて役所や銀行に行こうと思っていたので

15日は休もうと決めました。…多分大丈夫なはず。無理でも風邪と言おう

と、同時に前回の血液検査の結果を渡されました。

感染症検査のために採取された血液です。あの自費検査(←恨み節)の結果です。

「ちょっとコレステロール値が高いかな…

まあHDLとかLDLを調べてないから

この結果だけだったら何とも言えないけど」と

え!コレステロール値がひっかかるなんて初めてなんですけど

というか、血液検査で何かの数値が引っかかるなんて生まれて初めてで

とっても動揺しました。え、え、と先生に言ってしまったかも

正常値が130~220のところ、230という数値

「まあ少し高いだけだし、とりあえず今のところは問題ないでしょう」

え、先生本当?これ高かったら何かあるの?太りすぎ?

そういえば採卵からこっち、好きなものを好きなだけ食べていました。

太っているという実感はありましたが、生理前だから仕方ないと諦めて

生理終わったらちょっと減量しなきゃ、と思いながら今日に至る

やっぱりデブのせい?デブが血液にも影響を及ぼしている?

あれこれ考えているうちに先生はどんどん説明を始め

「次回移植の時には必ずこの同意書持って来てください

これがなかったらその日は移植できない、ということも有り得ますから」

と凍結胚を解凍する同意書を手渡し

「この後ホルモン値を調べるために血液を採取します

一応今の段階では15日移植で予定組んでおくけど

もしホルモン値に引っかかれば移植は延期になります」

え、え、え…また血抜かれるの?前回の時に一度に抜いてよ!

あれよあれよという間に先生の説明は終了し

「あとはまたあっちで説明あるから。あと、今日はHCGも打つからね」と退室

ちょっと待って…HCGって採卵の時に打ったやつ?

あれ?待って待って、いやいや、筋肉注射だったのでは?

あれ?オビドレルに変更になったのでは?おやおや?

それは採卵前の夜に打つやつだから変更になったのか?

なんだ?

どうした?

筋肉注射か?筋肉な気がする!イヤだ!痛い!

 

次は培養士さんに呼ばれ個室へ

そこで初めて移植について具体的な説明を受けました。

移植日が11/15であること、この日は夕方16:20から移植開始となること

採卵と違って制限はないので午前中仕事をして来る人も多い事

などなど…

凍結胚は移植当日に融解にかかるので、

状態確認のために昼一度連絡するよう注意がありました。

融解した胚に何か変化があれば移植は中止となるそうです。

やっぱり凍結する際、融解する際にはそれぞれ卵に負荷がかかるそうです。

当日は16:20から移植開始するので15:50までには受付を終了すること

採卵と違って控室の準備はないため着替えができず

そのため必ずスカートで来るよう指摘がありました。

移植はどこでするんだろう?この診察室かな?

それとも上階の採卵した所と同じ場所?

でも採卵と同じ場所なら控室があるはずだから…と謎

また、移植の際にはエコーを当てながら見て行くので

そのためには尿が溜まっていないとエコーで子宮の状態が確認できないこと

かならず2、3時間前からトイレを我慢するよう注意書きも…

膀胱に尿が溜まっていればエコーで見やすいそうで

もし直前にトイレが我慢できず行ってしまった場合や

思うように尿が溜まっていなかった場合は、

尿道からあえて水を入れることもある、と…とっても痛そうな説明も

孵化補助法と胚移植用培養液についても最終確認があり

孵化補助法は受精する時の方法かと思ったんですが

どうやら移植の時に必要な技術だったみたいです

胚移植用培養液(ヒアルロン酸含有液)は申告が遅れたので

もう無理かと諦めていたので、ラッキー♪とお願いしました

これで移植の際+2万円が決定しました…

また、さっき採取した血液のホルモン値が規定値ではなかった場合

中止になることを再度忠告され、

都合でどうしても移植を中止する場合は前日までに連絡すること。が

注意書きに大きな文字で記されていました。

この後薬局で座薬が出るので11/11(土)の朝から服用すること

また、ホルモン剤も一緒に処方されるのでこれも11/11より服用開始とのこと

座薬…座薬なんて小さい頃熱が出た時以来使ったことないや

普段お尻用に軟膏注入してるから同じもんか、と思っていましたが

座薬は固形なので若干使い勝手が違いそう。不安です…

移植にあたって必要なので、身長と体重を記入するよう紙を渡されました

体重…つい先日量ったところ人生最重力級でした。

何かのために必要なんだろう。まさか麻酔ってことはないだろうけど

他の薬?体調管理?素直に申告。

この体重書いて多すぎるよ!と先生から怒られたりするのかしら

若しくは「体重が多すぎるので今回は移植見送り」とか?

最後に、何か質問は?と聞かれましたが特に思い浮かばず

そのままお礼を言って退室しようとして、ふと気づきました

そういえば前回排卵前に診察来るように言われ、

今回は内膜の厚みが理想だったのでスケジュールが決まりましたが

ではでは、一体今ある卵は排卵されるのか?

この前注射が下手な看護師さんからは回答を得られなかったので

詳しいであろう培養士さんに再度質問

答えはYES。排卵されてしまった後に移植を始めるそうです。

採卵の時にも見た図を使いながら説明してくれました。

前回採卵した卵は5日目の状態まで育てて凍結していること

身体をその状態に持って行くために、あえて黄体期の状態にするそうです。

排卵後5日目の体に仕上げて移植をする方法になるため

今現在ある卵が排卵されてからの話だそう。

なるほど~さすが培養士さん、説明がとてもわかりやすい。

もしホルモン値が理想の数値じゃなければセンターから連絡があるそうです。

あとナプキンも忘れずにと言われました。採卵でもないのに出血が?

どうやら念のためのナプキンだそうです。

出血する人もいるのであらかじめ持って来ておいてね、と

移植後も移植前も特に行動に制限はなく、普段通りの生活でOK

移植後にお風呂もOKだそうです。

「じゃあ次は採血と注射になりますので、中待合でまたお待ちください」

あの~ちなみにHCGというのは…「筋肉注射です」

やっぱり…もう地獄です

中待合で待っていたらすぐさま注射部屋から呼ばれ、恐る恐る入室

「まずは採血からですねーホルモン値検査のために採血しまーす」

HCGが気になって採血の痛み吹っ飛んでました

とりあえず「採血は左がベスト」だけ覚えてたので左腕を差し出す

痛い。やっぱり痛い。今採血してくれてる人は前回の下手とは違うけど

この人は大丈夫か?口調からベテランな感じはする。

でも、血が流れる気配がない=手先がまだ冷たくならない

まさか今日も両腕コース?と思っていたらスッと血の気が引く感覚。

と同時に指先が冷たくなっていきました。

よかった…どうやら取れてるらしい

採取が終わって次「じゃあ次はHCGですね。筋肉注射ですので肩出して下さい」

もう心はボッキリと折れています。筋肉注射の現実とてもシビア

この日は筋肉だとは思ってなかったので、ややピッタリ気味なトップスでした

「同じ腕でも、腕を変えても良いですよ」と言われたけどもう全部左にしました

ノロノロ服を脱ぎ、左半分だけヒートテック姿に

「肩の上のほうに注射するのでもう少し上まで上げてください」

桜吹雪みたいに完全に肩を出せば良かったんですが

もうまくり上げるしかできず。

この時点で腕がパンパンで、ヒートテックがこれ以上上がらない…

情けない…デブ本当に情けない

看護師さんが「もう少し上げてください」

と言うけど、これ以上まくれない。悲しい

「ここちょっと持っててくださいね」と急遽ヒートテックを右手で持ち上げる

この状態で筋肉注射するの?やだやだ怖いよー

と思うヒマもなくブッスリと刺さる針。痛い…

「ごめんなさいねーちょっと痛いです」いや、すごく痛い

刺さっただけならまだしも、薬が入る(多分)時ももっともーっと痛い

鬼のような形相で(顔は180度後方スタイル)思わず「いたた…」と声も出ます

「痛いですよねーもう少しですからね」

早く終わってくれー!!!

しかし針を抜く際看護師さんが微かに「あ」と言い

え、ちょっと待って何が起きたの?この痛すぎる腕に一体何か?

「ごめんなさいね、ちょっと針抜く時血管に触れてしまったみたいで

血が出ちゃったので少し抑えますね」と痛い左肩をぎゅーっと押してくる

痛いよ!なんで血が出るんだよ!

少し止血した後注射用のテープを貼ってくれましたが

どうやらまだ血が出ていたようで、

結局採血用の白いやつ(通常のやつより少し薄いタイプ)も上から貼られました

踏んだり蹴ったり…

「ここ痛いと思いますけど、筋肉注射なのでしっかり揉んでくださいね」と終了

痛い…ううう痛いよー

もう次はお会計とのこと。呆然とした状態で肩を一生懸命モミモミします

そういえば採血した所も抑えておかないといけないのでは…

いや、でもまずはホルモンを浸透させるほうが…

どのくらい揉めば良いのか聞くの忘れたなーと思いながらひたすら揉みました

しばらくしてようやくお会計

念のため少し多めに16,000円くらいもらっていました

が、お会計は前回の残と合わせてまたもや14,000円ほど

ええーちょっと待ってよ…これはホルモン注射のせい?

あ、血液検査のせい?

センターではカード支払いが一切できないので、全額現金でお支払い

点数表をもらって確認すると、

やっぱり前回は血液検査が自費なのでとてもお高い

感染症と血液の一定項目全て検査しているので、

合計12,000円くらいかかっていました。イタイ

今回の血液検査は自費欄で項目で確認すると1,000円くらい?

ホルモン注射がめちゃくちゃ高くて薬代等合わせて6,000円くらいでした

ホルモン剤ってやっぱりすごく高い。

この後は薬局でお薬待ち

薬もホルモンなのでお高いかも…万が一はカードを使おう

この日は薬が処方されるとは知らなかったのでお薬手帳を持参しておらず

他に飲んでる薬を確認されましたが、ありませんと回答

座薬の使い方について説明があり、必ず11/11の朝から使うこと

排便後に使用すること、と薬剤師さんが説明

…私朝に排便する習慣がないんですが。夜にしかしないんです

排便後が良ければ夜のほうが良いんですか?

「…むしろ好都合です。先生からは朝と指定ありますので、

そのまま入れてください」と…笑ってしまった

痔の薬で入れている軟膏と併用しても問題ないそうです

心配なようであれば膣に入れる方法もあるらしい。

でもその場合はちゃんと先生に確認取ってくださいね、と

膣に座薬なんて入れたくない。お尻に入れます

座薬入れて出勤って途中でトイレ行きそうになったらやだなー

11日から移植の15日まで毎日入れないといけないそうです

必ず入れてから30分~1時間は便意きても我慢してください、と注意あり

座薬入れたら行きたくなるのでは?その場合も我慢してください、と

なかなか厳しそうです。。。

ホルモン剤服用し始めたら、またバランス崩れて便秘になるのでは?

それだけが心配。環境に左右されない強い腸が欲しい