無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

唐突に治療スケジュール決定

9/17から私が実家に帰っている間、夫も連休に併せて有休を取り自分の実家に帰省していました。

実家で少しゴロゴロしたついでに精子凍結へと向かったそうです。

そしたらいきなり精子くんがいて、見事凍結成功とのこと。

凍結に行くことも知らされていなかった私はあまりにも簡単に成功して拍子抜けしました。

本人は実家に帰ってリラックスしたからだ♪と鼻息荒くして言っています。

それじゃまるで私がストレスを与えているようじゃないの…否定しないけど。

ちなみに我が家では諸事情ありまして、夫が炊事担当です。

家事から解放されたので心からゆっくりできたのかもしれません。


やはりたくさんの妻たちが容器を持って訪れる中、

男性一人で待つのはなかなか勇気がいったそうです。

うん、よく頑張ったね!

おかげで10月の生理周期に併せての不妊治療スタートが決まりました。

精子くんが現れなければスタートにも立てなかったので、これで本当に始まります。

 

そこで問題になってくるのが私の読めない生理周期。

相変わらず9月も生理が始まったのが9/17と帰省初日。

どんなに不妊治療スタートを9月にねじ込んだところで、診察ができなかったので無理でした。

延ばしてよかった。

前回受診した際排卵が読めないと先生に申告したところ

「最悪の場合生理2日目までは内診できますから」と言われていたので、

生理が来そうだな~という時か本当に最終手段で生理2日目に行こうと思いました。

と、10/20の21時頃思いがけず生理到来。

こんな時間じゃ病院やってないよ!トホホ

結局生理2日目に受診することになりました。

 

10/21排卵の確認。生理中の内診なんて初めてだったので先生に申し訳ない気でいっぱいでした。

生理中にごめんなさいね、と先生が一言断って内診してくださり

内診後先生が「じゃあちょっと拭いてあげて」←男性医師だった。。。

と看護師さんに指示し、はーいと軽い感じで拭いてくれたり

すみません、とつい口に出てしまうんですが「いいのよー」みたいにサラッと言われて変な罪悪感がなくなりました。

この日の男性医師はすごく優しくて、丁寧に説明もしてくれるし良い先生でした。

卵がキレイに排出されてましたので、どうします?もう今期から治療始めますか?

お願いします。と頭を下げると、じゃあ頑張りましょうね!と優しく言われ

ああー前回の流れ作業女医とは全く違うじゃないの先生に差ありすぎ。

 

排卵を確認すればその日で終わり、と思っていた私。

甘かった。その後謎の血液検査勃発。

よく覚えてないんですが、確か「採卵時麻酔をするので、貧血がないかを確認する程度」

と言われた気がします。

まさかまた血を抜かれるとは思っていなかったので驚き。

採血する前に今後毎日注射を打って卵を育てることなど軽く看護師さんから説明がありました。

そしてその日から排卵を抑える「ナファレリール点鼻薬0.2%」を12時間おきに使用するよう指示あり。

その他も何か色々待たされて、何かあらゆる説明を受けた気がします。

内診と、今後の不妊治療についての説明くらいかと思っていたため、そんなにお金を持ってきておらず。

会計で名前を呼ばれた時には20時半頃。(予約なし受診のため、診察スタートが19時頃。おそっ)

金額を見てビックリ。15,000円ほど。

夫から1万円だけ預かってきていたのと私の所持金が3,000円ほど。

足りない。とても足りない。

カードが使えるか確認すると「現金かデビットカードのみ」とのこと。

デビットの使えるカードも持ってないし、絶対絶命…!

明日から注射始まるので、残りは明日で良いですか?と所持金全部で支払おうとしたところ

「今日はお薬も出てまして、そちらも1万円ほどしますが…

こちらのお薬は必ず今日から使っていただかないといけないものですので…」

と非常に言いにくそうに言われた。

薬局はカード使えるそうなので、とりあえず何かのために1,000円だけ残してその日は12,000円を支払いました。

不妊治療って本当にお金がかかるのね。

 

薬局に辿り着いてさっさと薬をもらって帰ろうと思ったら

こちらの薬局初めてですのでカルテを~とどこでもある謎のやり取り。

こういうのあるから併設薬局にはあまり行きたくないんです。

自宅近くの薬局で済めばいいのに。

でもこういった高度医療薬品は専門病院そばでしか手に入らないのも事実。

なんだかうまくできている。

薬局では他に1人しか待ってなかったはずなのに、

まずカルテを作ってるのかやっと名前を呼ばれたのが21時近く。

点鼻薬は8,000円ほどでした。高い。

先生のSTOP合図があるまでは絶対に続けてください、という言葉と

点鼻薬の使い方・12時間毎を口酸っぱく言われてようやく帰宅。

帰宅したのは21:15頃…

夫が今か今かと帰宅を待っていて、から揚げの準備をしてくれていました。

帰る直前に揚がるようにしたかったのに、連絡くれればよかったのに!

と妻のような文句を言われました。

夫のから揚げはとっても美味しかったです。

明日からの注射がんばろう。

 

そしてこれから始まる不妊治療に向けて、

しばらく行けないであろう1人カラオケに食後すぐ繰り出したのでした。

私の数少ないストレス発散方法、1人オールカラオケ

朝6時まで8時間歌いっぱなし。

しばらく歌いおさめ。

夫にもっと味わって食べてと言われながら食事をかきこんで、

一人いそいそとカラオケへと出かけて行ったのでした