無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

ドーピング

2017/9/2 夫が泌尿器科で投薬結果を確認

精子凍結の際には凍結できた数が増えていた!と喜んでいたのに

泌尿器科では思うような結果は得られず…

調べたところ、死んでいるのが4匹

頭がつぶれているのが2匹発見できたとのこと。

だいぶ前に2人で泌尿器科を受診した時には

死んでいるものすら1匹も見つからなかったので

それに比べたらすごく効果が出ているように感じたけど

先生曰く、今のこのサイクルが合ってないのかもしれない。と

以前は3週間飲んで1週間休む、というホルモン投薬をしていましたが

最近は少し変えてみて2週間飲んで2週間休む。というペースでした

どうやら3週間飲んだほうが効果は出ていたそう。

とにかくホルモン治療で効果が出ることはわかっているので

次回の採卵に合わせてドーピングを薦められました。

採卵の時にはフレッシュな精子が必要なので

大体その時期がわかったら調整して自分で飲むことに

で、大量のホルモン抑制薬をもらってきていました。

2週とか3週とかのサイクルはあくまで手探りの状態で

その時たまたま調子がよかっただけかもしれないし

その他要因があって2週の時は結果が出なかったのかも。

夫はホルモンが異常値なわけではないので、その見極めは難しいそうです。

あくまでサポート的に飲む感覚で。。。

とは言えホルモンを抑制するということは結構体に負担がかかるので

あまり飲み過ぎるのもよくない。

「採卵に合わせて精子の数を増やす」

ことだけを目的として飲んでいるこの薬が、

あまり長い期間飲み過ぎると別の部分に影響があるようで

なので本当にドーピングなんですね。

ホルモンが極めて低かったり高かったりすれば

一定期間飲んだほうが良いそうですが。

あくまで正常値の人には負担なんだとか

ちなみに頭がつぶれていた、という表現は先生が言っていたそうで

頭がつぶれてたら奇形じゃん!と思いましたが

夫の場合は顕微授精に必要な精子なので

しっぽがなくても頭さえあれば良いそうです。マジ?

自然妊娠に必要なのはしっぽがあって泳げる精子くんですが

顕微授精は培養士さんの手で人工的に受精させるので

卵子まで泳ぐ必要がないという。なんという生命の神秘!

まぁ頭だけでも問題ないって先生が言うんだから、そうなんだろうな

しっぽはあくまで付加物だったのね

シャトルの羽根みたいなもんかね

と、ドーピングが決まったからには次の生理後からまた注射を初めて

早いとこ採卵の日程を確定させなきゃな~

その前にスキンタグの完治と

もう1年近く言っていないセンターを治療前に一度受診しておかねば…

 

 

 

そんなことを考えていたこの日

いつものように走りに行ったら人生初のけっこうな捻挫をしてしまい

2キロの距離を足を引きずりながら帰宅し、救急へ駆け込むという事態に

走る時にスマホも現金も持っていない自分を呪いながら帰宅し

こんな日に限って飲酒してしまっていた夫を呪い

(精子のために禁酒していましたが、今回の結果を受けてラスト飲酒でした)

夜中12時だったためタクシーの夜間料金を呪い

救急での医師の対応や救急治療費を呪った散々な日でした。

幸い骨に全く異常はなく「単なる捻挫です」と笑い気味に言われましたが

歩けない捻挫を経験したのは初めてだったので

もう一生走れなかったらどうしよう!と一人青くなっておりました。

そして、足が使えないということはトイレで踏ん張ることもできないので…

(そのいきみが痔の原因!)

相変わらずトイレのたびにお尻は痛いし

まだ生理終わってないし(終わりかけなので生理痛はない)

足は動かせないし

これが厄年ってことか~となんとなく感じました。

今年36歳、数えで37歳。本厄です

女性にとっての大厄は32歳の時(数え33歳)

厄のせいかわかりませんが、

32歳には2か月の間に2回インフルエンザにかかりました(AとB)

で、これを聞いた母が慌ててお祓いに行ってくれたそうです

後日お札が届きました(笑)

私は神社仏閣が好きでよくお参りするのに

あまり厄年に関しては関心がないというか、興味がなく…

毎年何万人と厄年の人間が出現するのに

みんながみんな同じ年に厄介事があればこの世は不幸人ばかりじゃないか

と思っているので

信じてないわけではないんですが

どちらかといえば楽観主義で、今回の捻挫だって

捻挫でよかった~骨折だったら大変だもんね。

いつもより遅い時間に走ってたから車も少なかったし。

交通量多かったらはねられてたかも~

くらいにしか思ってませんでした。

でも、この話を母にすると

「厄年は本人じゃなく周りの人が不幸になる。夫が死ぬよ」

とか言われ。この言葉も半分信じていませんでしたが

結局しばらくしてお祓いに行ってきました。

最近仕事でも大きなミスをしたりして、ちょっと続いていたので

採卵のこともあるし気持ちの切り替えのためにも。

夫にはまだまだ健康でいてもらい、立派な精子を作り出してもらわないと

ドーピングしてでも。