無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

卵が育たず今回見送り

2018/10/7 移植が失敗に終わり、ホルモン剤やめたら2日後に生理がきました

相変わらず体は生理へとちゃんと進んでいることに感心する

10月中旬から実家へ帰省し、先生が言っていた14日目には間に合ったのですが

ちょっと帰省してからのスケジュールがハードだったので今月は見送り

また11月の生理を待って治療を開始することにしました。

 

2018/11/3(土)私にしては珍しく28日で生理がきてびっくり

14日後は土日だったので11/19に診察へ

卵のサイズを覚えていないのですが(半年以上も前なので…)

まずまずのサイズだった気がします。18mmとかだったかな?

診察室に戻ってすぐ先生から「採卵は11/21(水)ですね」と言われ驚く

そんなすぐにですか?こりゃあと1日来るのが遅れてたら見送りだったか?

この段階では採卵予定の卵が1個大きいのがあるだけで

あと1個育ててから採卵したほうが良いのでは、という話になり

とりあえず明日また見て予定を決めましょう、ということに

一応夫には早めに連絡して「早くて明後日かも」と通達

採卵時にはフレッシュな精子が必要なため、その日に合わせて自己処理をして

タイミングを合わせてもらっています。

今回は唐突な採卵決定だったので調子が悪い精子かも?と本人も心配していました

 

11/20センター受診。エコーで見てみるとまだ予備卵は大きくならず

ここで問題が。第一候補だった卵は18mmくらいあったはずが

後は12mmくらいのものばかりに?どういうこと?

先生も診ながら「う~ん…まだですね」との反応

この段階で11/21の採卵は見送りとなり、11/22再度診察へ

この調子でいけば11/23(金・祝)か11/24かな?

しめしめ、休日にあたってくれて助かるわ~と思っていました

この後血液検査あり。採卵前のホルモン数値確認の採血だったと思います

 

11/22(木)再々受診

卵が…ない?16mmくらいまでに育っていたのがあったはずが

どれも小さいものばかり。排卵されたかな?と先生

診察室に戻ると「排卵された可能性もあるけど、

この状態だと排卵後なのか排卵前なのかわからない

実際大きな卵は見当たらないけど、小さかった卵は育ってきてるから」と

受診するのが遅すぎたか?もう少し早く生理後の受診に来てれば違ったのかな?

今回から自然周期での採卵なのでどういう手順になるのかまだ不安で

採卵して数日後に移植なんて本当にできるのか?とか色々心配でした

とりあえずこの日も予定がたたず、さらに11/24(土)もう一度受診することに

排卵されてしまったなら諦めて次に進むけど

その場合は年末に予定がかぶるので次回も流れる可能性が…

 

11/24(土)再々々受診

この日は夫と一緒に受診。やっぱり卵は小さいまま

当初あった大きな卵はどこへやら。小さいのがコロコロいるだけでした

診察室に夫と一緒に入り、予定がたたないのでまた来週診せて下さいと言われ

一体どうなるのか、あの大きかった卵はどこに行ったのか?

排卵されたんでしょうか?と先生に聞いたけど

この状態を見る限り内膜も薄いままだし、排卵はされてないと思う。と

もともと生理の周期が40日くらいなので、遅くはあるんですが…

と心配になって聞くとこればっかりは仕方ない。と

この調子だとまだまだ大きくなるのに時間がかかるので

次回は11/27(火)の受診になりました。

最後に11/20の血液検査の結果を見せられました。

検査結果をとりあえず、という感じで。

プロゲステロンが基準値よりも大分下だったので、排卵はまだまだだろう

と、いう説明だった気が?よく覚えていない…

この日もなぜか血液検査が。

今回の血液検査は毎年必須のもので、前回から1年経過してるので、

感染病とかの検査をしなきゃいけないらしい

前回も抜かれたのに?注射生活から抜け出せると思ったのに?

結局かなりの頻度で針を刺される。採血の針めちゃくちゃ痛いし!

 

11/27(火)果たして卵は育っているのか?

エコーで見たけど全く育ってない。小さいのも小さいまま

結局この日も見通し立たず。診察もそこそこに

次回はまた2日後来るように言われました。

ここで24日に採取した血液検査の結果を渡されました

その数値を見た先生が軽く説明を…

ALT(GPT)…肝機能の数値のこと。基準はU/L 5~45

「少し高いですね…まあ少しなのでそんな大したことはないです」

ちなみに私は基準よりちょっと多い46でした

実は健康診断でも毎回肝機能が経過観察と表記されます

お酒も飲まないのになぜだろう…脂肪肝か?(←どきり)

後から調べたら、肥満の場合もこういった数値が出るそうです。やばい!!

アミラーゼは少し低めでしたがこれも特に問題なし

コレステロール…血中内のコレステロール数値。基準はmg/dL 130~220

「これも…ちょっと高いけど、少しなのでそんなに気にすることもないでしょう」

私の数値は221。なんかギリギリ超えているのが気になる…

ちなみにこの数値が高いと運動不足・食べ過ぎという結果らしいです。

先生は「そんなに気にすることはない」とは言ったものの

(多分)採卵時に申告した身長・体重を見て

いきなり「運動してくださいね」と一言

9月に移植してからこの時まで、完全に運動サボってました…やばい

まさかこんなにしっかり血に現れるなんて!!

腰を浮かせて帰ろうとしたときに言われたので、

うすら笑いで「は、はい…」と答えるしかありませんでした。

卵が育たないので、「どうしたらいいんでしょう?」

みたいに聞いたのが残っていたようです

やっぱり運動とかそういうのも影響してきますからね、と

わかっております。。。太りすぎると生理こなくなりますもんね

そりゃホルモンバランス崩れますよね。焦ります

 

この日は診察で遅くなったので、翌日から運動を早速(?)開始しました

私は今までランニングをしていたのですが

実家に戻って整体に言った際「自己流ランニングで余計な筋肉がついて太る」

と指摘され衝撃を受けました

人の筋肉には柔らかい筋肉、固い筋肉、という生まれ持った性質があり

私の場合は筋肉が柔らかいのでハードな運動をすると

すぐガチガチに肉(筋肉)がついていくそうです

肉がつきやすいけど、整体をしたら体がすぐほぐれる。という体質らしいです

なのでランニングではなく室内で行うストレッチが最も効果的なんだとか

ストレッチねぇ…私の部屋ベッドなのでストレッチできないんですよね

外に出るよりラクなのはわかるんですが、

やっぱり外の景色が変わったほうが気分も違うし

外に出て体を動かしたほうが「運動してる!」と実感できるので敢えて走っていました

肩こりとか腰痛のために整体に行ったけど

結局時間をかけて体中につきまくった筋肉をゆるめてもらうに留まりました

ランニングはダメ!と言われたものの、外に出ないといけないと焦る気持ち

苦肉の策でウォーキングを始めることに(笑)

これから寒くなる時期なのに、ストレッチにしたほうがいいのかな?と

モヤモヤしながらの運動スタートでした

 

11/29(木) いい加減大きくなってるだろうと思ったら…

卵まったく存在感示さず。小さくなってるのか、小さいのが育ってるのか

それすらもわからない状態になっていました。

これもうダメなんでは?だってそもそも採卵21日になるかも、とか言ってたのに

1週間以上経っても大きくならないって、もうこの卵は育つのをやめたんでは?

今回はダメっぽいかな~と先生もボソッと言っていたし

とりあえず、12/1にもう一度診て育ってなければ今回は見送りにしましょう。と

翌日11/28にウォーキング。

ランニングと違って汗もそんなにかかないし

「運動してる!」という実感がなくてなんとなく焦る

結局後半走ってしまいました。どっちがいいのかわからない!

ランニングのほうが爽快感があるので、ついついそちらに偏りがち

筋肉のこと考えたらウォーキングがいいんだけど…

ランニングのほうが早く終わるし(←これが大きい)

ウォーキングもなかなか難しい 

 

12/1(土)今回採卵か否かが決定する日。

この日は夫も一緒に行きました

エコーを見ると卵はちっとも大きくならず

もう全部が全部小さくなっていて、生理前のような形状でした

診察室に戻り、先生から「今回は見送りましょう」と通達が

一つ考えられるのは、採卵・移植を繰り返してきたので

ホルモンバランスが崩れていることもあるんではないかと

次の生理がきたら14日目に受診するよう言われました。

今年はもうないか~年内にあと1回はしておきたかったけどな

今回の先生はセンター長だったけど、色々現状とか説明してくれて

今後の方針についてもちゃんと説明があったのでこの日はよかったです

忙しい時はつっけんどんになるのかな?それとも私の聞き方が悪かったのか?

夫も私もすごく納得して(例のごとく半年以上も前なので内容は覚えてない)

年末年始の関係で年内採卵はもう無理なので、

とりあえず生理きてもこなくても、一旦最終の12/29に受診するよう言われました。

この日がセンターも年内採取の診察日

12/29から実家に帰ろうと思っていたので…

先生に何時頃がいい?と言われ「早い時間で!」と即答しました。

スッキリして帰ろうと、診察室のドアに手をかけた時

「あと、運動してね、運動!運動ね!」とトドメの一言を…

少し扉は開いた状態で外に他の人も待ってるのに、夫が大爆笑

もう恥ずかしくて「します!してます。頑張ります!」

と言い残して逃げるように去りました

あんなに連呼するなんて…よっぽど肥満が目に余ったのかも

確かに3回目の採卵依頼、この時点で3ヵ月ほどでしたが4キロ太っていました

自分でもこの短期間にこれだけ太れるなんて不思議です(笑)

体重も未知の数字を示してきているこの頃、本当に危機を感じています!

採卵が流れたんだから、今こそダイエットに打ち込まねば…

と、私毎回言ってる気がします

翌日診察時間を確認すると10:30で予約が取れていました。

最終日なので人が多そう…一体実家には何時に着くのやら。。。

3回目の失敗と治療方法見直し

2018/9/21(金)いよいよ移植日

この日は14:50の予定だったので、センターには14:20までに行けばよかったけど

今までと同じように面倒なので1日お休みを取りました。

相変わらず暑い毎日でクーラーをかけたくてたまらなかったけど

体が冷えた状態で移植してもうまくいかないんじゃないか、とか

採卵の時の点滴の恐怖があるので「体が冷える」ことにものすごく神経質になっていました

もちろん採卵後~移植前日まではガンガンかけていましたし

扇風機と仲良しこよしな毎日でした。

前日から夫は所要で実家に戻っていました。

のんびりと起きて、穏やかな気持ちで臨もうと思っていたら

同意書に夫のサインをもらうのをすっかり忘れていた…

しまったーーーーーーーー!!!!!!!!

それに気づいたのは当日の10時頃

どうしたって間に合わない距離。

どうにか夫の筆跡を思い出しながら頑張って書いてみました。

が、字のクセが一緒…

これはヤバイ…と思ったけど仕方ない。同意書なくて移植できないよりマシ

念のため夫にサインもらい損ねた旨と、私の力作を添付しておきました

 

トイレは13時頃から我慢して、一応センターに着いてからも水を2杯がぶ飲み

中で着替えられるのは分かっていたので、

ズボンで到着して待合室でスカートに履き替えました。

予定は14:50だったけど10分くらい早く呼ばれて処置室へ

オシッコはそんなに溜まってる感覚なくて

エコーを押し当てられても漏れそうな感じもなくて

これって大丈夫なのかしら?と心配していましたが問題なく終了

「きちんとお腹の中に戻ったこと確認できましたので、大丈夫です」と

さ、帰ろう~と思ったのも束の間。最後の地獄が…

お尻への激痛注射です

毎回そうですが、移植後の注射についてあらかじめ説明がないので

毎回移植が終わったあと絶望的な気分になります。

何回も採卵~移植を経験している人だから説明端折られてるんだと思います

思い出すためにも、一応言っておいてほしい…

腕とは違ってお尻は見えないので、本当に緊張がMAX!

刺されてから自分でも驚くぐらいビクッとして

薬を注入されている間声が漏れるくらいの痛み!!!!!

で、毎回看護師さんに表情を確認されて「大丈夫ですか?」と言われてしまう

ちっとも大丈夫じゃないし痛さのあまり何も反応できない

とりあえずお礼を言ってすぐさまトイレへ

よく揉んでくださいと言われるけど、

移植が終わったら早く膀胱を解放したいのでトイレしか頭になく

スッキリしたら下着をつけてしまうので、あまり揉む時間が足りないような…

そして、この初期段階で揉みが足りないと痛さも延びる気がします(気がするだけ?)

この後は連休だし、移植から2日はあまり動かず過ごしたかったので

いい日に移植が決まったな、とほくそ笑んでいました。

帰ってから少しお腹が痛くて、またまたhCGの副作用にやられました。

着床痛がある方、一体どんなものなの?

毎回この痛みが来るので、一瞬「今度こそ着床痛か?」と期待してしまうのが悲しい

結局移植4日目くらいまでずーっとお腹が痛くて…

なんとなく今回もダメだろうなと漠然と思っていました。

10月に実家に長期で帰らないといけない用事があり

正直、今回着床していたら予定がパーになるな…と少し考えたりしました。

(新幹線に長時間揺られることや、滞在時の行動に制限がかかるので)

あと、やっぱり「激しい運動は避けねばならない」という呪縛にとらわれて

動けないことがものすごいストレスになりました。

小走りも気をつけないといけない、とか

さすがに3日目からは着床したか否かは体内で結果は出てるだろうけど

運よく着床していたら、それを流さないために気をつけなきゃいけないし

と考えたらどんどんストレスが溜まり

定期的に行っていたランニングもできないのでさらにストレスが溜まり

私の場合、溜まったストレスはお菓子に向かってしまうので本当に困る

判定に2週間かかるのは心理的ストレスが大きい

結果はわかってるんだから、もっと早く判明する方法があればいいのに!

 

イライラしながらお菓子を食べ続けた2週間

10/5(金)やっと判定日が来ました。

仕事帰りにセンターへ行きましたが、(わかっていたのに)

オシッコ採ってくださいねと言われ慌てる

仕事終わってうっかりトイレに行ってしまっていた私!

なんか今回うっかりが多い。焦る

遅いとわかりつつもセンター内で水を2杯飲み

ちょっとしてからトイレへ。なんとか絞り出しました。

少ししか出なかったけど、検査には十分だろうと祈りを込めて

しばらくしてから呼ばれ内診台へ

モニターに映った画面には、いつもの見慣れたツルンとした子宮内が…

やっぱり今回もダメだったか…

先生も「ふんふん」と言いながら簡単に診察しておしまい

ガッカリして診察室へ入ると「残念ながら今回は着床せず、ですね」と

早速次のスケジュール確認に入りましたが

そこで先生から新たな提案が

「採卵をして受精させて凍結して、次の周期を待って移植という形をとっているけど

もしかしたらこの方法があなたに合っていないのかも」

でも、夫は精子が少ないので顕微授精するしか方法がないんですが…

「毎回卵は12個以上取れるけど、受精するのが5個とかで

移植につながるのは1個、ということを考えると

注射をしてたくさん卵を増やして…というのも合ってない可能性がある」と

要は凍結の時にも胚には負荷がかかるし、

卵をたくさん作って卵巣をパンパンに腫らしても毎回胚になるのは1個

それを考えると、卵をたくさん作るという方法をやめて

完全に自然周期で排卵される卵子を採卵したほうがいいんじゃないかと

注射しない分普段の卵の数だけ採卵にまわせるし

卵巣が腫れていないのでその周期に移植ができる、という説明

注射を打って卵をたくさん作って、という方法しかないのかと思っていたので

正直この話は寝耳に水でした

と、同時に「今さら?」という気持ちにもなりました。

今回で3回目の顕微授精。もっと前に切り替えるタイミングあったのでは?

いや、3回やったからこそ合ってないと証明されたのか?

と色々考えてしまいます。

でも、単純に注射をしなくて同周期で移植できるなら断然そっちで!と

俄然やる気が出てきました。

すぐにでも次回の周期から始めましょうか、という話になったので

10月中旬から実家に帰らないといけない用事がある、と伝えると

「都合の良い時でいいですよ。生理のタイミングにもよりますし

次の採卵に進む予定だったら、生理始まって14日目くらいにまた来てください」

で終了

 

着床はしてなかったけど、体の負担が少ない方法もわかったし

本当は卵をいっぱい作って、受精卵をたくさんストックして、

という方法が理想的なんだろうけど

現状では絶対数が少ないので、その方法では限度があり

多分今回OHSSの心配とか色々あったので切り替えようってなったんだと思います

何より薬が合わないのが困る。私だってしんどいし

今になって?という疑問は出て来るけど、とにかく我々は前進するしかない

センターを出たら夫から返信があり、字体が同じだ!と書いてありました(笑)

あの同意書はカルテに毎回貼り付けられるので

前回の同意書と見比べればどっちも私の筆跡なのはバレバレ

まあ…仕方ない(笑)

帰ってきた夫に治療方法変更の旨を伝えると

「今になって?」と同じことを言っていました

病院変える?とも聞かれたけど、とりあえず10月は見送りになると思うので

1ヶ月期間が空いたし、それも検討してまた考えよう。ということになりました

 

次から病院を変えるのか、それとも治療方法を変えるのか

どっちになるかこの時点ではまだ決められませんでした。

小さくなる卵子たち

2018/8/25 生理がきました。

生理がきたら10日目に受診してください、と言われていたので

9/3(月)に検診へ

内膜の厚みは5.7mm

左に卵子が2つ、7mmくらい

右には卵子が3つ。15.1mmと13.7mmと11.3mm

今回は右から排卵するのかな?とエコーを見ながら思いました。

もう少し大きくなって排卵したら移植しましょう、で終了

そして4日後の9/7(金)に再度受診(生理開始14日目)

右にあったはずの、成長していたはずの卵子が小さくなっているという…

あれ、前にもあったような??

左の卵子は6.3mmとじわじわ育っているのに

右の卵子が8.0mm、11.7mm、8.0mmとどれも縮小している…

内膜の厚みは6.5mmでこちらも順調

先生が「小さくなってるからまだ予定がたたない。

もしダメなら今回は見送ってリセットかけましょう」と

つまり次の生理を待って、その次の排卵後に移植しましょうと

なぜ卵子が育たないんだろう??

念のため3日後にまた来て、サイズを見てみましょうと。

9/10(月)にもう一度受診。(生理開始17日目)

小さくなっていることはなかったけど、

左が4つあって大きいのが12mm、右の卵子が4つあってこちらは10.3mm

なぜ右は小さくなっていくのか??不思議

でも左の卵子が順調に成長してるので、次に診察して決めましょうと

内膜の厚みが8.1mmでこちらは順調。内膜だけで見ると排卵近いかな?

と言っていました。

9/14(金)にもう一度受診(生理開始21日目)

右の卵子は完全に影を潜めてしまいました!

ものすごく小さくなってて、5.8mmとかだった気がします。

代わりに左の卵子がとても順調に育ち20.9mmへ

内膜の厚みも10.5mmと順調。やっと移植日のメドがついた!

後で自分で調べてみましたが、卵子が育たないのは

やっぱりホルモンが原因のようです。

でも私はもう片方が順調に育ったので排卵障害とまでは言えない様子?

だから先生も特に何も言ってなかったんだと思います。

そして「稀にあること」というのも事実なようで…

とりあえず2つある卵巣のどちらかが正常に排卵していれば大丈夫だから

という結論のようです。

あとはストレスや不規則な生活習慣、痩せすぎなんかも原因だそう

痩せすぎはまずない。不規則な生活のせいかな?

 

移植日は9/21(金)に決定しました。

2日後の9/16(日)からもう少し卵子を育てるためにホルモンの補充

薬の服用と膣錠が処方されました。

そしてなぜか再びバファリンが…

前回と同じく「血液をサラサラにする薬剤ですので、出血には気をつけてください」

と言われました。

どう気をつければいいんだ。。。

あとは移植までに少し痩せておかないと!

と思いながらもダイエットをすると

移植するための子宮の状態に影響があるんじゃないかとか

苗を植える(移植する)までに畑(子宮)を肥えた状態にしたほうがいいんじゃないかとか

それは太っているという意味ではなく、栄養満点という意味で…

なんて言い訳みたいに色々考えていたら

運動しているにも関わらず、全然痩せませんでした!

しまった!移植してうまく妊娠できたら絶対に痩せることはタブーなのに

つまりそれから太るばかりなのに

と、毎回思っているのに繰り返してしまう。私はアホなんでしょう

薬が飲めないせいでOHSSの恐怖、再び

採卵から2日後の2018/8/16

受精の結果を確認するために10:45頃にセンターへ電話

今回採れた卵は13個で、うち4個が受精したそうです。

1個反応が怪しいのがあったらしく、それも一応別で培養しているとのこと。

この5個がどこまで育ってくれるのか…

お腹の張り具合を聞かれ、とっても張っています。と。

採卵の時よりも今のほうが張ってるかも、と伝えると

ちょっと電話を保留した後で「今日来れますか?すぐ来てください」と

え!今日また受診しないといけないの?とビックリ

薬を服用できないので一番怖いのがOHSSです

今まで採卵後なかなかお腹の張りが治まらず、何度となく心配してきましたが

毎回「卵がたくさん採れるので卵巣が腫れる」という状態を知るだけ

OHSSを避けるために服用する薬がアレルギーで飲めないもんだから

今回は注射で卵を増やしたものの、そのケアができない状態

薬で抑えられないぶんOHSSの危険度は高めの状態

なので、看護師さんが「今すぐにでも来てください!」と言っていました。

でも現在は仕事中ですぐと言われても夕方にしか行けない。

というかいきなり休めないので頑張っても18時頃にしか行けない

14日休みを取っているので早退するのはかなり(言い訳が)難しく

すぐにはいけません…とおずおず言うと

「じゃあ今のお話は聞かなかったことにします。

(聞いてしまったら全てカルテに書かないといけないらしい

聞いてしまった手前、病院側はすぐ診察を受けるよう勧めなければいけないんだとか)

夕方で構わないので、お腹が張って心配になったので急遽受診した

という体で来院してください。緊急ということで予約なしでそのまま受付に来てください」

と言ってもらいました。なんと柔軟な看護師さん…ありがとう!!

確かにお腹は張ってるけど命に関わるような状態ではない(はず)と私も思います

とてもとてもお礼を言って、結局18時頃看護師さんに言われた通り

「採卵後お腹の張りが治まらないので心配で来ました」と来院

状況が状況なせいか、そんなに待たされることもなくすぐ診察室に呼ばれました。

エコーでも「腫れてるけど採卵の直後ですしね。異常な腫れ方ではないです」と説明

お腹の感じはどうですかと聞かれたのでとっても張っていて、

採卵日よりも16日現在のほうが張っていると話したらすぐ採血

採卵前に採った血液のデータを見せられてちょっと血が濃いから

水分いっぱい摂ってね、1日2リットルは摂るように。と説明アリ

なるほど。水をいっぱい飲めばいいのね。でもお腹張ってるのにしんどい

オシッコは自力で出せますか?と聞かれ、もちろんです!と回答

後日カルテを見てわかりましたが、自尿OKと記載されていました

自力でオシッコができないとヤバイらしいです。

 

血液検査の結果を聞きに再度8/18に受診

内診では「まだ卵巣腫れてますね」で終了

そりゃそうだろう。こんだけ痛いんだから

でもお腹の張りは大体今日がピークみたいです。あとはおさまってくるらしい

色々データを見せられたけど、採卵前よりも血の濃度がさらに濃くなっていて

「水分取ってます?」とか聞かれたので先生に言われた通り2リットル飲んでます!と返事

麦茶がいいらしいです。でも私は麦茶苦くて飲めないので

その場合は緑茶でもいいそうです。

というか、先生が言うにはどんな飲み物でも水分さえとればいいんですよ。と

ただしアルコールとコーヒー以外

コーヒーは利尿作用があるのでダメなんだとか

アルコールもコーヒーも飲めない私には心配無用なものたちでした。

この日もオシッコについて聞かれ、自尿OKと記載されていました(笑)

で、やっぱりOHSSの危険を知るためには血液濃度を調べるしかないので

と、この日も血を抜かれました

採卵時の苦しみから、夏はクーラーに当たるため採血(と点滴)が困難

と学んでいたので、本当につらかった

この日も2回刺されました。朝からなるべくクーラー使わないようにしてたのに

もう何がよくて何がダメなのかさっぱりわからない

と、とにかくげぶげぶ言いながらポカリを飲み続けました。

 

8/20 センターから培養結果の連絡が9時前にありました。

今回凍結まで無事進んだのは1個です、と

また1個?何回採卵を繰り返しても結局凍結までいくのは毎回1個だな…

でも凍結できないよりはマシか

受精した4個のうち1個が無事育って

反応が曖昧だった1つについては、やっぱり途中で成長が止まったらしいです

次は1週間後の検診なので明日ですね?と言われ

いえ、薬が飲めないので今日も一応診察に来るように言われています。と

18日に採取した血液検査の結果確認でまた受診することになっていました。

では今日来院する時に凍結代の支払いお願いします、と

1個でも3個でも凍結代は同じ10,800円…ちょっと悲しい

内診では「まだ腫れてるけどおさまってきてますね」と

確かにちょっとお腹は張ってるけど、以前ほどではない。

クシャミしたりすると痛い程度にまで落ち着いていました。

血液検査の結果を見てみると通常に戻っていました。

OHSSの心配もなくなったし、もう大量に水を飲まなくてもいいですよ。と

やっと水地獄から解放された…正直ポカリも飽きたし甘い

かといってお水は味がないのでこちらは飽きが早い

一体何で水分を摂るか、が毎日闘いでした

特に仕事中。

会社の人には熱中症と言ってあるのでお茶ばっかり飲んでたら指摘されるし

午前中はポカリ500ml、午後はお茶だったりフレバーウォーターだったり

仕事中に頑張って(食事で摂る水分も含めて)1.5Lは摂取しようとしていたので

毎日本当に水分との闘いでした

熱中症もOHSS(じゃないけど)も血が濃いのを薄める必要があるので

言い訳としてはこの時期ベストだったかもしれません(笑)

おかげで利尿作用の少ない飲み物を色々教えてもらえました。

 

8/21、採卵1週間後検診

お腹の張りも落ち着いてきて、卵巣の腫れもだいぶおさまっていました。

内膜の厚みを測ったらそろそろ生理がきそう、と先生

次回の移植に向けて、生理が始まって10日目にまた診せてください。で終了

やっと病院通いから少し開放された日でした

採卵前から毎日のように通って本当に疲れた

もしOHSSの影が見えようものなら(ないとは思ってたけど)即入院なので

その場合の言い訳をどうしようか、とばかり考えていました

本当に今回の採卵は、採卵自体は意識が飛ぶほどで痛みも何もなかったけど

麻酔に苦しめられたり、薬が合わなかったりで大変でした

猛暑もあったんだろうか?

とにかく、真夏の採卵はできれば避けようと思ったほど本当にしんどかった。

1週間では点滴の跡が全然治らないし、腕を見るたびにトホホな気分でした

3度目の採卵

時が経つのは早いもので、気づけば前回から2ヶ月以上も経っていました

身内に病人が出て入院・手術などバタバタ決まってしまったので

ものぐささも便乗してすっかりご無沙汰

記録として残すつもりが、3ヵ月も前の出来事なので詳細が曖昧…

とりあえず思い出せる範囲で

 

2018年8月14日(火)

世間ではお盆休み真っ只中。職場には体調不良で、とお休み

採卵の時間は10:50からだったので、その1時間前の9:50にセンターへ

朝食は7:00頃まで、飲み物は9:00頃まで。。。

お休みなのに、普段の朝食よりもだいぶ早い時間

とにかくお腹が空いていたら麻酔が大変なことになるので、

寝起きですぐパンを流し込むように食事

夫から採れたての精子カップを預り見送ります。(仕事でした)

渡す時に夫が言った一言「ちょっと今日調子悪いわ」えー!!!

採卵は今日だってわかってるんだから体調くらい整えてきてよ!

ていうか、それくらいしか努力できないんだから協力してよ!

と言わなかったけど無性に腹が立ちました。

この時期夫は土曜出勤が2か月ほど続いており、確かに疲れ果てていましたが

せめて採卵前くらいは控えるべきでは?ぶつぶつぶつ…

今日は化粧しなくて良いので(基、化粧NG)9:00過ぎまで二度寝

睡眠不足でも麻酔の効き目に影響が出て大変なことになるので

と、思っていたら結局ゴロゴロして眠れないうちに9:00になってしまい

慌てて水分がぶ飲みして出かける準備。

この時に一緒に安定剤のセニランを飲みました。

さすがに2時間もあれば余裕で効くだろうと思ったし

これ以降水分を取ったらダメだと書いてあるのでこのタイミング

久しぶりに使ったせいか10分もしないうちに効果が出始めて

なんだか景色がゆっくりと流れるような。もうどうにでもなれという気持ちになる不思議

安定剤って怖い…でもこれから戦いに挑む私には必需品

前回同様、帰宅する頃には麻酔もなんとか抜けるだろう。

と、この日も自転車で出発(本当はダメと言われたけど)

 

センターに到着後カルテを持って上階へ。すぐに控室に案内されました。

まずトイレに行き、その後術着に着替えます。

看護師さんが事前にスケジュールの確認等して、ここでも最後の一押し

「採卵の時に頭を傾けるのはやめてください」と説明

そして早々に点滴が始まりました。

前回は麻酔にやられて吐き気がなかなか引かず大変だったので

今回は最初から吐き気止めを一緒に入れておきますね、と説明

この後多分麻酔が抜けるまで5時間くらいは点滴しっぱなしだろうから

いつものように左腕を差し出して顔を背ける

すると、もう既にお馴染みになったあの雰囲気が…

血管に刺さらない様子。もう勘弁してよ。。。

しかも針めちゃくちゃ痛いし!刺した時からそこ違うんじゃない?という感じはあったけど

看護師さんの戸惑う感じから瞬時に失敗を悟り心が折れそう

しばらくして「すみませーん」と別の看護師さんを呼び

2人がかりで血管を探す作業に

点滴をする時に血管が見えにくかったらいけないので

この日はクーラーも最小限に抑えて体を冷やさないようにしてたのに!!

「一回抜いてみたら?」という声が聞こえ、一瞬針が動く感覚がありましたが

なんだか小さく「あ」という声が聞こえ、どうやらそれも失敗に終わったようです

結局また別の血管をどうやら探り当てようやく点滴開始

点滴で2つも穴をあけられた。もういやだ

過去2回とは違い、今回はいやに時間が早く過ぎたような気がします

点滴に時間を取られたせいかな?

点滴の感覚に慣れる間も無く、眠いのでひと眠り…する間もなく

すぐに採卵室に呼ばれました。

なるべく針の入ってる左腕は曲げないように、そーっとそーっと押します。

針といっても金属の針じゃないので腕にブスーッと刺さることはないとわかってますけど

それでも腕にある微妙な違和感と少しの痛みはこれ以上増やしたくないので

下半身丸出しだってなんのその、もう慣れたものでマグロのように診察台に昇ります。

今回は痛いだろうか…どんな感じかしら…どきどき

指に心拍計?と血圧の装置も付けられ、しばらくしたら膣の中の洗浄へ

あれこれしてるうちに「じゃあこれから麻酔入れていきますねー」という声が

目を閉じたままで麻酔が入ってくるのがわかる

ああーなんか体が重くなってきた。お酒飲んだ時みたいな感じ。。。

 

そこで、意識がなくなりました。

どうやら麻酔がものすごく効いたようで、今回は全く痛みを感じませんでした

遠くのほうで「そこにもあるね、それもだね」という声が聞こえましたが

その言葉以外は全く覚えていません。麻酔万歳!!

気が付いたら看護師さんに「終わりましたよ。これからガーゼを入れていきますね」と言われ

その後も何もわからないまま終了。

じゃあ、起き上がってお部屋まで戻りましょうか。と言われ

ああ、起きるのね。と思いましたがここでも意識朦朧

自分では何もわかりませんでしたが、

どうやら上半身を起こしても身体を支えられないようで

看護師さんが2人で抱えて「車椅子用意して」という声が

なんとなく支えられながら立ち上がり、車椅子にドサッとなったのは覚えています。

結局部屋まで看護師さんに車椅子で運んでもらい、

ベッドまで来たところでちょっと意識がハッキリしてきました。

人生初の車椅子だったのに、感覚とか何も覚えていない

点滴台を掴んだ覚えがないのでそれも看護師さんが一緒に押してくれたみたい

何か言われた気がしますが、正直全く覚えていません。

寝不足もあって少し寝ていた(再び気を失った?)ような気がします。

しばらくして看護師さんがきて、点滴をもう1つ追加されました(ここもあまり覚えてない)

少ししたら意識もはっきりしてきて、水分を取ってくださいと言われポカリを飲みました。

よさそうだったらおトイレ行ってガーゼ取りましょうか、と言われ

点滴台を押しながらトイレへ

前回は再度採卵室に入って先生がガーゼ取ってくれたのになーと思いながら

またあのガーゼを取る時の激痛がこないことを祈るばかり

が、初めての採卵の時ほどガーゼは長くなく

あの肛門から内臓に抜けるようなズキーンとした痛みもなく

何の問題もなくガーゼが抜けました。血もさほどついてないし

採卵の痛みもないし、ガーゼの苦しみもないし

今回は大正解だな!と大喜びだったこの後

点滴がまだ残っていたので再び横になりましたが、だんだん在り得ない程の吐き気が

あれ?なんで今吐き気?吐き気止め入れてたんじゃないの?

あまりにも吐き気がひどいのでナースコールで看護師さんを呼びます

点滴を2つも入れてるのに?みたいなことを言われて

この後どんなやり取りがあったか忘れましたが、吐き気が落ち着いたら一度

術着のまま階下の(いつも使っている)診察の待合室で待つように言われました

もう気分が悪くて仕方ないので、何も考えずとにかく周りの荷物をまとめて

荷物は看護師さんにお願いしてエレベーターで階下へ

「すぐお呼びしますので、こちらでお待ちください」と言われたのが

大勢の人が座っている中待合でした

最初は気分が悪くて気にしていなかったのですが

普段着で診察を待っている一般の方に混じって術着で点滴台に縋りついている女(私)

とっても違和感。

ものすごく違和感あったみたいで目の前の診察室から出て来た夫婦に二度見されました。

ちなみに診察の時も何を言われたか覚えていません。

麻酔によるものか時の経過によるものか…うーんしまった。参考にならない

でも、診察してくれたのがその日採卵をしてくれた先生と同じ人だったので

「ガーゼはもう自分で取ってるんだね」と言われたことは覚えています

多分OHSS予防のために処方されたルトラールが飲めないので

それに絡んだ何かの診察だったと思うのですが。

卵巣の腫れの状態を確認していたような。。ああわからない

診察後、診察室と同じフロアにあるベッドで点滴が終わるのを待ちます。

上階では若い新人ぽい看護師さんだったのですが、

ここのフロアで色々お手伝いをしてくれたのがベテランぽい看護師さんで

どんどん点滴を打って、どんどん外に出さないと麻酔が出て行かないのでと説明されました。

前回も同じことを言われた気が。同じ看護師さんだったかな?

診察後横になって、これでしばらくゆっくりしよう。。。と思った矢先

再びさっきよりも激しい吐き気に襲われました。

あれあれ、また吐き気?とナースコール

ここで確かもう1つ点滴を足された気がします。

その時に私の左腕が変色しているのを見て

点滴の腕を変えてくれました。今度は右側へ

看護師さんが去っても吐き気は全く治まらず悪化するばかり。

今までどんなに吐き気が襲ってきても、

吐くという行為自体がものすごくしんどいので我慢することも多いのですが

今回は我慢できずに初めてベッド横に置いてあったトレーを使いました

どうした?何があった?

オエーッとなりながら、安定剤とのダブルが悪かったんだろうか?とあれこれ考えます

隣のベッドでは娘さんとお母さんがいるようで、

横になっている娘さんに小さな声でお母さんが話しているのが聞こえました。

通常は旦那さんが付き添う姿が多いので、お母さんが一緒なのはちょっと驚きでした

ベッドはカーテン一枚でしか遮られていないので、そんな二人の会話を遮る私の吐き気

水分くらいしか出てこなかったのが幸いでした(汚くてすみません)

すぐ先ほどの看護師さんが様子を見に来てトレーを変えてくれました

ちょっと吐いたら少しラクになった…でも震えるほどの吐き気なんて久しぶり

 

時計を全然見ていなかったけど、既にこの時17時前だったようで

お迎えをお願いしたほうが良いですね、と言われたので夫に連絡

夫もお盆休みなのですが、1か月前に仕事のスケジュールを入れていました

 

いわゆる休日出勤だったので16時頃には仕事を終えていて

すぐにセンターに来てもらうことに

その間「どんどん出しましょう」という言葉の通りトイレへ

この調子でいけば今の点滴が終わる頃には帰れるかな。18時頃には帰宅かな?

と思ったのも束の間。ベッドに横になると再び襲ってくる吐き気

また?しかもさっきと変わらないほどの強烈な吐き気

これはどうやら…体を動かしたことで体内に残っていた麻酔が巡ったようです

動いたら気持ち悪い。でも動かないと体から麻酔が抜けない

どっちも地獄。とにかく体から麻酔を出すにはトイレしかない

我慢できずに再びトレイにオエーッとなっているところで夫が到着しました

腕に管を刺しながら吐いている私を見て、夫が

「採卵ってこんなに大変なんだね…ごめんね」と言いました。

私もこんなに大変と思ってなかったんだけど、今回はひどいオエーッ

という感じ

看護師さんにも「前回も麻酔の後なかなか大変だったみたいですが、

毎回そうなんですか?」と聞かれ

麻酔というものを採卵以外で入れたことがないのでわかりませんが

今回が一番ひどいです、と説明

この後もう一度点滴を追加された気がします。

とりあえず夫にはまだ時間がかかるので、自転車を一度家に持って行って

そのまま車で迎えに来て欲しいと頼みました

この後トイレに再び行きましたが、少し吐き気はぶり返したものの

今までのような強烈さはようやく影を潜めました。

夫が迎えに来てくれた時には「もう大丈夫そうですね」と点滴打ち止め

(一応最後まで使い切りました)

ようやく帰宅できることに。長かった…

着替えたりしているうちに夫が支払いを済ませたので今回の金額は覚えていません。

夏だというのにとっぷり陽が暮れていて、時間を見たら20時過ぎでした

10時間以上も病院にいた…

点滴は1パック2時間くらいと聞いていたので、多分合計4パックされたと思います

前回と違って早く終わらせるために速度を上げたりもしていないし

途中意識が朦朧としていたり吐き気のあまり覚えてない箇所が多すぎる

あとは時間が経ち過ぎたせい(笑)

 

とにかくこんなにひどい採卵は初めてでした

痛みは全くなかったので、採卵に対する恐怖心はありませんが

麻酔の後遺症がひどすぎる。みんなこんな感じなの?

ちなみに帰宅したら腕はこんな状態になっていました

 

 

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どうやら最初の看護師が失敗した挙句に「一度抜いてみたら」という謎のアドバイスのおかげで

抜ききらず、針を少し血管から離したせいで内出血してしまったようです

それに看護師さんが気付いて「あ」と声を出したようでした

ひどすぎる!

この後腕は3週間ほど内出血の後が消えませんでした。

しかも内出血の状態のまま日に当たったせいかうっすらシミになりました

本当に注射なんて大っ嫌い!!!!!!

ちなみに右上の内出血以外の点々は、前回の採血時に失敗された名残です

次は移植。生理周期が長いせいで一体いつになるのやら

移植が失敗に終わったので

少し遡って8/3 生理がきました

先生に言われた通り「薬の服用をやめれば週末にでもすぐきますよ」

という言葉通り、本当に生理が来ました

通常私の生理は遅いし、今まで移植後もずっと遅かったので

先生の言葉より1週間くらい後だろうと思っていたのでちょっと驚きました

もちろん先生は内膜の厚みを確認した上での言葉だったんでしょうけど

で、病院を変えようかどうしようか、という話は一旦休止

とりあえず次の採卵に進むために、再び同じ病院で治療を続けることに

だって採卵に進むなら生理3日目からホルモン注射しないといけないので!

考える時間が少なすぎて、とりあえず卵を採り続けるしかない、という結論に

そして生理2日目の8/4から点鼻薬スタート

この日は土曜日で、前日けっこう夜更かししてしまったため

二度寝したりの影響で点鼻薬1回目が13:00になってしまい慌てました

これから毎日13:00と1:00の2回…夜寝る前に間に合うかな?

ちょっとずつ時間をずらして最終的に12:00過ぎに調整しよう、と決心

 

2018/8/5 生理3日目に当たるこの日から注射開始

この日は日曜に当たるため、事前に連絡して産婦人科での注射

病院の看護師さんは慣れていないのか、とっても痛いスタートでした

注射が終わった後8/9に診察があるので予約取ってくださいね、で終了

私の計算で行くと、どうやらお盆辺りに採卵が決定しそう…

一応看護師さんに聞いてみると「個人差がありますが、多分この状態だと

8/13、14か早くて12日頃かな?15日はお休みですので」

どうしても15日は休む人が多いため採卵に当たったら困ったんですが

センター自体がお休みなら問題はないだろう

が、もし全然卵が育たなければ15(水)にも注射を打たねばならないワケで

その時はまた産婦人科まで来てください、と言われました

人が少ない中午前休もらうの言いにくいな…

卵があまり育たないので心配する必要は大いにあります

 

翌日の注射は痛くもなくすんなり終わり、注射3日目に当たる8/7

前日は左腕にしてもらいましたが、「昨日と反対の腕を出してください」と言われ

同じ腕だとダメなんですか?(痛いから同じ腕なんかしたくないけど)と聞くと

毎日打つものなので、同じ所ばかりだと固くなってしまうんです、と

注射の後受診日を確認すると「8/10ですので予約取ってください」と

あれ、昨日言われたのと違う??(まだ予約取ってない)

確認すると生理から8日目に当たるので8/10ですよ、と冷たく一言

注射する時はそれなりの対応だったのに、想定外の質問来るとそんな言い方?

とムッとするほどの受け答えでした

もう1回採卵日の可能性を確認してみると

「個人差ありますんで」と食い気味に一言

計算で言えば前回の看護師さん同様お盆前後では、と

13(月)か14(火)が有力らしく、もし延びれば16(木)かな?と

もちろんもっと延びる可能性もあります。と淡々と言われました。

13だったら何か言い訳してくっつけて休暇取れるけど

14だったらちょっと言い訳が難しく

15は休みなのは分かってるので、16もちょっと言い訳が難しい…

みたいなことを独り言みたいに言っていたら、診察をしてから確認したら?と言われ

でも生理8日目に診たって排卵日確定しないのに、その前に診ても結局無駄では?

しかも8/9(木)はセンター側の都合で夕方の診察は休診で

9日は午後やってませ(んか?)「やってません!」とさらに食い気味で言われ

採卵ももちろん日曜やって「やってません!」ともっと食い気味に言われ

こればっかりは卵の育ち具合次第なので自分だってわかってるから

ついつい焦って出てしまった言葉ですが、なんかその言い方が無性に腹立ちました

ですよね!と言ってそのまま退出

もし14日に当たったら適当に言い訳して休むしかない…

 

その後も下手くそな看護師さんに当たったり

注射を打つ時に腕をものすごくつままれて痛かったり

でも、腕を思いっきりつまんで注射するほうが、

針の痛みよりつまむ痛みの方が強くて気持ち的にはラクでした

注射5日目からだんだんお腹が張ってきてしんどかった

そして採卵前診察の8/10(金)

思っていたより順調に卵が育っているようで、採卵日が8/14に決まりました

あれだけ嫌だと思っていた日なのに…くそぅ

風邪とでも言って休むしかない

培養士さんからの説明で、点鼻薬は8/12(日)の20:30を最後にするよう指示があり

ちなみに点鼻薬は何時に使ってますか?と聞かれたので12:30と回答

(実は一度職場に持参するのを忘れた日があり、その時に30分意図的に縮めました)

遅いですね…と言われ、とりあえず8/12は朝(昼だけど)の12:30と

夜の20:30にした後終了にしてください、と

そして8/12の22:50が最後の注射、オビドレルを打ってホルモン注射も終了

レトロゾールというホルモン剤を12日の朝から、

前回同様膣錠を夜から使用して14日の採卵を待つばかりの状態に

 

8/12の朝からレトロゾールを服用

お休みとお腹がパンパンなこともありこの日はずっとゴロゴロしていました

しかし、寝すぎのせいかはたまた睡眠不足のせいなのか

横になっているのに軽いめまいのような感じがあってなかなか眠れませんでした

安定剤を飲もうかなとも思ったけど、採卵の時に飲むし

この日は休みなのでどうにか対処法を見つけようと、とにかく横になっていました

その後病院へ行きオビドレルの注射

この注射は下腹部に打つらしく、必ず上下別れた服で来院するよう指示がありました

Tシャツとジャージで来院し、別室に案内され(個室でした)

お腹を出してください、といきなり言われました

ややぽっちゃりなので座った状態でも腹は出ていますが(笑)

打ちやすいようにちょっとナナメ座りになった状態でお腹を出しました

「そうそう、そんな感じお願いします」と思いの他誉められました

脂肪の部分に打つせいか全然痛くありませんでした

ただ、腹を出すのはちょっと恥ずかしい…

毎日のホルモン注射でも腕とお腹どっちにします?と聞かれたけど

お腹のほうが実は痛くなかったのかも。と一瞬思いました

でも毎日あんな腹を出して恥をさらすくらいなら痛くても腕のほうがいい

夏のおかげで毎日の注射生活も腕まくりしなくていいのでラクでした

入浴後膣錠を入れ、レトロゾールを服用

目を閉じて眠ろうとすると景色が(瞼の裏で)動いてるような気がして

目を開けてもなんだか動いてるような気がして

このままだとパニックになってしまう!と市販の睡眠導入剤を服用

初めてこの手のものを飲みましたが、全然眠気は訪れず…

逆に動悸がすごくし始めてどんどんめまいが悪化するような気がして

全く眠れませんでした

14(火)が採卵日なので、とりあえず翌日だけ耐えれば睡眠も解消されるかも、と出社

この日の朝もレトロゾールを服用

すると、通勤電車に乗っている時からなんか変…

だんだん動悸がしだして止まらなくなりました

仕事中にも全然動悸が治まらず、これって大丈夫なの?と心配になりました

10:30頃がピークで手が小さく震えるほど

姉に聞いてみたらホルモン剤が合ってないんじゃない?と

睡眠導入剤にも同様の副作用があるにはあるそうですが、

翌日も同じ症状があるならホルモン剤のほうが影響出やすいのでそっちじゃない?と

レトロゾールと睡眠導入剤を併用することに関しては問題ないそうです

お昼まで待ってみても全然動悸が治まらず、心配になったのでセンターへ電話

先生に確認して折り返します、と言われたため

仕事中で電話が取れないので13:00頃再度電話することに

お昼休みに入り、センターに再度電話してみると

すぐ今日の夜診で診せて欲しいと言われました

まだ動悸があるか確認されたので、11:00頃には一旦治まったけど

午後からまた動悸が激しくなってきたと説明

(動くと心臓のポンプも動くので、同時に激しくなったのかも?)

本当はすぐ来てくださいとも言われましたが、翌日採卵でお休みするので

今日早退するのは難しい…

とりあえず予約は取らずに来れる時間で来るように指示がありました

そんなに危ない薬なの?採卵が中止になることはないよね?

 

18:30頃センター到着し受診開始

一応卵のサイズの確認もありました

隣の診察室で先生から薬の副作用について説明があり

お薬辞典を示しながら言われましたが、レトロゾールの代表的な副作用としては

ほてり、めまい、頭痛などだそうです

確かにめまいはあった…眠れないめまいはコレのせいか?

それよりも今は同期のほうがひどい!

朝8時前に服用したっきりですが、

10時間以上たったこの時でもまだ動悸がしていました。

「代表的な副作用はこんな通りだけど、でもあくまで代表的なものなので

人によって出る副作用が違うことももちろんあり得ます

今回のお薬はOHSSの予防のために服用してもらっていますが

こういった副作用があるならもう飲むのはやめてください」と言われました

ちなみにこれに代わる薬も処方しないそうです(ないのかな?)

動悸はお風呂上りくらいまでにはどうにか落ち着いて

もちろん飲むのをやめたので翌日の朝も大丈夫でした。

姉の言葉を信じるのであれば、やっぱりホルモン剤のせいだろう。と

今まで病院で処方された睡眠導入剤(というのか?)を飲んで

こんな症状が出たことはないので、市販の薬は色々別のものが入ってるのか?

本当は採卵前に安定剤と睡眠導入剤を入手しておきたかったのですが

思いもよらずセンターからお呼びがかかったり、お盆前の多忙な時期だったりで

薬を手に入れることができなかった…

今の一番の恐怖は採卵時にめまいが起きること

培養士さんにも滾々と、どうか麻酔の時は先に目を閉じさせて欲しい

頭の位置はできるだけ下に下げないで欲しい

ということを説明し続けました。前回は要望通りだったので

今回も同じようであって欲しい。お願い

次への希望

2018/7/31 判定日

この日が判定日でした、が結局今回もダメでした

今回は100%ダメだな、と思っていたのでもうガッカリもしません。

以下は移植後からの記録です

 

7/17移植当日

処置後「血液をサラサラにするお薬・バファリンが出ます」と言われ

バファリンってあのバファリンですか?と思わず聞いてしまう私

「確かにあのバファリンなんですが成分が違います」

成分が違うのにあのバファリンなの?よくわからない

とにかく、血栓ができないようにその薬を飲まないといけないらしく

「ケガ等には十分注意してください」と言われました

…どう注意すれば??

すると隣の控室でも「バファリンってあの薬ですか?」?と聞いている人がいました

みんな同じこと聞いてる(笑)

当日はすぐ家に帰りましたが、だんだんお腹が痛くなってきました

前回もこんな痛みだったかな?

 

7/18移植2日目

お腹が痛い。すこぶる痛い

着床痛というものがある人もいる、と聞いたことがあるので

まさかその痛みか?と思ったものの

チクチクする痛みだったりなのでどうやら違う様子

採卵前後の張ったような痛みに似ていて、どんどん痛くなってくる

と、思って調べてみたら移植後に打ったhCGのせいらしいです

確かに採卵2日前に筋肉注射で打ったアレ。アレがお腹をパンパンにさせていた気がする

結局ホルモンのせいかーしかしお腹痛い

胚盤胞まで育ったものを移植しているので、今日中には結果がもう出てるはず

しかし連日35度を超す猛暑が続き、ハラマキなんてしてられないし

とにかく暑さよりも冷やすことに徹した日々でした

お腹だけは冷やさないようにしたけど、冷たいお茶だってガブガブ飲むし

やっぱ夏の移植は向いてないなぁとガッカリしながら過ごしました

 

7/19移植3日目

お昼にトイレに行った際、オリモノが尋常じゃない量出て驚きました

実はトイレに行って出たわけではなく、座っている時にもドバっと出て

まるで生理2日目にドバっと出たのがわかるような感覚

でも生理でもないし、漏らしたのか?と思ってしまうほど何かが出ました

で、トイレに行ってみると大量のオリモノが

多分胚を移植する時一緒に入れたヒアルロン酸溶液だと思います

ものすごく驚きました

パンティーライナーがびしょびしょになってしまい、

替えを持って来ればよかったと後悔

と、同時に「着床してなかったらコレと一緒に胚も流れたのかな」

と思いたくなるようなオリモノの量でした

なんか固形物っぽいのも見えたし

固形っぽいのは多分膣錠だと思いますが

 

7/20移植4日目

この日はパンティーライナー「2枚重ね」をつけていましたが

2枚重ねってお尻の割れ目に挟まれて剥がれてしまいます

まだ1枚目は十分キレイなのに、私のお尻がはがしてしまいました

悔しい…2枚重ね意味ない!これのために買ったのに!

もう2度と使わないと思います。勿体ない

お腹が痛かったのはこの日までで、

この日はトイレに行った時オシッコとは別に膣から何かの液体がピュッと出ました

オリモノたちでした。

流す前に診たらドロっとしていて、

この中に着床しなかった胚が…と思ったら「さようなら40万円強」という気持ちに

着床しなかった胚がオリモノと一緒に出るのか、

はたまた生理と一緒に流れるのか。そこは調べてないですが

この時には着床しているかしていないか、半々かな?という気分

 

7/23移植7日目

トイレに行ったらパンティーライナーに赤っぽいオリモノがついていました

これってもしや…ウワサに聞く「おしるし」というものでは?

着床した後1週間ほどでおしるしが出る人もいる、とネットで見たことがあります

もしやもしや、今回いけたのでは?

と思う反面、生理前3日くらいにこういった症状が出て来たことは度々あったので

生理前の兆候の可能性が高いのでは…とも思っていました

胸も張ってずっと痛いし、なんとなく生理前の腹痛もあるし

一応帰宅して夫に「こんなことがあったよ」と伝えましたが

「俺は期待しないよ!変に期待したらショックが大きいから

ダメだと思っていたけどできてた!のほうが良いでしょ?」

そりゃ私だって同じ気持ちですけど

生理前の痛みみたいなのがきてるんだよね、と言ったら

前もそんなこと言ってたしそれじゃない?と

前も同じこと言ってたんだ…じゃあダメじゃん

 

7/25移植9日目

もう完全に生理前の腹痛の症状が出ました

これ妊娠判定前に生理来ちゃうのでは?と思うくらいの生理前症候群

胸が張ってとても痛い、生理が近づく頃快便に向かう

生理の時みたいな腹痛

この時点で今回の移植もダメだな、と確信しました

本当に明日にでも生理が来そうな痛みたち

自分の中では確信ができてるのに、判定日まで待たなければならない辛さ

万が一、とは思ってみるものの

自分の体に起きているのは生理前の症状でしかなく

判定前に生理きちゃった人とかいるのかな?ということばかり考えます

走れなくてストレス溜まってるし

連日熱帯夜で睡眠不足でストレス溜まってるし

ただでさえ生理前は食欲が増して太るのに

運動できないことでさらに太り、体が重い

 

7/28移植12日目

血目になりました。生理が来ることが確定されました

血目というのは(本当にこんな言い方をするのか不明ですが)

目の白目のところに血がついたようにベターっと真っ赤に染まること

充血とは違い、完全に血管が切れているので真っ赤な血が白目のところに現れます

白い部分に出る血なので見た目にはすごくホラー

よく「痛くないの?」と聞かれますが血目になる瞬間、目が少しピリピリっと痒くなるだけで

(多分この時血管から血が溢れてる時だと思います)

この血は膜の下にある血管から破れて出た血なので、目薬さしても意味はなく

吸収されるまではずっとベッタリ血がついたままです

痛みは全くありませんが、見た目がとても痛そうで

すれ違う人にもギョッとされるのでけっこう困ります

1週間ほどで吸収されてキレイに治りますが

1週間ほどは視線をずっと伏せた状態で過ごさないといけないので大変です

私は年に1、2回生理前になるとこの症状が起こります

色々調べてみると「原因不明」「生理前に出ることがある」というもの

職場の人(男性)には「血圧が高くなってるから気をつけたほうがいいよ」

とも言われました

これが出だしてから3年目くらいですが

よくよく考えてみると、生理前且つ食べ過ぎた時とかに出る気がします

これが出ると3、4日で生理が来ることは経験上知っているので

移植がダメだったことは歴然なのですが

生理前には食欲がアホみたいに増殖して、

お腹が痛くなって吐くまで食べてしまうことが度々あります

(いい年して自分の限界がわからないんです…)

そういった時によく出るような気が…

と、今回血目になる自分なりのルールがわかった気がするので収穫でした

食欲が増した時は要注意ですね

 

そして迎えた7/31判定日

私の予想通り反応はなく、先生から尿検査の数値を見せられて

「残念ながら…」と渡された時も大してショックはありませんでした

やっぱりね、という感じ

内診の時もエコーには何も映らず、

先生も「う~ん」と言いながら子宮内膜の厚みを測っただけで終了

ただ先生から「子宮の中もキレイですし、ホルモン値も全く問題ないし

こうなってくると卵の質の問題ですね」

え、卵?卵子?と驚いて「卵子の問題ですか?胚ではなく?」と聞くと

「ああ、胚です。もちろん移植する胚の話ですよ」

なのでこればっかりは胚の遺伝子の問題としか言えないんだとか

卵子は採取してみないとその健康状態はわからないけど

採取した後で問題点の報告は受けていないので、受精した胚自身の問題でしょうね、と

100%卵子は健康です、なんてもちろん目視じゃわかりませんけどね

とも言われました

やっぱり受精後の問題か…もうこればっかりはどうしようもないかな

そして「薬を飲むのをやめたら、もうすぐ生理がきますよ。週末くらいには」

なーんだ。やっぱり薬を飲んでたから生理がこなかったのね

内膜の厚みも十分なので生理でリセットされるだけの状態

「もう凍結胚がないので、次回に進む場合はまた採卵から始まります」

と説明がありました

ふと「病院を変えることはできますか?」と聞いてみました

実は今回の移植前に姉と話したところ

姉の知り合いも同じ病院で2人目妊娠に向けて治療をしていたそうなのですが

結局何度やってもここではダメで

病院を変えてみたら一発で妊娠したとのこと

その時姉から「病院変えてみたら?合わないのかもよ」と言われていました

その可能性もあるか…と思っての質問でした

先生は「もちろんできますよ。

ただ病院を変えるとなると紹介状があったほうが便利かと思いますので

もし転院される場合は早めに連絡くださいね。用意に1週間くらいかかりますから」と

とりあえず、生理が来たら次回の採卵に進むという方向で話をして

転院の場合は早めに連絡(そうなると今期は採卵見送り)することに

正直迷っていました。夫が先日精子の凍結に行ったばかりだし

今の病院が家から近くて注射にも通いやすかったり

日・祝日は休診日だけど連休があれば日曜以外は開けている点とか

何かと便利だったので

しかも着床しないのは「胚の質が問題」と言われてしまうと

もう自分たちではどうにもできない

受精させてくれる培養士さん次第では?

そうなると、培養士さんは結局経験値がモノを言うので

ベテラン培養士さんがいるところのほうが…と色々考えてしまいます

ちなみに培養士さんは「培養士」という資格がありますが

基本的には誰でもなれます

というか、病院によっては「培養士」の資格なんてなくても

胚培養を行うことができます。

お医者さんじゃなくても、生物学に精通した人とか

技師さんがなることが多いです

姉は薬剤師ですが、出産から復帰する際仕事を探していたところ

培養士はどうですか?という案件を多くもらったそうです

もともと生物学の細胞研究をしていた人なので、そういう関係もあるのかもしれません

要はそこで働きながら胚培養の仕事をすることで「培養士になるための資格を得」ます

仕事に従事したことで培養士の試験を受る資格をもらえるということですね

なので、基本的に誰でもなれる。資格がなくてもなれる

結局は経験がモノをいう。と私は思っています

転院…難しいです。実際次の病院をどこにするか決まってないし。

年齢的にも急がないといけないし

病院を移ったところで、今のところみたいに「まずセミナーを受けてください」

とか言われたら、治療が始まるのはいつになるのか

夫と要相談です

 

ちなみに着床してませんでした、という話を聞いた時も全くショックはなかったのですが

夫に「やっぱりダメでした。次回どうする?採卵に進む?」

とメールしたところ

「ダメではありません。次への希望です」

と返事が来て、うかつにもそのメールに泣きました

全然悲しくなかったのに!なんかエライ人みたいなこと言っちゃって泣けました

さすがに待合室で泣くわけにはいかなかったので、トイレに走ってしまいました

溢れそうになる涙を必死にこらえる、という状態でしたが

泣いちゃうってことは、やっぱり自分でも実はショックだったのかな?

 

ちなみに、薬を飲むのをこの日からやめたら

まさに先生が言った通り、週末の8/3に生理がきました

人間の体って不思議です。すべてはホルモン次第なんですね