無精子症夫と挑む不妊治療~妻記~

無精子症であることが発覚した夫と私の不妊治療記録です。ほぼ私の記録です

移植結果とてんかん発作

日付け変わって昨日2/9は29でニク(肉)の日でしたね!

私もこの流れに乗っかろうと思っていましたが

絶賛ダイエット中のため(何度目なの)お肉は食べれず…

コンビニのチキンだけ夫に与えられ、今日も食事制限頑張ります

こんな時代なので焼肉にも行けず(いや、行けばいいんですがやっぱり怖くて)

唯一のストレス発散方法であるカラオケにも行けず(もう1年以上行ってない…)

鬱々とした毎日です。でもチキンでちょっと元気出た!

そして話は遡り約2年前の移植のお話の続きです

 

 

 

5回目の移植の直後やっぱりチクチクお腹が痛い日が続きました。

もう前回のことからも、これは着床痛というものとは全く別物の

移植後に尻に刺されたあの注射のせいだということを理解していたので

もう最初の頃のようにはドキドキと期待することもありませんでした

が、2日もすると痛みはぱったり治まり

果たしてもし着床していたとしても何も実感がない…そんなものかな?

今回はそれほど期待していなかったというか、

ダメだった時のために落ち込まないようにもそう思っていたような気がします。

移植後1週間くらいで仕事上の差し替え作業があり、

いつものように2日くらい重い資料を入れ替えたりしていました。

一応最初は気遣うものの、資料が多くてそれどころじゃなくなる。

あとは胚の生命力に懸けるだけ

 

2019/3/2(土) 判定日

この日は夫に付き添ってもらいましたが、土曜日のため駐車場が満車

とりあえず私だけ先に下りて尿検査へ

いつものことですが満員で、こんなにも赤ちゃんを望んで順番を待つ人がいる…

という事実になんとも言えない気持ちになりました。

もちろん私もその中の一人で、

私のように今日結果を待つために来ている人もたくさんいるわけで

大体どれだけの人がこの中から卒業して隣の産婦人科へ移ることになるんだろう

と、いうことでものすごい人だったのでとにかく待たされました。

11:00予約でしたが待合に呼ばれたのが14:30頃

安定の3時間半待ちです。この待つのがしんどい…

しかもこっちは結果を待っている身なので、ドキドキで欠伸が止まりません。

中に呼ばれたのはそこからさらに15分くらい経ってから。

もし妊娠していればエコーで丸いものが見えるはず…

と期待していないようで実はものすごく期待していたことに気付きます。

しかし画面に映し出されるのはいつも通りの黒い一定の景色だけ

先生の診察も少し診ただけで終わり、

「うん、中はキレイですね。じゃあ隣でお話しますので」と終了

今回もダメだった…想像はしていたけどやっぱりショックです。

着替えてすぐ隣の部屋に入り、尿検査の結果とエコーの写真を見せられて

「着床していなかった、ということで」と説明されました。

「今回採れたのは2個で胚盤胞まで育ったのが1個、それが着床していないんですね…

子宮の検査も異常ないし、う~ん…」

この原因がわからないけど着床しない、というのは

胚の生命力というのも大きいとこの時先生から説明がありました。

やっぱりこう着床しないと卵子に問題があるんじゃないかとか、

精子がやっぱり元気がないんじゃないかとか

もう色々気になってとにかく質問するんですが

胚自身が分裂を繰り返して育っても着床しきれない、ということは

その段階で着床するだけの力がないということも言えるのかも、と

わかってたけどそれなりにショックで

「じゃあ次はまた生理が始まって2、3日くらいで受診してください。

多分もう生理来ると思いますよ」で終了

夫は既に院内で待っていたので。出てきてすぐ目が合って首を振って終了でした。

とはいえ次回も普通の生理周期で採卵を希望していたので

次の生理がくれば、すぐまた次のスケジュールに追われることになります。

生理があれば毎月そのチャンスはあるので、意外と気持ちはすぐ切り替えられました。

終了したのは15:00過ぎ。そこからさらに会計で待たされます。

もう待合室は人の数も少なくなっていて診察している人が2、3人と

会計待ちの人が10人くらいでした。

どんどん皆呼ばれるけど全然呼ばれない…ここで40分くらい待たされたと思います。

その会計を待っている間、奥さんの診察を待っていると思われる男性が

3列後ろくらいに座っていました。この時会計待ちの患者さんは3人くらい

特に気にしてなかったのですが私が夫とお昼ご飯について何にしようかと

キャッキャと(小さな声で)話していたら突然

「う~~~~~~~~~~」と低いうめき声が聞こえました。

あれ、うるさかったかな?と慌てて後ろを振り返ると

男性が首をガクッと垂らしていました。

その瞬間てんかん発作と分かり、慌てて受付の人に

てんかん発作だと思うので先生呼んで頂けませんか?」と告げて

たまたま通りかかった看護師さんが「大丈夫ですかー?」と声をかけていました。

しばらくぼんやりしていたみたいですが、その間に会計で呼ばれてしまい

なんだか心配で、でもジロジロ見るのは失礼だし、と落ち着きませんでした。

少ししたら意識が回復したみたいで

「あれ、僕何かしましたか?」と普通に受け答えしていましたが

結局車椅子に乗って奥の診察室に入って行ったようでした。

(もちろんジロジロ見れないので、あくまで背後から察する感じです)

職場の人がいきなり発作を起こして倒れたのを見たことがあるので、

うめき声が発作の兆候ということはなんとなくわかっていました。

(うめき声が全くない人もいます)

しかしあの男性は座っている時で本当に良かった

仮に立っている時で自分が近くにいたとしても

支えられる自信がない。。。そして病院内でよかった

そんな事件もあったせいか(?)

着床していなかったことはそんなにダメージありませんでした。

次次!また生理来たらスケジュール組んで頑張るぞ!