無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

判定日

2018/4/2 いよいよ判定日

結果は… 陰性でした。

9割方着床はしていないだろうと感じていたので

そんなに大きなショックはない。と思っていたのですが

やっぱり後からじわじわきました。そうかー…凍結胚はあと1個かーと

それでももしかして、を期待していたのですが

先生から開口一番「残念ながら…」と言われた途端にあー、、、となりました

まず尿検査から始まって、すぐ結果がわかるもんだと思っていたら

20分くらい待たされ。その間自分では気づかなかったんですが

予想以上に緊張していたようで、スマホを持つ手が震えていました。

あんなに緊張したのは生まれて初めてかも。なんて無駄な緊張(笑)

いつまで待たされるんだろう?とソワソワしていたところ

すぐ内診に呼ばれたのでダメだったんだ!と一人打ちひしがれ

陰性だったから、もう次の移植に向けて排卵の確認するために内診するんだ!

とあれこれ考えまくっていました。

でもよく考えてみれば例え尿検査で陽性でも必ず内診確認があるのは当然で

それにすら考えが至らないほどショックだったようです。

内診でエコーを当ててみた時、胚の痕跡が何もないのが私にでもよくわかり

先生がカーテンの奥で「うーん…」と言いながら子宮?の何かの厚みを

測っただけで終了しました。この時点で陰性は確定でした

着床してたらその段階で先生から何かしらの通達はあるはずですし

着替えながら隣の診察室に入るのがすごーく気が重かったです

診察室に入ると先生がホルモンの数値の紙をまず2枚示し

(移植が決まった日に取ったものと移植日当日に採取した血液)

その後尿検査の結果の細長い紙を出して、冒頭の「残念ながら…」となりました

正直尿検査の数値の見方なんて私には全くわからないし

先生がただ陰性だったという言葉のみで、しかもその紙は渡されなかったので

一体どういう結果だったのかは今でもよくわかりません

ダメだと言われた瞬間にその紙を見る気もなくなっていたし…

「次に向けて、残りの1つを移植するのももちろん良いんですけど」

と前置きした上で、前回のホルモン値の数値を示しながら

「ホルモン値がすごく良いタイミングだったんですが

これで着床しなかったとなると、原因を探すのは難しいところです」

ふーん(←正直あんまり頭に入ってこない)

「そこで、子宮の検査っていうのがあります」

と一つの紙を持って来て何か説明が始まりました。

着床するのに必要なのは、胚を子宮に戻した後徐々に内膜が厚くなって

胚を挟むようにして着床していくらしく

「その内膜のどこかにポリープ等があった場合、うまく胚を挟めなくて

結果着床できないという原因にもなります」

つまり、子宮の中に胃カメラのようなカメラを通して子宮鏡検査を行うこと

そこでもしポリープがあれば直後に麻酔をしてすぐ取ることができる

仮に何も異常がなかったとしても、検査後生食で子宮内を洗い流すことで

着床率が4割上がったというデータもあるそうで

「一度も検査したことないのであれば、検査してみるのも良いかもしれません

仮に何もなくても、キレイにすることで着床率アップにもつながるので

検査することにデメリットはないと思います」

その説明を聞いた時、まず真っ先に浮かんだのが

「それ、今言うこと?なんで最初の移植前に言わなかったの?」

言えなかったけど。いや、言う気力がなかったんです。

我々には凍結胚が2つしかなく、今後採卵しても胚に育つかは微妙なところ

年齢的にもどんどん卵子の質だって落ちていくし

今この段階で。たった2つしかない胚のうち

1つをダメにした段階で初めて提案されることですか?

それって最初の移植の時に言うべきことなんじゃないの?

それとも、検査は当然保険適用外だから

必ず移植失敗者にしか提案できない検査なんだろうか?

とにかく検査は生理後~排卵前にするしかないので

次回のタイミングは見送ることになる、とも説明がありました。

検査の過程を考えると検査後は採卵したりするのではなく

そのまま移植に進んだほうが当然良いわけで

(内部を洗うので、その状態のまま移植したほうが着床率は上がる。らしいし)

そうすると最後の凍結胚を使うことになります。

正直私の気持ちとしては、検査をするよりも少しでも若い卵子

採卵に挑んでストックを作っておきたいというのが本音です。

検査希望有無にかかわらず、どういった検査かだけ説明を受けることになり

診察後外の待合室でしばらく待つことに

 

どこか小部屋に入って説明を受けるのかと思いきや

いつも採卵前に注射を打ったり採血したりする

カーテンで仕切られただけの部屋でした。

ドアは開けっぱなしでカーテンのみなので、声は丸聞こえです

説明の用紙を持ちながら看護師さんが説明してくれたのですが

ただ書いてある文章を読んでるだけなので大した説明ではなく

自分で読んだほうが早いな、と思いながらぼーっと聞いてました。

土曜も検査できるけど、希望者が多いのでタイミング次第になるとか

検査前に子宮の入り口を器具が入りやすいよう広げる作業があり

それを入れた数時間後に検査が実際に始まるとか

当日の朝その作業が必要になるけど、朝来れなければ前日夜でも良い

ただし、感染症予防のためその日は夜入浴禁止・シャワーもダメ…等々

検査までは絶対に性交渉禁止ということと、

生理2、3日目に必ず予約を取ることだけは何度か言われたので

ハッキリ覚えています

今回はお薬もないのでそのまま会計だけして帰宅。5,000円ほど

帰り道、運転しながら着床しなかったことについてずっと考えていました

確率は3割だか5割だかわからないけど

ホルモン値がピッタリだったのに着床しなかったってことは

やっぱり私が悪いんだろうか?

今までは夫が無精子症なので、子供ができないのは

夫の原因なんだと思ってたけど

条件が揃った今着床しないってことは、実は私にも問題あったんじゃ?

不摂生はいっぱいしてる。思い当たるフシがありすぎる

帰ってネットで調べてみるとスナック菓子やインスタント食品は禁止と

大きな文字で書いてありました。(着床しない原因、とかの内容で)

スナック菓子大好き。カップラーメンとかもあえて食事にしちゃう

他の部分はタバコも吸わないお酒も飲めない。運動は定期的にしてる

唯一にして最悪のダメな部分は…間違いなく食生活(笑)

36歳のくせに!と自分でも思うけど

不摂生してたって妊娠する人は妊娠するんだから、と思う部分が大きく

どうしても変えられなかったけれども

こりゃ本格的に食生活改善しないとダメかも

将来的に自分が後悔しそう。不妊だけじゃなく大病を患ったりして…

夫ですらカフェインレスの生活を送って

着色料とか添加物とかを避けているのに。やっぱりこれじゃヤバイ

 

と、考えながら帰宅。とりあえず夫に報告

夫は目に見える落胆ぶりでした。すまん

(と、思いながらも自分の責任は確率的にも半分だと思っている)

検査の話もして、私としては採卵に進みたいと言うと

まだ夫の精子のタイミングがその時期じゃないらしく

(薬で調整して、凍結に行って、そこであるかないかの確認後さらに投薬して)

まだ1回目の移植が終わって治療費補助の申請すらできてないので

とりあえず補助申請をしながら検査を受けてみることに

何かあるなら早く対処したほうが良いし、という言葉もあり

結局次回の周期は検査に充てることになりました。

できれば土曜検査が良いんですが。もう仕事休めないし

採卵の時には絶対休まないといけないので…

看護師さんから「最悪排卵4日目までは検査できます」と言われたので

生理が始まったタイミングにもよるんですが、

最大で土曜検査は2回チャンスがあることになります。

そして「少しでも経血が残っていると検査ができないので、

生理が終わった翌日は難しいかも」とも言われていました。

周期的には4/3にはもう始まるはずなんですが

結局いつも生理を待つハメになります。仕方ないか