無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

遂に2度目のスキンタグ切除

2018/5/15 生理開始

前回の生理からかなり時間がかかった…

前回から計算すると39日です。大丈夫か?

こうなるとまた排卵日も20日後頃になりそう

とりあえず次回のセンター予約(移植前検診)を16日後の6/1に設定

絶対この段階ではまだ排卵のけっこう前だと思うけど

排卵されちゃったら移植できないし、とりあえず。

と、ここで決心しました

残ったスキンタグ切ってしまおう!と

センター受診までは2週間ほど

前回スキンタグから回復する(通常のトイレが可能になる)までに

費やした日数はおよそ2週間。だったはず

次の移植がうまくいって着床すれば、あと1年は治療できなくなる

移植までにはお尻を普通の状態に戻しておきたい!!となると

やっぱり今しかない!!!!!

 

 

 

 

と、いうことで5/18 遂に2回目のスキンタグ切除へ

前回の自分のブログを読み返し、

術後のトイレが流血&号泣の連続だったことを思い出しました。

そして肛門への麻酔の痛みを思い出して早速お尻がキューっとなりました。

でも、いつまでもこの皮膚をぶら下げて生活するわけにもいかない

今後座薬を使い出したらまた新たなイボが出て来るだろうし

ホルモン剤だって結局お腹を攻撃するし

今のうちにできることはやっておかねば!

その後のトイレが悪夢のようなものだったことは強烈に覚えてるので

トイレライフが私生活に影響を及ぼさないよう、金曜に切除することに

(トイレライフだって私生活のはずだけども)

午後は仕事をお休みし前回と同様に15:10頃病院へ到着

やはり2人の方が病院の外で列を作って待っていました。

15:30を過ぎた辺りで徐々に人も多くなってきて、

15:50の段階で20人くらい待っていました。本当に予約制を強く望みます

ちなみにこの日は生理4日目

治療中お尻じゃなくて前から血が流れるのが心配だったので

前日までタンポンを入れていこうかどうか悩んだのですが

お尻の麻酔に何か影響があるのではないか?とか

あれこれ考えて、結局いつもの布ナプキンで行くことに

4日目ともなれば量も少なくなってきていたので、結果これでOKでした。

 

16:00前になってようやく午後診がスタートしましたが少し待たされ

結局私が診察室に入ったのは16:15頃

中に入ると先生が「皮取ってしまいましょうって話してた件ね。

あれ、今日取りますか?よし、取っちゃいましょう。すぐ終わるからね」

と会話もそこそこに診察台へ

まずズボンをすべて脱いでカゴに入れておくよう言われ

その次に下着をヒザ下まで下ろして診察台へ上がりました。

なんてったって私は切除ですから。ちょっとした手術ですから

血が出て来るわけですね。ガーゼの準備してる時も

「けっこう思ったよりも血が垂れてきてお洋服汚す可能性があるので」と

上に来ているシャツも胸の下までかなり上げられました

体は左を下にした横向きの状態でいつも診察を受けますが

その左下にもたくさんのガーゼとシート

股にも暑めのガーゼを当てられ挟んで待つよう言われました

これだけ準備すれば他はもうないだろうと思っていたら、最後に

「血が流れてくることがあるので、ここにもガーゼ当てておきますね」と

お尻の谷間の終着点辺りに大きなガーゼをググッと挟み込まれました。

へーそこにもガーゼ入れるんだ。そういえばCMとかでも

お尻の谷間を伝ってモレるという表現があるし

 

そうか、谷間さえ気をつければいいんだ。まさかの発見

これから生理時には谷間にティッシュ挟んで堤防を作って寝よう

そしてガーゼの数が増えるほどに私の緊張も増していきます。

いつ来るんだろう…先生が来たらもう最後

ドキドキして変な汗が徐々に出てきました。

待つこと2分くらい。先生が「じゃあちょっと見ますね」と診察

スキンタグをつまみ(?)「コレね、コレ取ってしまうからね」は、はい…

「ここにもあるな。これも取る?どうする?」

え、他のとこも取るの?蘇る恐怖の記憶

確か前回2か所切って、トイレの度にどっちの傷口も開いて激痛だった覚えが

う~ん…と即答できずにいると、先生のほうから

「この大きい方だけにしとこうか。痛くなっても困るしな」

ふ…ふぁい、それでお願いしまふ。。。

じゃあ準備するから、と先生が少し離れて、看護師さんが

「これから麻酔しますね~」と説明。きた、麻酔

ドキドキドキドキ…「ちょっと痛いよ~」

 

ブッスーーーーーーーーー!!!!!

 

い…痛い痛い痛い!!!!!!

やっぱり肛門への麻酔は一番痛い!!

あまりの痛みに身体が動いてしまいます。動くのはダメとわかっていても!

もう声だってすごい出てしまうし「いた!痛い!!いたたたっ!!!!!!」

看護師さんが私の腕のところをポンポンして「もう少しですからね」とか言うけど

そんなポンポンとか意味ないくらい激痛!!

これが何か所も続くのでもう、それだけで1年分の痛み使い果たしてる感じ

次の場所への麻酔も「っっっ!!いだだだだだーーーーーーーーー!!!!!!」

多分待合室まで私の声響き渡ってたと思います。

そんなのどうでもいい。肛門への針がどれだけ痛いかを

待合室に座っている皆もむしろ知っておいたほうが良い!

恥なんてどうでもいい。とにかく痛い。痛さ以外何もない!!

もう2回の麻酔で息も絶え絶え…

が、まだ最後にもう1回大きな痛みが訪れました。痛いとしか叫べない…

「これでもう麻酔効いてるはずだから。後はもう痛くないからね」と先生

ここは痛い?とどっかをつつかれた?引っ張られた?若しくは刺されたのかも

と言われたけど「だ、ダイジョブです…」

「ふんふん、ここはもう効いてるね。じゃあここは?」

本当は少し痛い感覚がありましたが、これから麻酔が効くんだろうと思い

「だ、大丈夫と思います」と返事

先生が「じゃあ切っていきますからね」と何か作業を始めた途端、

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

今まで経験したことのない痛みに襲われました

これは声が出ず「っっっっーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

と息を吸い込む音だけの痛さでした。声すら出せない

その音を聞いて少し慌てる先生と看護師さん

看護師さんがガシッと私の肩を掴んで「ごめんなさいねー痛かったですねー」と

いま…今何が起きたの?

今私の尻に走った衝撃は何なの?あまりの痛みに失神しそうでした

どうやらその部分は麻酔が効いてなかった所のようで

そこに先生がメスを当てたよう。。。

今想像しただけでも痛みが蘇って貧血になりそうです

「ごめんなさいねー。ここも(麻酔)しとこうか」しとこうか、じゃなくて

しないと死んじゃうから!!!!!!

そして再度訪れる激痛

「い…痛い!!いたたたたたっっっーーーーーーーー!!!!!!」

と泣きそうな声で口から漏れたら、看護師さんが冷静に

「これは麻酔ですよ」と

麻酔だろうがメスだろうが、痛いものは痛いんじゃい!!!!

と言い返したかったけど痛みに神経全部持ってかれててそれどころじゃない

こちらはもう虫の息です。ぜーはーなってます

そして再度「これは痛い?」の確認の後ようやく切除開始

痛みは麻酔で感じないけど、何か切られてるのはわかりました

多分切除するべき皮の部分をヒモか何かで縛っていて

そこの部分が引っ張られる感覚と、引っ張るものがなくなる感覚がありました

早く終わることだけを願う長い長い時間

先生は無言で着々と作業を進めます。

気づいたらお尻の辺りが再度引っ張られてる感覚がありました

すると、また走る激痛

「いたたたたっ!!!!!」メスほどじゃないけどすごい痛い!!!!

まだ痛いの?一体何やってるの?

もういい加減麻酔は効いてるはずでしょうが!!

「ここも痛いか、〇〇△△…」とか何かしゃべる先生の声が聞こえたけど

一向に痛みが去らないことで疲労困憊

結局この後もう一度肛門に麻酔を突き立てられて激痛に悶えました。

看護師さんは「最後ですからねー」みたいなこと言ってたと思います

当たり前だ。最後じゃなかったら困る。というか何でまだ痛いんだ!!!!!

痛すぎる。前回はこんなにまだ拷問じゃなかった…ハズ

最後にお尻の中に何かをググッと押し込んで

「ハイ、終わりましたよー途中痛いことしてごめんなさいね」と先生

私の顔のほうまでまわってきて「これが今回切除した部分ね」と

やっぱり今回も見せてくれました。

前回よりも大きかったこともあり、さすがに今回はホルモンには見えなかった

確実に皮でした。けっこう大きかったな。3~4センチはあったのでは?

お尻の辺りがじんじんしていて意識が保てなかったけど

とりあえず「うわぁ~…デカイ…」とだけ返事

これで邪魔なものなくなったから、ラクになりますからね。と先生

先生は手術用の手袋のまま見せてくれたので手も血まみれ

トレイも血まみれ、取れた皮も血まみれ

さすがに貧血まではいかないけど、オエーッとなる衝撃の物体でした。

看護師さんが「大丈夫ですか?ゆっくりで良いので起き上がってください」

と声をかけ、一連の治療が終了

「出血止まるまで30分から1時間くらい横になってもらいますね

お尻にちょっと厚めにガーゼ当ててます。

これを下着につけてください。なるべくお尻のほうにつけて下さいね」

と夜用ナプキンを渡してくれました。

ゆっくり起き上がった時、私があまりにも呆然としていたのか

「大丈夫ですか?気分悪くなったり、吐き気はありませんか?」と聞かれ

衝撃で呆けていただけだったので、大丈夫です。と起き上がり

ナプキンつけなきゃと座ったところで布ナプキンをつけていることを思い出し

「今生理中でナプキンつけてるんですけど、どうしたら良いですか?」

「今お渡ししたものにつけ替えても良いですし、

上からつけてもらっても良いですよ」

後ろのほうにナプキンずらすと前の部分がカバーできそうにないな…

「つけ替えたナプキンこちらでお預かりしましょうか?」

いや、布ナプキンだから捨てられない!布ナプキン持ち帰り袋持ってきてないし!

結局上から重ねてセットすることに。

装着が終わったところで「タオルを腰に巻いて、靴だけ履いて隣へどうぞ

ズボンをそのまま荷物と一緒に手に持ってきてください」

靴を履こうと体の向きを変えると、自分の服が汗でびしょびしょなのに気づきました

これは冷や汗。だと思う

人間恐怖に直面すると異常なまでに水分を排出する…

しかもこの段階で既にお尻にズキズキ痛みがありました。

麻酔本当に効いてるの?

ロボットみたいな動きでガクガク歩いていって、

カーテンで仕切られたベッドの奥のほうへ案内されました

 

「荷物そちらに置いて、ラクな格好で横になってください

横向きでも仰向けでも一番ラクな体制で結構ですよ

もし気分が悪くなったり痛みが強くなったりしたらボタンで呼んでくださいね」

と看護師さんが退出

腰に巻いていたタオルを剥いでカゴ置き、とりあえず仰向けに

でも真直ぐになるとお尻に負荷がかかりそうな気がして

足だけ立てた状態で横になりました

痛い…痛い…なぜ今も痛い?前回はだんだん痛みが引いてきたんだっけ?

あれこれ考えてスマホで検索。そういえば20分後くらいまでは余裕だった気が

時計を見ると16:30。切除にかかった時間は8分ほどでした

横になっているとどんどん押し寄せるビリビリとした痛み

ビリビリと裂けるような痛みと言うべきか。前回の3倍は確実に痛い

今日の麻酔は大きく失敗。いや、前回よりも大きいので全て3倍?(何が?)

スマホを操作しながらもお尻の痛みがどんどん増してきて、

再び大量の汗が出てきました。

なんでこんなに痛い?どうして麻酔が効かない?

というか、確実に時間が経つほど麻酔が切れてくるのがわかります

30分頃を過ぎた辺りではもうお尻が限界でなすすべもなく

スマホを見る余裕も、暑いかもと思って結ぼうと用意したシュシュも

全て投げ出してただただ横向きになって痛みに耐えるだけです

途中で治療を終えた男性(中年)の方が隣のベッドに入るのがわかりました。

どういう治療をしたのかは不明ですが、痛みは全くないようで

「これは根治術(?)という方法ですか?」とのんびり看護師さんに尋ねていました

既に私は虫の息で汗をダラダラ流しながら耐えている時間でした

なぜ一体どんな治療をしたらあんなに穏やかな声色に?

横になって休むということは、出血を伴う治療のはずなのに

なぜ痛みに苦しむのは私だけなのか?

色々考えましたが、頭に浮かぶのはただ「痛い!!」の文字だけ

体を丸めて痛みに耐えていたら看護師さんが来て

「お加減どうですか?痛い?」

とっても小さい声で「いたい…痛いです…」

頭も動くか動かないかの小さくコクコクして頷きます

「痛いですよね。これから麻酔が切れてくるので痛くなってくる頃です

出血の具合確認しますねー。あ、もうほぼ止まってますね」と一言

え、もう止まったの?待って待って、止まってしまったら帰されてしまう

今この一番痛い時間帯に病院から追い出されてしまう!!

「すぐ先生来ますからね。先生に診てもらって問題なければお帰りになれますよ」

やだやだ!今まさに痛みのピークを迎えようというこの時に

休める場所から追い出さないで!

看護師さんに背を向ける形で横になっていたのですが

看護師さんを振り向く体力すらないほど痛みが襲っていました

おかげで私の表情は見えず、言葉で返すしかないのですが

その声も小さくて看護師さんにスルーされてしまいました

何て言ったか覚えてないけど痛いから〇〇みたいなことを口にした記憶が

他の方の治療の合間に先生も確認に来るので、

それから5分後くらいに先生がようやく到着

「どれどれ?うんうん、キレイなもんじゃない。

もう血も止まってるから帰れますよ

じゃあ今日はこれで終わりね。痛いことしてごめんなさいね」

といつものセリフで退出しようとする先生

なんとか力を振り絞って、絶対聞いておかないといけないことを!!

「家に帰ってトイレがすごく痛いんです

痛すぎて自分の力で出すことができないので、

何か自分の力以外で出す方法を使っても良いですか?」

「マグミットあったでしょ?あれで柔らかくなるから」

「それでも痛いんです!もう痛いのが恐くて自分の力で出せないんです!」

と訴える私

すると私の言葉を遮るように「浣腸とかは絶対ダメだからね!」

がーん…実は浣腸を使おうと思ってました

自分の力で出せないなら薬に頼るしかない。それも強烈な外からの力で

やっぱりダメか…

「でもすごく痛いんです!トイレが恐いんです!」

「マグミット飲めば柔らかくなるから。マグミット飲んで?出るから!」

そこまで強く言われてしまうと…もう何も言えず

この押し問答がバカバカしく思えて思わず笑いが出てきました

すると先生もフフフと笑いながら

「出ないんです!とあなたもハッキリ言えればラクなのにね

とにかく薬を飲めば出るから、薬飲んで頑張ってみよう」

どうやらこの病院には「出ないものは出ないんだ!」と開き直る人が多いみたい(笑)

先生が笑いながら退出し、不毛な問答に看護師も笑っていました

「痛いですよね。トイレも痛いですけど頑張ってくださいね

今からが一番痛い時ですけど、さっき止血剤と一緒に痛み止め入れてますから

もうすぐそれが効いて来ますから、ラクになりますからね。

今はもうしっかり出血は止まっていますが、

これから立って歩くことで圧がかかるので再度出血すると思います。

でも今みたいに横になっていればすぐ止まりますので」と説明

その言葉を信じられないほどビリビリ度合はマックスです。

こんな状態で痛いから動きたくないんだ!と駄々をこねるわけにもいかず

お支払いを、と促されて追い出されてしまう私

ゆっくり起き上がり、ナプキンの位置を調整してズボンを履き

お尻に意識を集中させてるので相変わらずロボットみたいな動きで受付へ

治療(手術)をした人は看護師さんから札を渡され

会計の時に一緒に受付に出すよう言われています(多分手術した人専用の札)

無表情のまま受付で会計しようとすると「お名前お願いします」と

名乗ったはずなのに、驚くほど声が小さかったようで再び聞かれました

もうお尻にしか神経を集中したくないのに!

札出してるんだから察してよ!!

治療費は4,300円くらいでした。その後薬局へ

私の前に治療(さほど痛みを伴わない)をした男性を発見

彼は椅子に腰掛けず立った状態で待っていました。

私もできれば立っていたかったのですが

もう力が入らず。崩れるように椅子に座り込みました

座った衝撃で少し痛みがあったものの、麻酔ほどではない

大量の軟膏と痛み止め(ロキソニン)を処方されて終了

お薬代は1,000円くらい

この病院から我が家まで続く路線の電車に乗るためには、

最寄り駅まで13分くらい歩きます

違う路線で乗換をすれば病院から1分くらいの所に駅があるのですが

この乗換ができるか心配だったので(階段の上り下りがけっこうある)

平坦な道をまっすぐ進む13分コースで帰宅することに

途中ガラスに反射した自分の姿が見えましたが

頭がボッサボサでやや猫背、膝を曲げられない歩き方という

思いきり不審者の姿でした。でも尻が痛いから人の目なんてどうでもいい

歩きながらただただ思うのは「痛い!どうしてこんなに痛いんだ!」だけ

いつもの3倍くらいの時間をかけて、ゆっくりゆっくり歩いて行きました。

と、10分くらい経過した辺りで痛みが徐々に薄れていき

駅まで3分の2までの距離を来た頃にはほぼ痛みがなくなっていました。

人間とは恐ろしいもので、痛みがなくなると気が大きくなり

何も達成していないのに大きな達成感に見舞われ

自分でも不思議なのですが、途中でデパートに立ち寄り口紅を買ってしまいました

何故なのか、今でも謎です(笑)

なぜついさっきまで尻の痛みに呻いていた人間が

数分後カウンターでBAさんと会話しながら

挙句の果てに全く目的としていなかった口紅を買ってしまったのか

直近で一番の謎です

その後痛みは薄まったものの歩く度にガーゼを止めているテープが攣ってしまうのと

お尻にそれなりに走る痛みが恐いのでカクカク歩きながら帰宅

お尻から出血してるかどうかなんて自分にはわかりませんが

「立つことで圧がかかる」という言葉が恐くて、

帰宅してからはずっと横になっていました。

途中でトイレに行くのも恐怖でたまらない

できればずっとガーゼを当てたままにしておきたかったのですが

ガーゼしたままではトイレができないので仕方なく外します。

鮮血ではないけど何かと混ざって薄いピンクの血が全体にババーッとありました

生理の血は見慣れてるのに、お尻からの血はやっぱり別物なのか

その血を見ただけでふーっと溜め息が出てしまうほどです

前回はオシッコが傷口にしみて痛かったので、

前のめりの体勢で戦いを挑んでみると、なんと今回は痛みを感じませんでした。

あれ、傷は大きいはずなのに?ちょっとだけ拍子抜け

でも本番は小ではなく大です。本当の戦いを前に喜ぶ気にもなれず

帰宅して30分も経たないうちに、再度襲ってくるビリビリとした痛み

前回は術後こんなに痛みを感じなかったように思うので

やっぱりメス入れて広範囲切ってるから痛みが大きいのかもしれません。

こういう外の傷にもロキソニンって効くんだろうか?と思いながら服用

痛み止めってすぐ効果が出るわけじゃないので早めに飲んだ方が良いのに

どうしても学習できず、痛くなってから飲むので痛みに耐える時間が長くなります。

効果が表れるまでに30分、完全に効くまで1時間くらいかかります。

薬の袋にある注意書きを読むと「必ず5、6時間空けること!」

と大文字で書いてありました。

痛み止めの効果もまだ訪れず、お尻が裂けるような痛みを抱えた状態で

 

とにかく圧をかけないよう。その後はずっとベッドで横になっていました

圧がかかると結局またスキンタグ予備軍ができてしまう!という経験があるので

新たなスキンタグを作りたくない一心で安静にしておくことを決めました

この日は湯船はダメだけどシャワーはOK

前回のことがあるので、もしマグミットを飲んですぐ出るようであれば

切除当日にトイレに行こうと決めていました。

結局この日はご飯も食べずに眠ってしまって

トイレのために食べなきゃ!と食事をしたのが22:00頃

その前にマグミットを飲みましたがしばらく変化はなく

ベッドでゴロゴロしていたらまた眠ってしまいました

1:00頃に目が覚めて、お風呂に入ろうかどうしようか考えていたら

突然訪れる腹痛。これはトイレ?マグミット効果?

お尻がすごく心配だったけど、とにかくトイレへ直行

マグミットを2錠飲みましたが、下痢に近い柔らかさの便でした

お腹が痛かったので自分の力では出していません。術後のトイレとしては理想形

痛いんじゃないかと心配でしたが、かなり柔らかかったせいか全く痛くありませんでした

これには本当に嬉しかったです。やっぱり怖がらずトイレは毎日行くべき!

拭けないのでウォシュレットを使いたかったのですが、

前回のように傷口直撃で悶えるのも怖い

とりあえず水の勢いを最弱にしてお尻の片面に当て

ペーパーをそれで濡らしてお尻をトントンする方法に

途中までそうやっていましたが拭けているのか全く不明

結局ウォシュレットで優しく洗い流しました。ちょっと痛かった

が、トイレ後はもっと痛かった!

傷口がどうなってるのかわからないのですが、あまりの痛みにお尻を閉じられない

自分の部屋で下着もつけず、お尻丸出しのまま四つん這いで痛みに耐えるしかありません

10分はそのままの姿勢で動けませんでした。痛みが去るのをただ待つのみ

その後20分はビリビリ、ジンジンする痛みのおかげで動けず

これからトイレの度にこんなに回復に時間がかかるの?と心配

とにかくお尻にはあまり触らずそのままシャワーを浴びてこの日は終了

お尻付近は泡立てた手でかるく撫でる程度にして

水気を拭く時もキッチンペーパーでトントン外側を抑えるようにして終了

とにかくお尻に負担をかけたくない。それだけ

さすがに薬は塗らないといけなかったので鏡を見ながら注入

と、外の部分に薬を塗っていて気付いたのですが

どうやら今回は傷口が大きいので縫っているようでした

薬を塗るたびに指に当たる固い糸。鏡で見てもよくわからなかったけど

縫っているおかげでトイレの時に傷口が開かず、無事戦いを終えることができたようです。

と、ふと思い出される治療終了回の激痛

もう終わる頃だろうと安心していたのに、最後の最後で再び訪れる肛門への激痛

あれってもしかして、縫う時に刺した針のところが麻酔効いてなかったのでは…

想像したらゾッとなりました。

先生!ちょっと困るよ!ちゃんとやってくれよ!

相変わらずお尻はずっと痛い。痛み止めを飲んでも痛い

痛み止めが微かに効いている間に眠るしかなく(外傷にも効きました!)

おかげで翌日の土曜日もずっと横になっていました。

以前何かの映画で痔の手術をした人はずっとうつ伏せで生活をしているのを見て

もしや自分もうつ伏せで過ごさねばならないのでは?と心配

今回の手術では縫っているおかげでトイレの痛みはないけど

縫っているせいで糸?か皮膚が引っ張られてそれがとても痛い…

食い込む感じ?傷口も痛いのに、さらにその周辺を引っ張られる痛み

前回みたいに傷口が開いた状態だったら、トイレの痛みだけなのに

縫っているので今回は糸の関係でずっと痛い

どっちが良いんだろう?

傷口が塞がってくるまで1週間ほど

1週間は長い。この調子だったら月曜から仕事行けないかも?