無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

スキンタグ切除

2017/8/28 スキンタグ切除に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※※※※※※※※お尻の話です…※※※※※※※※

 

 

 

 

 

前回内痔の治療をした際、穴付近に梅干しのタネみたいなイボが出てしまい

それが治った後に大きな皮膚のたるみができました。

最後に術後診察に行った時

「すぐ取れるからいつでも良いよ」と言われていましたが早8ヶ月

スキンタグ切除の場合は日帰りで治療できるけど

午前中は10時まで、午後は16時までに来院してねと言われていたこともあり

わざわざ半休取っていくほどでは…

と思っていたので延ばし延ばしになっていました。

他の病院も探そうと思っていたのに

結局この日受診したのは前回と同じ病院でした(笑)

実はこの日健康診断で仕事を休んでいたのですが

健康診断はもちろん午前中に終了

実は健康診断のセンターとこの病院がとても近いんですね。

なので、健康診断が決まった日に漠然と「この日切ったら1日で終わる」

と考え、早々に予定は決まっていました。

実際は健康診断後午後の診察まで大分時間があるので

一旦帰宅したから近いもクソもないんですが。

前回16時に病院に到着した時には、既に待合室は患者さんでいっぱい

16時午後診療の受付スタートのはずが、

16時過ぎに行った段階で1時間以上待ちますと言われた過去があります。

絶対切ろうと思っていたこの日、15:10に到着しました

が、既に2人病院の外で待っていたのは驚きました。

予約制にしてくれよ…つくづく思います。

16時過ぎてようやく院内に入れたのですが、

15:30の段階で20人ほど並んでいました。

恐るべし…休日明けのせい?(月曜でした)

ずっと立ちっぱなしで1時間待った甲斐あって10分ほどですぐに診療開始

皮を取りたいと伝えると

「よく覚えてたね。じゃあ診察して取れるようならすぐ取ります」

と言われ

実はこの段階ではまだ今日切れるとは思ってませんでした。

一回お尻の中をキレイにしてから(何日か軟膏を使ってから)

後日切除のため再来院になるだろうと思っていたので

何の心の準備もせず。この後どんな処置が必要になるかも調べず

本当に軽い気持ちで来院したのでした。

診察が始まると「うんうん、コレね。あ、ここにももう一つあるね

じゃあ今日取っちゃいましょう。すぐ終わりますよ」

と言われ「ラッキー!今日取れるんだ。用事が一気に終わってよかった」

くらいに思っていました。

術後出血が止まるまで安静にしていないといけないので

1時間~1時間半ほど横になっていてもらうけど、お時間大丈夫ですか?

と看護師さんに聞かれ。まぁ日帰り手術だし必要だよなと思い

お休みを取っているので時間の制約もないしちょうどいいや。と思いました。

が、スキンタグ切除とはもちろん名前の通り「切除」であり

皮を切ってしまうんですよね。

以前経験した内痔にゴムをかけるなんて手法とは違い

確実に切除するから出血するんですよね。

しかも切ってしまうということは…

 

「はい、ちょっとチクッとしますよ。痛いけどごめんね~」

と言いながら先生が麻酔?を打つんですが

これがムチャクチャ痛い!!!!!!!!!!

「っっっっっっっっ!!!!!!」と息を飲む叫びを上げ

診察台がちぎれて中の綿が出て来るのではというくらい、

診察台のヘリを握り締めました。

声にならないほどの痛み!!!!!!!!

しかも一瞬ではなく6~7秒続きます。

「はい、痛かったね~」で終了かと思いきや

「もう一つあるからこっちもちょっと痛いよ~ごめんね~」

の声と共に肛門に突き刺さる激痛

「いっっっっっーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

今回は確実に声が出ました。最初の部分だけ

ナメてました。やっぱり痔の手術ってとても痛い

だって肛門は色んな神経が集中してる上に粘膜だから

直接臓器だから、そりゃ粘膜の神経行き交ってる場所に

例え細い針だろうが何か刺されたら激痛ですよ。

肛門に針を刺されながらそれにようやく気付きました。

遅かったです。そして勉強不足でした。

内痔の輪ゴムかける治療も痛いと思ったけど

今のところ肛門への麻酔がダントツ1位です。

もう2発も針を刺されたことによって体中の力が抜け

しかしなぜか体勢は変えられず、診察台のヘリを握り締め続けました

その後ももう一度針を刺されたけど

既に麻酔が効いていたので大丈夫でした。

どうやって切除してるかはわかりませんが

「(1つ目)ハイ取れたよ~次はもう1つも切るよ~…ハイおしまい」

という感じで本当に早く切除が終了しました。

トータル5分くらい?

「肛門へ針」の衝撃により体が硬直し、

「ホラこれが今回取れた皮膚だよ」と先生が見せてくれたけど

首も動かせず、目だけ動かしてその取れた皮膚を確認。

なんか…焼肉のホルモンみたいでした。

もちろん皮膚だけカットするのではなく、少し根本の部分もカットしてあって

あの部分は一体何だろうか。と

痛みのあまりよくわからないことを考えていました。

放心状態だったのですが先生の声に何か答えるべきかと考え

でやっと絞り出したのは「うへぇ~…」というなんとも間抜けな声でした。

 

看護師さんに肛門付近に厚めにガーゼを当ててもらい

ナプキンをもらってセット完了。診察室の奥にある個室へ案内され

出血が止まるまで安静にしているよう指示がありました。

その個室が…どこかで見たことあるような…

採卵時に控室(?)で待機していたその部屋にソックリでした(笑)

思わず写真を撮ってしまった

 

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安静に、と言われたのでそのまま横になれば良いものの

どうにもさっきもらったナプキンの位置が前すぎる気がして

下着を汚したくなかったのでもう一度お尻のほうへズラし

一旦横になったものの、やっぱり履いてるズボンに血がつくのがイヤなので

再度起き出して下はパンツのみの姿で毛布をかけて横になりました。

しかしただ横になって待つのもしんどい。眠くもないし

またまた起き出してスマホウォークマンをセット

ゴロゴロしながらスマホをいじって時間が経つのを待ちました。

血が止まれば後はパラダイス!と思っていた私ですが

術後20分ほど経った頃、じわじわと肛門に鋭い痛みが…

どうやら麻酔が切れてきた模様

どんどん痛くなり、肛門がズキズキ痛みだしました。

しまった…ここまでは想定外だった…

どうやらスキンタグ切除の際はカットするだけで傷口は縫わないので

自然にくっつくまで傷口はほったらかしです

(ネットを見ると傷口を焼いて止血処理する等も書いてありました)

傷口が塞がるまで、ずっとパックリ開いた肛門と生活を共に??

とにかく術後20~40分の痛みはどうすることもできず

この痛みで初めて

「手術をしたんだ。手術ってやっぱり痛いんだ」と思いました。

もうスマホも触れず。肛門が一番ラクになるという体制=横向きの状態で

ただただ痛みの波が治まるのをじっと耐えていました。

この痛み、これから治まるの?もしや毎日ロキソニンが必要?

この段階で少し後悔し始めてました。もっと体調が万全な日にすればよかった

実はこの日健康診断で人生初の胃カメラを経験しており

経験者なら初胃カメラの時の衝撃は分かって頂けるかと思うのですが

運よく鼻から胃カメラを選べたにも関わらず、壮絶な検査でした

午前中に1日ぶんの体力を使い果たしたと思っていたこの日

まさか同日夕方に痛みによる脱力感を再び味わうとは

人生でこんな経験なかなかないかも。貴重な日でした(笑)

しかもビリビリと裂けるような痛みの途中ですごくガスを出したくなり

果たしてこの状態でオナラをしても大丈夫なのかとても不安でした。

出したい。でも傷口が恐い。どうしよう…聞く?

「何かあったら鳴らしてください」と用意されていたブザーに手を伸ばし考える

痛みを伴うならガマンしよう。と思ってブザーは押しませんでしたが

よくよく考えてみると、横になっている場所で

「オナラしても良いですか?」と質問するなんてとても間抜けな行為なので

常識ある大人なら聞かなくて正解だと、今なら明らかにわかります。

なんか痛みでどうにかなっていたようです(笑)

 

じっと耐えること30分ほど。ようやく痛みが治まってきて

(もしかするとビリビリとした痛みに慣れただけかも?)

術後1時間ほどで看護師さんが出血具合を確認に来ました。

少しずつ治まっているものの、まだ少し出血があるようで

「後ほど先生がまた診察に来ますので。

それで大丈夫なようであればお帰り頂いて結構ですよ」と再度ガーゼを交代

下着を脱いだ状態で横向きになりましたが、

どうせすぐ先生が来るんなら。とパンツを下ろしたままで待ちました。

今私、すごく情けない恰好をしている…

結局先生が来たのはそれから15分後くらいだったので

けっこうな時間半ケツ状態で横になっていました。

チラッと出血の状態を確認して、もう止まっていたみたいなので

帰宅OKサインが出てすべての治療は終了。

横になったまま看護師さんから一通り説明を受けました。

今日は運動・飲酒・シャワーは控えること、

その後「止血剤を入れています。水溶性なのでそのままで大丈夫ですが

トイレに行った時たまにドバーッと出てビックリされる方がいますが

異常ではないので大丈夫ですよ」と言われ

うっすら残るピリピリとした痛みに気を取られ、言葉の意味が理解できずに

何が水溶性なのにドバーと出るのか。大の話か?と理解不能

何が出るんですか?と聞いてしまい「止血剤が…」と再度話し始めたので

あ、トイレ言った時に血がドバーと出るってことですねとようやく納得

ピンとこなかった私も悪いけど、血が出ると説明して欲しかった

あえてオブラートに包んで言ってくれた看護師さん。もう少し説明を…

何か食べたらいけない食べ物とかありますか?と再度謎の質問をしてしまい

ニッコリ笑って大丈夫ですよ。と言われてようやく終わったーと実感

受付でお会計をした際、保険適用で5,800円ほど

薬は本来ならマグミット錠が出るはずなんですが

前回のマグミットが大量に残っており、

今回は軟膏とロキソニンの処方だけでした。

薬代が別途900円くらい。思ったほど高くなかった。

歩く時も別に何の違和感もなく、

普段通り早歩きしても問題はありませんでした。

電車で座っても痛くないし、あとは傷口が塞がるのを待つばかり

 

痔主なので当然かもしれませんが、私は便秘持ちです

ひどい時には1週間出なかったりします。

これは食生活のせいだと重々承知しています

最近はダイエットをしていたこともあり、青汁をせっせと飲んでいました。

実はこの青汁のおかげで、不規則だったトイレライフが

なんと2日に1回のサイクルにまで改善していました。

手術をした日はこの日に当たるサイクルだったのですが

さすがに胃カメラ検査の影響で昼まで絶食だったこと

絶食後の食事なので軽いものしか食べていないこと

夜ごはんも手術の影響か全然食欲がなかったのでそんなに食べなかったこと

という要因も重なり、この日は出ませんでした。

否、傷口が心配で少し我慢してました。

闘いは翌日に持ち越して、この日は夜用ナプキンをして就寝

そんなに痛くなかったのですが、念のためロキソニンを飲んで寝ました。

術後はしばらく肛門が腫れた状態になるとネットにも書いてあったし

今後2、3回のトイレは少し怖いかな~と思ってみたり

でも輪ゴム手術の時ほど痛みが残らなかったので

スキンタグ手術最高だぜ!と思って一日を終えたこの日

 

本当の恐怖はこれから始まるとも知らず…