無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

移植日決定

2018/1/25 生理到来

全く安定しない私の周期。どうなってるんだ

前回診察時先生からは、生理から10日後に受診するよう言われていましたが

定まらない周期から考えても10日じゃ早すぎるだろう、と

通常であれば32日くらいの周期なので14日頃で大丈夫だろう

と、思っていたもののそこは小心者な私

もし排卵されていたらまた今期も移植を逃すことになるので

安全範囲内を見越して12日目の2/5に受診

が、この日は案の定卵が理想のサイズに育っておらず見送り

先生が測っていた内容を見ると9.8mmと表示されていました(多分)

診察室で「まだ育ってないので3、4日後に来てください」

とだけ言われ。いやいや、前回の破裂卵胞は?と疑問

何の説明もないまま帰されそうになったので

もう破裂卵胞はないってことですね?

(ブラックホールは見えてなかったのでないだろうとは思っていました)

すると先生「へ?破裂?ああ前回の時のやつね。ないですよ」

で終わり

あれだけ時間かかって3か月も先送りになっておきながら…

この日のお会計は3,000円くらいで終了。内診だけの割に高いな

あとは卵が育つのを待つだけなので木か金には受診するように、と

実は3連休は結婚式に行くのでついでに旅行する予定でした。

しっかり金曜休暇を取って4日間満喫するはずだったのに。。。

悩んでるうちに木曜の予約がいっぱいになり

結局2/9(金)しか受診できなくなってしまった。

正直この段階でもまだ排卵は来てないだろうと思っていました。

なかなか排卵されないことに定説がある私ですので、

金曜に受診したところで「まだですね」→連休明け火曜がベスト

という流れだろうと思っていました。

9日は旅行先の友達と約束をしていたので、絶対14時までには

先方に到着しておきたい。つまり朝イチの診察じゃないとアウトです

予約がいっぱいなので9時になってすぐ当日予約の枠を確認すると

既に15:30以降しか空きがないという不可思議な状態に

何か打ち間違えたのかと何度もやり直しましたが、15:30以前はいっぱい

とりあえずセンターに電話して聞いてみると

「今日は朝早くから大勢お越しになってまして、

院内の予約機でしたら8:30から登録できるのでもういっぱいです」

と冷たい返事。どうしよう…移植って排卵前だっけ?後?

とりあえず聞いてみる

今回の排卵周期に合わせて移植予定ですが、排卵後だと遅いんでしょうか?

先生に確認するため折り返しとなりしばし待機

20分ほどして着信があり「排卵前にホルモン注射を打つ必要があるので

排卵が来てしまったら遅いです。排卵されてしまうと今期は移植不可です」

マジか!いくら排卵が遅い私でも13日にはさすがに無理かな?

センターの看護師さん(たぶん)に今日の午後から遠方に出かけて

次は13日しか受診できないことを伝え、生理が〇日で~という説明をすると

排卵されてしまうと無理なので、今期は難しくなりますがどうします?

カルテを見ると前回移植見送りになってますので…

最悪何時までにこちらを出れば間に合いますか?」

と聞かれ、18時には別の友人と約束があるので最悪11:30と返答

「今から家を出て何時までに来れますか?」時間は9:35

10時までには絶対に着きます!!←もう必死

他の方の予約時間の合間に詰めてもらう形になるので

前の方の説明が長くなると11:30までに出るのは難しいかも、

と念押しされた上でダッシュで家を飛び出し車を飛ばしまくりました。

この時点でお昼約束の友人には丁重にドタキャンのお詫び連絡

本当にギリギリ10時前にセンターに到着し、10分もしないうちに受診開始

けっこう無理が通るんだな、と安心したのと普段悪態ついてるセンターですが

この時ばかりは本当に感謝しました。

卵のサイズを見ると20.8mm!!いつの間にそんな育った?

前回のサイズ見間違いかな?と目を疑いました。

診察室で先生から(この日は初めての女医さんでした。

まだ知らない先生がいたことに少しビックリ)

「卵が今の段階で十分育ってますので、

この調子だと13日にはもう排卵後でしたね」

と言われてかなりビビりました。よかった…

移植は15日の午後に決定し、注射と採血。薬の説明があり終了

培養士さんからの説明のため上階へ上がります。

自分のカルテを自分で持って行くシステムなのですが

私のカルテにはどうやら大きな赤文字で「お急ぎ。11:30出発。時間厳守」

と書かれていてちょっと申し訳なくなりました。

培養士さんの説明開始。これは前回と同じなので特に真新しい情報もなく

ただ胚のグレードについて私が勘違いしていたようで

「グレードの良いものから移植する、ということで良いですか?」

と聞かれ、どちらもグレードは同じはずでは?と質問

実は最初に凍結した胚が5BBで、2回目に凍結したものは5BB´らしく

前にも聞いたのかな?でも2回目のほうがグレードが低いと言われると

俄かに不安になってしまう。そんなに違うんですか?と確認

「うちの場合のグレードの付け方は他の所よりも厳しめにつけてます。

実際前回のものよりは少し劣るというグレードがついていますが

BBというのは一般的に普通の状態を指します。

でもうちの場合は他の所でAと判定されるものも厳しくBとするので

あまり細かく心配しなくても大丈夫ですよ」

と言われ少し安心。

今日これから採血をして、それでホルモン値問題なければ予定通り15日移植

11日から薬の服用と座薬をスタートし、当日の14:40が移植の予定時間

その30分前の14:10には受付を終わらせておくこと、スカートで来ること

等の説明がありました。

その際トイレは必ず我慢してください、としつこく念押しされました。

一番最初に夫婦でセミナー受講した際も尿がパンパンの状態がベスト

と説明ありましたが、パンパンの状態で臓器の中に器具を入れられると

ピュッと出てしまうのでは、とくだらない心配をしてしまいます。

孵化補助法とヒアルロン酸の使用は以前からお願いしていた通りなので

こちらも漏れなく依頼済み。合計で+2万円かかります

が、少ない胚のためにはやれることをやってしまおう!!という意気込みです

何か質問は?と聞かれたため、もう一度排卵についての確認。

今ある卵を排出した後に受精卵を戻すので

排卵されたものが無事受精したと体に思わせること、と説明してもらい

もし血液検査の結果再びホルモン値に異常があれば、

打ったホルモン剤の影響はどうなるのか?も質問しました。

ホルモン剤というのはホルモン値を一番高い状態に上げるために打つものなので

これを打ったからといって卵が変形とか破裂卵胞になるということはない、と

私の場合は自然周期なので一時的にホルモン剤でその手助けをしているけど

完全に薬を使ってホルモンコントロールをする人は

最初からずっと投薬を続けるのでその後の卵の作られ方に

何らかの変化が起こる可能性は否定できないが

すべて医師の考えのもと行っているので培養士さんサイドでは

そこまで説明できないそうです。今の段階で不安であれば相談されますか?

とも聞かれましたが、カルテに燦然と輝く「お急ぎ」の文字…

いえ、時間ないのでやめときます。また異常があれば徹底的に相談します

と培養士さんとのお話はこれで終わり

続いて別室で採血からスタート。採血してくれる看護師さんが

とにかくめちゃくちゃ慌てていて怖かったです。「お急ぎ」のせいかしら?

また血が抜けないんじゃないか、筋肉注射失敗するんじゃないか

ってこっちが不安になるくらいものすごく焦ってる感じでした。

採血の時もアルコールの説明をすごく噛んだり、

気分悪くないですか?も噛んだり。

ホルモン注射の説明は短時間で4回薬の名前を確認されたし

急ぎ!の文字のせいなのか、彼女のもともとの素質のせいなのか

はたまた新人さん?なのか。あんなに採血前に緊張したの初めてです。

前日旅行の準備であまり寝てないせいか、血が抜かれて行く瞬間

血の気がサーッと引くのがわかりました。寝不足はいかん

で、筋肉注射

ものすごく緊張したけど既に何回か経験済みなので想像はできてましたが

今までの筋肉注射の中で一番の痛さでした。

あまりの痛さに声が出ました。「…っく、く、く。。。」と謎の声が

痛かった。とにかく痛かった。

でもこの後の新幹線の時間が心配で、気にしちゃおれん。

気づけば意外と時間は過ぎていて、受付で会計待ちの段階で11:20

私は11:30出発と表記があるが…まあ少しくらいは仕方ないのか

一応急いでる風を装ったほうが良いのか、コート着たり

荷物まとめてみたりしましたが

あまりにせっかちな人みたいで静かに待ち続けました。

それでもお会計に呼ばれたのは11:35頃。精一杯尽力してくれたと思います。

今回のお会計は9,410円。まあ注射打ってるし、なかなかの金額でした。

薬代がなかっただけまだマシか

その後帰宅して矢のようなスピードで準備を整え、14時には家を出発

11日から服用開始するので忘れずスーツケースの中に

座薬とデュファストン5mgを大切にしまって旅行へ旅立ちました。

そしてその後3日間筋肉注射の痛みに苦しめられました。

人とすれ違いざまに腕がかすっただけでも痛い!!!!!

あの人何か間違ったんじゃない?と疑いたくなるほどの痛み

筋肉注射以外の効率的な方法を誰か開発して欲しいです。。。