無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

遂に2度目のスキンタグ切除

2018/5/15 生理開始

前回の生理からかなり時間がかかった…

前回から計算すると39日です。大丈夫か?

こうなるとまた排卵日も20日後頃になりそう

とりあえず次回のセンター予約(移植前検診)を16日後の6/1に設定

絶対この段階ではまだ排卵のけっこう前だと思うけど

排卵されちゃったら移植できないし、とりあえず。

と、ここで決心しました

残ったスキンタグ切ってしまおう!と

センター受診までは2週間ほど

前回スキンタグから回復する(通常のトイレが可能になる)までに

費やした日数はおよそ2週間。だったはず

次の移植がうまくいって着床すれば、あと1年は治療できなくなる

移植までにはお尻を普通の状態に戻しておきたい!!となると

やっぱり今しかない!!!!!

 

 

 

 

と、いうことで5/18 遂に2回目のスキンタグ切除へ

前回の自分のブログを読み返し、

術後のトイレが流血&号泣の連続だったことを思い出しました。

そして肛門への麻酔の痛みを思い出して早速お尻がキューっとなりました。

でも、いつまでもこの皮膚をぶら下げて生活するわけにもいかない

今後座薬を使い出したらまた新たなイボが出て来るだろうし

ホルモン剤だって結局お腹を攻撃するし

今のうちにできることはやっておかねば!

その後のトイレが悪夢のようなものだったことは強烈に覚えてるので

トイレライフが私生活に影響を及ぼさないよう、金曜に切除することに

(トイレライフだって私生活のはずだけども)

午後は仕事をお休みし前回と同様に15:10頃病院へ到着

やはり2人の方が病院の外で列を作って待っていました。

15:30を過ぎた辺りで徐々に人も多くなってきて、

15:50の段階で20人くらい待っていました。本当に予約制を強く望みます

ちなみにこの日は生理4日目

治療中お尻じゃなくて前から血が流れるのが心配だったので

前日までタンポンを入れていこうかどうか悩んだのですが

お尻の麻酔に何か影響があるのではないか?とか

あれこれ考えて、結局いつもの布ナプキンで行くことに

4日目ともなれば量も少なくなってきていたので、結果これでOKでした。

 

16:00前になってようやく午後診がスタートしましたが少し待たされ

結局私が診察室に入ったのは16:15頃

中に入ると先生が「皮取ってしまいましょうって話してた件ね。

あれ、今日取りますか?よし、取っちゃいましょう。すぐ終わるからね」

と会話もそこそこに診察台へ

まずズボンをすべて脱いでカゴに入れておくよう言われ

その次に下着をヒザ下まで下ろして診察台へ上がりました。

なんてったって私は切除ですから。ちょっとした手術ですから

血が出て来るわけですね。ガーゼの準備してる時も

「けっこう思ったよりも血が垂れてきてお洋服汚す可能性があるので」と

上に来ているシャツも胸の下までかなり上げられました

体は左を下にした横向きの状態でいつも診察を受けますが

その左下にもたくさんのガーゼとシート

股にも暑めのガーゼを当てられ挟んで待つよう言われました

これだけ準備すれば他はもうないだろうと思っていたら、最後に

「血が流れてくることがあるので、ここにもガーゼ当てておきますね」と

お尻の谷間の終着点辺りに大きなガーゼをググッと挟み込まれました。

へーそこにもガーゼ入れるんだ。そういえばCMとかでも

お尻の谷間を伝ってモレるという表現があるし

 

そうか、谷間さえ気をつければいいんだ。まさかの発見

これから生理時には谷間にティッシュ挟んで堤防を作って寝よう

そしてガーゼの数が増えるほどに私の緊張も増していきます。

いつ来るんだろう…先生が来たらもう最後

ドキドキして変な汗が徐々に出てきました。

待つこと2分くらい。先生が「じゃあちょっと見ますね」と診察

スキンタグをつまみ(?)「コレね、コレ取ってしまうからね」は、はい…

「ここにもあるな。これも取る?どうする?」

え、他のとこも取るの?蘇る恐怖の記憶

確か前回2か所切って、トイレの度にどっちの傷口も開いて激痛だった覚えが

う~ん…と即答できずにいると、先生のほうから

「この大きい方だけにしとこうか。痛くなっても困るしな」

ふ…ふぁい、それでお願いしまふ。。。

じゃあ準備するから、と先生が少し離れて、看護師さんが

「これから麻酔しますね~」と説明。きた、麻酔

ドキドキドキドキ…「ちょっと痛いよ~」

 

ブッスーーーーーーーーー!!!!!

 

い…痛い痛い痛い!!!!!!

やっぱり肛門への麻酔は一番痛い!!

あまりの痛みに身体が動いてしまいます。動くのはダメとわかっていても!

もう声だってすごい出てしまうし「いた!痛い!!いたたたっ!!!!!!」

看護師さんが私の腕のところをポンポンして「もう少しですからね」とか言うけど

そんなポンポンとか意味ないくらい激痛!!

これが何か所も続くのでもう、それだけで1年分の痛み使い果たしてる感じ

次の場所への麻酔も「っっっ!!いだだだだだーーーーーーーーー!!!!!!」

多分待合室まで私の声響き渡ってたと思います。

そんなのどうでもいい。肛門への針がどれだけ痛いかを

待合室に座っている皆もむしろ知っておいたほうが良い!

恥なんてどうでもいい。とにかく痛い。痛さ以外何もない!!

もう2回の麻酔で息も絶え絶え…

が、まだ最後にもう1回大きな痛みが訪れました。痛いとしか叫べない…

「これでもう麻酔効いてるはずだから。後はもう痛くないからね」と先生

ここは痛い?とどっかをつつかれた?引っ張られた?若しくは刺されたのかも

と言われたけど「だ、ダイジョブです…」

「ふんふん、ここはもう効いてるね。じゃあここは?」

本当は少し痛い感覚がありましたが、これから麻酔が効くんだろうと思い

「だ、大丈夫と思います」と返事

先生が「じゃあ切っていきますからね」と何か作業を始めた途端、

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

今まで経験したことのない痛みに襲われました

これは声が出ず「っっっっーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

と息を吸い込む音だけの痛さでした。声すら出せない

その音を聞いて少し慌てる先生と看護師さん

看護師さんがガシッと私の肩を掴んで「ごめんなさいねー痛かったですねー」と

いま…今何が起きたの?

今私の尻に走った衝撃は何なの?あまりの痛みに失神しそうでした

どうやらその部分は麻酔が効いてなかった所のようで

そこに先生がメスを当てたよう。。。

今想像しただけでも痛みが蘇って貧血になりそうです

「ごめんなさいねー。ここも(麻酔)しとこうか」しとこうか、じゃなくて

しないと死んじゃうから!!!!!!

そして再度訪れる激痛

「い…痛い!!いたたたたたっっっーーーーーーーー!!!!!!」

と泣きそうな声で口から漏れたら、看護師さんが冷静に

「これは麻酔ですよ」と

麻酔だろうがメスだろうが、痛いものは痛いんじゃい!!!!

と言い返したかったけど痛みに神経全部持ってかれててそれどころじゃない

こちらはもう虫の息です。ぜーはーなってます

そして再度「これは痛い?」の確認の後ようやく切除開始

痛みは麻酔で感じないけど、何か切られてるのはわかりました

多分切除するべき皮の部分をヒモか何かで縛っていて

そこの部分が引っ張られる感覚と、引っ張るものがなくなる感覚がありました

早く終わることだけを願う長い長い時間

先生は無言で着々と作業を進めます。

気づいたらお尻の辺りが再度引っ張られてる感覚がありました

すると、また走る激痛

「いたたたたっ!!!!!」メスほどじゃないけどすごい痛い!!!!

まだ痛いの?一体何やってるの?

もういい加減麻酔は効いてるはずでしょうが!!

「ここも痛いか、〇〇△△…」とか何かしゃべる先生の声が聞こえたけど

一向に痛みが去らないことで疲労困憊

結局この後もう一度肛門に麻酔を突き立てられて激痛に悶えました。

看護師さんは「最後ですからねー」みたいなこと言ってたと思います

当たり前だ。最後じゃなかったら困る。というか何でまだ痛いんだ!!!!!

痛すぎる。前回はこんなにまだ拷問じゃなかった…ハズ

最後にお尻の中に何かをググッと押し込んで

「ハイ、終わりましたよー途中痛いことしてごめんなさいね」と先生

私の顔のほうまでまわってきて「これが今回切除した部分ね」と

やっぱり今回も見せてくれました。

前回よりも大きかったこともあり、さすがに今回はホルモンには見えなかった

確実に皮でした。けっこう大きかったな。3~4センチはあったのでは?

お尻の辺りがじんじんしていて意識が保てなかったけど

とりあえず「うわぁ~…デカイ…」とだけ返事

これで邪魔なものなくなったから、ラクになりますからね。と先生

先生は手術用の手袋のまま見せてくれたので手も血まみれ

トレイも血まみれ、取れた皮も血まみれ

さすがに貧血まではいかないけど、オエーッとなる衝撃の物体でした。

看護師さんが「大丈夫ですか?ゆっくりで良いので起き上がってください」

と声をかけ、一連の治療が終了

「出血止まるまで30分から1時間くらい横になってもらいますね

お尻にちょっと厚めにガーゼ当ててます。

これを下着につけてください。なるべくお尻のほうにつけて下さいね」

と夜用ナプキンを渡してくれました。

ゆっくり起き上がった時、私があまりにも呆然としていたのか

「大丈夫ですか?気分悪くなったり、吐き気はありませんか?」と聞かれ

衝撃で呆けていただけだったので、大丈夫です。と起き上がり

ナプキンつけなきゃと座ったところで布ナプキンをつけていることを思い出し

「今生理中でナプキンつけてるんですけど、どうしたら良いですか?」

「今お渡ししたものにつけ替えても良いですし、

上からつけてもらっても良いですよ」

後ろのほうにナプキンずらすと前の部分がカバーできそうにないな…

「つけ替えたナプキンこちらでお預かりしましょうか?」

いや、布ナプキンだから捨てられない!布ナプキン持ち帰り袋持ってきてないし!

結局上から重ねてセットすることに。

装着が終わったところで「タオルを腰に巻いて、靴だけ履いて隣へどうぞ

ズボンをそのまま荷物と一緒に手に持ってきてください」

靴を履こうと体の向きを変えると、自分の服が汗でびしょびしょなのに気づきました

これは冷や汗。だと思う

人間恐怖に直面すると異常なまでに水分を排出する…

しかもこの段階で既にお尻にズキズキ痛みがありました。

麻酔本当に効いてるの?

ロボットみたいな動きでガクガク歩いていって、

カーテンで仕切られたベッドの奥のほうへ案内されました

 

「荷物そちらに置いて、ラクな格好で横になってください

横向きでも仰向けでも一番ラクな体制で結構ですよ

もし気分が悪くなったり痛みが強くなったりしたらボタンで呼んでくださいね」

と看護師さんが退出

腰に巻いていたタオルを剥いでカゴ置き、とりあえず仰向けに

でも真直ぐになるとお尻に負荷がかかりそうな気がして

足だけ立てた状態で横になりました

痛い…痛い…なぜ今も痛い?前回はだんだん痛みが引いてきたんだっけ?

あれこれ考えてスマホで検索。そういえば20分後くらいまでは余裕だった気が

時計を見ると16:30。切除にかかった時間は8分ほどでした

横になっているとどんどん押し寄せるビリビリとした痛み

ビリビリと裂けるような痛みと言うべきか。前回の3倍は確実に痛い

今日の麻酔は大きく失敗。いや、前回よりも大きいので全て3倍?(何が?)

スマホを操作しながらもお尻の痛みがどんどん増してきて、

再び大量の汗が出てきました。

なんでこんなに痛い?どうして麻酔が効かない?

というか、確実に時間が経つほど麻酔が切れてくるのがわかります

30分頃を過ぎた辺りではもうお尻が限界でなすすべもなく

スマホを見る余裕も、暑いかもと思って結ぼうと用意したシュシュも

全て投げ出してただただ横向きになって痛みに耐えるだけです

途中で治療を終えた男性(中年)の方が隣のベッドに入るのがわかりました。

どういう治療をしたのかは不明ですが、痛みは全くないようで

「これは根治術(?)という方法ですか?」とのんびり看護師さんに尋ねていました

既に私は虫の息で汗をダラダラ流しながら耐えている時間でした

なぜ一体どんな治療をしたらあんなに穏やかな声色に?

横になって休むということは、出血を伴う治療のはずなのに

なぜ痛みに苦しむのは私だけなのか?

色々考えましたが、頭に浮かぶのはただ「痛い!!」の文字だけ

体を丸めて痛みに耐えていたら看護師さんが来て

「お加減どうですか?痛い?」

とっても小さい声で「いたい…痛いです…」

頭も動くか動かないかの小さくコクコクして頷きます

「痛いですよね。これから麻酔が切れてくるので痛くなってくる頃です

出血の具合確認しますねー。あ、もうほぼ止まってますね」と一言

え、もう止まったの?待って待って、止まってしまったら帰されてしまう

今この一番痛い時間帯に病院から追い出されてしまう!!

「すぐ先生来ますからね。先生に診てもらって問題なければお帰りになれますよ」

やだやだ!今まさに痛みのピークを迎えようというこの時に

休める場所から追い出さないで!

看護師さんに背を向ける形で横になっていたのですが

看護師さんを振り向く体力すらないほど痛みが襲っていました

おかげで私の表情は見えず、言葉で返すしかないのですが

その声も小さくて看護師さんにスルーされてしまいました

何て言ったか覚えてないけど痛いから〇〇みたいなことを口にした記憶が

他の方の治療の合間に先生も確認に来るので、

それから5分後くらいに先生がようやく到着

「どれどれ?うんうん、キレイなもんじゃない。

もう血も止まってるから帰れますよ

じゃあ今日はこれで終わりね。痛いことしてごめんなさいね」

といつものセリフで退出しようとする先生

なんとか力を振り絞って、絶対聞いておかないといけないことを!!

「家に帰ってトイレがすごく痛いんです

痛すぎて自分の力で出すことができないので、

何か自分の力以外で出す方法を使っても良いですか?」

「マグミットあったでしょ?あれで柔らかくなるから」

「それでも痛いんです!もう痛いのが恐くて自分の力で出せないんです!」

と訴える私

すると私の言葉を遮るように「浣腸とかは絶対ダメだからね!」

がーん…実は浣腸を使おうと思ってました

自分の力で出せないなら薬に頼るしかない。それも強烈な外からの力で

やっぱりダメか…

「でもすごく痛いんです!トイレが恐いんです!」

「マグミット飲めば柔らかくなるから。マグミット飲んで?出るから!」

そこまで強く言われてしまうと…もう何も言えず

この押し問答がバカバカしく思えて思わず笑いが出てきました

すると先生もフフフと笑いながら

「出ないんです!とあなたもハッキリ言えればラクなのにね

とにかく薬を飲めば出るから、薬飲んで頑張ってみよう」

どうやらこの病院には「出ないものは出ないんだ!」と開き直る人が多いみたい(笑)

先生が笑いながら退出し、不毛な問答に看護師も笑っていました

「痛いですよね。トイレも痛いですけど頑張ってくださいね

今からが一番痛い時ですけど、さっき止血剤と一緒に痛み止め入れてますから

もうすぐそれが効いて来ますから、ラクになりますからね。

今はもうしっかり出血は止まっていますが、

これから立って歩くことで圧がかかるので再度出血すると思います。

でも今みたいに横になっていればすぐ止まりますので」と説明

その言葉を信じられないほどビリビリ度合はマックスです。

こんな状態で痛いから動きたくないんだ!と駄々をこねるわけにもいかず

お支払いを、と促されて追い出されてしまう私

ゆっくり起き上がり、ナプキンの位置を調整してズボンを履き

お尻に意識を集中させてるので相変わらずロボットみたいな動きで受付へ

治療(手術)をした人は看護師さんから札を渡され

会計の時に一緒に受付に出すよう言われています(多分手術した人専用の札)

無表情のまま受付で会計しようとすると「お名前お願いします」と

名乗ったはずなのに、驚くほど声が小さかったようで再び聞かれました

もうお尻にしか神経を集中したくないのに!

札出してるんだから察してよ!!

治療費は4,300円くらいでした。その後薬局へ

私の前に治療(さほど痛みを伴わない)をした男性を発見

彼は椅子に腰掛けず立った状態で待っていました。

私もできれば立っていたかったのですが

もう力が入らず。崩れるように椅子に座り込みました

座った衝撃で少し痛みがあったものの、麻酔ほどではない

大量の軟膏と痛み止め(ロキソニン)を処方されて終了

お薬代は1,000円くらい

この病院から我が家まで続く路線の電車に乗るためには、

最寄り駅まで13分くらい歩きます

違う路線で乗換をすれば病院から1分くらいの所に駅があるのですが

この乗換ができるか心配だったので(階段の上り下りがけっこうある)

平坦な道をまっすぐ進む13分コースで帰宅することに

途中ガラスに反射した自分の姿が見えましたが

頭がボッサボサでやや猫背、膝を曲げられない歩き方という

思いきり不審者の姿でした。でも尻が痛いから人の目なんてどうでもいい

歩きながらただただ思うのは「痛い!どうしてこんなに痛いんだ!」だけ

いつもの3倍くらいの時間をかけて、ゆっくりゆっくり歩いて行きました。

と、10分くらい経過した辺りで痛みが徐々に薄れていき

駅まで3分の2までの距離を来た頃にはほぼ痛みがなくなっていました。

人間とは恐ろしいもので、痛みがなくなると気が大きくなり

何も達成していないのに大きな達成感に見舞われ

自分でも不思議なのですが、途中でデパートに立ち寄り口紅を買ってしまいました

何故なのか、今でも謎です(笑)

なぜついさっきまで尻の痛みに呻いていた人間が

数分後カウンターでBAさんと会話しながら

挙句の果てに全く目的としていなかった口紅を買ってしまったのか

直近で一番の謎です

その後痛みは薄まったものの歩く度にガーゼを止めているテープが攣ってしまうのと

お尻にそれなりに走る痛みが恐いのでカクカク歩きながら帰宅

お尻から出血してるかどうかなんて自分にはわかりませんが

「立つことで圧がかかる」という言葉が恐くて、

帰宅してからはずっと横になっていました。

途中でトイレに行くのも恐怖でたまらない

できればずっとガーゼを当てたままにしておきたかったのですが

ガーゼしたままではトイレができないので仕方なく外します。

鮮血ではないけど何かと混ざって薄いピンクの血が全体にババーッとありました

生理の血は見慣れてるのに、お尻からの血はやっぱり別物なのか

その血を見ただけでふーっと溜め息が出てしまうほどです

前回はオシッコが傷口にしみて痛かったので、

前のめりの体勢で戦いを挑んでみると、なんと今回は痛みを感じませんでした。

あれ、傷は大きいはずなのに?ちょっとだけ拍子抜け

でも本番は小ではなく大です。本当の戦いを前に喜ぶ気にもなれず

帰宅して30分も経たないうちに、再度襲ってくるビリビリとした痛み

前回は術後こんなに痛みを感じなかったように思うので

やっぱりメス入れて広範囲切ってるから痛みが大きいのかもしれません。

こういう外の傷にもロキソニンって効くんだろうか?と思いながら服用

痛み止めってすぐ効果が出るわけじゃないので早めに飲んだ方が良いのに

どうしても学習できず、痛くなってから飲むので痛みに耐える時間が長くなります。

効果が表れるまでに30分、完全に効くまで1時間くらいかかります。

薬の袋にある注意書きを読むと「必ず5、6時間空けること!」

と大文字で書いてありました。

痛み止めの効果もまだ訪れず、お尻が裂けるような痛みを抱えた状態で

 

とにかく圧をかけないよう。その後はずっとベッドで横になっていました

圧がかかると結局またスキンタグ予備軍ができてしまう!という経験があるので

新たなスキンタグを作りたくない一心で安静にしておくことを決めました

この日は湯船はダメだけどシャワーはOK

前回のことがあるので、もしマグミットを飲んですぐ出るようであれば

切除当日にトイレに行こうと決めていました。

結局この日はご飯も食べずに眠ってしまって

トイレのために食べなきゃ!と食事をしたのが22:00頃

その前にマグミットを飲みましたがしばらく変化はなく

ベッドでゴロゴロしていたらまた眠ってしまいました

1:00頃に目が覚めて、お風呂に入ろうかどうしようか考えていたら

突然訪れる腹痛。これはトイレ?マグミット効果?

お尻がすごく心配だったけど、とにかくトイレへ直行

マグミットを2錠飲みましたが、下痢に近い柔らかさの便でした

お腹が痛かったので自分の力では出していません。術後のトイレとしては理想形

痛いんじゃないかと心配でしたが、かなり柔らかかったせいか全く痛くありませんでした

これには本当に嬉しかったです。やっぱり怖がらずトイレは毎日行くべき!

拭けないのでウォシュレットを使いたかったのですが、

前回のように傷口直撃で悶えるのも怖い

とりあえず水の勢いを最弱にしてお尻の片面に当て

ペーパーをそれで濡らしてお尻をトントンする方法に

途中までそうやっていましたが拭けているのか全く不明

結局ウォシュレットで優しく洗い流しました。ちょっと痛かった

が、トイレ後はもっと痛かった!

傷口がどうなってるのかわからないのですが、あまりの痛みにお尻を閉じられない

自分の部屋で下着もつけず、お尻丸出しのまま四つん這いで痛みに耐えるしかありません

10分はそのままの姿勢で動けませんでした。痛みが去るのをただ待つのみ

その後20分はビリビリ、ジンジンする痛みのおかげで動けず

これからトイレの度にこんなに回復に時間がかかるの?と心配

とにかくお尻にはあまり触らずそのままシャワーを浴びてこの日は終了

お尻付近は泡立てた手でかるく撫でる程度にして

水気を拭く時もキッチンペーパーでトントン外側を抑えるようにして終了

とにかくお尻に負担をかけたくない。それだけ

さすがに薬は塗らないといけなかったので鏡を見ながら注入

と、外の部分に薬を塗っていて気付いたのですが

どうやら今回は傷口が大きいので縫っているようでした

薬を塗るたびに指に当たる固い糸。鏡で見てもよくわからなかったけど

縫っているおかげでトイレの時に傷口が開かず、無事戦いを終えることができたようです。

と、ふと思い出される治療終了回の激痛

もう終わる頃だろうと安心していたのに、最後の最後で再び訪れる肛門への激痛

あれってもしかして、縫う時に刺した針のところが麻酔効いてなかったのでは…

想像したらゾッとなりました。

先生!ちょっと困るよ!ちゃんとやってくれよ!

相変わらずお尻はずっと痛い。痛み止めを飲んでも痛い

痛み止めが微かに効いている間に眠るしかなく(外傷にも効きました!)

おかげで翌日の土曜日もずっと横になっていました。

以前何かの映画で痔の手術をした人はずっとうつ伏せで生活をしているのを見て

もしや自分もうつ伏せで過ごさねばならないのでは?と心配

今回の手術では縫っているおかげでトイレの痛みはないけど

縫っているせいで糸?か皮膚が引っ張られてそれがとても痛い…

食い込む感じ?傷口も痛いのに、さらにその周辺を引っ張られる痛み

前回みたいに傷口が開いた状態だったら、トイレの痛みだけなのに

縫っているので今回は糸の関係でずっと痛い

どっちが良いんだろう?

傷口が塞がってくるまで1週間ほど

1週間は長い。この調子だったら月曜から仕事行けないかも?

お尻から血!!

移植する前に処方された薬が合わずお腹を壊す日々が続き

結局坐薬も強かったみたいで時々お腹を壊し

お腹を下す日々が続くと外にイボが出てきてしまい

そんな状態が続いた挙句、辛いものを食べたせいで

完全な下痢デーが2日続いた結果…

お尻から出血するようになりました。

垂れるほどの出血ではなく、下着につく程度の出血

でも少しではなく、トイレ行った翌日には血とはっきりわかる程度のシミ

切れ痔かな?と思い治るのを待っていたけど全然治らない!!

鏡で見てみると、どうやら外に出ているスキンタグ含め3つのうち

(いつの間にやら3つも出てる!!)1つの内側から出血してました

血マメ?みたいになってるのかな?

通常であれば治りそうなんだけど、

前回のスキンタグ切除後再び現れたスキンタグにそのイボがずっと当たってて

傷口がずっと何かに当たってるので治らないのかも?

切れてるのか血マメなのかわからない。でも確実にコイツから出てる

私は下着を汚したくないので毎日パンティライナーを愛用しています。

でもお尻の血はパンティーライナーではカバーできない位置

後ろにズラすとオリモノがカバーできないし

オリモノカバーしようとすると下着が血で汚れるし

どうしたら良いものか…仕方なく軽い日用ナプキンで対処

そんな状態がずっと続き、子宮鏡検査後もずっと血が止まらないので

とうとう思い立って病院へ

 

2018/5/2 連休前にどうにかしたい!

というか、正直病院で処方されるお尻の軟膏欲しさに受診

連休前だけど谷間だったせいかそんなに待たなかったけど

それでも1時間半はかかりました。疲れる…

今日はどうしたの?と聞かれ。垂れるほどじゃないけど出血がありますと申告

じゃあちょっと見てみようか、とすぐさま診察台へ

「ああコレね、ここもちょっと血があるけど。まあ薬塗ってれば治るでしょ」と

別の箇所の血が一体どこのことなのかは勿論見えないので不明

すると「これ前余った皮切りましょうって言ってたやつね

時間あったら取らない?仕事忙しいか?」←方言含めこんな言い方になります

スキンタグ…切ってもまた別のとこからイボが生えてくるので…

正直切っても同じような気がして。その後のトイレも恐怖だし

う~んと渋っていたら先生が「これが悪さしてるね」と一言

マジか!!!!!!!!!やっぱりコイツか!!!!!!!!!

いつか時間ある時取ってしまおうよ、と勧める先生

ここまで勧めるってことは…やっぱり弊害があるのね

いつでも良いけどいつか時間ある時取りにおいでよね、と先生

やっぱり取らないとダメか…悩む

さて終わりかな、と思ったら

「中に少し小さいのあるから、これに輪ゴムだけかけて今日は終わりね」

え!ここでまさかのゴム輪ですか?

と思ったところでいつものように中の何かが引っ張られる感覚

ああ~…何度も体験したけどやっぱり慣れない。気持ち悪い

ゴム輪かけたら治るのわかってるんだけど、その後肛門が腫れるから

それで新たに別の場所にイボできたりして大変なんだけど

一発で治る方法はないものか?

ゴム輪をかけられて、出ているイボを先生が中にグーッと押し込んで終了

今までずっとお尻の付近に何か出てる状態だったので

変な話、ずっと残便感があって気持ち悪かったのですが

先生が押し込んでくれたおかげで久しぶりにスッキリお尻!

相変わらずゴム輪の時の衝撃で体が固まったまま動けず

そしたら先生がいつものように私のほうにまわってきて終わったよの一言

今日は連休前で先生気分が良かったのか

「最近どう?元気?」と聞かれ思わず笑ってしまいました(笑)

は、はい。元気です(笑)「そう、よかったね!元気があるのが一番!幸せ?」

え、幸せ?今までこんなこと聞かれたことないのに!と笑いながら

はい、幸せです。楽しいです

「そうそう、楽しいのが一番!元気で楽しくね!」と肩をポンポンしておしまい

やっと私に先生が慣れてくれたのか?それか連休が楽しみなのか?

この先生こんなキャラだったっけ?と驚きました

この日は私が最後から2番目の診察で、最後の一人が残っていたのですが

先生がスキンタグ早く取りにきてね、の説明をしたり

薬は軟膏余分に出しとくから、とかマグミットはいらない?とか色々聞いて

どうした?いつもよりすごい喋るな?と思いました

マグミットは去年治療した時に大量にもらった残りがまだあるので不要

あれも飲み過ぎると下痢になり、結局新たな痔を作る原因になるので

便秘が続いた時しか飲まないようにしています。

青汁のおかげでそんな機会も減り、なんとかお世話にならず済んでいます。

軟膏たくさんください、とだけ言って先生の話も終わり

ありがとうございましたーと外に足を踏み出して体が出た瞬間

「お尻の皮を取る時は朝は10時まで、夕方は16時までに来てね」

とまだまだ続く先生の言葉

まだ喋るんかい!と面白くなり、とっくに閉まってしまったドアを再び開けて

「わかりました!」と返事。先生も笑ってました。私、からかわれた?(笑)

 

普段ならゴム輪かけられた後は怖くてトイレできないんですが

お尻に押し込む際、どうやら何かの薬も一緒に入れてくれたみたいで

これがお腹をゴロゴロいわせて…(多分)

帰って結局下痢。それでゴム取れちゃったのかな?

その日以来違和感ありませんでした。どこかで取れたみたいです(笑)

結果、押し込んでもらったイボたちもこれによって再び外に出ました

スッキリ尻も一瞬で消え去ったのでした

ゴム輪以外特に何か施術をしたわけではないので、

血を止めるためにはせっせと軟膏を塗るしか方法はなく

結局その後もなかなか血は止まりませんでした。

軽い日用のナプキンをずっとつけていましたが毎日使うとなると消費も早く

出血とは言っても生理ほどではないのでムレるし。痒いし!

軽い日用だけどパンティーライナーよりは厚みがあるので股がずっとゴワゴワするし

結果、パンティーライナー2枚をタテに連続して設置することで落ち着きました

これで前も後ろもカバーできる!薄いし!多少の出血ならカバーできる!

我ながら画期的な方法を思いつきました。しめしめ

病院に行ってからも出血はしばらく止まらず、

10日後くらいにようやく収まりました。長かったな~

次回はスキンタグ切除です。

今さら自分が過去に書いたスキンタグのブログを読み返してみて

恐怖が蘇ってきました。切除後のトイレとても怖い…

痛くても毎日行くべき?じゃないとまたイボできるよね?

今から怖くてたまらない…

子宮鏡検査

2018/4/26 子宮鏡検査当日

子宮口を広げるための前準備があるので9:00にセンター受診

朝イチだし車なのですっぴんでいいや、と日焼け止めだけで出発

が、食事は9:00までに済ませるよう指摘があったので

とりあえず朝食だけ取る時間を残して慌てて出発

そろそろ排卵始まった頃かな?生理遅かったと言っても

32日周期だったら生理後16日くらいでくるはずだよね。と思っていたけど

エコーしてみても何の痕跡もなし

先生も「周期の計算でいえばそろそろなんですが…

排卵されたばっかりなのかな?

でも内膜もずいぶん薄い状態なので、まだ排卵されてない可能性が高いです」

オリモノは2日くらい前に白く量が増えていたので、

昨日か今日頃には排卵されてるかと思っていたのですが

相変わらず自分のカラダが全く分かりません。ホルモン剤のせい?

子宮鏡検査に何の障害もないのでこのまま入口広げていきますね、と説明

さっそく作業に入る

…が!!!!!!

この入り口を広げる作業というのがとっっっっっっっっっても痛い!!

あらかじめ先生からも「生理痛に似たような痛みがあります」とか言われたけど

生理痛くらいなら、と思っていた私。甘い

人工的にぐいぐい広げられるので生理痛よりももっと痛い!!

あまりの痛みに「うぅ…」とうめき声が出るほど

スポンジのようなもので広げていきます、

マッチ棒くらいの〇〇で(←痛くて聞こえない)△△します…と言われるけど

めちゃくちゃ痛い!!

生理痛ってもしかして子宮口が広がる痛みなのか?

そりゃお産が痛いの納得です(ちょっと違う?)

とにかくあまりにも痛くてうーとかぐーとか言っていたら

看護師さんがカーテンの向こうからチラッとこちらを見て

「大丈夫ですか?」と一言。全然大丈夫じゃないけど

「…はひ…」と言わなきゃいけない辛さ。痛い。痛い。痛い。とにかく痛い

まだまだこれは序の口で、これを入れたまま

子宮口を時間かけてゆっくりと広げていくんだそうです。

つまり生理痛の痛いやつがずっと続くということ??

今になってそのメカニズムがわかり憔悴

「じゃあこれで処置は一旦終わりました。

立ち上がる時立ち眩みする人とかもいるのでゆっくり起き上がってね」

エ…それは痛みによる後遺症?幸い私は立ち眩みはなかったです

作業が終わり隣の診察室へ

この後看護師さんから15:00検査についての注意事項説明があること

抗生物質と痛み止めを処方するので、薬局でもらったらすぐ服用すること

等説明がありました。

今は痛みどうですか?と聞かれ、そういえば処置されてた時程じゃない

むしろ痛みはさほどない。気がします。最初だけなのかな?

で、検査に関して疑問点があったのでここでようやく質問

今回一度移植がうまくいかなかったので検査を薦められましたが

その他に何か移植前にしておくべき検査等はありますか?

凍結胚があと1つしかなくて無駄にしたくないんです、と切実に

すると「検査という意味ではこの子宮鏡検査で最後です

この検査後子宮内を生食で洗い流すことで着床率アップの効果があるため

検査前にいくつかストックを作っておかれる方もいますけど」

それ…早く言ってよ!!!!

確かに着床率アップするんだったら、

可能性にかけてストック作っておくほうが賢い

それをどうして検査当日の今言うの?なぜ今?

休みを取っている以上「じゃあ検査やめます」とはもう言えず。勇気もなく

本当にガッカリ。確かに採卵するにはまた30万くらいかかるから

負担が大きいのはわかるけど

私みたいにストック少ない人は1個の移植にかけるしかないんだから

そこは事前に説明しとくべきでしょ?

…多分このセンターは近隣で一番の実績がある病院でもあり

あらゆるトラブルを避けるために、

あえて言う必要のないことは言わない主義なんでしょう。

恐らく大きいが故色々なトラブルを同時に抱えていると思いますし

でも検査自体は保険適用で高くないんだから

選ぶ・選ばないは別として薦めてもいいのでは?

人によってはストックがあるのに再度採卵しろと高額治療を薦められた、

とかのクレームになるのかな?

なんだか色々モヤモヤします。

その私の考えを察知したのか、先生が

「胚っていうのは見た目じゃ健康度はわかりません

グレードがつけられているけど、これはあくまで見た目での状態

実際移植してみないとその胚が染色体異常があるのかはわからないし

実際健康な胚でも着床する確率は半分(50%)だから

前回のほうがグレード的にはよかったけど、着床しなかったということは

胚に遺伝子的な問題があって着床しなかったのかもしれない

それは誰にもわかりません」うーむ…

でもだからこそ、数をたくさん作って挑んでおきたかったんだけどな

朝の段階で子宮を広げる作業でかかった治療費は420円でした。拍子抜け

薬局では感染症予防の抗生物質と痛み止めが処方

こちらは570円でした。なーんだ安いな

 

帰宅したら軽く何か食べて準備しようと思っていましたが

帰宅したのは10:30頃

さすがに麻酔をかけることを考えたらリスクは避けたい

おかげで朝軽く食べた状態のままで断食突入です

水分は13:00までOKだそう

軽くメイクするつもりでしたが案内に大きな赤文字で

当日メイクは禁止!と書いてありました。危ない危ない

採卵とほぼ同じと思っておけばいいのね。

多分筋腫があると思うので麻酔をかけて色々することになりそうだから

検査後5時間くらいは病院から動けないことを想定

でも、移動手段がないので結局自転車で行くことにしました。

もし麻酔の影響で気分悪くても押して帰ればいいや

麻酔に備えてパニック防止のためにセニランを飲むべきか迷いましたが

麻酔が入る前から目をつぶれば回避できるかな?と思い今回は服用せず

14:30~14:45までに同敷地内にある産婦人科へ行くよう言われていたので

することもないだろうし14:40くらいを目安に出発したら

意外と早く14:30前に着いてしまいました

スカートで来るよう指示がありましたが、自転車だったのでズボンをはいて

スカートはトイレで着替ればいいや、と持っていきました

(検査の時は必ずスカートじゃないとダメなので)

産婦人科での検査は不妊治療してる人にはなかなか厳しい環境だと思います

実際出産後タクシーで退院するお母さんが2組いて

病院の前で記念撮影していました。

私はそこまで(気持ち的に)切羽詰まってるほうではないので

あ~退院か~天気よくてよかったね、くらいにしか思わなかったけど

不妊治療回数を重ねた人には厳しいかも

私もそのうち辛くなってくるんだろうな…

検査するのは手術室(と名前があった!)の近くの待機室で

カーテンで仕切られた2つのベッドのうち1つをあてがわれました。

さすが産婦人科になると点滴台が天井に刺さってるのね

 

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センターはあくまでも応急処置の場所なんだな、と実感。

案内してもらった看護師さんから

「ナプキンの準備だけしといてください」と言われてハイと言いましたが

ナプキンの準備って何??

とりあえずスカートに着替えて、ナプキンは装着するのかどうか考える。

と、ここで今日履いてるパンツがロングだったことに思い当たる

出て来る前に普通のパンツに履き替えようと思ってたのに…!!

まさかの失態

いや、行きはロングのパンツでも

替えのパンツ持って行けばいいやと思ってたのに…

替えのパンツを忘れるという失態

名前確認にきた看護師さん(ベテランぽかった。50代くらい?)に

ナプキンの準備って具体的にどうすれば良いのか聞いたら

「ナプキンとショーツをお預かりします」と

今履いてるパンツは脱いで行くんですか?

「替えのショーツはお持ちですか?」いえ…今履いてるのだけです

「では処置室に行く前に今履いているショーツは脱いで

それとナプキンを一緒にこちらでお預かりします」え!預かるの?

まさか人様にパンツを預けるなんて。脱ぎたてホカホカなのに

しょーがないのでパンツを脱いで、とりあえず綺麗に畳み

ナプキンを間に隠すように挟んで準備

15:00からの予定でしたが少し早めの14:52頃に処置室に呼ばれました。

処置室に入ってすぐのところにカゴがあり

「ここにショーツを入れてください」と。

よかった。手渡しで預けるんじゃないんだ(笑)

名前を確認され、スカートをまくりあげてお尻から処置台に昇ります。

右手に心拍数。左腕に血圧計(?)を設置されて処置を待つ

心拍数の音が無駄に緊張を誘って困りました。

深呼吸すればすごーくゆっくりになるんですが、

あまりにゆっくりすぎるとエラー音が出るようで

それにビビッて心拍数がすごく早くなってさらに焦ったり

無駄に体力使った気がします

ようやく医師が来て検査担当の挨拶、検査準備に入りました

膣に器具を入れて一旦洗浄した後

「これからカメラが入ります。

抵抗なければ右手にあるモニター一緒にご覧ください」と

見る気もなかったんですが看護師さんがこっちですよ、と指で合図

が…カメラが入る前にものすごく痛い!!!

胃カメラみたいなもんで、これも痛いのか?

え、待ってすごく痛いんだけど!!麻酔入れてくれー!!

と言いたくなるほどの痛み

モニターには一向に臓器っぽいものは映っておらず、

カメラが今現在どこを通過中かも全くわからない

先生が何かゴソゴソしてる間中ずっと痛くて

胃カメラだって違和感はあったけど痛くなかったのに!

あ、胃カメラの時は喉に麻酔効果のある水を飲むよう言われたからかな?

だったらなおさら今この段階で麻酔をかけて欲しい!と痛みに悶絶

どうすることもできずモニターを見ていたら一瞬暗くなった後

私の股の映像が…え、終わり?

「どうやら子宮口広げる作業がうまくいってないみたいで

全然子宮口が広がってないんですね。ちょっとカメラが入らないので

これから広げながら作業していきます。少ーし痛いけど我慢してね」

ええええええ!!!!!!!マジ?????

あの今朝の痛みは何だったの?

時間をかけて広げるはずの肉が人工的に広げられているわけなので

とにかく今朝の作業の10倍くらい痛い!!!

うめき声だって出まくるし、あまりの痛みに身体も動きます

が、そこは看護師さん動くと器具が外れるので膝をガシッと固定

ギャー!!!!足を固定しないで!!痛いんだってばーーーーー!!!!

悶絶

今朝の作業の後、診察室に入った当時痛みが治まっていたのは

恐らくスポンジが外れたのではないかと(私の想像)

なのであれ以降全く痛くなかったんだと思われます。痛み止めも飲んだし

もう全てを呪いました。下手くそめーーーーー!!!!!!

記憶にありませんが、心拍数は最高潮だったはずです

早く終わって…早く…もうムリムリーーーーーーー!!!!!!!!!!!

ようやくカメラが入る分だけ入口が広がったのか、先生が

「じゃあこれからカメラ入れていきますねー」と

こっちは疲労困憊でもうモニターを見る気力もありません

膣には器具が入ってるしカメラ入ってくるのもわかるし

ただただ脱力感。されるがまま

カメラが入る瞬間も痛かったし、奥に行こうとしたところで角度が悪いのか

先生が「ちょっとお尻だけ少しこちら側に動いてこれます?」

え…器具もカメラも入ってるこの状態で?

この下半身成すがまま状態の私に腰を浮かせて移動しろと?

力が入らず動けずにいたら看護師さんが急かします

「はい、お尻あげてー」…ううう…「はい、すこーし下に下がりますよー」

ぐぐぐ…

モニターに臓器が映りましたが胃カメラみたいにピンクではなく

ちょっと白っぽい臓器でした。

頭の向きを変える気力もないので本当にされるがまま状態

少し角度を変えながら先生が診たあと「うん、とってもきれいですね。

ポリープや筋腫等もありませんし」

え、筋腫ないの?あ、ポリープもないの?

「こっちが右の卵巣の入り口で、こっちが左の卵巣ですよ」とモニターで説明

どちらの入り口も(臓器なので)ぽっかり通路みたいに空いているわけではなく

お尻の穴みたいに臓器がキュッと閉まっているような状態が見えました

子宮の中もざっと見せてくれましたが確かにポリープや筋腫なんて何もない

拍子抜けしました。絶対何かあると思ったのに

じゃあ、なおさら着床しなかったのは運なのか?

「とってもキレイな子宮でしたね。問題ありません

じゃあ今日はこのまま中を洗浄して終わりですからね

この中を洗浄することによって着床率がアップすることが証明されています

検査は何も見つからなかったけど、無駄には終わらないですからね」

とジャージャー洗浄しながら説明あり

とりあえずポリープなくてよかった、ということかな?

股の所とかを看護師さんに拭いてもらって、心拍数や血圧計が外され終了

「じゃああとはナプキンだけつけてお部屋に戻ります」

入口近くにあるパンツを取りに…行ったけど

まだ診察台の向こうで次の人の準備をしてる看護師さんがいる前で

ベリベリナプキンを剥いで設置するのは躊躇われて

パンツとナプキンのセットを手にしたままドアに手を…

かけたけどドアが開かない!!

もうパンツ履きましたよ(履いてないけど)アピールして

ドアを開けてもらおうとしたのに、パンツ履く時間たっぷり待ってくれてるのか

誰もこっちを見てくれない

仕方ないのでナプキンだけ手に持ってパンツだけ装着。

そこで看護師さんが来たので終わりましたアピール

忘れてました。手術室って手でドアを開けるんじゃないんですよね

下のセンサーに足を入れて開けるシステムでした

手術室なんて入らないから知らないよ!!と思ったけど

必死にドアを手で横に開けようとしていた自分がとても滑稽で笑えました

部屋に戻りナプキンをセットしようかと思ったけど

内部の血が降りてくるのには時間がかかることは分かっていたので

(切除もしてないし)パンティーライナーだけつけて完了

ズボンに履き替えたところで看護師さんが登場

次回の診察は切除等何も処置がなかったので1週間後に来てください、と

食事もこの後何も制限はなく

本日は入浴不可、シャワーのみ。湯船には明日から入れます

夫婦生活は翌日から可

その他は普段通りの生活で結構です、と

運動について確認してみると

一応子宮の入り口を器具が入って傷つけているので出血があるはずです

普段通りで良いとは言ったものの、本日は運動不可とクギを刺されました

終了して受付で今回の検査費の明細を見たら2,450円でした

5,000円もかからなかった。保険適用検査ってすごい

普段不妊治療で高額な費用を支払っている私には

とても保険のありがたみが分かる金額でした。

帰宅したのは16:00頃。とにかくお腹が空いていたので遅めのお昼

そしてやっぱり緊張して寝不足だったようなので夜までぐっすり眠りました

22:00頃トイレに行ったらパンティライナーに血がついていたので

そこからナプキンに変更しました。やっぱり降りてくるのに時間がかかる

次は1週間後の検診だけか…と思いましたが

1週間後は既にGWに突入しているためセンターはお休み

え、どうすんの?何で何も説明がないの?

検査までの間に生理が来れば、生理12日目くらいの受診で可と言われたけど

6日目の5/2は水曜で夜診がないから行けないし

GW開けだったら多分人がいっぱいで診察できないだろうし

とりあえず異常がなければGW中に生理が来るはずなので

様子をみよう…と予約はしないことにしました。

多分生理のほうが先にくると思うし

と、いうことで現状は次の生理待ちになりました

これから再び高額な不妊治療の再開です…やれやれ

 

※ 余談ですが、帰宅して調べてみたら生理痛の原因の一つに

子宮口が広がることに伴う痛みがあるそうです

今まで生理とは子宮内膜が剥がれ落ちる痛みだと思っていた私

勉強不足でした。すみません。。。

他には子宮を収縮して血を押し出すことに伴う痛みだそうです

(プロスタグランジンというそうです)

血液がドロドロになればなるほど生理痛が悪化するそうです

ドロドロな血…自信あります

でも30代以降は血小板の影響で血が粘質になるそうなので、

少なからずみんな粘着質かと…

子宮鏡検査の予約

2018/4/6 生理がやっときました

注意書きには「生理2~3日目までに必ず連絡を」とあり

じゃあ連絡するのは翌日4/7(土)しかないじゃないか!

土曜は午前診のみなので、電話忘れないようにしなきゃ…

と、思っていたらすっかり忘れていました

病院に連絡をしなきゃ!と思い出したのが4/7の12:30頃

慌ててセンターへ電話。

土曜はなんだかんだ診察が立て込んで16:00くらいまで人がいることは承知

しかし電話した途端「子宮鏡検査」という言葉が出てこず

アホみたいに「前回移植したんですがうまくいかず~」

としどろもどろに説明していたら受付の方が「子宮鏡検査ですね」と即答

そうです!と返事をすると「子宮鏡検査の受付は時間が決まっていて、

今の時間は対応できません」と斬られました

え、そんな注意事項あったっけ?そういえばちゃんと用紙読んでなかった気が

「月曜の10:00~13:00の間にお電話ください」とのこと

(後で確認すると「この時間以外には受付不可」と大きく書いてありました。てへ)

でも、生理開始後2~3日目に必ずと念押しされたんですけど?

月曜だと生理4日目だけど大丈夫なんですか?

「…そうですね。大丈夫ですので月曜お電話ください」

なんのこっちゃ。

で、4/9(月)に再度電話

土曜検査を希望しているので、この状態だと4/14か。

若しくはギリギリ21かな?と思っていたら

「スケジュールを確認して折り返します。折り返しには少し時間がかかります」

と切電。あれ、希望日とか聞かれなかったけど良いのかな?

電話かかった時に擦り合わせするとまた時間かかるのでは?

とりあえず連絡を待つことに

電話取れなくて何度も行き違い、は避けたかったので

自分のデスクにスマホを持って行きました。

いつかかってくるか気が気じゃない…

結局着信があったのはセンターに電話してから20分後くらい

メモを持って慌てて更衣室に飛び込み内容確認

「現在検査を待たれてる方が非常に多くいて、早くて4/24(火)です」

え!!そんなにかかるの?ていうか、その日程大丈夫なの?

4/24だったら朝一番が空いてるので9:00からの検査で

そうなると子宮を広げるスポンジのようなものを入れる時間が当日ないので

前日の4/23(月)夜診の段階で来るように、その後入浴は厳禁

と色々説明が…

ええー土曜がよかったのに

予約がいっぱいなので希望を聞くという工程がそもそもないようでした。

4/24は母が旅行で来る予定だったのでもともと休みを取るつもりでしたが

せっかく来てもらったのに一人で観光して、と言うのはさすがに申し訳ないので

次の候補を確認したところ4/26(木)だそうです

生理始まったの4/6だけど、そんな日に検査って大丈夫なの?

検査できるのって排卵4日目までと言われなかったっけ?

心配になって聞いてみると「生理周期は32日で間違いないですか?」

基本が32日くらいでもちろん前後するけど…

検査日がすごい先だったのでとにかく早く決めたい思いが強く

ハイハイ、と即答

「であれば、4/26がギリギリ検査できるラインの日ですね

4/28(土)も空いていますが、この日になるとさすがに生理直前で

子宮の内膜が厚くなっているので検査ができません」

そんなギリギリの状態で検査するの?

確かに32日前後だけどそんなキッチリ生理来るわけじゃないし

早く来ることだってあるし、そもそも今回のサイクルは40日でした

これは間違いなく移植後のホルモン剤服用によるもの(だと思います)

つまり3月は生理がなかったんです。最後の生理が2月末だから

薬で周期乱されてるのに、次回も32日でくるかなんてわからないよ!

ていうか、むしろ次回は早く来そうな気がするけど?

と色々思いましたが、文句言ったって仕方ないし

じゃあもう4/26で良いです。と返事

その日は15:00からの検査で予約を確定しました。

次に子宮の入り口を広げる準備について

通常であれば午前中仕事に出て、ということも可能だけど

この日は木曜日。つまり前日の水曜は夜診がない日のため

当日9:00にスポンジを入れる準備をしないといけない。。。

従ってこの日も1日お休み決定です。は~…また休むの?

試しに24日朝イチ検査した場合も聞いてみましたが

検査して何もなければ、検査自体は10分程で終わるので

午後から仕事に出ることも可能だけど

もし何かポリープ等あった場合は麻酔を入れるので

その後2~3時間は安静が必要とのこと

時間を考えるとギリギリ…一瞬24日に変えようかとも思いましたが

「採卵の時と同じ麻酔を使います。手順も同じです」

…採卵の時、私麻酔にやられてその後5時間以上動けなかったじゃないの

その話をすると「同じお薬ですので、もしポリープ等あった場合は

午後に動かれるというのは厳しいかもしれません」と言われ

泣く泣く26日で決定

有休がいくらあっても足りないな…

当日は9:00にセンターに来て前準備

その後15:00からの検査自体は同敷地内にある産婦人科で行うこと

朝はセンターに来るけど、検査は病院に来ることを念押しされました。

当日は麻酔をかける可能性を考えて軽食を9時まで、(お腹すく!!!!)

水分は2時間前の13時頃まで可。等々…

さて、気になるのが費用です。いくら持っていけば良いのか?

これも不妊治療に関わる検査だと思ったので自己負担なんだろう、と

すると「朝9:00の段階では1,000円くらい、その後検査自体は3,000円ほど。

ポリープ等見つかって麻酔・採取をしても5,000~6,000円くらいです

朝の段階で別の内診が入れば値段は変わりますが

基本的には全て含めて1万円しません」

え!ビックリ!!!保険適用なんですね?と再確認

子宮内膜の検査自体は不妊治療だけではなくポリープ検査でもするので

(そもそもポリープ等の有無を確認する検査のため)

これは保険適用の検査に当たるらしいです。よかった…高くない

でも、保険適用の検査だったらなおさら移植前に勧めるべきでは?

やっぱり順序おかしくない?

検査後の行動についても事前説明があり

「検査だけだった場合も感染症予防のため当日は入浴不可、シャワーのみ可

性交渉も不可。翌日からは入浴・夫婦生活どちらも可です

もしポリープ採取があった場合は当日もシャワー禁止

そして検査後1週間は入浴・性交渉共に厳禁です

検査後の日常生活や検査直後の行動については当日また説明します」とのこと

ポリープ切除後はシャワーもダメなのか…お風呂どうしよう

翌日は仕事に出ないといけないのに。頭くさいのは困る!

これは午前中に事前準備で受診した後帰宅して一度お風呂に入るしかないか?

と、思っていたら子宮口を広げる作業の後は感染症予防のため

シャワー・ウォシュレット厳禁!と赤文字で書いてありました。

と、いうことはもしポリープ切除した場合翌日はクサイ人として出勤せねば

もう暑くなってきてるのに…困る

最悪洗面所で頭だけ洗うしかない

今からあれこれ算段中です

 

ちなみに子宮についてですが、以前筋腫があると言われたことがあります

(不妊治療を本格的に始める前に、別の病院で)

でもそんなに大きくもなく妊娠の邪魔になるほどのものでもないので

気にしなくてよい。今特に何かする必要もない。と言われていました

しかしあれから3年程経過しています。

もしかすると筋腫が大きくなったのかも?

着床障害の説明を受けた時、真っ先に浮かんだのがこの筋腫の存在でした

でも筋腫ってポリープとは違って範囲が広いと思うのですが(モノによる)

それって採取できるの?胃カメラみたいなものでは

ポリープくらいしか対応できないのでは?

あともう一つは子宮内膜症について

きちんと検査したわけではないので子宮内膜症か否かも不明ですが

痔ではないと判明した今、

お尻へと突き上げるあの痛みは子宮内膜症しか考えられないのですが

子宮内膜症不妊の一因と言われていますし。

これってどうなるんだろう?それも子宮鏡検査でわかるのかな?

想像が膨らみます…

何かあったら困るけど、何もなくても原因が不明なので

それはそれで困る…悶々

判定日

2018/4/2 いよいよ判定日

結果は… 陰性でした。

9割方着床はしていないだろうと感じていたので

そんなに大きなショックはない。と思っていたのですが

やっぱり後からじわじわきました。そうかー…凍結胚はあと1個かーと

それでももしかして、を期待していたのですが

先生から開口一番「残念ながら…」と言われた途端にあー、、、となりました

まず尿検査から始まって、すぐ結果がわかるもんだと思っていたら

20分くらい待たされ。その間自分では気づかなかったんですが

予想以上に緊張していたようで、スマホを持つ手が震えていました。

あんなに緊張したのは生まれて初めてかも。なんて無駄な緊張(笑)

いつまで待たされるんだろう?とソワソワしていたところ

すぐ内診に呼ばれたのでダメだったんだ!と一人打ちひしがれ

陰性だったから、もう次の移植に向けて排卵の確認するために内診するんだ!

とあれこれ考えまくっていました。

でもよく考えてみれば例え尿検査で陽性でも必ず内診確認があるのは当然で

それにすら考えが至らないほどショックだったようです。

内診でエコーを当ててみた時、胚の痕跡が何もないのが私にでもよくわかり

先生がカーテンの奥で「うーん…」と言いながら子宮?の何かの厚みを

測っただけで終了しました。この時点で陰性は確定でした

着床してたらその段階で先生から何かしらの通達はあるはずですし

着替えながら隣の診察室に入るのがすごーく気が重かったです

診察室に入ると先生がホルモンの数値の紙をまず2枚示し

(移植が決まった日に取ったものと移植日当日に採取した血液)

その後尿検査の結果の細長い紙を出して、冒頭の「残念ながら…」となりました

正直尿検査の数値の見方なんて私には全くわからないし

先生がただ陰性だったという言葉のみで、しかもその紙は渡されなかったので

一体どういう結果だったのかは今でもよくわかりません

ダメだと言われた瞬間にその紙を見る気もなくなっていたし…

「次に向けて、残りの1つを移植するのももちろん良いんですけど」

と前置きした上で、前回のホルモン値の数値を示しながら

「ホルモン値がすごく良いタイミングだったんですが

これで着床しなかったとなると、原因を探すのは難しいところです」

ふーん(←正直あんまり頭に入ってこない)

「そこで、子宮の検査っていうのがあります」

と一つの紙を持って来て何か説明が始まりました。

着床するのに必要なのは、胚を子宮に戻した後徐々に内膜が厚くなって

胚を挟むようにして着床していくらしく

「その内膜のどこかにポリープ等があった場合、うまく胚を挟めなくて

結果着床できないという原因にもなります」

つまり、子宮の中に胃カメラのようなカメラを通して子宮鏡検査を行うこと

そこでもしポリープがあれば直後に麻酔をしてすぐ取ることができる

仮に何も異常がなかったとしても、検査後生食で子宮内を洗い流すことで

着床率が4割上がったというデータもあるそうで

「一度も検査したことないのであれば、検査してみるのも良いかもしれません

仮に何もなくても、キレイにすることで着床率アップにもつながるので

検査することにデメリットはないと思います」

その説明を聞いた時、まず真っ先に浮かんだのが

「それ、今言うこと?なんで最初の移植前に言わなかったの?」

言えなかったけど。いや、言う気力がなかったんです。

我々には凍結胚が2つしかなく、今後採卵しても胚に育つかは微妙なところ

年齢的にもどんどん卵子の質だって落ちていくし

今この段階で。たった2つしかない胚のうち

1つをダメにした段階で初めて提案されることですか?

それって最初の移植の時に言うべきことなんじゃないの?

それとも、検査は当然保険適用外だから

必ず移植失敗者にしか提案できない検査なんだろうか?

とにかく検査は生理後~排卵前にするしかないので

次回のタイミングは見送ることになる、とも説明がありました。

検査の過程を考えると検査後は採卵したりするのではなく

そのまま移植に進んだほうが当然良いわけで

(内部を洗うので、その状態のまま移植したほうが着床率は上がる。らしいし)

そうすると最後の凍結胚を使うことになります。

正直私の気持ちとしては、検査をするよりも少しでも若い卵子

採卵に挑んでストックを作っておきたいというのが本音です。

検査希望有無にかかわらず、どういった検査かだけ説明を受けることになり

診察後外の待合室でしばらく待つことに

 

どこか小部屋に入って説明を受けるのかと思いきや

いつも採卵前に注射を打ったり採血したりする

カーテンで仕切られただけの部屋でした。

ドアは開けっぱなしでカーテンのみなので、声は丸聞こえです

説明の用紙を持ちながら看護師さんが説明してくれたのですが

ただ書いてある文章を読んでるだけなので大した説明ではなく

自分で読んだほうが早いな、と思いながらぼーっと聞いてました。

土曜も検査できるけど、希望者が多いのでタイミング次第になるとか

検査前に子宮の入り口を器具が入りやすいよう広げる作業があり

それを入れた数時間後に検査が実際に始まるとか

当日の朝その作業が必要になるけど、朝来れなければ前日夜でも良い

ただし、感染症予防のためその日は夜入浴禁止・シャワーもダメ…等々

検査までは絶対に性交渉禁止ということと、

生理2、3日目に必ず予約を取ることだけは何度か言われたので

ハッキリ覚えています

今回はお薬もないのでそのまま会計だけして帰宅。5,000円ほど

帰り道、運転しながら着床しなかったことについてずっと考えていました

確率は3割だか5割だかわからないけど

ホルモン値がピッタリだったのに着床しなかったってことは

やっぱり私が悪いんだろうか?

今までは夫が無精子症なので、子供ができないのは

夫の原因なんだと思ってたけど

条件が揃った今着床しないってことは、実は私にも問題あったんじゃ?

不摂生はいっぱいしてる。思い当たるフシがありすぎる

帰ってネットで調べてみるとスナック菓子やインスタント食品は禁止と

大きな文字で書いてありました。(着床しない原因、とかの内容で)

スナック菓子大好き。カップラーメンとかもあえて食事にしちゃう

他の部分はタバコも吸わないお酒も飲めない。運動は定期的にしてる

唯一にして最悪のダメな部分は…間違いなく食生活(笑)

36歳のくせに!と自分でも思うけど

不摂生してたって妊娠する人は妊娠するんだから、と思う部分が大きく

どうしても変えられなかったけれども

こりゃ本格的に食生活改善しないとダメかも

将来的に自分が後悔しそう。不妊だけじゃなく大病を患ったりして…

夫ですらカフェインレスの生活を送って

着色料とか添加物とかを避けているのに。やっぱりこれじゃヤバイ

 

と、考えながら帰宅。とりあえず夫に報告

夫は目に見える落胆ぶりでした。すまん

(と、思いながらも自分の責任は確率的にも半分だと思っている)

検査の話もして、私としては採卵に進みたいと言うと

まだ夫の精子のタイミングがその時期じゃないらしく

(薬で調整して、凍結に行って、そこであるかないかの確認後さらに投薬して)

まだ1回目の移植が終わって治療費補助の申請すらできてないので

とりあえず補助申請をしながら検査を受けてみることに

何かあるなら早く対処したほうが良いし、という言葉もあり

結局次回の周期は検査に充てることになりました。

できれば土曜検査が良いんですが。もう仕事休めないし

採卵の時には絶対休まないといけないので…

看護師さんから「最悪排卵4日目までは検査できます」と言われたので

生理が始まったタイミングにもよるんですが、

最大で土曜検査は2回チャンスがあることになります。

そして「少しでも経血が残っていると検査ができないので、

生理が終わった翌日は難しいかも」とも言われていました。

周期的には4/3にはもう始まるはずなんですが

結局いつも生理を待つハメになります。仕方ないか

パンツの危機!と腹痛

3/23 移植5日目

腹痛が打ち身みたいな痛みになりました。

本当は2日くらい前からこんな痛みだったのですが、

気のせいかな?とも思ったり

太ももの裏とか、腰のあたりとか机の角にぶつけた後の痛みに似た

しばらく刺さった中の所が痛い、ような感じ

と相変わらず止まらないオナラ

 

3/24 移植6日目

打ち身に似た腹痛は相変わらず。

そしてパンツが大変なことに!

オナラが出るたびに臭いオイルが出るので、知らないうちにパンツに染みて

パンツからオッサンの口臭のようなニオイがします

私は下着が汚れるのが嫌なので常にパンティーライナーを使っていますが

さすがにパンティーライナーでは後ろ部分はケアできず

ライナーの半分飛び出た所にオイルがついてしまっているようです。

一度洗剤でつまみ洗いして洗濯したけど全く落ちない

オッサン臭しぶとい!!

古いパンツは捨てましたが、

さすがにデパートで買ったお高い下着は諦められず

夫から「重曹を使えば一撃!」と言われたので3時間ほど浸してみることに

浸した後は「すごい!ニオイが消えた!」と感動していましたが

やっぱり乾くとオッサン臭再び…泣きそう

重曹をたーくさん入れて丸1日浸したらやっと消えました。

(重曹の他にも色々試したけど…)

本当に坐薬は弊害ばっかりです!!

そしてこの日から軽い日用のナプキン+パンティーライナーの併用がスタート

後ろに合わせると前がカバーできない、というどっちつかずの状態だったので

こうするしか方法がなかったんです

かぶれるのであまり紙ナプキンは使いたくないけど

布ナプキンだとオッサン臭が永遠に残ってしまうので仕方なく

あと1週間もこんな生活か~

そして肌荒れが限界です。季節の変わり目も手伝ってか粉ふきがすごい

マスクの季節で良かった…朝しっかり保湿をしてもお昼には粉だらけ

そして顔も荒れまくっているので赤いし

ホルモン剤の副作用にやられまくってます。

 

3/25 移植7日目

お腹に鈍痛。打ち身痛変わらず。

これが一体何の痛みなのか?移植の副作用なのか?

いつまでも消えない腹痛に疑問を抱き始める

肌荒れがひどいのに前日ピーリングをしてしまい

(角質が溜まってるせいかも、というアホな発想から)

もう顔が真っ赤っかの皮がムケムケで大変なことに

翌日の仕事までになんとかしなければ!と低刺激のクリームを塗りまくって

この日は顔を洗わずに過ごしました。ヒリヒリ

 

3/26 移植8日目

着床痛という言葉があることを知りました

でも、痛みを感じる人は殆どいないんだそう。着床してからも痛いものなの?

そしてこの日から腹痛が生理痛のような痛みに変わりました。

生理前に生理痛のような痛みがあるのはいつものことなので

ああ、生理が来てしまうんだな。と思いました。

そうか、生理きちゃうのか。着床できなかったのか…(あくまで自己診断)

肌荒れはひどい状態を維持したまま。人前でマスクは外せません

 

3/27 移植9日目

移植してから着床するかどうかは24時間以内に決まるんだそう

これはネット情報なので本当かはわからないのですが

24時間で決まってしまうなら、既にお腹の中では結果が出ているわけで

着床してない場合は無駄なのにホルモン剤を服用し続けないといけない悲しさ

着床していればそれで問題ないけど、すぐわかればいいのに。とブツブツ思う

肌荒れのお陰で日焼け止めくらいしか塗れず

眉毛とマスカラでなんとかアラフォー頑張ってます。

 

3/28 移植10日目

完全なる生理痛(生理じゃないけど)が勃発。

通常の生理痛とは違い痛みに波のあるタイプ

普段の生理痛も痛さの波がありますが、生理前の痛みは波の感覚が長いので

ある時いきなり「痛い…痛い、痛い、いたたたたたっっっっ…(痛みが引く)」

という状態が続きます。

もうダメだな、と悟りました。それでも8割くらい

そして軽い便秘。ホルモン剤を飲んでいるのに軽く便秘

ああ、順調に生理が来てしまう…

相変わらず皮はムケてしまうけど、なんとかヒリヒリが治まってきた肌荒れ

生理が近いので、私の中で何かが折り合いをつけ始めた予感

 

3/29 移植11日目

生理痛のような痛み相変わらず。寝ている時でも容赦なく襲ってくる

普段はこんなに激しく痛むことはないので、これが着床痛?

でも痛すぎるから違う気がする!!

生理痛だったら痛み止めを飲んでやり過ごすのに、何も対処法がない

ただ痛みに耐えるだけ。なかなかしんどい

 

3/30 移植12日目

この日は年度末ということもあり、

仕事の書類関係が大きく変わるものがたくさんあります。

それを大量に破棄したり差し替えたりするお手伝いを

各課の事務の担当者で手分けして行います。

書類は膨大。つまりその書類を手作業で上げ下げしていくわけですが…

少量ずつ持ったもののやはり心配。20キロもあるような大荷物じゃないけど

紙はかなり重いですし、少量ずつだと作業もあまり捗らない

皆さんには悪いな、と思いながらも人より少し早めに来て

事前準備を小分けしながらある程度まで終えることで

作業後の書類運びをパスさせてもらいました。

もちろんそんなことは言ってないけど、

事前に準備したから暗黙の了解で良いですよね?という空気を作りました(笑)

いつもの倍近く時間はかかったけど、無理はできないので仕方ない

今さら重い荷物を持つのがどうだとか言う話でもないか?

着床していれば流産の可能性があるだろうけど…

答えは出ているはずなのに…もどかしい

お腹の痛みは相変わらず。肌荒れは少し改善

 

3/31 移植13日目

夫がどうしても焼肉が食べたいと言うので焼肉へ

移植してからずっと運動ができないので太る一方です

ただでさえ排卵後はとっても食べる週間に入っているのに

消費する機会がないのでどんどん身についていきます。

わかってるなら食べる量を控えれば良いのですが、我慢できないダメ人間です

生理痛のような腹痛は相変わらず激しく痛むので、前日夫には

「多分ダメだと思う。ごめん」と言っていました

凍結胚が着床できる確率は、以前30%ほどと聞いた気がするのですが

どうやら50%くらいという説もあるらしいです

まあ年齢的にも36歳でグッと着床率は下がっているので

どちらにせよ半々の確率、とは夫とも話していました。

そして(関係ないけど)焼肉をたくさん食べ過ぎて吐いてしまいました。

未だに自分の許容量が分からないダメ人間です

新たな胃もたれという腹痛と戦うハメになりました

なぜだか肌荒れは少しずつ回復へ。生理が近い気がします

 

4/1 移植14日目

決定的な出来事がありました

オリモノが明らかに変わりました。

生理直前にオリモノが増えてニオイが強くなる傾向があるのですが

まさにこの日、そのオリモノを確認

着床していない率9割へアップ(自分の中で)。

8割方ダメだろうと思っていながらも「万が一」の可能性を考えていたので

やっぱりこのオリモノには少しがっかり

着床できる可能性は高くない、低いほうが当然なんだと言い聞かせていますが

それでもやっぱりどこかで期待してしまう

これがダメだったら私たちには凍結胚はあと1つしかありません。

次に採卵したとしても、それが無事受精できるか、

胚盤胞まで育つかはわからない

グレードだって1年経って僅かですが下がっているのが現実です。

グレードは見た目の問題なのでさほど気にすることはない

と言うところもありますが、それでも気持ちが違います。

ダメな可能性が高いまま挑む判定日。少し前までは楽しみでしたが

なんだか気が重いのが現実です

オナラが止まらない

そういえば思い出したことを一つ

私が移植する前に隣の控室でまさに移植を完了された方が

培養士さんと話していた内容で、?と思ったお話がありました。

「今回移植した胚です、お写真お渡ししますね」←と、ここは全く一緒

その後「今回移植した胚の状態ですがブラスト1という状態です

レベルは1~5まであり、その1という段階です。

アルファベットで書くとBL1ですね」と言うと

「BL1ですか…前回と全く同じですね」と返すその方

グレードは5AAとか5BBという呼び方しか知らなかったので

移植前にはBLという状態に変化しているのかと思ったら

私の時には全くそんな説明はありませんでした。

というか、グレードの話も移植後には今さらなかった

ただその方と培養士さんの会話の中で、

その方は凍結できずに直接移植に進まれた方のようでした。

帰宅して調べてみると、病院によって色々規定や呼び方はあるのでしょうが

どうやらBLが胚盤胞の大きさ、アルファベットがグレードだそうです。

私が通っているセンターは5日目まで育ったら凍結へ、という流れがあるので

凍結されている方は全員5〇〇というグレードで呼ばれているようですが

凍結せずに直接移植へまわすものをBL〇と呼んでいる様子

(ちなみに数字は私の通うセンターでは日数でしたが、

BLの状態でそのまま数字をつけているところも多いようです)

そのBLのレベルは病院によって規定が違うようなので詳細はわかりませんが一律した数字の規定がないので、

ネットで検索して一喜一憂する方も多いようです。

ちょっと勉強になりました。

で、書き忘れてましたがこの日のお会計は156,000円くらいでした

+薬局でホルモン剤が2週間ぶん出て8,000円強

移植だけで165,000円くらい

採卵とそれまでの通院と、無駄に流れた筋肉注射とか数えると

1回の採卵~移植までやっぱり50万近くかかってます。

補助費がなければ次に進めない…

移植まで完了したので、来年の3月までに補助費を申請しなければ!

とは言え、お金がないのでもっと早く申請するつもりですが。

 

 

3/19移植当日。家に帰ってからちょっとの腹痛

お腹が張ってる感じがずっとしています。薬の影響もあるかと

そりゃ子宮内にヒアルロン溶液とか色々入れられてるから

何かしら内部では抵抗が起きているんだろうな、と

 

3/20移植2日目

薬を変えてもらったはずなのに軽い下痢が起こります。

今回はデュファストンとジュリナ錠という錠剤+前回と同じ坐薬が処方

デュファストンはこの前までは特に異常がなかったのでジュリナ錠のせい?

あと、すごくお腹が張ってオナラがすごく出ます

ネットで調べてみると、移植日当日は排卵3日目に該当するそうです

そういえば排卵前後は便秘してツラかった覚えが。

と、同時に「移植後は自転車を避けたほうが良いとも言われている」

という文字を発見

自転車の振動が移植後の体にはよくないんだそうです。

当日雨が降っててよかった~と思った半面

でも、そんなこと言ったら股の直接の振動はないだろうけど

車だって振動あるから同じじゃない?と思ったり

結局迷信に近いんだろう、と(勝手に)判断

 

3/21移植3日目

この日は休みなので家でゴロゴロ

が、昨日に増してオナラが止まらない!!便秘のせい?

本当にヒマさえあればガスが出ている状態です

お芋食べたわけでもないのにガスが止まらず

姉に前回同様薬の写真を送って「ガスが止まらない。飛んで行きそう」

と質問すると

「便秘じゃない?ホルモン剤だからあれこれ影響はあるよ」

と大してアドバイスにもならない回答が…

ホルモン剤の想定内の副作用か。じゃあ仕方ないか、薬剤師もそう言ってるし

と思っていたら、しばらくして

「移植ごオナラが止まらないのはあるあるみたい

検索したらけっこう出て来たよ(笑)」と返事

検索してるんかい(笑)検索して得た答えなら私が調べても同じじゃないの

要は特定不妊治療薬などの限定的な薬は普段扱わないので

専門的に扱っている薬剤師さんじゃないと詳細はわからないんだそうです。

それもそうか。専門分野じゃないもんね

薬の基本的な作用はわかるけど、副作用とか症例とかは

やっぱり検索してみるのが一番なんだとか。

…その事実を知っても多分私は姉に聞き続けると思います(笑)

 

3/22移植4日目

オナラが止まらず、夜に入れている坐薬のせいで

ガスと共にくさい油が出て来るのがとってもツライ

仕事中でもガスのせいでしょっちゅう席を立たないといけません。

もちろん自然に出るようなガスではなく、自分で出そうとしないと出ないけど

延々出るガスに恐怖を感じる

そして坐薬の油なんとかして欲しい

水とは違って油なので、体内で温められていわゆる人肌になっています

それがトイレに行った時気付くと太もも辺りまでオイルが出てたりして

パンツを上げようとしたらビックリ、という事が何回もあります

(スキンタグがあるせいかも?オイルが出やすくなってる?)

水は感覚でわかるけど油って違和感ないから本当にわからない

坐薬が憎い。くさいし!!

どのくらいオナラと戦わないといけないんだろう?

今一番の悩みはオナラです。

お腹も張って痛いけど間違いなくホルモン剤のせい

もう全てホルモン剤のせい。憎い