無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

尿道に管

2019/2/12(火) 培養結果確認

お昼の時間を少し遅めにして(色々理由つけて遅らせてもらった)

お昼から戻る前の14:10に電話

が、この時点ではまだ判断しかねるという状態

反応はあるように見えるけどまだわからないので

明日再度電話するよう言われました。

いつもならわかるのに?お休みだったことも影響してるのかな?

いやいや、培養士さん普通にいたしいつもと変わらないよね?

まさかダメなのかな…とあれこれ考えます

とりあえず明日10:00に電話するように、とのことでした

 

2019/2/13(水) 再度培養結果確認

なんとか2個のうち1個受精していました。

1個は結局反応ないままで終了、もう1つは反応ありで進んでいるそうです

5分割がこのまま進めば移植は2/16(土)になりそう、とのこと

またしても仕事休みの日。ラッキー♪

あとは胚さんが着々と育つのを待つのみ

仕事も休まなくていいのでだいぶ気持ちもラクでした

ちなみに薬は採卵の日確認したらまだあったので、追加受診はせず

(もしなかったら12日に必ず受診するよう言われていました)

しかし50%の確率か…1個できただけでもいいんだけど

なかなか胚のストックが増えないことが悩みでした。

もし複数受精していれば移植を数回に分けてすることができるので

仕事を休む回数も、体にかかる負担も(果ては通院の負担も)減るからです。

一度でいいから3個採卵できたうち全部受精して凍結にまわします、

という経験をしてみたいなぁとぼんやり思ってしまいました。

それでも受精しただけありがたいんですけどね。

成長が途中で止まっても結果は移植予定の16日までわからないジレンマ

まさにシュレディンガーの猫状態

とはいえ移植してしまったら激しい動きは避けなきゃいけないので

(あとはデブのまま妊娠すると大変なので)

この日から再びジョギングを頑張ることになります。3日だけね(笑)

 

2019/2/16(土) 9:15に培養室へ確認の電話

胚は無事育ってくれて、この日の14時に移植が決まりました。

まあ移植だけなので飲食の制限もなく。

ただただ睡眠が足りないなぁと思ったくらい(前日の夜更かしが影響)

満腹だとよくないかな?というか朝が遅かったこともあり、食事せずに移植へ

30分前に到着していないといけないので、13時頃に家を出ることに

この日は夫が休日出勤で不在でした。

色々準備して、出発前にトイレに行って移植へGO!

そして13:20頃センターに着いて愚かな私は気付きます

移植のためには尿を溜めておかないといけなかったはずでは!!!!!!!!

まさかまさかの数行前、ご丁寧に出発前にトイレに行ってしまった私

慌ててセンターに置いてあるウォーターサーバーで水をがぶがぶ飲みます

本当にがぶがぶと。これは…マズイ!!!!!

3杯目を飲み終わった所でさすがに周囲の目が痛くて

(この日は土曜日故受診者も、夫婦で来てる方も多く満員)

仕方なくカルテを持って上の階へあがります。

ちょっとでも尿が降りてこないかイメトレをするも早々に控室に呼ばれ

下着を外して待つように言われます

パンツで来てたので持参したスカートに履き替えて待ちます。

頭の中は尿を降ろすことでいっぱいです(笑)

ひたすらお腹に力を入れて、上から下へとなでおろして

こんな作業をしているので下着は直前で脱ごう、とスカートの状態で待機

すると13:45頃に早々に呼ばれてしまいました。え!早い

生きましょうか、と看護師さんに促されますが

「ま、まだ下着脱いでなくて…」と慌てて脱いで外へ出ました

(看護師さんは外で待機)

採卵室(兼移植室)へゆっくりゆっくり歩いていき、

40分くらいでどれだけ尿が溜まっているか心中穏やかではない状態

スカートをあげて、下に何か敷かれて移植が始まります

お腹にエコーを当てるのも全く苦痛はなく(なぜなら尿が溜まってないから)

この状態で果たしていけるのかどうかドキドキしていると

入室した先生から一言「ちょっと尿が溜まってなくてエコーが見えないので

今から管でお水を入れますね」と言われてしまいました

やっぱり溜まってなかったか。ああー13時の自分の愚かさを嘆いた瞬間

え、管で入れるって…尿道に管を通すというあの痛いとウワサの?

この行為はとにかく痛いという印象しかなかった私

自分が悪いのに「移植なのに痛いことされる!!」という絶望感でいっぱい

ちょっと違和感ありますよーと言われて覚悟しました

が、入れる瞬間はあれ?と違和感あったもののその後は特に何もなし

お水入れますねーと言われて

その後確かにオシッコ行きたい感じが増していくようでした。

ちなみにもちろんですが人肌のあったかいお水を入れられたので違和感はナシ

うわー人工的に膀胱をパンパンにされている…面白い

と思っていました。管を抜く時も特に痛くありませんでした

尿道に管を通すという所業にドキドキしていたせいで、実際の移植の記憶はあまりなく(笑)

なんか膀胱のパンパン具合を気にしていたら終わった感じでした

先生にはとにかく(股を開いた状態で)謝った記憶しかないです(笑)

しかし、移植後の注射が痛かったのは相変わらずハッキリ覚えています。

これさえなければ痛くないままラクに終わるのに

移植が無事終わってすぐトイレへGO。

今回は極限までトイレを我慢している状態ではなかったので

(そもそも自力で尿を溜めていない)注射の痕をかなりモミモミしながらの

余裕のトイレタイムでした。

自分の腎臓で作られていない尿を出している、とちょっと不思議でした。

次回の受診は3/2(土)。これから2週間再度ドキドキする日々が始まります。

今回は採卵が11万円ほど、この日の移植も11万円ほどでした。

孵化補助はお願いしましたが、培養液は今回希望しませんでした。

ちなみに薬については自宅にあった在庫をきちんと数えていたので、

今回は無駄に薬を処方されずにすみました。

高い薬だから余らせても仕方ないし、もし妊娠したら無駄になるかもしれないし

(と思っていたのですが、着床後も一部の薬は服用を続けるそうです

ホルモンの問題かな?)

しかし数を減らしたにも関わらず薬代は9,000円近くしました。うむ高い

この胚が無事着床するかどうか、多分胚側の問題もあるんだろうけど

やっぱりどうしても着床していて欲しい

ダメでした、というあのガッカリ感はもう味わいたくないなぁ。。。

かと言って自分にこれからできることはなく

なんならこの2週間の間に仕事で思い荷物を持つ機会もあり

なんか毎回タイミング悪いなぁと思っていました