無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

卵が育たない

お尻の治療に勤しんでいるその最中

ちゃんとセンターにも行っていました。

 

2018/6/1 生理開始18日目

もともと排卵が遅い方なので、このくらいでちょうど良いのでは?

と計算して予約をしていたのですが

全くオリモノも多くなく、排卵時に時々起こる腹痛もない…

何の前兆もない排卵もあるので特に気にしてはいなかったのですが

生理の周期がとうとう40日になってしまったことから

20日くらい待たないと排卵されないのでは?まだ早いかも?

とちょっと不安ではありました

診察開始。エコーが入ってモニターにその映像が映し出されますが

卵なんてどこにあるの?というくらい黒いマルは見えませんでした

先生がサイズを測っていましたが11mmと表示されています

排卵されるまでのサイズが大体18~20mmくらい(経験上)なので

全然出て来る気配がないな…と思いました

「う~ん、内膜も薄いままだしもう少し先かな?」と診察しながら先生も言っていました

隣の診察室に入り「週明けの6/5にもう一度診てみましょう」ということになり

今回はセンターのほうで予約を取ってもらいました

基本的には32~34くらいの周期で、直近2回は40日くらいでした

ちょっと長い気がするんですけど(これって薬のせいですよね?とは言えず)

と先生にも一応報告

とりあえず次回診てから決めましょう、と

この日は久しぶりの診察だったから?支払いが3000円くらいしました

何もしてないのに?高い!!

 

 

2018/6/5 排卵されてる感が全くないこの日

指定されているのでとりあえず受診はしたけど

お腹も張ってないし、ちょっと卵巣が腫れるような痛み?があるけど

普通の腹痛かもしれません。そもそも卵巣が腫れて痛むと言う感覚が

位置的によくわかってない気がします(笑)

オリモノもまだ増えず

この日はお気に入りのO医師ではなく、もう一人(そこそこ)好きな女医さんでした

センター側がランダムに決めた医師なのでラッキー

エコーの時のモニターを見ると、うっすら黒いマルが見えました

けど小さい…排卵までは遠いかな

サイズを測った数値を見ると9mm

あれ?小さくなってる?

でもエコーでのサイズは卵そのものの大きさではなく

あくまで反射したもので測るので、本当のサイズではないと分かっているけど

前回とは違う卵かな?それにしてもまだ排卵のサイズには達していない

結局この日も「内膜が薄いままで、卵も排卵のサイズではないですね」

と言われました

生理開始から考えてもこの日で22日目。

いつもの周期だったらとっくに排卵されているはずのタイミング

そこで女医さんから「次回も卵が十分なサイズじゃなければ今回は移植を見送り

その次の機会に備えましょう」と言われました。

卵も思うように大きくならないし、内膜が依然として薄いままなので

現状どうすることもできない、ということのようでした

そこで気になっていた質問を一つ「どうしてこんなに排卵されないんでしょう?

最近急激に太ったこととか関係ありますか?」

すると女医さん少し笑って「そういったことももしかすると

原因としてあるかもしれませんね」

マジか!やっぱりデブは生理に影響してるのね!痩せなきゃ…うう

次回とりあえず6/8に再度受診してその時決めることに

またまたセンターで予約をとってもらうことになりました

さすがに次回には大きくなってるんじゃないかな?

この日の支払いは前回とほぼ同じ3000円くらい

前回は月初だったから初診料?取られたかもしれないけど

なぜ今回も同じ値段?全くわからない。点数見ればわかるのかもしれないけど

やっぱり全部自己負担だからか?

 

2018/6/8 いつも選んで予約をするO医師に当たりました

曜日的にこういった配置になるのかも

診察前に先生が「さて、オリモノの量が増えたりとか兆しはありましたか?」

と聞かれましたが…「う~ん…」と答えるに留まり

実は食欲も増進してないし、全く排卵が来る気配がないのは薄々気付いていました

が、排卵痛に似た痛みはあるので、

あと2、3日で来るんじゃなかろうか?と素人ながら思っていました

エコーしてみると、黒いマルが見えました

が、サイズがやっぱり8mm??全然足りない?

そしてお決まりの「内膜が全然厚くないんですよね」の一言

今回は見送りか~と思いながら着替えて隣の診察室へ

そこでO医師に言われたのが「薬を使って排卵を促す」という方法

これがウワサに聞いたピル治療?

しかしピル(かはわからないけど)をずっと飲むのってホルモン剤だし辛くないのかしら?

そこで前回女医さんに「次回の診察時に排卵の兆しがなければ

今回の移植は見送ると言われた」ことを告げました

ここの先生たち、あまり他の先生が書いたカルテをよく読んでいないのか?

O医師も「え、そうですか?」とカルテを前回の所まで遡ってみていました

何かを読んで「ふんふん」とは言っていましたが、再び薬の説明を…

よくよく聞いてみたらわかったのですが

要はO医師の見解としても今期は移植を見送って次回の排卵を待つこと

そのためには今回みたいに自然周期ではなく、薬を使って人工的に生理を起こすこと

自然周期でしてしまうと、また排卵がうまくいかなかったり

内膜の厚みが十分じゃなかったり、と時間を無駄にする可能性があるから

そして今回の移植を見送るのは最初に診た時に比べると

内膜の厚み、卵の大きさ共にどんどん薄く、小さくなっているんだそうです

卵が育たずに小さくなるってどういうこと??

要は内膜は最初11mmあったのに(最初にエコーで見たのは卵のサイズではなく

内膜の厚みのサイズだったようです)

2回目は10mm、今回が9.5mmと薄くなっていること

卵の大きさも最初は9mmだったのに2回目はサイズが変わらず

今日に至っては7mmだったそうです

この状態だと移植しても内膜が薄いので着床しないし

流産の可能性もあるので移植には適していない、ということだそうです

排卵もしないのに小さくなるとか、そんなことあるの?

「とりあえず薬を使って調整していって、

次回は生理がきて10日目くらいにもう一度受診してください」とのこと

今期も見送りか…子宮鏡検査で洗い流したのって、

生理2回も来てリセットされないのかな?

で、先生が薬の説明を始めましたが…書いている文字に見覚えが

「今日から毎日2種類の薬を飲んでもらいます。10日分ね」と言ったところで

先生、そのルトラールって多分私前回合わなかった薬なんですけど

そこで再度過去のカルテを見て「あ、本当ですね。下痢って書いてある」

カルテ…ちゃんと読んでください!!ちょっと不信感

「じゃあ薬を変えましょう。薬は1種類だけになります

もしかするとちょっと体がダルくなるかもしれません。ホルモン剤ですしね」

ダルくなる…ちょっと心配だけど

ルトラールのせいで下痢が続いて痔が悪化したので、下痢は避けたほうが良いだろう

立ち上がって帰ろうとした時、ドアの横に「聞き忘れたことはありませんか?」と張り紙が

立ち上がった格好のまま先生を振り返って

「どうして卵が育たないんですか?」と気になっていたことを質問

「多分今まで採卵や移植に向けてホルモン剤での調整が続いて

卵巣がバカになっちゃってるんだと思います

外からホルモン剤を与えられるから、自分で作らなくていいや。と怠けてる状態

そういった状態は再び薬を使うことでハッと目覚めるというか

覚醒する場合もあるので、今回は薬を使って刺激を与えるんです」

なるほど…やっぱりホルモン剤のせいだったんだ(あとはデブもかな?)

ちなみにこの日の支払いは600円くらい!過去2回との違いがわからない

近くの薬局で薬を処方してもらいました。今回の薬は「プラノバール配合錠」

しかし、その時薬剤師さんから恐ろしい説明が…

今まで渡されたことのないようなカード型(紙で二つ折りされている)の注意書きを渡されて

「このお薬を飲むと血栓ができる可能性があります

もし突然の足の痛みや腫れ、急に息切れしたり胸が痛みくなったり

その他激しい頭痛など、ここに書かれている症状が出た場合は

至急救急外来を受診してください。その時にはこのカードを携帯して

この薬を服用している旨伝えてください」

 

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え!!!!何その恐ろしい説明!

あまりにも驚いてしまって「え、これって血液の薬なんですか?」と一応確認

すると薬剤師さんしれっと「いいえ、ホルモン剤ですよ」

…ですよね???でもなんで血栓ができるの?

「あくまで可能性としてあることですので。もちろん営業時間内でしたら

こちらにお電話いただいても結構ですよ」としか言われず

いや待って待って、そんな血栓ができるような薬を飲まないといけないの?

それなら下痢するルトラールのほうが幾分かマシでは?

腑に落ちないままお薬代も600円くらい支払って帰宅

帰宅してからもちょっと怖かったので姉に相談

すると「すごーく稀に血栓ができる人がいる、っていうだけ

滅多にないみたいだけど、もし足が痛くなったり

胸が痛くなったらこういった処置をしてくださいって

最悪の場合の説明をしただけだよ。説明義務があるんだよ」とのこと

私は金融機関に勤めているので、

世の中には説明義務があるものがたーくさんなのは知っていますが

まさか自分が処方された不妊治療の薬にまでもこんなリスクがあるなんて

滅多にないこと、と思いながらも説明されると不安になる…

お客さんの気持ちがよくわかった瞬間でした

 

とりあえず次回の生理待ち。

プラス、それまでに少しでも痩せる努力を!

お尻がやっとマトモになった頃だったのでジョギングも再開したし

と、思っていたら梅雨に入ってしまいました

今年は梅雨の中休みが多いけど、雨によって走るサイクルが崩れるのが困りものです

食事制限もしつつ頑張ろう!

スキンタグ切除からの完治

2018/5/30 術後13日目

術後2回目の受診日

前回はまさかの傷口ぐりぐりで心に深い傷を負いました

それくらい痛かった…

さすがに2週間近く経つと傷もだいぶ塞がってきて、トイレも辛くなくなりました

この日は水曜日。翌日は休診日なので人が多いかと思いましたが

受付をすると「30分くらいです」と言われたので、待合室でそのまま待つことに

が、結局名前を呼ばれたのは19:20頃

結局1時間以上待ったじゃないの!!騙されました

治ってきたとはいえまだ体液は出て来る状態

マグミットだって怖くて手放せません

先生が診察してすぐ「すごくキレイに治ってるじゃない」

確かに毎日鏡を見ながら薬を塗っていますが

縫い目なんてどこにも見当たらないし堤防もなくなりました

ただ12時の方向に大きなふくらみを残してはいます…イボ予備軍?

お尻を前から拭く人はここが切れたり、イボができやすいみたいです

ちなみに私は2~3時の方向にイボがよくできるのですが

これは右利きの宿命なんだとか。左利きの人は逆に(前から拭く場合)

9~10時の付近が切れやすくイボになりやすいそうです。

やっぱり日常生活の積み重ねでここまで来てるんですね

「じゃ、傷口もだいぶ治ってるしこれで終わりにしましょうか?」

と言われたけど、まだナプキンに色々汚れがつく状態

う~んと思っていたら先生が「じゃあ来月また診せてください。

それで良ければ終わり(卒業)ということにしましょう」

と、完全に治ってからその後の経過も含めて卒業は保留になりました

次回の検診時には不妊治療どこまで進んでるんだろう…

外側の傷は全く見えないし痛くもないのに、なぜまだ体液が出続けるのか尋ねると

「外の傷はすぐ治るんだけどどうしても粘膜部分は少し時間がかかる」んだそう

確かに、中のほうからまだ出血がある感じです

でも痛みはほぼないし、切除当日には治る気がしなかったのに

ここまで回復して健康に感謝です

ちなみにこの前日から軽い日用ナプキンも卒業して

パンティーライナー2枚生活に変えたところだったのですが

早くも翌日5/31には通常のパンティーライナー1枚仕様に変えました。

今まで外側にも軟膏を塗布していましたが

切除してからきっちり2週間が経過した6/2からは

外に塗布するのもやめて、中に注入するだけの方法に変更しました

外の傷に塗る意味がなくなったのもありますが

外に塗り続けると、パンティーライナー1枚じゃカバーできない汚れが…

下着が油で汚れてしまうからです。

マグミットもしばらく飲み続けていましたが

6/4からは飲むのをやめました。トイレトレーニング再開です

あれだけスキンタグ予備軍のイボが生えてきた!と絶望だったあの謎のイボも

今のところは息を潜めています

便通が悪化して脱肛するような出来事になれば、再度顔をのぞかせると思います

まるで悪魔。結局傍目にはわからないけど、お尻に時限爆弾を抱えてる気分です

とにかく普通の生活(トイレ含む)を送れるようになったのが本当に嬉しい

 

痛みがある程度治まり、ロキソニンを飲まなくてもよくなるまで1週間

外の傷が塞がりナプキンから解放されるまでにもう1週間(術後2週間)

そして傷口が完全に塞がり、

トイレの後ペーパーで拭けるようになるまでさらに1週間(術後3週間)

完治まで合計3週間かかりました。長かった…特に最初の1週間は地獄だった

アホみたいな所要日数ですが、今後スキンタグ切除を検討している方の参考になれば幸いです

私はもしかすると痛みに弱いのかもしれないので、普通の人だったらもっと回復が早いかも?

でも先生には傷口が治るのが少し早いかもと言われました(本当か?)

それでも3週間みておけば大丈夫だと思います

是非参考になさってください

…これは不妊治療ブログなのか、痔主ブログなのかわからなくなってきました(笑)

 

さあ、いよいよ次の移植に向けて始動です!

スキンタグ切ったところでまたイボが生えてくるんだから切るだけムダじゃないか!!!

5/26 術後9日目

腰は昨日よりはマシな感じ

横になっても最初の頃のような痺れも起こらないし

痛くて眠れないこともなくなったので、この日もゴロゴロ過ごしました

でも!腰の筋力低下が恐いのでこの日から腹筋を開始

腹筋と言ってもガチガチのトレーニングみたいなものではなく

ヒザを立てて、上半身を少し持ち上げる程度のものです

この方法は以前すべり症と診断された時に整形外科のリハビリで教えてもらって

腹筋をバキバキに鍛えることが目的ではなく、

骨を支えるための日常的な筋力アップが目的なので

背中が丸くても、ちょっとしか上がらなくても

上体を起こすこと自体に効果があるんだそうです

お年寄りもやってる運動でしたし

お尻もやっと落ち着いてきた今こそ回復の時!

その後は必ずうつ伏せになって背筋もセットで行います

なんとなく背筋のほうが大事な感じがしたので

腹筋は適当でも背筋だけは念入りにやってしまいました

心なしか腰の痛みが少し改善したような気が。

腰まわしストレッチも相変わらず続けています

 

で。お尻ですが…

この前の日からうっすら思っていたのですが、またイボが生えてきた予感…

薬を塗る時に鏡を見ながら塗布するのですが

12時の方向にぷっくりとふくらんだヤツ(見張りイボ?)と

1~2時の間くらいに前回も見たような梅干しのタネみたいなイボが

実は術後すぐもなんとなく出て来たかな?と思っていたのですが

マグミットのおかげでいきまないトイレ生活を送っていたせいか

小さいままでした。成長はしていませんでした

が、病院で先生に傷口グリグリをされてから頑張って私も傷口を少し揉んでいます

それまでは肛門には絶対に触らない日々を送っていました

どうやら私は長い痔主生活のせいで、トイレの後とか

なんとなく残便感があったり下時とかにお尻をキューっと締めるクセがあるようで

多分それ以上脱肛しないように、とか出て来たイボを筋力で中に戻そうとして、とか

お尻付近が気持ち悪いのですぼめてなんとかしようと思っての行動で

それが毎回トイレ後のクセになっていたようです

前回のスキンタグ切除後にすぐイボが生えてきたのもこのせいかな?(自己診断)と思い

今回は何があってもお尻には力を入れず

トイレ後も押し込む作業など一切しませんでした

そもそもマグミット効果で脱肛の心配もなかったので押し込みは不要でしたが。

傷口が気になって何度も洗ったりすることもなかったし(前回はよくやった)

鏡で見ながら薬を塗る時に傷口周辺を指で触って

痛さや回復具合を確かめたりも一切しませんでした

前回とは傷の度合いが違い、治療の方法も違うので

本当のところはよくわかりませんが、

指で揉む作業をするまでは新しいイボなんて生えてきてませんでした

ところがマッサージ(あえてこう言う)し出した途端に別の場所から新たなイボが出現

もうこれを鏡で見た時には怒りの頂点です

また生えた!!!!!!!!

もう何回切っても全く同じ!スキンタグなんて切るだけムダ!!!

もう怒りが収まらない。あの痛み何だったの?

今までの一週間傷口に苦しみ続けて、まさかの弊害腰痛まで勃発して

あの痛みの日々返して欲しい!!!

寝る以外にすることがないのでずーーーーーっとイライラしていました

ほんとスキンタグなんて切っても意味ない!!

 

5/27 術後10日目

この日から夜用ナプキンをやめて軽い日用に変えました

ナプキンのせいでお尻のところがかぶれてきて…

さすがに生理とは出る場所が違うのでいつものかぶれとは違いました

が、それでもムレるし痒くなる。紙ナプキンは本当にツライ

かといってナプキンをやめるにはまだ早い。まだまだ体液と血は出続けています

でも傷口が大体塞がるまでに1週間。

これさえ乗り越えれば後は痛みも緩和するし、回復の一途です

前回は切除後すぐランニングを開始することができたけど

走るにはまだお尻が心配で、再開するにはまだまだ時間がかかりそう

この1週間、動きを最小限に生きてきたせいで体重がドッと増えました

最初は痛くて食欲がなかったのですが、ロキソニンを手に入れてからは無敵(痛かったけど)

むしろ「食べ物から回復パワーをもらうんだ!」くらいに思っていました

体も重い。筋力も落ちる。そりゃ腰に一気に負担がかかるはずです

ああ…早く走りたい。体が重すぎる

ちなみに次回のセンターの診察は6/1の予定ですが

この調子だと傷口は完全に塞がっていないかもしれない?

ここまで大きい傷は初めてなので不安です

センター受診日にまだ傷口グズグズだったらけっこうキツイかも

ニオイがすごいんです。夏の痔治療はオススメしません

私、術後1週間職場であまり動かないようにしていたけど

近くにいた人はなんとなくクサイと思っていたはずです

消臭スプレーをスカートの中に振り撒いたり(無臭)

制汗スプレーを下半身になんとなくシューシューしたりしましたが

大した効果はなかったと思われます。周囲の人ゴメンナサイ

ちなみに夫からは術後すぐ「生臭い」とか「死体のニオイがする」とか

色々言われていました。。。そんなニオイです

生理のニオイとは違う、何か別の死臭のようなニオイ

あー早くこの地獄から解放されたい。

そして次回移植日までにはどうにか痩せなきゃ…

間に合う気がしない

お尻から糸

2018/5/25 術後6日目

腰は相変わらず痛いものの、昨日の比じゃない

起きてすぐ痛み止めを飲み、これから始まる痛みに備えました。

腰はぼんやり痛い感じ。

ブロックを打っているので全体的にはカバーできているようですが

どことは言えないけどあの辺が痛い

背中が痒いけどどこが痒いのかわからない状態に似ています

時間があればトイレに立ち、人がいないところで腰を回すストレッチをし

ちょっと腰が痛いかな?と思ったら休憩室で前屈をしてやり過ごしました。

お尻については、前日病院から戻ってきたときに気付いたのですが

軟膏は朝晩の1日2回使ったほうが治りが早いことを思い出し

この日から朝の軟膏注入作業が始まりました。

そしてこの辺りからお尻が少し大丈夫な感じになってきて

歩けばもちろん引き攣るし、傷は相変わらず痛いけど

トイレの後30分も動けない、ということはなくなりました

この頃からようやく毎日のリズムが出来上がってきて

18時に帰宅、サプリと一緒にマグミットを飲む

19時過ぎに夜ご飯を食べる

20時過ぎにトイレタイム到来!というスタイルが固定してきました。

傷口に触れるのが恐く、前回の経験から

気になって触れば触るほど余計なイボが生えることは勉強していたので

トイレの後は絶対に拭けません

ウォシュレットで洗い流してから水分を拭き取る、と言う具合で処理を終え

最後にお風呂でキレイに洗うという流れで落ち着いていました

が、トイレ後にも洗い物があったりとやることがいっぱい

少しでもトイレタイムがずれ込むと後々の作業がズレてしまうので

とうとうこの日は勇気を振り絞って(痛いから)

トイレ後5分くらい四つん這いスタイルで耐えてから動いてみました

すると、痛みは相変わらず残るものの

動けないほどではないことがわかったので、その後の時間が大分短縮されました。

自分が痛みに慣れたのか、それとも傷口が僅かながら塞がってきたのか

多分両方だと思いますが。回復を実感してちょっと喜びました

やっぱり全ては時間薬なんですね~しみじみ

 

5/26 術後7日目

ブロック注射の効果が薄れてきたようです

左足を上げると少し痛くなってきました。朝から絶望感

とにかく腹筋に力を入れて歩くことで少し痛みが緩和されるのと

前日からヒマを見ては行っている腹筋を意識して腰をまわすストレッチ

これを重点的に行ってなんとか回復を試みました

…が、午後に向けてどんどん痛くなってくる腰

動けないほどではありませんが、夕方まで痛ければ

明日出社前にまた注射を打ってもらおう。。。

夕方になってもどんどん痛くなってきたので、

早めに予約をしようと病院に電話してみたら

「木曜午後は休診」と虚しく響くアナウンス

え!どうしよう…また前回同様、明日出社して朝イチで電話するしかないのか?

とりあえずこの日は何もできないので腰は自分の筋肉に頼るしかありません

歩くのもだんだん痛くなってきて、直立で立っているのが一番辛かったです

痺れまでは訪れていないので、まだ回復の兆しはあるかな?

ちなみにお尻はまだまだ痛く、1日3回のロキソニンは継続中

でも術後すぐほどの痛みではありません

傷口から体液と血液が終始滲んでいる状態なので

切除後は毎日夜用ナプキンをつけて生活しています

その体液&血液の出ている量も少なくなってきたと感じたのがこの頃です

ちょっと汚い話ですが、職場で普通にトイレに行って(小)

拭く時、一緒にお尻の谷間の延長戦上にあるラインも拭くのですが

(体液&血液が後ろまで流れているので。匂うし。。。)

その時やっぱり気になるので傷口付近まで拭いてしまいます

この日はけっこう近くまで拭いた気がしたので

傷口が開いてないか、恐る恐るティッシュを確認したら

青紫色の糸がティッシュについていました!

血がついちゃったかな?と思っていたら思いっきり紫の固形がついていたので

一瞬ギョッとしましたが、どうやらこれが傷口を縫った際用いた糸のようでした

こんな色なんだ…というか、糸本当に溶けてるんだ!

相変わらず痛いけど、ちゃんと治ってるんだな~と実感

早くお尻の痛みから解消されたい。。。

 

5/27 術後8日目

スキンタグ切除をしてからこの日でちょうど一週間が経過しました。

術後は早く時間が経たないか、どうしたら傷口が早く治るのか

そればっかりを考えていましたが

途中で勃発した腰痛により意識が散ったこともあり、

ようやくこの日を迎えた感じでした。

腰痛自体は昨日より少し回復した程度

ブロック注射の病院は土日・祝日は休診のため

この日回復しなければ地獄の週末を迎えることになるのですが

どうにか腰まわしストレッチとか腹筋意識生活で悪化は免れています

お昼までずっとその状態を保てていたので、週末様子を見ることにしました。

お尻もなんとか普通の歩き方に近い動きができるようになり

あとは、傷口に余計な負担をかけないよう過ごすだけです。

ちなみにこの日のトイレでも昨日と同じように紫色の糸が出て来て

これで完全に糸がなくなったようです

夫に「トイレで糸が出てビックリした。これは傷口が塞がった証拠だよね!」と言うと

傷口を縫うのに用いられる糸は体温・体液で溶けるようになっているので

傷口が閉じようが開こうが糸は溶けてなくなるんだそうです

でも、体液が出る=新しい組織ができている。ので

通常の人であれば糸が溶ける頃には傷口も塞がってくる。というのが実情だそう

塞がっていることには間違いはない。

そう考えればお尻の痛みも少しは軽くなったような気がします

私の傷は確実に塞がっている。長い激痛生活もそろそろ終わりかな?

スキンタグ切除後肛門近辺にできた堤防

ブロック注射が終わって病院を出たのが17時前

ついでなので、この時間を利用して術後の受診に行くことにしました

本当は翌日の水曜日が良かったけど

仕事終わりであの病院へ行こうとすると

受付が18時までのため、かなり早歩きor小走りじゃないと間に合いません

今はお尻に問題を抱える身なので

翌日に持ち越すよりは、時間に余裕のあるこの日がベストでした

受付に行くと1時間ほど待ちます、とのこと

やっぱり少し早い時間帯だと待ち時間も若干短い

少し外に出て時間をつぶすことにしましたが、

如何せんブロック注射したとはいえ微妙な痛みは残り

それを増すお尻の痛みはまだあるし

あまりウロウロできませんでした

と、そうこうするうちになんだか胃?お腹がすごく痛くなってきて

キリキリと差し込むような痛み。お腹を下すような痛みではなく

ただただお腹が内部からギリギリギリギリー!と痛くなってきました

便秘が続いた時の痛みに似ているような…?

最近はずっとマグミットを飲んでいるので便秘とは無関係のはず

脂汗まで出て来て、本当に体をくの字に曲げるような体制で歩くしかありません

これはヤバイ。何の痛み?もしやブロック注射の後遺症?

ネットで調べてみたけど該当するような症状は見当たらず

これはヤバイ。お尻のためにロキソニン持ってきとけばよかった…

仕方ない、まだお尻も痛いしロキソニンを新たに処方してもらおう

 

病院について5分くらいですぐ私の番になり

診察室に入ると先生が開口一番「どう?もうあまり痛くないでしょ?」

いや、めちゃくちゃ痛いですけど!

ここ2日は腰の痛みが上回っていたので息を潜めていたけど

腰が少し緩和された今、食い込む糸と塞がらない傷跡がずっと痛いです

「いえ、全然…」と答えてすぐさま診察台へ

どうせ術後の経過観察なのですぐ終わるだろうと思っていたら

先生が案の定「うんうん、すごいキレイになってるじゃない」と一言

毎晩薬を塗る時に鏡で確認していますが

肛門のすぐ横に大きな堤防ができてしまったこと、その堤防がとても固くて

今後この堤防と生活を共にしなければならないんだとしか思ってなかったので

傷口がキレイがどうかなんて素人にはサッパリわかりません

とりあえず無言で診察に耐え、

後は傷口を何らかの薬塗ったりして終わるんだろうと思ったその矢先

肛門麻酔に匹敵する痛みが尻を襲う!!!!!!

「いった!!!いたたたた!痛い痛い!!!」

あまりの痛みに叫び声が上がりました

なに、何してるの?痛い痛いと叫ぶ私なんてお構いなしに

先生が傷口をぐじぐじ指で開いてる?ゴシゴシしてる?のがわかります

傷口を指で何かしてるんです。痛い以外ありえない状況

ゴシゴシが終わった後再度別の部分をもっと強くゴシゴシしだして

「ギャー!!」と本気で叫んでしまいました。痛すぎる。拷問

しばらくゴシゴシしてから先生が「ふんふん、そんならこのくらいでやめとくね」

ほんの10秒くらいだったかと思いますがこちらは汗びっしょり

今、何が起きたの?傷口に塩でも塗ったの?と呆然

「ごめんね、こうやってほぐしておかないと皮膚が引き攣れちゃうからね

皮が引っ張ったまま固まってしまうから、これやらなきゃいけないんです」

縫った傷口を指でほぐして(?)いたそうです

それ…先に言って。せめて心の準備をさせて

心の準備したところであの痛みは訪れるけれども

今想い出しただけでもあの痛みはゾッとします。

そ、そうね。縫った所がそのまま固まったら

今皮が引っ張られて痛い状態がずっと続くもんね。理論ではわかるけど

もっと他にやり方ないの?こんな原始的な方法しかないの?

最後に痛み止めを入れてくれたらしく、肛門をぐぐーっと押して終了

肛門の傷口を攻撃された衝撃で体が硬直して動けない私に

看護師さんが「だ、大丈夫ですか?起き上がれます?」

といつものような会話が始まりました

ブロック注射の時も思ったけど、私が特別痛みに弱いの?

みんなは同じ様な施術されても叫んだりしないの?

もう痛みで泣きそうです

「どんどん回復してきてるから、後は来週のどこかでまた見せてください」

と先生に言われ、ふと気になったことが

「あのー傷口のところってもしかして縫ってるんですか?」

「縫ってるっていうか、傷口少し大きかったから神経を〇〇××…」

後半何て言ってるかよく聞き取れなかった

つまりは前回のスキンタグ切除よりもカットした部分が大きく

傷口が大きいので、早く回復するように縫いました、的なことを言ってました

「自然に溶ける糸使ってますから抜糸の必要はないですよ

今現在もどんどん溶けてきてますから。切ったとこもすぐくっつくからね」

え、もう糸溶けて来てるの??はやっ

ちなみに軟膏は中に注入するだけじゃなく、

やっぱ外の縫った部分にも塗布したほうが良いのか確認すると

「塗ったほうが良いよ。そのほうが治りも早いし痛みも違う」との回答

とりあえずまだまだお尻は痛いのでロキソニンを再度処方してもらって終了

帰り道で気づいたんですが、ブロック注射後の腹痛はどこかへ飛んで行ってました

お尻の衝撃がすごすぎて腹痛なんて消えてしまったようです

ショック療法とは凄まじい。。。

とりあえず少しずつお尻も緩和してきつつあるので

(それでも1日3回はロキソニンに頼らないと生活できません)

痛み止めを使いながら、腰に無理のない範囲で歩き方を改善しなきゃ…

私のように痔のせいで腰痛が悪化した人って他にいないんでしょうか?

検索しても出てこないんですよね

ヘルニアから痔がどうのこうの、はあるみたいなんですけど

ブロック注射がいつまで保てるかわかりませんが、

せめて今週いっぱいは平穏に過ぎて行って欲しいものです

 

お風呂上りに薬を塗る時、鏡で見てみましたがやっぱり回復具合はよくわからない

でも先生が言う通り縫った所がコチコチに固いのは自分でも心配だったので

今は縫い上げてるから皮膚が固いけど

溶ける糸を使っていて、尚且つ今は溶けて行っている最中なら

今この段階で固い部分をほぐすように自分でもしないと引き攣り肛門になってしまう?

将来的にトイレに障害が及ぶのは避けたいので、

意を決して自分でもほぐし作業にチャレンジしてみました

が!!!!

やっぱりめちゃくちゃ痛い!!!!!!!

初めてスキンタグ切除した時の初トイレくらい傷口を揉むのは勇気がいりました

痛いのわかってて揉み解すのは怖すぎる!

なんとなく指で左右にグリグリして「ギャー!!」と言いながら薬を塗布

これを毎日すれば堤防は消え去るかな?

人生初ブロック注射

5/24 AM5:00 激痛で目覚める

腰が尋常じゃないほどの痛み。今まで経験したことがない腰痛でした

もう全く横になることが不可能で、足を伸ばして壁に背中を当てて座っていましたが

その体勢もものすごくキツイ

左足(すべり症は左側の骨が折れています)が痺れるような感覚もしてきました

もう怖くなって、足が動かなくなるんじゃないか?とかアレコレ考え

しばらく前屈してじっとしていましたが、

この方法で昨日は回復したはずの腰が戻らない!

何か動く度にとにかく痛い。

お尻だって痛いのに腰が痺れを伴う痛み

これって大丈夫なの?今日仕事休むべき?

とにかく6:00頃まであれこれ体勢を試してみましたが、どれもダメ

病院を調べまくりましたが、どこも突然行ったところで無理そう

緊急の場合は来てください、とあるものの「予約優先」なので

一体何時間待つかわからない…

とりあえず仕事に行く準備をして、歩けないほどだったら諦めよう

着替える時にも左足を上げると激痛

靴下も履けない。ストッキングも履けない。ズボンも履けない

左足を上げるという行為ができなくなっていました

どうにか足を引きずりながら出社して、8:50頃病院へ電話。

すると診察前でしたがつながりました

腰痛がひどくて、とにかく診て欲しいと告げると

15:30なら空いているという話だったので即予約

この病院は整形外科ではなく救急的な病院で

とにかくブロック注射をしてもらおう、という魂胆で探し出しました

尻が治らない限りは何もできない

つまり、整形外科に行って電気当てたり牽引したりする治療じゃ間に合わない

お尻が回復しない限り腰痛も治らないことはわかっていたので

噂に聞いたブロック注射で乗り越えようと思いました

ギリギリまで仕事をしてヒーヒー言いながら病院へ

お昼だというのに電車が混んでいて、一駅分立つのも辛かった

直立するとどうやら腰が反る状態になるようで

ただ立つだけなのに腰が痛くてたまらない

実は会社を出て来る前ヘルニアの達人(手術するしか回復法がないと言われたらしい)

に話を聞いたところ

「ブロック注射の効果は人による。自分は2時間しか持たなかった」

と恐ろしい出来事を聞いたので、不安でいっぱい

上司の奥さんもすべり症からヘルニアになり去年手術をしたそうで

手術したもののやっぱり痺れは今も残っている、とか

私の症状を話すと「それはヘルニアで間違いない」とみんなから言われたので恐怖の塊

とうとう私も父と同じ道を辿ってしまった。

予備軍から本格ヘルニアに昇格してしまった…

 

病院についたのが15:30ちょうど

それから受付をし、病院で「当院の方針」という動画を視聴させられました

おかげで診察が実際に始まったのは16:00前

HPを見て分かっていたのですが、ここの病院の先生はものすごく若くて

40代前半か、下手すると私と同じくらいか年下かも?

ブロック注射とは経験がモノを言うまさに技術力の注射のようなので

若い先生でも大丈夫なんだろうか?とか不安もありました

症状について説明する際、そもそも腰痛勃発の原因が

痔の治療であることを話したところ

「はー…あ、そうですか…なるほど…」と微妙な反応

え、痔の痛みから腰痛に発展する人って多い気がするのにそんな反応なの?

ていうかそんな微妙な反応、隠さず話したこっちが恥ずかしいんですけど!

今から考えると先生はただのお医者さんなワケですから

すべり症という症状と歩き方とか色々痛みの部分を考えてただけかと思います

けど、あんな反応されたら「え、言い損?」と思ってしまう。。。

一旦診察台に横になって足を持ち上げる検査が始まり

腰を反ると痛い割には足をどこまで直立で上げても痛くありません

ふんふん言いながら先生がもう一度椅子まで戻ると

痛みの原因とか色々説明があった後、ロキソニン等で様子を見ながら

筋力をつけて自然回復する方法か

ブロック注射で痛みをホールドする方法がありますが、どうしますか?と

こちらはそもそも注射をしてもらいに来たので

「打ってください」と即答

私は知識があまりなかったのですが

ブロック注射とは、昔はすごく痛いものの代名詞だったそうです

でも先生が何度も言っていたのは

「ブロック注射を打つ前に神経の近くに麻酔を打ちます

この麻酔が少し痛いんですが、これのおかげでブロック注射自体は痛くありません

この麻酔の針も髪の毛ほど細い、現在の医療器具では一番細い針を使います

採血の針よりもかなり細いので、あまり痛くないですよ」

ということでした。もしかして昔は神経に直接打っていたのか?

そりゃ痛いはずだわ…

ブロック注射は必ずレントゲンで位置を確認しながら打たなければいけないらしく

特殊な機械の上にうつぶせになって行います

この台に上がるのが…痛かった

足を上げるのが激痛なので、一段一段すごく痛いし

うつ伏せで横になると腰が反ってものすごく痛い!

台の上に上がる前にズボンを少し下げるよう言われ、

ボタンをはずして少しだけ腰のあたりまで下げて横になりました。

ここから先はうつ伏せになっているので、どんな機械で透視してるのか全く不明

先生が麻酔を打つ前に、腰の部分をあちこち押しながら痛いか確認します

なんかうつぶせになっていたら痛みが麻痺してきたのか

一体どこが痛いのかわからなくなってきました

「ここは?」痛いです。「この辺は?」痛い…と思います。という具合に

不思議なことに折れてる部分が痛いはずなのに、

どんどん背中のほうまで痛くなってきて

これは筋肉が張っているせいで痛いのか、それとも神経で痛いのか

それがわからなくなってきていました

足の痺れがあると告げた時も「前のほう?後ろ側?太ももまで?足先まで?」

と聞かれたけど、歩いてる時に激痛が走るので座ったり診察台の上ではわからない

痛む場所をよく把握しておかなければ、診察台の上で恥をかくことになるんですね

背中のほうが痛いです、と言ったらこの辺?と上の部分を押してくれたのですが

「…う~ん、正直今は痛いというより押してもらったら気持ちいいくらい

これって凝ってるだけなんですかね?」とアホな質問を

先生が透視を始めると「ここの部分ですね」とすべり症の箇所を一発で見破り

ここに注射していきますね、と麻酔の準備が始まります

先生があまりにも簡単にすべり症の部分を発見したので

レントゲンの機能がついた専門の眼鏡をつけてるんだと思いました

「とうしめがね」みたいだな!とうとうドラえもんの世界に追いついた!

(本当のとうしめがねは壁を突き破って中が見える虫メガネ型なので違います笑)

とか思っていたんですが、レントゲンを上部に設置してる特殊な機械のせいでした

腰の部分にレントゲンの光が当たるのですごくポカポカしてきました

手術の時と同じように、患部だけが空いている専用のシートを上からかけられ

「ちょっと準備しますので待っていてくださいね」

と私の頭のほうで看護師さんと準備を始めます

この先生、無言になったら患者さんが恐がると思っているのか

ずっと喋り続けていました。同じことを繰り返し

「今から麻酔をしますからね。注射は痛くないですよ

ただこの麻酔がやっぱり痛いと皆さん仰います。でも一瞬で終わりますからね」

募る不安…まさか肛門への麻酔ほどの威力はないだろうと思っていたので

あれに比べたらどんな痛みもへのかっぱです

なかなか先生が訪れないのでつい顔を上げてみると、何本かの麻酔を準備していました

あれ…1回じゃないんだ麻酔。まあそうか、神経付近に打つんだから何回か打つよね

準備が終わり「じゃあ麻酔打っていきますね」で開始

最初の2回ほどは針を刺す痛みだけだったのですが

3回目くらいの麻酔で「次は少し深く打ちますね。ちょっと痛いかもしれません」

え…痛いの?やっぱり痛いの?

と思っていたら針がチクッと刺さる感触。

ずっと奥のほうに入る感覚がした途端「痛!!いたたっ!」と漏れる声

「ごめんなさいねー」と先生。3秒くらいかな?それでも痛かった

が、肛門への麻酔に比べれば(以下同文)

神経の一番近く、深いところに射した麻酔なのでやっぱり痛かったみたいです

でも、これ以降は全く痛みを感じませんでした

痔の治療のおかげで痛かったらすぐ声を出す習慣がついたよう(笑)

「じゃあ次はブロック注射打っていきますね

ちょっと中からガチっと固まる感触がありますが、心配しなくて大丈夫ですよ」

という先生の言葉通り、ブロック注射の液(?)が入ってくると同時に

腰の骨に不思議な感覚が…

何と表現すれば良いのか?体の内部から背骨をガシッと掴まれる感じ

はは~これが神経近辺に薬を行き渡らせているということか…

台の上に乗ってからブロック注射が終わるまで8分くらいでした

注射が終わって手術用のシートをはがしてもらったら

看護師さんが「あら、すごく汗びっしょり。そんなに痛かった?」と聞いてきました

いや、この汗は緊張もあったかもしれないけど、治療中のライトのせいだと思うんですけど…

この後注射が効いてくるまで動かずに横になっている必要があります、

と最初に説明がありましたが

果たしてどうやってベッドまで移動するのかしら?と思っていたら

看護師さんがストレッチャーをガラガラ持ってきて

「じゃあそのまま左側に転がるように移ってください。

上に機械ありますから立ち上がらずに転がってきてくださいね」

え?転がる?

私は回転に対してパニックになる持病があるので、え!!と思いましたが

先生と看護師さんが「COME!!」という感じで待ち構えているのでそんなこと言えず

目をつぶって左側に転がりこみました

仰向けになった状態で目を開けると

「じゃあこれからベッドに移動しますねー」とガラガラ運ばれる…

ストレッチャーで運ばれるということ自体初めてだったのですが

私のように回転恐怖症がある人は、意識を失っている状態じゃないと怖いかも

自分で動く場合は必ず回転しないように相殺しながら日々動けますが

ストレッチャーの上では運ぶ人の意のまま…

足元を中心に頭の部分だけ大きく向きをかえられたり

その逆で頭を中心に足の向きをかえられたり(今回はこっちでした)

自分で意識を保っていなければパニックが起こっていたかもしれません

尻と腰の痛み(この時点では徐々に薬が効いているのでそれほどないけど)

のおかげでなんとか正気を保てました

ベッド近くまで運ばれた時には「じゃあこのまま右側に転がってください」

と、再び転がれ指令が!!!

この時のことは全て緊急時のもので忘れよう、と目をつぶってもう一度転がり

なんとかベッドへ移動

左側にブロック注射をしたので左を下にしたまま

横向きで10分ほど横になるよう言われました

10分ほどすればその後は仰向けでもうつ伏せでも

自分のラクな体勢で横になって大丈夫だそうです

果たしてこのブロック注射がどれだけの効果を発揮するのか

せめて3日くらいは持ってほしい…

しばらくすると別の患者さんがブロック注射を受け始める音が聞こえてきました

受付にいた時に見えた20代くらいの女性のようでした

この方は首に注射を打ちに来たようでしたが

麻酔の時「少しチクッとしますよー」と言われたのに何の声も発していませんでした

ええ?あの麻酔に声一つ出さず?

終わった後先生が「大丈夫でした?そんなに痛くなかったと思いますが」と言ったら

「ハイ、大丈夫です」と涼しい声が。

マジ?痛くないの?あれ、首だからか?

え、もしかして私って痛みに弱いの?痛みに弱すぎるの?

謎です…同じように腰にブロック打つ人がいれば参考になったのに

 

10分くらい経ったかな?と思い仰向けになってみたら

今朝まで痛すぎてちっとも仰向けになれなかったのに

少しの痛みしかしませんでした。念のため足を立てていましたけど

すごい!これがブロック注射の効果なのか!と感動しました

でもちょっと痛みはある…完全に痛みを除去することはできないのね

前日は痛さで全く眠れなかったのでウトウトしていたら30分経過したようで

「いかがですか?」と看護師さんが確認

麻酔を打っているので気分が悪くなったりする人もいるらしく

ゆっくり起き上がってください、と言われベッドの上に座る体勢に

あ、座っても大丈夫だ。腰を反ってみたらどうだろ?ともぞもぞ動いていたら先生登場

「ちょっと立ち上がってみましょうか。痛みどうですか?」

あ、すごい!痛くない!いやちょっとは痛いけど、昨日今日の比じゃない

「すごい。痛くないです!」「よかったですね」と先生

今日は念のためシャワーだけにすること、通常の生活を送って大丈夫なこと

等説明があり、筋力をつけるしかすべり症の効果的な方法はないと再度言われました

結局今日の痛みは何だったのか?を確認すると

「痛いと仰っていた部分がすべり症の折れている部分だったので

その近辺に注射をしました。

痛さの部分をチェックしている時、背中の上のほうが痛いと言っていたのは

神経は脳に伝わるようにできているので、

実際の幹部とは別に痛みが脳に近い上へ上へと出て来るんです

なので痛みの一番下がやっぱりすべり症の部分だったの、ここが原因だと思います」

とのこと。ちなみにヘルニアではなく坐骨神経痛と呼ばれる痛みだそうです

折れた箇所の筋力が弱くなったことで支点を失った骨が神経部分にズレ

そこの神経が炎症を起こして痛みを勃発していたとのこと

痛いというのは神経の炎症のことなので、

炎症を一時的に鎮めてしまうことで突発的に起きた痛みを抑えることができるんだとか

なんかカラクリを詳しく説明してくれたので、ナルホド~と思いました

ちなみに効果については個人差があり、1度打っただけで再来院不要な人もいれば

翌日には再度ブロックを打ちに来る人もいるそうです

原因はすべり症であることが明白なので、とにかく筋力をつけてください。と

サポーターは持っていますか?と聞かれたので、

以前整形外科でもらったものがあると話しました。

でも今回はサポーターをしたほうが痛みが増したので使えないとも申告

「すべり症の改善に必要なのは背筋の強化なので

背筋を鍛えるためには実は歩くことが一番効果的なんです。

なので歩く時には自分の筋肉を使って鍛えるようにして

座ったり、動かない時にサポーターを使ったりするなど

上手に使い分けてください」と言ってもらいました

今後の生活で何が必要かをもう一度先生がしゃべりだした時

「軽い運動と、日常生活での筋力アップと、あとは(クスッ)体重を落とすことです」

え!先生今笑った?名言されなかったけど、今私デブって言われた?

衝撃でした(笑)

ちなみに軽い運動は今日からしても良いのか確認するために

帰り間際看護師さんに「運動って今日はしないほうが良いんですか?」

と聞いたら、引っ込んだはずの先生が再度出て来て

「日常生活なら今日は大丈夫ですけど激しい運動はやめてください

いきなり今日から腹筋背筋頑張ってやってもすぐに筋力つくわけじゃないですからね。

ははは」

と言われてしまいました

さすがにお尻が痛くて今日明日は何もできないけど

走っても良いか聞こうと思っただけなのに…

お薬手帳を受付に渡していたのでこの日はロキソニン等の薬は出ず

「また痛くなったら来てくださいね」で終了しました

支払いは3,500円ほど。さほど高くない

痺れるまではいかないけど、若干の痛みを残しながら本日は終了

どのくらいまでこの痛み止めは効くんだろうか?

今日からちゃんと夜ぐっすり眠れるかな?と

腰の痛みが緩和されたことで少し晴れやかな気持ちになりました

しかし麻酔は痛かった…

ブロック注射はあくまで治療の過程で用いられる方法で

これで様子を見てもダメな人は手術、という工程になるそうです

私はヘルニアではないので、ブロック注射に頼る感覚がどのくらいか

という状態になりそうです。

突発的にお尻をかばって痛くなった腰なので

できれば今回1度きりであって欲しい

とりあえず世に言うブロック注射はめでたく経験済みとなりました

痔治療の弊害・腰痛勃発

2018/5/19 スキンタグ術後2日目

この日はとにかくお尻に圧をかけないよう

本当に1日中横になって過ごしていました。

前回スキンタグ切除後新たなイボが出て来てしまったのは

トイレや日常生活で圧がかかった結果かもしれない!

と、いうのとお尻が痛すぎて何もしたくなかったから

起きるのは洗濯と食事の時だけ

とにかく縫っている糸がひきつって痛いようで

傷口ももちろん痛いけど

薬を飲んでも30分~1時間後にやっと効果がでて

3~4時間もすれば薄れていくという痛すぎる生活

痛み止めなしでは生きていけない。痛い止めも効かない時間がある

拷問のようでした。起き上がろうとしてもお尻が痛い

寝ても痛い。寝返りを打っても痛い

いいことなんか一つもない!!

夕食後(20時頃)にマグミットを飲み、今日のトイレは上手くいくか心配…

結局この日は0時過ぎにトイレタイム

相変わらず下すような感じのトイレでした

自分の力では出さずにゴロゴロっときて出たので、圧はかかってないはず

やっぱりトイレ後はお尻が痛すぎて10分四つん這いで待機

20分は痛みが去るまで何もできない。コレいつまで続くの?

とにかく縫っている糸がひきつって痛いようで

傷口ももちろん痛いけど

薬を飲んでも30分~1時間後にやっと効果がでて

3~4時間もすれば薄れていくという痛すぎる生活

痛み止めなしでは生きていけない。痛い止めも効かない時間がある

拷問のようでした。起き上がろうとしてもお尻が痛い

寝ても痛い。寝返りを打っても痛い

いいことなんか一つもない!!

 

5/20 術後3日目・日曜日

できれば横になっていたかったのですが

あまりのお尻の痛さに、翌日から仕事ができるのか

果たして社会生活をマトモに送ることができるのか?

それがとても心配になりました。

こんな状態でいきなり明日出社して、

お尻が痛すぎて仕事に行けないという事態は避けねば…

ということで社会生活を営めるよう、この日から慣らしに入ります

動きは最小限にするものの、歩く・座るという行動をするために

どれだけお尻に負担がかかるのか。どれだけの痛みを伴うのか

1日かけてその回避方法を含め探ることに

この日は車に乗って少し遠めの図書館へ

本を探す時にしゃがんだり(1回やったら痛かったのでアウト)

ちょっと背伸びしたり(セーフ)

本を抱えても大丈夫か、歩いたらどれくらいの負担がかかるのか

を実際に経験してみました

歩く時はやっぱり太ももの皮が動くのでお尻付近の皮も動くし

股が動くのでお尻だって体重移動に伴って動きます

つまり、皮が引っ張られ尻に食い込む縫い糸

めちゃくちゃ痛い。こんなんで明日歩けるんだろうか?

結局、どうにかお尻に負担をかけないよう変な歩き方に

もうこの歩き方でしばらく過ごすしかない…

この日もトイレはマグミットのおかげで難なくクリア

トイレ後はやっぱり20分くらい動けず

寝る時になって少し異変が。腰が痛くて仰向けに寝れない!

変な歩き方したせいかな?あー痛い。お尻も痛い

で、結局横向きになったり(動くたびにお尻が痛い)

腰が痛くないポジションを探して眠るのにかなりの時間を費やしました

腰が反ったら痛い気がする…もう足を抱えて丸くなって眠るしか方法がない

いててて、いてててと言いながら眠りについた夜でした

 

5/23 術後4日目・出勤日

最寄り駅まで歩いてどれだけ時間がかかるかわからなかったのと

腰が痛くて全然眠れなかったので、いつもより30分ほど早く準備開始

駅までの道はお尻を庇いながらひょこひょこ歩いていましたが

ひょこひょこ歩けば歩くほど腰が痛い…

どうするべき?でもここで腰の痛みをカバーしながら歩くと

またお尻に圧がかかって何かイボ的なものが出て来る予感が…

そう考えるとお尻を第一に考えるしか方法はなく

腰なんてどっかの拍子で何かの噛んでしまってる部分が戻るだろう、

と軽く考えていました

結局職場でもめちゃくちゃ痛くて、一番ラクな体制は前屈という不思議な現象に

椅子に座っていても腰を伸ばすと痛いので自然と猫背な姿勢に

それでも痛い時は休憩室までひょこひょこ歩いていって

椅子に腰かけた状態でペターっと前屈(太ももに胸をつける状態)したら

その後少し回復する。という行動を繰り返していました

お尻のために痛み止めを飲んでいましたが、腰にも効くのかしら?

この日もマグミットのおかげでトイレ自体は問題なく

いつもの様に四つん這いで痛みに耐えていましたが、四つん這いで腰を反らすと激痛

お尻と腰のダブルで痛みに耐えなければいけない苦しい時間でした

お風呂上りに軟膏を塗っていたら、縫った場所が明らかに固くなっていることがわかります

スキンタグを切ったはずの場所に余計な皮膚はなくなったけど

あきらかに堤防のような皮膚のカベができている…

これってまさかこのまま残らないよね?

私、とうとう肛門付近に堤防を作ってしまったのが治療の終着点ではないよね?

ちなみに縫っている部分から四六時中体液と血液が漏れるので

術後ずっと夜用ナプキンをつける生活を送っています

それでも眠る時は体液混じりの血液(ニオイがけっこうする)が漏れるのが恐いので

術前看護師さんがやってくれたようにお尻の谷間にペーパーを挟んで寝ています

これ、結構役立ちます。寝る時だけじゃなくて日中もやっていました

あまり奥に押し込みすぎると傷口にあたり、そのまま固まるので要注意ですが

谷間にティッシュ、画期的解決策です

 

腰痛に関してですが、実は私はもともと腰椎分離すべり症で

すべり症と診断された方ならご存知かと思うのですが

背骨の横に出ている象の耳(?)みたいな骨がパキッと折れている状態です

7年ほど前に腰痛がひどすぎて駆け込んだ整形外科で診断されました

幼少期に激しいスポーツをしていた人などによくある現象らしく

私は特別スポーツの経験はないのですが、成長の過程で折れることもあるそうです

折れた時は痛みを伴わないので気付かず

私のように大人になって腰痛を勃発して初めて気付く現象らしいです

ちなみに私の父もすべり症で、すべり症からヘルニアへ発展しました

すべり症はその後の病気の初期段階になり得るため

ヘルニア予備軍とも言われています

その時に「この骨はくっつくことはないので筋肉で支えるしかない」と言われ

要は腹筋と背筋で支えるしかない部分なのですが

どうやら最近のお尻事情のせいで背筋がすこぶる弱まった様子です

確かに術後2日目は横になっていたので筋肉は殆ど使っていません

恐らく肛門をかばうあまり、この短期間で筋力がガタっと落ちたようです

念のため当時支給(処方?)されたコルセットをつけてみましたが

コルセットで固めたほうが痛みが増す、というどうしようもない状態に

術後の診察で必ず1週間以内に受診すること、と病院では言われていたので

できれば次回お尻の病院に行くのは水曜日

お尻がこんな状態で早歩きできないので、

午後早退しようかなと思っていました。なので、腰の病院も水曜がいい!

とりあえず水曜まで腰が持ってくれればいいな、くらいに考えていました。

帰宅したらとにかくお尻のことを考えて横になりたかったのに

腰がいたすぎて横になれない!

なんだか段々神経を噛んだような状態になってきて

これ大丈夫なんだろうか?とものすごく心配に

結局夜も仰向け・横向き・うつ伏せ、どの体勢でも眠ることができず

右を下にして横向き、足を抱えて寝れば痛みが少ない。ことを発見して就寝

まさかお尻ではなく腰痛で眠れなくなるなんて思ってもいませんでした

筋肉ってすぐ落ちるんだな…